ほぼ週刊サンプ通信  第10節  エラス・ヴェローナ 0-2 サンプドリア  

2013-10-30 17:41:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第10節 @マルク・アントニオ・ベンテゴーディ(ヴェローナ)

  サンプドリア 0- 2 エラス・ヴェローナ  同盟国対決、好調ヴェローナに屈する・・・

  第10節、ミッドウィークに行われたナイター。

 Marcatori

 ①ヴェローナ(後半6分) ゴメス タレブ:

 

 トニが絶妙なターンからゴール中央にスルーパス。この絶妙のボールに抜け出したゴメスが左足を一閃。ボールはゴール左スミに突き刺さる・・・

 

 

②ヴェローナ(後半33分) トニ:

ガスタルデッロがヘディングでクリアミス。自身の後ろに高く上がってしまったボール、これがトニの手元に。トニはダイレクトボレーを1回空振りするが、さらにもう1回ボレーを打つ余裕があった。貴重な追加点。

SAMPDORIA <4-4-2> 監督デリオ・ロッシ

       エデル   ガッビアディーニ(58分ポッツィ)

ビャルナソン         ガヴァッツィ(65分ゾレック)

 クルスティチッチ(84分ゲンツォグロウ) オビアング

レジーニ               ムスタフィ 

    コスタ ガスタルデッロ(Cap) 

         ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFM・ロドリゲス、カステッリーニ、フベラルディ、パロンボ、MFレナン、ソリアーノ、デ・シルヴェストリ、FWペターニャ

Hellas Verona (4-3-3):  Rafael; Cacciatore, Gonzalez, Maietta, Albertazzi; Laner (22' s.t. Romulo),  Jorginho, Hallfredsson; Gomez Taleb (29' s.t. Iturbe), Toni, Martinho (29' s.t.  Donati).
A disposizione: Mihaylov, Longo, Cacia, Jankovic,  Bianchetti, Rubin, Sala, Donadel, Agostini.
Allenatore:  Andrea Mandorlini.

Arbitro: Giacomelli di  Trieste.
Assistenti: Tasso della Spezia e Di Fiore di  Aosta.
Quarto ufficiale: Posado di Bari.

 連勝でやっと波に乗ってきたサンプ。中3日での試合だが、勢いをそのまま持ち込めるか?しかし、ヴェローナは目立たないがここまで絶好調。ホームではミラン、サッスオーロ、リヴォルノ、パルマを倒して4連勝。その勢いに逆にサンプはやられてしまった・・・

  • ロッシ監督は前節の後半で機能した4-4-2を採用。DF陣は前節と同じ顔触れ。そしてガヴァッツィとクルスティチッチが怪我から戻ってきてそのまま先発。連戦で疲れのみえるデ・シルヴェストリはお休み。2トップはレギュラーのエデル&ガッビアディーニ
  • 前半から全くスペクタクル性には欠ける内容。ただしよく整備されたヴェローナの組織をサンプは全く崩す事が出来ない。トニを起点として、その周りをゴメス・タレブやハルフレッドソンがちょろちょろ動き回る。サンプもガッビアディーニが何度かチャンスを作るが、決定機はつくれず。0-0で終了。
  • 後半もそれほどペースは変わらないが、トニと言う核があったヴェローナに軍配が上がった形だ。サンプもガッビアパスからエデルが抜け出したり、チャンスはあったが決めきれず。先制を許すと、後半33分にはキャプテンのミスから追加点を許し、万事休す。

 ヴェローナはこれでホーム5連勝。Bから昇格してきたばかりの同盟国がここまでやれるのは嬉しいが、今はサンプはそれどころでは無い。次は間髪空けずに、日曜のサッスオーロ戦。このホームで勝てないようだと、再びロッシ監督の首が危うくなってくる。残留争いの直接対決でもあるのだから・・・

      NOI VOGLIAMO QUESTA VITTORIA

次節:セリエA第11節 11/3(日) 対サッスオーロ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

 さあこれは勝たないとまずい 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点9 10試合 2勝3分5敗 得点 9 失点 16 得失点差 -7 15


ほぼ週刊サンプ通信  第9節  サンプドリア 1-0 アタランタ 今季初の連勝!!  

2013-10-28 19:52:29 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第9節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

  サンプドリア 1- 0 アタランタ  ホーム今季初勝利! で連勝!!

