ほぼ週刊サンプ通信 第4・5節 ダブル0-0

2010-09-27 16:11:50 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

セリエA 第4節 

   カリアリ 0-0 サンプドリア

 フォーメーションは以下の通り。

    SAMPDORIA              

    9ポッツイ(71分89マリルンゴ)10パッツィーニ               

        8グベルティ(89分77セミオーリ)        

                   7マンニーニ(72分14オビアング)             

      4デッセーナ 17パロンボ(Cap)            


3ツィーグラー           78ザウリ    
                           

  6ルッキーニ 28ガスタルデッロ          

        85クルチ

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セリエA 第5節 

   サンプドリア 0-0 ウディネーゼ

 フォーメーションは以下の通り。

SAMPDORIA              

  99カッサーノ   10パッツィーニ(88分9ポッツィ)               

        8グベルティ(15分14オビアング)        

                   77セミオーリ(73分89マリルンゴ)             

      4デッセーナ 17パロンボ(Cap)            


78ザウリ               19カッチャトーレ   
                           

    6ルッキーニ 28ガスタルデッロ          

        85クルチ      

9/22(水)ミッドウィークのカリアリ戦と26(日)のウディネーゼ戦は共に0-0の引き分け。ちょっと疲れがたまっている感じだ。開幕4連敗中のウディネーゼに引き分けはちょっといただけないが・・・サンプTVのリポーターも言っていたが、ホームでの無得点は本当に覚えが無いほど久しぶり。それだけ昨シーズンはやはり調子が良かったのだ。

0-0の試合を勝ちきれない、勝っている試合を終了間際に追いつかれてしまう。やはり何かが足りないのは間違いないのだが、あまりイタリアのメディアみたいに大々的に騒ぐと、今年からのディ・カルロ監督もかわいそうだ。ポーリとティッソーネがいずれ戻ってくると言うプラス事項もあるし、もう少し見守って行きたい。カッサーノも代表が増えて、昨年よりは疲れが残っているのは間違いない。

木曜はEUROPA LEAGUE。 ハンガリーの”Debrecen”戦。今のところ全く情報が無いが、ハンガリー代表のMFコマンが情報をもっているのかな?それと日曜日のボローニャ戦。この2試合を乗り切れば代表戦があるので、2週間試合は無い。なんとか連勝したいものだ。怪我でウディネーゼ戦を欠場したツィーグレルは様子見で。

Foooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp!!


ほぼ週刊サンプ通信 裏伊太利亜ダービー

2010-09-20 12:00:17 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

セリエA 第3節 

   サンプドリア 1-2 ナポリ

カッサーノ(PK):

 フォーメーションは以下の通り。

    SAMPDORIA              

  99カッサーノ   10パッツィーニ(75分9ポッツィ)               

        8グベルティ(80分11コマン)        

                   77セミオーリ(72分7マンニーニ)             

      4デッセーナ 17パロンボ(Cap)            


3ツィーグラー           78ザウリ    
                           

  6ルッキーニ 28ガスタルデッロ          

        85クルチ

木曜ナイターでPSVと戦った疲労はやはり残っていたか・・・パッツォは帰ってきたがまだ本調子ではない模様。先制したものの、後半38分、40分に立て続けにゴールを喫し敗戦。ホームでは2009年1月18日以来、なんと1年8カ月ぶりの敗戦となる。まあ4カ月前同じルイジ・フェラリス、昨年の最終戦でCLを決める重要な試合をナポリ相手に勝っているから良しとするか。 

連戦はまだ続く。次は水曜ナイターでアウェーのカリアリ戦。

Forza Ragazzi        


ほぼ週刊サンプ通信 UEFAヨーロッパリーグ開幕

2010-09-17 11:48:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

9/16 @PHILIPS STADION

PSV EINDVOHEN 1-1 SAMPDORIA

カッチャトーレ:CKの流れで残っていたカッチャトーレが右サイドのコマンからのクロスにを頭でひねり、絶妙なヘディングシュート!カッチャトーレはサンプ初得点!!

フォーメーションは以下の通り。

    SAMPDORIA              

  99カッサーノ   89マリルンゴ(84分18グベルティ)               

       11コマン(79分4デッセーナ)        

                   77セミオーリ(72分20パダリーノ)             

  7マンニーニ 17パロンボ(Cap)            


3ツィーグラー           19カッチャトーレ   
                           

    26ヴォルタ 28ガスタルデッロ          

        85クルチ    

3週間で7試合と言う過激日程の中、サンプはターンオーバーを使い何人かの選手を休ませてこのPSVとのELリーグ初戦に臨んだ。先制したものの、そこはオランダの古豪。その後は一方的にPSVの反撃を受ける展開となった。耐えに耐えてきたが後半44分についにハンガリー代表のジュジャークにゴールをこじ開けられてしまった。またも終了間際の失点。

ただ他のクラブの情報はほとんど無いが、サンプが入ったこのグループI(アイ)の中では間違いなくPSVが一番強いはず。そのPSVとアウェーで引き分けは悪い結果では無いはず。他の2チームがどんなチームであるか、楽しみではあるが。これがCLとは違うELの楽しみかもしれない。

次はすぐ3日後、ナポリとカンピオナート3節。パッツィーニは戻ってくるはず。

Foooooooooooooooooorza  Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp!!


