ほぼ週刊サンプ通信 第33節 SAMPDORIA 1-1 Hellas Verona 退場で10人になり、痛い引き分け

SERIE　A　第33節　4/29(水)　　20：45＠ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア　1－1 エラス・ヴェローナ

　　　　　　　　　　　　(前半0-0)　　

　　　　　　　　　主審:イッラーティ氏(Pistoia出身)

 アクアーの退場が痛かった。それでも試合は支配するも、決定力を欠きドロー。なんとか5位は守るも、下からの突き上げもあり、EL争いは混沌としてきた・・・

Marcatori

 

(後半20分)　サンプドリア　デ・シルヴェストリ：センターライン付近からカウンター。ムリエルが高速ドリブルを開始。3対2の形を作り、中央にDFを引き付け、最後に左を駆け上がったデ・シルヴェストリにラストパス。これをデ・シルヴェストリが、DFともつれながら右足でゴール右隅に流し込む！先制!!

＊

(後半23分)　ヴェローナ[1]　トニ：ダイレクトにDFラインの裏に出たボールに、ニコ・ロペスがいち早く反応。左足で中央フリーのトニへ絶妙なアシスト。トニは左足でこのボールを流し込む。同点になってしまう…

★ミッドウィーク、水曜20：45キックオフで行われた試合。写真はゴールを決めたベテラン、ルカ・トニ↑↑

＊

[試合前情報]　

 ナポリ戦完敗、エデル今季絶望の後、切り替えなければならない試合。まぁナポリ戦の負けは多少しょうがない部分もあるが、この試合は許されない。ホームではサンプの方がヴェローナを圧倒している。、また、サンプとエラスはGEMELAGGIOを結んでおり、この試合の前にも両ウルトラによるフェスタが開かれた。

　フォーメーションを見ていくと、サンプは中2日の試合と言う事で、かなりのターンオーバーが予想される。そして、なによりエデルが今季絶望になってしまったので、4－3－1－2の布陣を敷くのではないかと。オカカ(もしくはベルヘッシオ)とムリエルの下に、コレア(もしくはソリアーノ)のトップ下を置くという布陣。中盤にはエネルギッシュな、ダンカン、オビアング、アクアーの黒人3兄弟が！左SBは、実力伯仲のレジーニが再びスタメンとなり、CBには怪我から復活したムニョス。パロンボ、エトオ、シルヴェストレのオーバー30はお休みと言う予想だ。

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　一方ヴェローナは、5－3－2と言った方が良いかもしれない3－5－2。今季すでに17得点している、大ベテランのトニとニコ・ロペスの2トップ。正GKラファエルが出場停止の為に、若いゴッリーニがマウスを守る。DFの柱は、元メキシコ代表のキャプテンとしてなじみ深い”ラファエル・マルケス”が中央を務める。エラスは、勝点39とほぼ残留も決めており、上も下もあまり目標がない微妙な順位にいる。

↓↓以下がヴェローナの予想面子

FW　　　ニコ・ロペス　　トニ 

MF　グレコ、タクシディス、ヴァローティ

　ブリヴィオ　　　　　　　　　　　　　　ピザーノ

DF　ロドリゲス、マルケス、ソーレンセン

GK　　　　　　ゴッリーニ

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 ・・・・という試合前の予想通りの布陣で来たサンプとヴェローナ。期待のホープ、コレアがホーム「マラッシ」先発デビュー。

　

SAMPDORIA　＜4－3－1－2＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

  　　オカカ　　　ムリエル　　

(58分ベルヘッシオ)　(73分ソリアーノ)

　　　　　　　コレア

 　　　　　　　(48分エトオ)

 

ダンカン　オビアング(Cap)　アクアー■(57分)　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

レジーニ　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

 　　　　　　　　　　　　　　

　　　ロマニョーリ　ムニョス

 　　　　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

ベンチ：GKロメロ

DFメスバー、コーダ、シルヴェストレ、ゾレック

MFパロンボ、リッツォ、マルキオンニ

FWジョルジェビッチ

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Hellas Verona (3-5-2): Gollini; Sørensen (10′ s.t. Martic), Marques, Gu. Rodríguez; Pisano, Valoti (27′ s.t. Campanharo), Tachsidis, Greco, Brivio; Toni, N. López (31′ s.t. Saviola).
A disposizione: Benussi, Ferrari, J. Gómez, Sala, Fernandinho, Fares, Cappelluzzo, Checchin.
Allenatore: Andrea Mandorlini.
＊

Note: espulso al 12′ s.t. Acquah per doppia ammonizione; ammoniti al 16′ p.t. Valoti, al 24′ p.t. Sørensen, al 37′ p.t. Acquah, al 35′ s.t. Muñoz, al 37′ s.t. Brivio, al 44′ s.t. Gu. Rodríguez per gioco scorretto, al 35′ s.t. Obiang per proteste; recupero 0′ p.t. e 4′ s.t.; abbonati 18.077 (rateo gara 155.730 euro), paganti 1.532 (incasso netto 24.877 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.

