2015-16 シーズン選手寸評[3] MF編

2016-06-18 14:30:04 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

EURO2016がいよいよ開幕した。

クラブではサンプ以外の試合、バルサだろうがCL決勝だろうが全く燃えなくなってしまった私だが、代表の試合は結構好き。やっぱりベイルとかレバンドフスキとかがお国の為に必死にディフェンスしてスライディングとかしていると熱くなる。プロ野球と高校野球の違いみたいなものか。W杯と違ってEUROの場合は、どの国も近くてそれぞれの国同士の因縁が非常に多く、また実力差もそれほどないために面白い。

そして、残念ながら現サンプの選手は1人も選ばれていないがイタリア代表。

初戦  ITALIA 2-0 ベルギー
2戦目 ITALIA 1-0 スウェーデン

で早くもグループリーグ突破FIFAランキング2位のベルギーを撃破し、王様イブラヒモビッチも倒す
このイタリア代表の2トップは、2012年のセリエB時代のサンプの2トップ!(しかもペッレは控え…😁)...
それが示す通り、今回のイタリア代表は私が見てきたここ25年ぐらいのイタリア代表の中で1番タレントがいないチームかもしれない。
でも期待されてない時の方がイタリアは強いからな~

エデルのスウェーデン戦でのゴールは、見事の一言。サンプ時代の好調時を思い出させた。エデルもこれからちょっと日本でも騒がれるかもしれないが、エデルの本当の凄さはサンプファンなら誰もが知ってる通り、その献身性、そしてオールマイティさ。私が一番エデルっぽいなぁと思ったのがベルギー戦。ダルミアンのミスパスからベルギーに大カウンターを食らいルカクにGKと1対1の大チャンスが到来。それを懸命に防ぎに行ったのが、なんと全力で走って戻ってきたエデルだった。そんなディフェンスもしつつ、2戦目では後半終了間際の一番疲れてる時間に、ドリブルで3人をぶち抜き決勝ゴール。監督にとってはものすごく使いやすい選手だろう。

て、アズーリはどこまで行けるでしょうか!?

その他ではクロアチアvsトルコのモドリッチのゴール、やばっ
大空翼クンよりすごい!現実は漫画を超える!

https://www.youtube.com/watch?v=4slbX993D5g

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そんな中、イタリアではセリエA昇格プレーオフがひっそりと行われており元サンプが多数在籍するペスカーラがセリエA昇格最後の切符を手にした。

SERIE A 昇格プレーオフ 決勝戦

ペスカーラ 第1戦 2-0 トラパニ

        第2戦 1-1 (2試合合計3-1でペスカーラのA昇格が決定!)

敗退したトラパニ監督のセルセ・コズミ(ご存じかつてのペルージャの監督)が泣きじゃくるのを、ペスカーラの監督マッシモ・オッドが抱きかかえて慰める姿が印象的だった。ペスカーラにはサンプからレンタル中のルーカス・トレイラ(来季戻ってくる予定)やアンドレア・コーダ、さらに元サンプのGKフィオリッロやDFカンパニャーロフォルナジエールがいる為にかなり因縁深い。

おめでとうペスカーラ!

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だいぶ脱線したが、いよいよ本題。続いては15-16シーズンのMF陣。

ゼンガの時は4-3-1-2もしくは4-3-3。モンテッラは3-4-2-1か3-4-1-2の布陣を好んで使った。MF陣は冬に移籍した選手はほぼいなかったが、怪我人が多く、フォーメーションも変わったので大分ポジションも変化した。

ゼンガの時のレギュラーは

主に使われた4-3-1-2の時

             ソリアーノ

             (コレア)

  バッレート    フェルナンド  カルボネーロ or イヴァン

(クルスティチッチ) (パロンボ)   (クリストドゥロプーロス)

4-3-3の時(その場合、コレアやカルボネーロはFWのウィングとして起用された)

   バッレート  - フェルナンド  - ソリアーノ

(クルスティチッチ)  (パロンボ)  (イヴァン)(クリストドゥロプーロス)

 まず1年中レギュラーを張り続けたフェルナンド。今年獲得の選手では1番のヒットとなった。監督代わってフォーメーション代わっても、彼がどっしりボランチに座り我らが”バンディエラ”パロンボは完全にサブとなった。その脇を南米版ガットゥーゾのバッレートと”キャプテン”ソリアーノが固める布陣が4-3-3時。その場合はコレアカルボネーロが3トップのウィングとして起用される。また4-3-1-2の時は、ソリアーノがトップ下に上がり右MFをイヴァンカルボネーロが務める布陣。もしくは徐々に本領を発揮し始めてきたコレアがトップ下を務めた。 

モンテッラ時代のレギュラーは

主に使われた3-4-2-1の時 (ドドとデ・シルヴェストリはDFとして考え、紹介した)

       ソリアーノ   リッキー・アルヴァレス

        (コレア)    (カッサーノ)