  第9節のANTICIPO。土曜ナイター。

 Marcatori

 サンプドリア(後半11分) ムスタフィ①:

  左サイドからのCK。ビャルナソンが蹴ったライナー性のボール。全員がヘッドで競りに行く中、ニアで頭一つ抜け出したのがムスタフィ。ニアですらしたボールは、GKが届かない無人のゴールへ。敵DFのデ・シルヴェストリがバレーボールのレシーブみたいに手で止めにいくが、これも実らずムスタフィは嬉しいサンプ、そしてセリエA初ゴール

SAMPDORIA <3-4-1-2> 監督デリオ・ロッシ

    エデル(78分ソリア-ノ) ガッビアディーニ(82分ポッツィ)

         ビャルナソン

レジーニ            デ・シルヴェストリ

 パロンボ(46分ゲンツォグロウ) オビアング

   コスタ ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ

          ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFM・ロドリゲス、カステッリーニ、フォルナジエール、MFレナン、ゾレック、バリッラ、ポウルセン、FWペターニャ

Atalanta (4-4-1-1): Consigli; Bellini (23' p.t.  Nica), Stendardo, Yepes, Del Grosso; Brienza (13' s.t. Livaja), Carmona,  Cigarini, Raimondi; Moralez (38' s.t. De Luca); Denis.
A  disposizione: Sportiello, Scaloni, Canini, Baselli, Brivio, Cazzola,  Gagliardini, Marilungo, Kone.
Allenatore: Stefano  Colantuono.
Arbitro: Irrati di  Pistoia.
Assistenti: Giallatini di Roma 2 e De Pinto di  Bari.
Quarto ufficiale: Barbirati di  Ferrara.

 やっとホームで今季初勝利。初の無失点。初の連勝全てが少し遅すぎるが、やっと明るい話題が続く。しかし試合自体はかなりの難しい試合だった。前半は最悪、そしてシステムを変えて4-4-2にした後半によみがえる。これはロッシ監督を褒めるべきか、はたまた元が悪すぎと責めるべきか・・・まぁいずれにせよ、ここまで前半と後半で違う試合になるのも珍しい。ただアタランタも現在3連勝中で、決して楽な相手では無かった事も付け加えておこう。

  • ロッシ監督は最近の3-4-1-2を継続。ただクルスティチッチが怪我でおらず、中盤にパロンボが上がり、DF陣はガスタルデッロを中央に移してムスタフィが先発。左サイドハーフは、バリッラと今季初ベンチ入りしたポウルセンとの争いを制して、レジーニが先発。ビャルナソンのトップ下起用も継続。
  • 前半はアウェイのアタランタの方が良かった。と言うよりサンプがひどすぎ。ミスパスの嵐、創造性の欠如。アタランタに簡単にボールを奪われて、サイドから何度か良いクロスをあげられる。終了間際には、チガリーニのパスから抜け出したライモンディが決定的なヘッド。かろうじてダ・コスタがこれを触り、何とかバーに助けられる。0-0終了。ひどい内容に、スタジアムは引き分けにもかかわらず、ブーイングが。これに対して、パロンボが抗議のジェスチャーを見せる。やはり彼なりにいら立っていたのだろう。後日、ティフォージに謝罪。ただ「若いチームだから、起こる気持ちもわかるが、ブーイングでは無くて、支えて欲しい」と・・・。後半、彼を引っ込めて4-4-2にシステム変更して試合の流れが変わる。今のパロンボには、少しヴォルピの晩年を思い出す・・・
  • 違うチームになったサンプ。いきなり右サイド抜け出したエデルが、中央に送ったクロスを、ガッビアディーニが待ち構えてボレー。惜しくも左に外れる。さらに中央から再びエデルが、右を走りこんできたオビアングに最高のお膳立て。GKと1対1になるも、GKの足にこれを当ててしまう。しかしこれで得たCKから、ムスタフィが値千金の先制点!!最初はDFが手で止めようとした為、レッドカード+PKになりそうだったが、そのままゴールに入ったので、結局普通にゴール。さらに攻め手を緩めないサンプ。18分には、カウンターから抜け出したエデルを、DFのニカがたまらず後ろからスライディングでなぎ倒して、一発レッド数的有利にもなり、あとはそのまま無失点で逃げ切った。