 

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（あらすじ）

• 前半　16分　コレアに対して、ヴァローティがファールでイエロー■
• 　　　　20分　最初のビッグチャンス！ムリエルが右サイドを突破して、ゴール前に絶妙なシュート性クロス。オカカはちょっと触るだけだったが、懸命に体を張ったDFソーレンセンのブロックに阻まれる。　　
• 　　　　21分　コレアのつけパスから、オカカがムリエルにラストパス。ムリエルがこれを受けて反転しながら対角線にシュートを放つが、わずかに左に外れる・・・
• 　　　　31分　デ・シルヴェストリがペナわずかに外、右サイドから切り返して左足でシュートを放つ。結構良いシュートだったが、GKキャッチ
• 　　　　35分　ドリブル中にボールがこぼれたアクアー。そのボールにスライしたところファールを取られイエロー。少し厳しいような気もするが・・・この時、個人的に少し嫌な予感がしたんだ・・・■　
• ロスタイム0分。そのまま0－0で終了

前半は0－0。ポゼッションはサンプ15：49対ヴェローナ11：46。コレアがすごく良くなっていて、4－3－1－2もしっかり機能。前半はサンプが試合を支配する。ただ、決定機は大量には作れず、決定力にも欠けた。

• 後半　3分　コレアが筋肉系の故障で交代。休ませていたエトオ投入。既定の交代ではあったと思うが、ケガのせいで少し早まったか
• 　　　　7分　ゴールやや右からダンカン、強烈なミドルシュート。わずかに右に外れる
• 　　　10分　守備で頑張っていたソーレンセンに代わってアルティッチ投入
• 　　　11分　敵がカウンターに入ろうとしたところ、ハンドで止めたとしてアクアーにイエロー。2枚目で退場・・・■■
• 　　　13分　オカカに代わってベルヘッシオ投入
• 　　　16分　右からのクロス。トニが頭で合わせるが、わずかに上
• 　　　18分　ヴィヴィアーノ、ビッグセーブ！左からのアーリークロスをトニが頭で落とす。走りこんだブリヴィオのシュート、ヴィヴィアーノが足でセーブ

後半２０分　デ・シルヴェストリＧoooooooooooooooＬ!!　１－０

後半２3分　トニGoal　1-１

• 　　　２５分　ヴァローティに代わってカンパニャーロ投入
• 　　　２７分　疲れの見えたムリエルに代わって、ソリアーノ投入。１人少ないので、守備にも気を使いつつ点を取りに行く交代
• 　　　３０分　ニコ・ロペスに代えてサヴィオラ投入。久々に見た
• 　　　３３分　トニが右からのクロスをフリーで胸トラップ。そしてボレー。やや距離があり、ＧＫヴィヴィアーノ正面でキャッチ
• 　　　３５分　サンプのＣＫからカウンターを受けて、必死に戻ったムニョスがトニを倒してイエロー■
• 　　　３６分　ソリアーノに対して足裏を向けてスライに行ったブリヴィオにイエロー■
• 　　　４１分　デ・シルヴェストリとのペナ内でのパス交換から、エトオのシュート。ＧＫ、コーナーに逃れる
• 　　　４３分　エトオを倒したロドリゲスにイエロー。次節出場停止■
• 　　　４６分　エトオからベルヘッシオ、そしてダンカンと渡り、最後にダンカンの強烈な左足シュート。しかしＧＫ正面
• ロスタイムは４分。そのまま試合終了。

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(ポイント)