 ドド   クルスティチッチ フェルナンド  デ・シルヴェストリ

      (バッレート)   (パロンボ) (イヴァン)(クリストドゥロプーロス)

 3-4-1-2の時 (ドドとデ・シルヴェストリはDFとして考え、紹介した)

         リッキー・アルヴァレス

            (コレア)(カッサーノ)

 ドド   フェルナンド  ソリアーノ  デ・シルヴェストリ

     (バッレート)   (イヴァン) (クリストドゥロプーロス)

   (クルスティチッチ) (パロンボ) 

 モンテッラ政権になってサンプから出て行ったMFは、若手でほぼ出場機会が無かったロッカだけ。しかしカルボネーロがシーズン絶望の大けがを負っていなくなる。またイヴァンも怪我がちで、バッレートも結構活躍していた前半戦に比べるとかなり調子を落とした。代わりに加わったのはリッキ―・アルヴァレス。リッキーはカッサーノコレア、もしくはソリアーノとダブルトップ下の座を争い、かなりの確率で先発出場していた。またダブルボランチではフェルナンドと組む相棒が目まぐるしく入れ替わる。攻撃的布陣でソリアーノが入ったり、運動量のあるイヴァン、守備重視のバッレートが帯に短したすきに長し。終盤には復調してモンテッラの信頼を勝ち得たクルスティチッチが何試合かレギュラーを務めた。テクニックに長けた選手を好むモンテッラ。クルスティチッチはレジスタの位置からの左足の長短正確なパスが買われたんだろう。

ちなみに両サイドハーフ、左のドドと右のデ・シルヴェストリはほぼ不動。代わりがいなかったのもあるが・・・

それでは1人1人の総括を見ていこう↓↓ 

 MF 7 フェルナンド 7  シャフタール・ドネツクから今季一番の高額移籍金で加入したブラジル代表。その金額はダテでは無かった。マウロシルヴァ+エメルソン(昔のローマの)みたいな選手。屈強な身体を生かして敵を食い止め、チャンスと見るや攻め上がって強烈なミドルを放つ。また開幕戦ではいきなりFKから得点を決めたように、プレースキッカーも度々務めた。1年中レギュラーを守り、GKヴィヴィアーノに次ぐ出場時間を記録。イエローカード14枚はかなり多いが、チームの為に犠牲になった物もかなり多く、守備もしっかりやってる証拠であろう。ただ残念なのは、ボランチがパロンボから彼になってパワーアップしているはずなのに、失点は増えてチームの成績には直結しなかった事。ポジショニングや戦術眼等、細かい所にはまだまだ成長の余地がある。多くのビッグクラブが彼に注目しているが、できれば残って欲しい。往年のサンプのブラジル人と言えば、彼=「トニーニョ・セレーゾ」の様になってくれるまで・・・ブラジル代表(35試合3147分/4ゴール/4アシスト)

 MF 21 ロベルト・ソリアーノ 6.5 パロンボの出場が激減した今季は、基本的に彼がゲームキャプテンを務めた。3MFのサイドハーフ、トップ下、ダブルボランチの一角とMFの中では流動的にポジションを務めたが、彼自身の役割は変わらなかった。今季は、印象的なDERBYの得点を含めて得点力がパワーアップ。左右どちらでも打てるミドルシュートは脅威。ただトップ下時には、調子や相手によってはたまに試合から消えてしまう試合も有った。ずっと代表に選ばれ続けていたが、最後の最後にEURO2016の切符を勝ち取れなかったのは残念。オールラウンダーだが、ややディフェンスが弱く特徴に欠けると言う事か。まぁまだ若いしチャンスはまだまだ有るだろう。冬に今夏のインテル行きが決まっていると言われていたが、ここにきてミハイロビッチ監督のトリノも彼を熱望しており、去就は不透明。残念ながらサンプ残留の道は薄そうだが、売るなら最低15億円以上にはしてくれ。

イタリア代表(37試合2953分/8ゴール/4アシスト)

MF 8 エドガー・バッレート  6  新加入の元パレルモ&パラグアイ代表キャプテンは、思っていたより泥臭かった。まさに南米版ガットゥーゾという感じ。完璧なレギュラーだった前半戦の出来だけだったら評価はもっと高かった。精力的に中盤でボールにアタックし、奪い、攻撃につなげる。ただ思っていたよりテクニックが無く、ガソリンが切れてきた後半戦は致命的なミスをしてしまったり、スタメンから外れる事も多くなった。年齢的にここから伸びる事は期待しにくく、例え残留したとしてもテクニカルな選手なモンテッラの下ではサブか。またサンプがもっと上を目指す為には、彼の様な選手がサブにいないとならない。元パラグアイ代表。(30試合2280分/0ゴール/1アシスト)