 次は間髪空けずに、水曜のヴェローナ戦。さらに日曜のサッスオーロ戦と続く。比較的楽な日程だが、逆にその後はフィオ、ラツィオ、インテルと続くので、この2試合は絶対に勝点を稼がないと・・・パロンボの起用はどうなるか?クルスティチッチの不在はやはり大きい。相手のヴェローナはジェメラッジョ(同盟関係)を結ぶ相手。久々にAで対戦という事で、試合前にはウルトラ同士でセレモニーが有るだろう。余談だが、同じくサンプウルトラと同盟関係に有る、マルセイユの「コマンド・ウルトラス1984」。先週のナポリ相手のチャンピオンズリーグの試合で、イタリア語で「友達の敵は我らの敵、頑張れサンプ!!」と言う、ナポリに対する横断幕を出してくれた(ナポリとサンプは仲が悪い)。すばらしい

               CONTIUNIAMO COSI

次節:セリエA第10節 10/30(水) 対エラス・ヴェローナ @ヴェローナ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45)

 3連勝なるか~ 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点9 9試合 2勝3分4敗 得点 9 失点 14 得失点差 -5 14


ほぼ週刊サンプ通信  第8節 リヴォルノ 1-2 サンプドリア やっとこさっとこ初勝利!! 

2013-10-22 18:55:49 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第8節 @アルマンド・ピッキ(リヴォルノ)

  サンプドリア 2- 1 リヴォルノ  なんとか今季初勝利!!

  第8節のディゲーム。代表の試合が有り、2週間ぶりの試合。

 Marcatori

 サンプドリア(前半19分) エデル(PK)③:

  右サイド、ワントラップで抜け出したデ・シルヴェストリがペナ内に侵入。たまらずダンカンが倒してPK。これをエデルが落ち着いてインサイドキックで右下に流し込み先制

 ①リヴォルノ(後半47分) シリガルディ:

 ロスタイムに入って2分。ペナすぐ外、中央付近でボールを受けたシリガルディが、懸命にブロックに入るDF2人をものともせず左足を振りぬく。GKダ・コスタも手に当てるが、1歩及ばす、無情な同点ゴール

 サンプドリア(後半51分) ポッツィ(PK)①:

 ペナ内で高く上がったルーズボール。一番早く反応したレジーニがワントラップでシュートの態勢に入る。たまらずルーチが突っかけPK。この緊張するPKを決めたのは一昨年のヒーロー、ポッツィ。ポッツィにとっては2012・9・23以来、1年以上ぶりの貴重な勝ち越し点

SAMPDORIA <3-4-1-2> 監督デリオ・ロッシ

    エデル(71分ポッツィ) ガッビアディーニ(57分サンソーネ)

         ビャルナソン

バリッラ(78分レジーニ)   デ・シルヴェストリ

   クルスティチッチ  オビアング

     コスタ パロンボ ガスタルデッロ(Cap)

          ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、トッツォ、DFM・ロドリゲス、カステッリーニ、フォルナジエール、MFレナン、ゾレック、ソリアーノ、ゲンツォグロウ

Livorno (3-4-1-2): Bardi;  Coda, Emerson, Ceccherini; Schiattarella (25' s.t. Piccini), Luci, Duncan,  Benassi (19' s.t. Siligardi); Greco; Paulinho, Emeghara (32' s.t. Borja  Hernandez).
A disposizione: Anania, Gemiti, Decarli,  Lambrughi, Mosquera Mena, Mbaye, Biagianti, Valentini,  Rinaudo.
Allenatore: Davide Nicola.

Arbitro: Celi di  Bari.
Assistenti: De Luca di Pescara e Faverani di  Lodi.
Quarto ufficiale: Giallatini di Roma  2.

 ついに今季初勝利。そして色々なジンクスを破る。46年間リヴォルノのホームで未勝利。今年の1月6日以来アウェーでの勝ち星無し。後半ロスタイムに追いつかれた時には、またかーと思われたが、ついに全てを突き破る。