ほぼ週刊サンプ通信 第2節 逆賊ユーヴェ戦

2010-09-13 00:34:32 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

セリエA 第2節

   ユヴェントス 3-3 サンプドリア 

ポッツィ:カッサーノのグラウンダーのマイナスのクロス。コマンが手前で絶妙なスルーを見せ、後ろで待ち構えていたポッツィがダイレクトで地を這うシューート!!

カッサーノ:パロンボのループパスに抜け出したカッサーノ。落ち着いて右足インサイドでストラーリの脇の下を破る

ポッツィ:右サイド、途中出場のマリルンゴが一歩抜け出し最高のクロス。ポッツィがドンピシャでヘッド 

フォーメーションは以下の通り。

    SAMPDORIA              

  99カッサーノ   9ポッツィ               

       11コマン        

                   77セミオーリ             

      4デッセーナ 17パロンボ(Cap)            


3ツィーグラー           78ザウリ    
                           

  6ルッキーニ 28ガスタルデッロ          

        85クルチ               

 まさに因縁の対決。サンプをCL出場権獲得まで持ってきた功労者。GMマロッタとデル・ネーリ監督をセットで引き抜かれたユーヴェ相手。勝ってマロッタに恩返しをしたいところだ。さらには昨年後半戦、ミラクルセーブを連発したストラーリが敵ゴールを守る。ただその風貌はガラッと変わっていた。昨年までのワイルドなロン毛、そして獲物を狙う猫(ワイルドキャット)のようなイデタチから一転、すっかり短髪になり普通のさわやかなイケメン親父になっていた。やはりユーヴェに入ると、巨人やNYヤンキースみたいにロン毛、ヒゲとかが禁止されてしまうのだろうか?レッドソックスからヤンキースに移籍してガラッとイメチェンしたジョニー・デーモンを思い出した。

さて試合はスペクタクルな打ち合いとなった。セリエAは守備的でツマンナイと言う人々を黙らせられる内容だったと思う。パッツィーニとグベルティの2人のレギュラーを欠くサンプ。劣勢が予想されたが、レンタルから逞しくなって戻ってきた若手達がその穴を埋めた。去年からほとんど純粋な新戦力はいないが、この復帰組のおかげで今年のチームは若返り、そして選手層が厚くなっている。前半はアウエーながらむしろユーヴェより良いサッカーを見せていた。ポッツィとカッサーノが1回ずつストラーリと1対1を作ったり、とにかくあまりユーヴェの怖さを感じなかった。昨年までだと、アウェーのユーヴェ戦と言うだけで多少なりとも引け目を感じていたものだが。今のチームに恐れは無い。

3つのゴールも見事。先制して追いつかれ、逆転された時はこのままずるずる行くかと思ったが、カサ坊がその雰囲気を変えてくれた。カッサーノは熱くなっているフェリペ・メロを落ち着かせる場面も見せ、やはり本当に何かが変わってきたのだろう。後半には18歳のMFペドロ・オビアングがデビュー。全く余談だが私と誕生日が一緒なので気になって、この夏一緒に写真を撮ってもらいサインを貰っといた。

このオビアングはあまり目立った場面は無かったが、同じく交代出場のマリルンゴは精力的に動き、クロスからアシストも記録。ポッツィも2得点と結果を出したサンプのFW陣は非常に層が厚いので、レギュラーは大変だがもう少し弱いチームでレギュラーFWとして固定されれば、結果を出すだろう。このサンプユース優勝経験組は非常に好選手ぞろいだ。今、レンタル出している選手も含めこの生え抜き将来有望若手11作ってみた。もう出ている選手もいるが、とにかく大変楽しみだ

     マリルンゴ  ムスタッキオ

          コマン

  オビアング ポーリ ソリアーノ

ビアンコ            カッチャトーレ

     ロッシーニ ヴォルタ

         フィオリッロ    青字:レンタル中                   

さぁここから3週間で7試合の過密日程。まずELのPSV戦が木曜日。若手に頑張ってもらって乗り切ろう

Fooooooooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaamp


[CL プレーオフ] 現地観戦記 10・8・24

2010-09-01 07:01:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '10-'11

8・24(火) 

CLプレーオフ第2戦。1戦目を1-3で落とした2戦目。ただ1戦目のロスタイムにパッツォがゴールを決めた事により、2-0で勝ちさえすればサンプが勝ち抜ける。その為ティフォージの期待も高く。平日のナイターにも関わらずチケット発売からすぐ25,000枚売れ、満員への勢い。