MF 25 リッキー・アルヴァレス 5.5 冬に、干されていたプレミアリーグのサンダーランドから加入。その移籍交渉に手間取り、練習に合流してから約3週間試合に出られないと言う不運な面もあり、少し出遅れた。ディ・マリアからドリブルのキレを少しマイナスしたような選手。左足一本でボールを操り確かにボールは取られないが、カッサーノやコレアに比べると決定的な仕事は少ない。サンプで唯一決めた超ロングシュートは見事だったが・・・怪我が無ければそれなりの仕事はするだろうが、あまり高年棒になってしまうならいらない。そこそこの値段で残留させられるなら、コレアが100%成長する為のトップ下のサブ選手として良いかもしれない。モンテッラの信頼は結構厚く、トップ下部門ではファーストチョイスだった。

元アルゼンチン代表(13試合842分/1ゴール/1アシスト)

MF 20 ネナド・クルスティチッチ 5.5 もう終わったかと思われていた元「未来のキャプテン」。ボローニャからレンタルバックしてきて、ゼンガの元では怪我も有りほとんど出番は無かった。しかしシーズン終盤に怪我が治ると、モンテッラに試されそのまま数試合スタメンを張る。元々トップ下やウィングをやっていた事もあるとおり、決して技術が無い選手では無い。ただスピードやダイナミズムは期待できないので、左足で長短のパスを操れるレジスタの位置が適任だと思う。左利きのレジスタと言えば、リヴェラーニみたいな選手を目指して。もう若手から中堅になってきてるので、そろそろ踏んばらないとこのまま選手生命が終わる可能性も有る。相変わらず露出が激しい若い嫁さんと、Facebookにバンバン登場しているが、ここで復活してきたところを見ると、本人は真面目に練習していると信じたい。

元セルビア代表(10試合574分/0ゴール/1アシスト)

*****

 MF 17 アンジェロ・パロンボ 4.5 我らがバンディエラも、寄る年には勝てず・・・完全にフェルナンドにボランチのポジションを奪われた。今季のサンプで一番酷かった2試合に、パロンボが両方とも出場している事が一つの時代の終わりを告げる。まずシーズン最初の試合となった、EL予備予選初戦。もちろんCBがおらず、パロンボをCBで起用したゼンガの采配が悪いが、彼のパフォーマンスも本職のポジションでは無かったとは言え酷かった。この1試合で今季の運命の大半が決まってしまったのだから・・・もう1試合が37節のDERBY。このドリアーノにとって一番重要な試合に、ずっと出場していなかったパロンボを先発で使ったのは、モンテッラのバンディエラに対する”はなむけ”だったのか?バンディエラとなった選手の引き際は非常に難しい。パロンボ自身もヴォルピに引導を渡して今の地位を築き上げている。また、あのトッティですら最後移籍するだしないだひと悶着あった。パロンボも下位とかセリエBとかに戦場を移せばまだやれるだろう。故郷の隣村、フロジノーネへの移籍の可能性が強かったがB落ちしてどうなるか。いったいサンプのバンディエラはどう言う結末を迎えるのだろうか?

 元イタリア代表(7試合409分/0ゴール/0アシスト)

MF 10 ホアキン・コレア 6 なかなか評価が難しい今シーズン。間違いなく片鱗は見せた。後半戦のカルピから3試合連続ゴール。特にカウンターからのスピードに乗ったドリブルは度々脅威となった。ただ精神的にはまだまだ甘く、無人のゴールへのシュートを外したり不用意なレッドカードを貰ったり。まだ良い時と悪い時の差が激しく、継続性が無い。しかしサンプとしては大金を投じて先行投資した彼を簡単に売り払うのは愚行で、今後は22歳の彼を生かしていくフォーメーションを作っていくべきだと思う。となるとやはりトップ下か。去年も書いたが、似ているプレースタイルはやっぱりカカだ。またぎフェイントが大好きなのは今年で良くわかった。全員好調時の、エデル-ムリエル-コレアの南米トライアングルは面白かったんだけどなぁ

(25試合1378分/3ゴール/3アシスト)

MF 95 ダヴィド・イヴァン 6 今季一番のサプライズだったかもしれない。弱冠20歳のスロヴァキア人MFは、夏のキャンプでゼンガに認められてそのままトップチーム入り。開幕戦からスタメンを飾った。フィールドを縦横無尽に駆け回り、テクニックもしっかり有る。田舎の少年のようなあどけない顔をしているし線も細いが、意外と激しく敵ともやりあうし体幹が強いんだろう。パレルモ戦で決めた超ロングダイレクトループシュートは見事だった。それが嬉しいセリエA初ゴール。後半戦は怪我も有り出場機会は減ってしまったが、来季に向けて楽しみな存在。冬に同胞のシュクリニアールが加入した際には、若くて言葉もしゃべれない彼の大きな助けとなった。今後のサンプとスロヴァキア代表を2人で支えていく存在になるかもしれない。シュクリニアールが先にフル代表に選出されたので負けていられないだろう。