  • ロッシ監督は前節の3-4-1-2を継続。ただトリデンテはガッビアディーニと怪我が治ったエデルに加えトップ下にビャルナソンを起用。ビャルナソンはファンタジスタと言うよりは、精力的に動き回るタイプなので、これはアウェーという事も有り守備も考えた起用か。その他は出場停止からコスタとクルスティチッチが復帰しベストの陣容。左サイドハーフは、直前に怪我したガヴァッツィに代わり、サンプ移籍後初スタメンのバリッラ。私個人的にはバリッラを買っているのだが。控えはけが人が多く、ベラルディ、ムスタフィ、サラモン、エラモ、ペターニャが不在。
  • 前半からボール保持率はリヴォルノの方が上回る。サンプは守ってカウンター。しかし先制はサンプ。デ・シルヴェストリが得たPKをエデルがしっかり決めて先制。幸先良し。反撃にでたリヴォルノ。グレコの強烈なミドルはダ・コスタが懸命に反応して手に当てたおかげでバーに助けられる。さらにパウリーニョが2度、決定機をふかし1-0で終了。サンプもガッビアディーニがオフサイドになってしまったものの、ヘッドでゴールネットを揺らしたり、チャンスは0では無かった。
  • 後半も最初の決定機はサンプ。13分にクルスティチッチのスルーパスで抜け出したエデルがGKと1対1を迎えたが、アウトサイドでゴールに流しこもうとしたボールは、無情にも枠を外れる。リヴォルノは交代のシリアルディがリズムを変えて、懸命の反撃。そしてロスタイムに執念の同点ゴール。ダ・コスタも手に当てていただけに、相当悔しそうだった。さらに畳み掛けてCKから同じシリアルディがヘッド。今度はダ・コスタががっちりキャッチ。そのまま同点かと思われたが、奇跡は起こった。諦めないサンプが放り込んだパワープレーからレジーニがPKを獲得。これをポッツィが豪快に蹴りこみ96分に勝ち越し、そのまま終了!!

 とりあえず何はともあれ初勝利。しかもアウェーで勝てて良かった。今は結果が全ての良薬となる。ポッツィ、エデルもゴール決めたし。ただ両方PK。流れからは点取れていない。この日のリヴォルノに、サンプのホームでの戦いぶりと似たものを感じてしまった。格下相手にはボールは持てるが、なかなか決定機を作れない、そしてカウンターやセットプレーから不用意な失点を許す。次節からはついにベストメンバーが組めるはず。ここで連勝出来れば、明るい未来が見えてくると思う。序盤の7試合は、相手が強かったのと不運も重なったと諦められるのだ。その為にも次のアタランタ戦は非常に重要となる。勝ったものの、決してこの試合も内容が素晴らしかったわけではないのだから・・・

 NOI VOGLIAMO QUESTA VITTORIA

次節:セリエA第9節 10/26(土) 対アタランタ @ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜1:00)

 さあ波に乗って連勝 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点6 8試合 1勝3分4敗 得点 8 失点 14 得失点差 -6 16


ほぼ週刊サンプ通信  第7節 サンプドリア 2-2 トリノ かろうじて引き分け・・・

2013-10-08 18:16:49 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第7節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

  サンプドリア 2- 2 トリノ  結局引き分け・・・

  第7節のディゲーム。何気に今季初のディゲーム。

 Marcatori

 サンプドリア(前半41分) サンソーネ①:

  カウンターから中央のロビングをポッツィが後ろにすらす。このボールに猛進したサンソーネがドリブルで中央をスピードに乗り・・・ミドルレンジから左足を一閃。ボールはグラウンダーで右隅に突き刺さるサンソーネ今季初得点

 ①トリノ(後半21分) インモービレ:

 右サイドからのCKをオビアングがまさかのクリアミス。ヘディングで相手に絶好のお膳立てをしてしまったインモービレがこのボールをダイレクトでボレー

 ②トリノ(後半31分) チェルチ(PK):

右サイドからのダンブロージオのドリブルを誰も止められず。最終的にエリア内まで進出され、パロンボが倒してしまった・・・与えたPKをチェルチに決められる。ダ・コスタの読みは当たっていたが・・・

 サンプドリア(後半48分) エデル(PK)②:

 エリア内で1年前の同じ対戦と同じく、グリックがエデルを倒す。かなりラッキーな判定だったが。とりあえず後半ロスタイムで得た貴重なPKを、復帰したエデルが落ち着いて決めて同点

SAMPDORIA <3-4-1-2> 監督デリオ・ロッシ

    ポッツィ(74分エデル) ガッビアディーニ

          サンソーネ

ガヴァッツィ(78分ゾレック)   デ・シルヴェストリ

    ゲンツォグロウ   オビアング

   ムスタフィ パロンボ ガスタルデッロ(Cap)

          ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFサラモン、M・ロドリゲス、カステッリーニ、レジーニ、MFレナン、バリッラ、ソリアーノ、ビャルナソン、エラモ、

Torino  (3-5-2): Padelli; Glik, Bovo (6' p.t. Pasquale), Moretti; Darmian,  Brighi, Vives, El Kaddouri (9' s.t. Meggiorini), D'Ambrosio (42' s.t.  Maksimovic); Cerci, Immobile.
A disposizione: Gomis, Berni,  Basha, Farnerud, Masiello, Bellomo.
Allenatore: Giampiero  Ventura.
Arbitro: Gervasoni di  Mantova.
Assistenti: Posado di Bari e Marrazzo di  Tivoli.
Quarto ufficiale: Petrella di  Termoli.