 ちなみにサンプのウルトラの筆頭勢力「ULTRAS TITO CUCCHIARONI」は、イタリア政府が今年から導入した「Tessera del Tifoso」=(アウェーの試合観戦に行くティフォーゾの身分証明書のような物、これが無いとアウェーの試合観戦が出来ないようにしようとしてる・・・)に抗議して、いつものSUD(南側のゴール裏)ではなく、抗議の意味を込めて反対側のNORDの片隅で応援を展開。SUDは「Fedelissimi」と「Fieri Fossato」が仕切った。

20:45 キックオフだったが、よくSUDで一緒に観る友達もすでに中に入っていたので、19時過ぎにはスタディオの中へ。すると真っ先にこの歌の大合唱が始まっていた。

Ma il cielo e' se----------mpre piu blu..........................cerchiato di blu.......cerchiato di blu...........ma il cielo e' se---------------mpre piu blu...................

http://www.youtube.com/watch?v=Nc4VfKcTGB4

今回の訪サンプで一番印象に残っている歌、Rino Gaetanoの「Ma il cielo e' sempre piu blu」の替え歌。

そしてその後「Forza Doria」、「Lettera da Amsterdum」の大合唱。もう感動で号泣

そして、スタディオ ルイジ・フェラリスでもCLアンセムはちゃんと流れました!

ナイターで、しかもバカでかくない箱が創り出すルイジ・フェラリスの雰囲気。その中で聴く”チャ-------ンピオーーーーーーーーーーーンズ”の大合唱。幻想的、情熱的、感動的

 

 初めてルイジ・フェラリスで自分が生観戦したのが1996-97のサンプドリア対レッジアーナ(今はセリエDくらいかな?)。今回一緒に観た友達とも知り合ってから10年が経つ。同じSUDから見る景色でも、10年前はセリエBの試合だった。「あの頃を考えると、今こうしてチャンピオンズリーグアンセムを聴けるのはスゴイ事だネ」と感動しあった

 もう試合前からお腹いっぱいの感じでゲームに突入。試合結果はご存知のとおり。開始から全開で飛ばしたサンプが8分に先制、そして14分にパッツォのスーパーボレーで2点目を取ると、もうスタジアムは最高潮前半早々にしてすでに勝ち抜けの条件を満たす。そのまま前半を終え、後半もややトーンダウンするものの集中して互角の戦い。

 4-3-1-2にした事により、カッサーノがサイドに開いてフリーでボールを受けられるようになり、起点が生まれる。さらにトップ下に入ったグベルティが効果的なドリブルとテンポの良いパスを繰り広げ、メンバーは同じながら昨年のデルネーリ監督時代とは一味変わったサッカーを見せてくれた。そのグベルティが疲れて交代したが、85分にカッサーノのヒールでのゴールで3-0駄目押しにも見えるゴールで、もうマラッシはお祭り騒ぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だったのだが、チャンピオンズリーグはそんなに甘くは無かった。90分に、時間稼ぎの意味も込めてカッサーノが満場のスタンディングオベーションを受けながら交代。その直後に悲劇は起きた。後半ロスタイム93分、途中から入った敵FWローゼンベルグの目の覚めるようなグランダーの対角線ミドルシュート。とてもクルチの手の及ばない、サイドネットに突き刺さった。

ツィーグレルが滑って転ばなければ・・・・・・・

ガスタルデッロがあと1歩早く滑ってれば・・・・・・・・

悔やんでも悔やみきれない、タラレバのオンパレード・・・・・・・

あのシュートの軌道を忘れる事は無いだろう。

延長戦はもはや全員抜け殻だった。

試合後はSUDの下でひとしきり愚痴りあった後、サンプファンが店長の「Il Genovese」というレストランに行った。真っ暗な営業終了後のレストランでワインを飲み、残り物のフォカッチャをつまみながらお通夜のような反省会。

店長のSergioは言った。「18年前のウェンブリー以来のショックだ」と

18年前、サンプはCLの前身、チャンピオンズカップの決勝まで進んでいる。そしてウェンブリースタジアムで当時クライフ監督率いるドリームチーム「バルセロナ」と対決した。ずっと押していながらエースストライカーのジャンルカ・ヴィアッリが何度か決定的なチャンスを外し、延長戦でロナルド・クーマンのFK1発に沈んだ。セルジオはその試合を生で観戦しており、それ以来のショックだと言うのだ。

しかし私は思った。そんな歴史的な試合に立ち会えてなんて幸せだろうと。今後どうなるかはわからないが、もしかしたらサンプがチャンピオンズリーグに出場するまでにまた長い年月を要してしまうかもしれない。そう考えると、ショックな負け方はしたが、逆に貴重な試合を観れた事になる。

さあ、来年もまた出場権を獲得できるように応援しよう

                  Forza Ragazzi