スロヴァキアU-21 代表(21試合1165分/1ゴール)

MF 77 カルロス・カルボネーロ 6 前半戦はゼンガの元、かなり出場機会があった。早いだけの奴かと思ったがテクニックもあるし、ディフェンスも全くダメでは無い。4-3-1-2の右MFかトップ下、4-3-3のウィングで主に起用されたが、やはりサイドの方が生きる気がする。本来は4-4-2の台形MFの右サイドハーフが適性なんじゃないかなぁ。大けがを負って、後半戦を棒に振ったのは残念だった。ただモンテッラの3-4-2-1だとあまり活躍の場は無いかもしれないが・・・まだ若いしオプション行使して、来季も見てみても良いと思うのだが、今のところ可能性は薄い

コロンビア代表(14試合1096分/0ゴール/3アシスト)

MF 18 ラザロス・クリストドゥロプーロス 5 ゾレックとの交換で移籍期限ぎりぎりで加入した、ギリシャ代表のドリブラー。名字が長過ぎて(Christodoulopoulos)ユニに入らない為、背中の名前はラザロス。怪我も有り出遅れて、カルボネーロやイヴァンとの競争に敗れる形で出場機会は限られる。本職のMFよりサイドバックや3バックのウィングハーフでの起用がほとんどだった。もう少し期待してたので残念な出来。古巣ヴェローナ戦で決めた、見事なボレーシュートが唯一の見せ場となった。おそらく来季の居場所は無いのではないか。

元ギリシャ代表(10試合378分/1ゴール)

MF 92 ミケーレ・ロッカ ND インテルから移籍してきた19歳のMF。意外と早くセリエAデビューのチャンスは訪れたが、結局出場はその1試合だけ。冬のメルカートで、セリエBのヴィルトゥス・ランチャーノにボナッツォーリと共にレンタルで武者修行に出された。もちろんサンプに帰ってくる可能性は有る選手だが、今後どういう成長を見せるか・・(1試合/0ゴール)

MF 13 パヴェル・ゾレック ND 夏のメルカート終了直前に、クリストドゥロプーロスとの交換トレードでエラス・ヴェローナに移籍。エラスではほぼレギュラーでそこそこ活躍したので、彼にとっては良いトレードだったのでは。ポーランドのフル代表にも選ばれたが、残念ながらEURO2016出場はならず(2試合/0ゴール)

 

 

 

以上のメンツから、私個人的に来季への願望。まずは私的に来季に向けて必要な選手、そうでない選手

いる = コレア、フェルナンド、イヴァン、ソリアーノ、カルボネーロ

どちらでも = バッレート、クルスティチッチ、リッキー・アルヴァレス

いらない = クリストドゥロプーロス、パロンボ(選手としては)

これはあくまで私の希望で、現実ソリアーノフェルナンドの少なくとも1人、最悪2人ともいなくなるだろう。フェルナンドにはスパルタク・モスクワが約1500万ユーロのオファーでほぼ決定と言う噂も有る。ソリアーノは当初噂に上っていたインテル以外にも、シニサのトリノとナポリの噂も有る。とにかく安売りはしちゃいけない。逆に加入の噂は、まず前述のレンタルバックのルーカス・トレイラ。あとナポリのヴァルディフィオーリとかフィオレンティーナのマルティネスとか。さらに現在はアンデルレヒト勢がやたら噂に上っており、MFドフール、プラート、FWスアレスとか。去年オカカを売って、コネクションが出来ていると言う事だろうなー。いずれにせよある程度EUROが終わらないと、今年の移籍市場はそんなに活発にならないと思うので、まだどれも噂話に過ぎないだろう。MFは一番メンツは揃っているので、流出を食い止めればOKだが、前述の2人が放出されればそれ同等の代わりの選手は絶対に欲しい。 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!  

 

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero75:  

Chi ha abbassato lo stereo in palestra? 

格言75:

誰だ、ジム(体育館)のステレオの音量を下げたのは?


2015-16 シーズン総括 選手寸評[2] DF編

2016-06-04 17:27:39 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

 EURO2016、おそらくサンプ唯一の出場者はミラン・シュクリニアール

 いよいよEURO2016開幕が間近に迫り、各国の代表が続々と発表されてきた。まずイタリア代表

【GK】
1 ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)
12 サルバトーレ・シリグ(パリSG=フランス)
13 フェデリコ・マルケッティ(ラツィオ)
 
【DF】
2 マッティア・デ・シリオ(ミラン)
3 ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
4 マッテオ・ダルミアン(マンチェスター・U=イングランド)
5 アンジェロ・オグボンナ(ウェストハム=イングランド)
15 アンドレア・バルザーリ(ユベントス)
19 レオナルド・ボヌッチ(ユベントス)
 