 ついに最下位まで来てしまったサンプ。内容はDERBY以外は最悪では無いが、そろそろ結果がでないともうティフォージもうおさまらない。ロッシ監督は今週試した3-4-1-2(3-4-2-1?)を採用。ポッツィを初スタメンで使い、ガッビアディーニとサンソーネを含めてトリデンテだ。出場停止のクルスティチッチに代わりゲンツォグロウがデビュー、コスタの代わりにムスタフィがスタメン。左サイドハーフには献身的な姿勢で評価が上がってきてるガヴァッツィがスタメン。

  • 前半は終了間際に2-0になり、ついにホームで快勝・・・・のはずが後半途中でなぜか1-2で劣勢に・・・・・終わってみれば2-2の引き分け。とにかく審判に振り回された試合だった。その様子を振り返る。
  • さすがに前半からサンプは飛ばす。トリデンテ(3トップ)は、サンソーネがディフェンスも含めて頑張っており結構機能していた。前半すぐに昨季DERBYでオウンゴールして、ジェノアの戦犯になったボヴォ(今年はトリノにいる)が負傷で6分に退場。彼にとって、もはやマラッシは鬼門であろう。12分にはポッツィのヘディングの落としから、サンソーネがGKの正面に抜け出すが、残念ながら利き足でない右足だった。しかし先制はサンプ。後半終了間際にカウンターから、サンソーネが抜け出して、豪快な左足ミドル!なんと今季サンプはホームのマラッシで初得点。
  • さらに2分間のロスタイムに入って、残り18秒で与えらえたFK。パロンボが蹴ったボールを敵GK、元サンプのパデッリが弾くと、詰めてきたポッツィがスライディングシュートで押し込み2点目!!そのまま前半終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・のはずが、なぜかGERVASONIが、控室に戻りながらノーゴールのサイン。FKをはじいた瞬間に前半終了だと・・・そこからゴールまで1秒しかたっていないのに?????????????
  • 結局1-0で折り返した前半。後半もサンプは悪くなかったが、一つのミスから同点を許す。CKをオビアングがヘッドでクリアしたボールが、敵の正面に。最高のプレゼントとなってしまった。その後、右サイドからドリブルでスピードに乗ったダンブロージオを止められず、たまらずパロンボがエリア内でファール。PKを献上してついに逆転を許す。前半の不可解な判定から始まり、ティフォージの怒りは頂点に。しかし不可解な判定はサンプだけにとどまらず、後半ロスタイム、エデルがエリア内で倒されPK。これはややダイブっぽかったので、ラッキーだった。とにかく、今日復帰して途中から出場したエデルが落ち着いてこれを決め何とか同点。勝てた試合だったが、負ける可能性もあった引き分け・・

 次節はアウェーでリヴォルノ戦。代表の試合で、2週間後。先週も同じことを言っていたが、もう本当に言い訳は許されない。このリヴォルノと次のサッスオーロ戦。この2つを勝てないようでは、本当に厳しい残留争いに巻き込まれる可能性が高くなる。私はデリオ・ロッシ擁護派である。ここで焦って監督を変えるよりは、じっくりもう少しやらせてみたいとは思う。しかしこれ以上結果が出ないようだと、さすがにフロントも何かしらの決断をするであろう。ロッシのフォーメーションや、選手起用は興味深く見守りたいが、3バックには固執してやって欲しいと思う。今年の補強は元々3-5-2をベースに考えられており、4-4-2でサイドが2人ずつ必要となると、明らかに適性な選手が足りない。そこは固執しないと、フロントの補強も褒められたものでは無いにせよ、責められない結果となってしまうだろう。個人的にはバリッラを生かして欲しい。とりあえず、

GERVASONI figlio di puttana!!