【MF】
6 アントニオ・カンドレーバ(ラツィオ)
8 アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
10 チアゴ・モッタ(パリSG=フランス)
14 ステーファノ・ストゥラ―ロ(ユベントス)
16 ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
18 マルコ・パローロ(ラツィオ)
23 エマヌエレ・ジャッケリーニ(ボローニャ)
 
【FW】
7 シモーネ・ザザ(ユベントス)
9 グラツィアーノ・ペッレ(サウサンプトン=イングランド)
11 チーロ・インモービレ(トリノ)
17 エデル(インテル)
20 ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)
21 フェデリコ・ベルナルデスキ(フィオレンティーナ)
22 ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)
 ※青=元サンプ 赤=元うんこジェノア

【トレーニングメンバーとしてチームに帯同】
GK アレックス・メレト(ウディネーゼ)
DF ダニエレ・ルガーニ(ユベントス)
DF ダビデ・ザッパコスタ(トリノ)
MF マルコ・ベナッシ(トリノ)

 サンプ勢は結局、ソリアーノデ・シルヴェストリと一応ラノッキアが落選した事により選出者無し。ジェノアも無しとジェノヴァ勢にとっては悲しい結果に。まぁ10番モッタが示す通り、タレントがいない今回の代表。私が見る限り、ここ36年で一番スター性に欠ける代表の様な気がする。イコール弱いとは言わないが、さすがに今回は厳しいだろう。一番のスターは、悲しいかなブッフォンなのでは!?一応よしみでエデルは応援してあげて、個人的にはベルナルデスキに期待している。初戦で優勝候補にまで上がっているベルギーに勝てれば、トーナメントには行けるだろう。1994年W杯のコロンビアの様に、普段は中堅国のベルギーが慣れない優勝候補のプレッシャーに押しつぶされればチャンスはあると思う。実力では残念ながら劣っていると思うが。トーナメントまで行けば、0-0で引き分けてPKで勝つと言う番狂わせもあり得るから、特にEUROは何が起きるかわからない。ギリシャが優勝したぐらいだからなぁ。個人的には出場枠24ヶ国は大反対。どうしてもアルバニアや北アイルランドなど一歩実力が劣る国も入っており(オランダが出場できていないが)、グループリーグではあまりときめくカードが少ない。16ヶ国の時は、予選グループからほとんど面白いカードだったのに・・・相変わらずビジネスに走るUEFA

 さて、その他の国に目を移すとスロヴァキア代表で弱冠21歳のDFシュクリニアールが選出と言う嬉しいニュースが!サンプでも控えで、わずか3試合しか出場していない彼が唯一の代表選手と言うのは皮肉なものだ。だが将来性をすごく買われており、代表にとっても面白い選出となった。ちょっとムスタフィがサンプで辿った時と同じ臭いがする。元サンプ勢の出場は、そのドイツ代表ムスタフィ、ポーランド代表サラモン、アイスランド代表ビャルナソンぐらいか。個人的にはアズーリとその辺りの国に注目してEUROは観ていきたいと思う。

さてシーズン総括、次はディフェンダー編。メルカートの動きを含め、各選手の去就にも注目しながら今シーズンのディフェンス陣を振り返っていきたいと思う。

 

 

 

 

 DF陣は2014-15シーズンと比べて一番ダメになったセクション。失点42だった先シーズンに対して、今季は61失点。得点48は全く同数だったので、今季低迷の要因は間違いなく守備である。メンバーは開幕当初は先シーズンとあまり変わってなかった。デ・シルヴェストリが怪我でいなかったのと、ロマニョーリが抜けた。そのロマニョーリは相当でかかったのだろう。いまだに、なぜロマニョーリがアズーリに呼ばれないのかがわからない。弱体化しているとは言え、ミランに移籍してあっさり完璧なレギュラーを確保している21歳・・・

もちろんDF陣だけの問題では無いが、ゼンガ監督時の4バック、モンテッラ監督の3バック(両ウイングハーフのデ・シルヴェストリとドドは共に4バックでもサイドバックをやる為に、ここではDF扱いにするが)、共にミハイロビッチ監督時代の強固なディフェンスは築けなかった。 

ゼンガ監督4バック

 レジーニ(メスバー)               カッサーニ(ペレイラ)(デ・シルヴェストリ)

 

       ズカノヴィッチ  モイサンデル

         (コーダ)       (シルヴェストレ)

※ゼンガ監督時代7~11月まで。デ・シルヴェストリが12月まで怪我していた為に開幕時右SBはカッサーニ。しかしそのカッサーニもすぐ怪我をして、17歳のペレイラが抜擢されて大いなる驚きをもたらした。当初はモイサンデル-シルヴェストレのCBコンビに左SBズカノヴィッチの予定だったが、両CBが怪我がちで結局ズカノヴィッチはほとんどCBで使われた。その結果、昨季レギュラーながらあまり評価されていなかったレジーニが左SBのレギュラーを務めた。開幕直前にサラモンをカリアリに放出して、さらに控えCBコーダも重症を負ったためにCBがかなり手薄に。その結果がパロンボCBで臨んだヴォイヴォディナ戦の惨敗だ。やはりCBもしくは左SB、最低1人ないし2人の補強が必要だった。

モンテッラ監督3バック+両SB

 ドド(メスバー)                デ・シルヴェストリ(サーラ)(カッサーニ)(ペレイラ)

         カッサーニ シルヴェストレ

       (モイサンデル)  (ディアキテ)

           ラノッキア

            (シュクリニアール)

※モンテッラ監督も、就任当初はそのまま4バックを使用するがあまり上手くいかず・・・さらに冬のメルカートで大幅にメンバーが変わったのでますます4バックが難しくなった。

ズカノヴィッチ、レジーニの2人のレギュラーが移籍したのはかなり大きい。と言うか何を考えて放出したのか良くわからない。さらに控えのコーダも移籍して、左SBのサブのメスバーも飲酒運転で逮捕された後は、いっさい練習に呼ばれなかった。代わりに加入したのがドド、ラノッキア、ディアキテ、シュクリニアール、サーラ。名前と人数を見れば魅力的だが、なかなか組織を構築する事が出来ず・・・

3バックへの転換は特にドドの適性をみての物だろう。左のドドは、攻撃は非凡な物は持っていたが守備に難が有り4バックは難しかった。またCBも、モイサンデルが思ったほどのディフェンス力が無く、シルヴェストレも昨シーズンの輝きが無い。新たに加入したラノッキアも4バックより3バックのカバーリングが長けていると言う事で3バックに踏み切る。CBはケガがちだった為に、結局ユーティリティプレーヤーのカッサーニが一番CBで使われていた。右のデ・シルヴェストリが怪我から戻ってきて、故障以前と遜色無い働きを見せたのが唯一の救いか。22節のボローニャ戦の後半から3バックに変更して上手くいったために、23節のトリノ戦から完全に3バックに変更してシーズン最後までその布陣で戦った。

 来シーズンもDF陣は一気に刷新される可能性が有る。まず3バックか4バックかも補強次第でわからない。ラノッキアは100%レンタル更新されないだろうし、個人的には残って欲しいが、ドドもインテルからレンタルの為に残留の可能性は50%。デ・シルヴェストリを軸に据え、CBに2人強い選手を補強。そしてペレイラとシュクリニアールの2人は将来の楽しみな希望として大切に育てたい。

 さて、DF陣ひとりひとりを振り返ってみる。

右SB 29 ロレンツォ・デ シルヴェストリ 6 昨夏の代表の試合で重傷を負い、11月まで復帰出来なかった”ロロ”。公傷とは言え彼の不在はかなりでかかった。イタリア代表に賠償請求したいぐらいだ。ただ復帰後に、以前の彼と同じ姿を見せてくれたのは良かった。4バックの右SBも務まるが、3バックの右WBの方がより生きている感じだった。技術はそこまででもないがとりあえずクロスは上がる。また今シーズンは逆サイドからのクロスに対して、ペナ内まで入ってきてシュートに絡む姿も多く見られた。EUROの直前まで代表に選ばれていたが、本戦出場がかなわなかったのは残念。(17試合1470分/1ゴール/2アシスト)

CB 26 マティアス・シルヴェストレ 5.5 ロマニョーリと言う相棒を失い、昨季の輝きを失った。怪我しながらシーズンインした為に、なかなかトップフォームを取り戻せず。コンディションを取り戻してきた後半戦はディフェンスで貢献出来た試合もあったが、数少なかった。3バック時は基本左のCB,ラノッキアがいない時は中央。しかしモイサンデル、カッサーニ、ディアキテと4人で2ポストを争う感じで、完璧にレギュラーでは無かった。4バックの方が彼には向いてる気がする。2年契約だから来季もいる可能性は高いが、正念場だろう・・・(25試合2079分/0ゴール/0アシスト)

CB 4 ニクラス・モイサンデル 5 ロマニョーリの後釜として期待された前アヤックス&フィンランド代表の主将。期待が大きかっただけに評価も辛い物にならざるを得ない。オランダリーグでは通用していたディフェンスがセリエAでは通用しないんだね、と言う事が見える感じのプレーが多かった。また怪我も多く、開幕も怪我からコンディショニング遅れで突入。シーズン終盤もほとんどいなかった。体調が完璧になり、セリエAにも慣れる来季はいればもう少しはやれそうだが、今年31歳と言う年齢を考えると大きな伸びしろは期待できない。(22試合1899分/0ゴール/0アシスト)