次節:セリエA第8節 10/20(日) 対リヴォルノ @リヴォルノ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 何とか今季初勝利を 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点3 7試合 0勝3分4敗 得点 6 失点 13 得失点差 -7 18位タイ


ほぼ週刊サンプ通信  第6節 ミラン 1-0 サンプドリア  敵地で連敗

2013-10-05 21:53:58 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第6節 @ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)

  サンプドリア 0- 1 ミラン  本調子では無いミラン相手だが惜敗・・・

  第6節の土曜ナイター中2日と厳しい日程での試合。

 Marcatori

 ①ミラン(後半1分) ビルサ:

 左サイドでロビーニョがタメを作る。ボールをキープしDFをおびき寄せ、中央のビルサにパス。これをペナすぐ外で受けたビルサが、左足を一閃。グラウンダーのシュートが右サイドネットに突き刺さる。ビルサのミラン初ゴール。

SAMPDORIA <4-4-2> 監督デリオ・ロッシ

       サンソーネ  ガッビアディーニ(67分ペターニャ)

 ゾレック(52分ソリアーノ)     ガヴァッツィ

  パロンボ(Cap)(61分クルスティチッチ)オビアング

コスタ                デ・シルヴェストリ

       レジーニ  ムスタフィ

         ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFM・ロドリゲス、カステッリーニ、ベラルディ、ガスタルデッロ、MFレナン、エラモ、ゲンツォグロウ、FWポッツィ

Milan (4-3-2-1): Abbiati; Zaccardo, Zapata, Mexes,  Constant; Poli (30' s.t. Nocerino), De Jong, Muntari (1' s.t. Emanuelson); Birsa  (21' s.t. Niang), Robinho; Matri.
A disposizione: Amelia,  Gabriel, Abate, Cristante, Vergara.
Allenatore: Massimiliano  Allegri.
Arbitro: Peruzzo di  Schio.
Assistenti: Di Fiore di Aosta e Musolino di  Taranto.
Quarto ufficiale: Marrazzo di  Tivoli.

 いまだ未勝利のサンプ。ローマ戦の敗北から中2日と厳しい試合。相手は強豪ミラン。ただ、今季いわゆる強豪がみんな順調なスタートをきってる中、唯一あまり調子の良くない。サンプは負けはしたものの、それほど悪くは無かった4-4-2を継続。サプライズはパロンボが久しぶりに本職のMFに復帰。しかもキャプテン。疲れのみえたクルスティチッチに代わる。センターバックはガスタが欠場。レジーニがセンターバックで先発。台形のハーフは、両サイドにガヴァッツィとゾレックが先発の座を守る。2トップはサンソーネ&ガッビア。

  • 疲れが残る試合も、、意外と前半からサンプイレブンは頑張る。センターバックとしては初先発のレジーニがやや不安定なところを見せるが・・・パロンボもディフェンス面ではさすがの働き。最大のチャンスは27分。サンソーネのCKから、昨年のサン・シーロの開幕戦のデジャブかと思わせるようなシーン。コスタが頭一つジャンプで抜け出し、ヘディングシュート。しかし今年は外れてしまった。前半は0-0。
  • 後半すぐに試合は動く。開始直後にビルサの左足で先制を許してしまう。その後、攻めなければいけないサンプは、ボールを良く回し、何度かチャンスを作り出す。ソリアーノ、クルスティチッチを次々投入する。パロンボが下がった為、キャプテンマークは弱冠21歳のオビアングの下に。さらにはサンプデビューとなる元ミランのペターニャも67分に登場。大器の片りんは少し見せたが・・・同点には追いつけず、0-2になるのを防ぐのが精いっぱい。

 内容は悪くは無かったが、ミランもパッとしなかったから、それだけのことかもしれない。この日のイエローで、次節コスタとクルスティチッチが出場停止。まだまだ苦難の道が続く。ささやかなニュースとしては、買い手が見つからずに干されていたMFエンツォ・マレスカと左SBのポウルセンにそれぞれ背番号が与えられて、選手登録された。

・左SB 35 Simon Busk POULSEN シモン・ポウルセン(デンマーク代表)
・MF 25 Enzo MARESCA エンツォ・マレスカ(イタリア)
せめて何か流れが変われば

 次節はホームでトリノ。もう言い訳は許されない。コスタとクルスティチッチが欠場と厳しいが・・・エデルはサブでは戻ってくる可能性あり。新フォーメーションの3-4-1-2が試される予定。勝つしかない。

次節:セリエA第7節 10/6(日) 対トリノ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 ついに最下位・・・・何とか今季初勝利を 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点2 6試合 0勝2分4敗 得点 4 失点 11 得失点差 -7 19位タイ