右左SB&CB 5 マッティア・カッサーニ 6 開幕当初は4バックの右SBとして”ロロ”の穴を埋める。間に怪我もあったが、復帰後は主に3バックのストッパーとして出場。緊急時には左SBもやったり完璧なユーティリティプレーヤー。チームへの貢献度は高い。抜群に強いCBでも抜群に早いSBでも無いが、どのポジションでも経験に裏付けされた堅実なプレー。彼が完璧なレギュラーだと弱いが、サブとしては常にベンチに置いておきたいプレーヤーだ。(25試合2150分/0ゴール/1アシスト)

右SB 13 ペドロ・ペレイラ 6 今シーズンのサンプ一番のサプライズか。ポルトガルのベンフィカユースから加入した彼が、まさかトップチームに入るとは思ってもいなかった。しかし”ロロ”の故障と、さらに2番手のカッサーニの故障もあって17歳にして右SBで出場のチャンスを掴む。すると俊敏なオーバラップからのクロスでムリエルのゴールをアシストしたり、特に攻撃面で非凡な面をアピール。さすがにディフェンスはまだ弱くてレギュラーとまではいかなかったが、将来非常に楽しみな逸材だ。昔のブラジル代表右SBゼ・マリアに似たタイプのプレーヤー。大切に育てて欲しいし、簡単に手放しちゃいけない。(9試合675分/0ゴール/1アシスト)

***冬加入選手***

左SB&WB 11 ドド 6 冬のメルカートで、出番が殆ど無かったインテルから加入。若くしてセリエAデビューした通り、ドリブルが上手くSBとしての攻撃力はかなりのもの。一方ディフェンスには何を抱える。当初4バックの左SBに苦労していたが、3バックの左ウィングバックになると攻撃力をいかん無く発揮。ブラジル人らしいトリッキーなドリブルから、効果的なクロスを上げる。まだ若いし成長すればレアルのマルセロみたいになれるか。オフサイドで取り消されたために、今シーズンのゴールは無かった。レンタル満了の為にいなくなる可能性が高いが、左利きで彼の様に攻撃力があるSBは簡単には見つからないので、ゼヒ留めて欲しい(17試合1488分/0ゴール/1アシスト)

CB 16 アンドレア・ラノッキア 4 ドドと共に、出番が無かったインテルから加入した元キャプテン。イタリア代表の経験も多い男だが、なぜインテルで出番を失ったかはよーくわかった。サンプでのデビュー戦でまず失点につながる致命的なミス。この時は久々の出場で試合勘が無いと言う事で、私もまだかばっていた。たしかにDFにしてはテクニックが有りヘッドも強い。徐々に試合慣れしてきて一応3バックの中央でレギュラーにはなる。しばらく無難なプレーは続けていたが、33節のサッスオーロ戦で前半あっという間に2枚のイエローで退場。パレルモ戦では失点・敗戦につながる致命的なミス。ディフェンダーとしては1対1に弱すぎる、そしてエレガントにプレーしようとし過ぎて致命的なミスが多い。もううちでは結構です。インテル戻っても出番は無いでしょうから、どこかで仕事を探してください(14試合1207分/0ゴール/0アシスト)

CB 23 モビド・ディアキテ 6 昨季ミハイロビッチに断られた男が、結局サンプに入ってきた。加入後すぐ出場した試合で怪我してしまい、しばらく間が空いてしまったのは残念だが、復帰すると何試合かスタメンを勝ち取る。屈強な身体を生かしたディフェンスと、ドスドスと迫力があるオーバーラップ。ちょっと下手なところも私好みで、来季もみてみたい。ただ彼は4バックは厳しいかな?3バックのストッパーの方が向いてる気がする(8試合686分/0ゴール)

CB 37 ミラン・シュクリニアール ND 冬のメルカートでスロヴァキアリーグから将来への投資として獲得された選手。プリマヴェーラで経験を積み、シーズン最後に出場がかなった。そこで期待以上の出来。スピードもパワーもあるディフェンスで、セリエAの並み居るFWとも渡り合い、将来がものすごい楽しみ。まだビルドアップなどは課題が残るがそこは21歳。ちょうど現在ドイツ代表のムスタフィが、サンプでデビューした時と雰囲気が似てる。ペレイラと共に、サンプ期待の星だ。セリエAでの1試合が目に留まり、なんとEURO2016に出場する事になる!しかもサンプ唯一・・・出場は無いかもしれないが、貴重な経験を積んでくれ!ちなみに背番号37は、祖国のスターで目標とするDFシュクルテルが良くつけてたから選んだそうな(3試合113分/0ゴール)

右SH&右SB 22 ヤコポ・サーラ ND エラス・ヴェローナでバリバリのレギュラーだった右サイドハーフ。本職MFながら、右サイドならサイドバックからウィングまでどこも出来る。サンプではデ・シルヴェストリの控えとして使われた。と言うか来ていきなり右SBでスタメンを務めるがその試合で怪我。復帰までしばらくかかった為、ほとんど今季の出場は無かった。守備も攻撃も無難にこなしそうな優等生だが、まだ特徴がイマイチ良くわからないので来季ベストな状態でみてみたい(5試合209分/0ゴール)

***冬放出選手***
左SB&CB 19 ヴァスコ・レジーニ 5.5 一番不可解な移籍。ずっと移籍の噂はあったが、今季も左SBのレギュラーとして前半戦出場。そんな中ナポリにレンタルで放出されて、ナポリでは出場ゼロ。結局来季は少なくとも一旦はサンプに帰ってくるみたいで、その際に代理人を代える事から、どうやら前代理人が仕組んだ移籍だったらしい。サンプで出場していた期間は昨季と全く変わらず。攻撃も守備もそれほどポカは無いが、全体的にひ弱な感じだ。もうレギュラーとして彼に期待するのはあきらめよう。バックアッパーとしてなら良いが。攻撃も守備も10段階で7点と言う感じだ。(14試合1207分/0ゴール)

左SB&CB 87 エルヴィン・ズカノヴィッチ 6.5 夏の移籍組の中では一番活躍していた。その選手を何故半年であっさり手放す?しかも2億9千万で買って、4億円で売るってたいして儲かっていない。すこし弱いミハイロビッチみたいな選手。当初は左SBで獲得された選手だが、CBが故障続きで結局ほとんどセンターバックでの出場に。得意の左足からのFKとヘッドでゴールも決めた。サンプに留めて欲しかったなぁ(16試合1329分/3ゴール/3アシスト)

左SB 3 ジャメル・メスバー 3 彼は移籍では無いが、2/2に飲酒運転で逮捕。「ジェノヴァの通りをポルシェで走っていたメスバーは、警察からの停止命令を受けたあとにしばらく走行を続けたものの、最終的には検査に応じることに同意。その結果、基準アルコール摂取量の3倍に当たる量が検出されたほか、フランスの運転免許証を所有していなかったことも明らかになり、これらの罪によって起訴されているとのことだ。」この事態をサンプは重く受け止め、実質解雇の処置。一応は左SBのサブとして考えられていた彼がいなくなった結果、左SB,WBはドド1人でシーズン最後まで戦う事となった。さようならサンプ唯一のアルジェリア代表・・・(7試合620分/0ゴール)

CB 6 アンドレア・コーダ ND あまり期待されていなかった控えのCBは、モイサンデルの故障とサラモンの移籍でなんと開幕戦スタメンを勝ち取る。しかし不運な事に第2節でケガ。これの完治まで3ヶ月くらいかかって、冬に復帰するや否やペスカラに放出された。性格が良い頑張り屋な為、ティフォージの受けも良かったがさすがにレギュラーは厳しい実力だった。元々がムリエルとセット販売で押し付けられた選手だったから、仕方が無いか(4試合121分/0ゴール)

 

 

  以上のメンツから、私個人的に来季への願望。まず私的に来季に向けて必要な選手、そうでない選手

いる = デ・シルヴェストリ、シュクリニアール、ドド、ディアキテ、ペレイラ

どちらでも = シルヴェストレ、モイサンデル、カッサーニ,サーラ

いらない = ラノッキア、メスバー

ペレイラはレンタルで修行に出しても良いと思うが。とにかくシュクリニアールペレイラは未来のサンプの希望の星だ。センターバックは総入れ替えして欲しい。シュクリニアールがどれだけのスピードで成長するか。まぁ3バックか4バックでだいぶ補強の内容も変わってくるだろうが、とにかくセンターバックがチーム全体見回しても最重要課題であろう。左はドドが無理なら代わりを探さなければ。レジーニじゃちょっとなぁ・・・ 

 サンプトピックス

その他ニュースを少しだけ

1.ペスカラに今季レンタルに出していたMFルーカス・トレイラの帰還は間違いない。1996年2月11日生まれの20歳のウルグアイ人。今季はペスカラで26試合3ゴール。残念ながら負けてしまったが、セリエA昇格プレーオフまで戦った。同じウルグアイ人のガルガノにハムシクを足した選手と言う評判で、面白そうだ。とりあえず夏のキャンプでモンテッラが品定めをして使えそうならそのままサンプ、まだだったらレンタルに出されるだろう。

2.上でも触れたが、ナポリに買い取りオプション行使されなかったDFヴァスコ・レジーニも一旦は戻ってくる

3.その他、現在サンプ移籍の噂に上ってるのがFWバロテッリ、G・ロッシ、あとフロジノーネのブルガリア人MFトネフ。トネフ以外は飛ばし記事の臭いがプンプンするが・・・

 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!!  

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero74: 

 La musica aiuta,rilassa,da' allegria.

Mettiamola nello spogliatoio e vinciamo di piu'.

格言74:

音楽は俺を助け、リラックスさせ、快活にさせる

ロッカルームにも音楽を流そう、そうすればもっと俺たちは勝てる