• ポゼッションはサンプ３０：５７対ヴェローナ２５：０２
• ４連勝後、２敗３分け
• フィオレンティーナ負け、トリノ引き分けの為まだ５位ＫＥＥＰ
• 10人と言う事は感じさせなかったが・・・・
• やはりヨーロッパ行くためには、内容どうこうより、ホームでのヴェローナやチェゼーナ戦は勝ち切らないと
• コレアは順調に成長している模様。来季は楽しみ
• オカカに交代時にブーイング
• 守備やポストでは貢献している
• しかし、独力での仕掛け、そしてなにより得点が取れない
• 久々出場のＤＦムニョスは、トニとの対戦多く、可もなく不可もなくと言った感じ

↑↑ダンカンも頑張ってはいたが・・・

　サンプが足踏みを続けるので、ジェノアやトリノ、インテルがいつの間にか近づいてきて、ＥＬ争いは団子状態になってしまった。以下が今後のＥＬ争いの展望↓↓

 

ヨーロッパリーグへの道のり

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　勝点　　　 34節　　　   35節　　　　  36節　　 　　 37節　　　       38節

 

• 5位サンプドリア　　　　　51　　Juve（H)　　　Udinese（A)　 Lazio（H） 　Empoli（A)   Parma(H)
• 6位ジェノア　　　　　　　　50　　Roma(Ａ）　　Torino（H）　　Atalanta(Ａ） Inter(H) 　　Sassuolo（Ａ）
• 7位フィオレンティーナ　 49　  Cesena（H)　Empoli(A)　　Parma(H)　Palermo(A)　Chievo(H)
• 8位トリノ　　　　 　　 　　　48　　Empoli(H)　 Genoa(A)  Chievo(H)　　Milan(A)　　Cesena(H)
• 9位インテル　　　　　　　 48　　Chievo(H)　　Lazio(A)　　Juve(H)　　　Genoa(A) 　Empoli(H)   

6位まで行けるとして、正直日程的にもやっているサッカー的にも一番有利なのはフィオレンティーナだと思う。6位憎敵ジェノアは、インテルやトリノと直接対決、そして3位ローマ戦を残しているので、そこら辺を道連れにして、沈んでしまえー。とにかくサンプはまだ5位なのだから、自分次第。自力で勝点最低9は取らないと厳しいと思う。次のユーヴェ戦は重要。普通なら厳しいが、来週レアル・マドリッドとのチャンピオンズ・リーグ準決勝を控えるユーヴェは、メンバー・モチベーション共に落としてくる可能性が有る。ただ、スクデットがかかっている試合と言う事も有り、そんなに甘くは無いか・・・ユーヴェは引き分けでもスクデット確定。目の前でユーヴェの胴上げは観たくない!!

Foooooooooｒｚa　Saaaaaaaaaaaamp!!

  次節：セリエA第34節　2015年　5/2（土）　ユヴェントス　＠ジェノヴァ　現地18：00Ｋｉｃｋ　Ｏｆｆ（日本時間深夜1：00）

   ’14-’15　SERIE　A　　　

勝点51 33試合　12勝15分6敗　得点　41　失点　36　得失点差　+5　5位

ほぼ週刊サンプ通信 第32節 Napoli 4-2 SAMPDORIA ヴィヴィアーノの痛恨のミスから流れが変わり完敗

SERIE　A　第32節　4/26(日)　　20：45＠サンパオロ(ナポリ)

サンプドリア　2－4　ナポリ

　　　　　　　　　　　　(前半1-2)　　

　　　　　　　　　主審:ドヴェーリ氏(Roma1出身)

　シュート25本、うち枠内16本浴びる。今季4回目の勝てる気がしない完敗で、6敗目。ヨーロッパに危険信号が・・・

Marcatori

(前半15分)　サンプドリア　O・G(アルビオル)：ソリアーノのロングスルーパスで、エデルが右サイドを抜け出す。ペナ内に侵入して中央に速いクロス。後ろからオカカが詰めていたため、戻りながらクリアしようとしたDFアルビオルは、オウンゴールにするしか手が無かった。先制!!

＊

(前半31分)　ナポリ[1]　ガッビアディーニ：イグアインのダイレクトパスを受けたガッビアディーニ。ペナ内から不得意な右足でのシュート。必死に足を伸ばしたロマニョーリに当たり、少しだけコースと回転が変わる。その弱く転がってきたボールを、何とヴィヴィアーノがトンネルヴィヴィアーノはサンプに来て、初めてぐらいのミスらしいミスではないか？同点になってしまう。

＊

↑↑まんまみーあ

(前半34分)　ナポリ[2]　イグアイン：イグアインがガッビアディーニにつけパス。そのボールをガッビアが絶妙なヒールで落としてワンツー完成。GKの前でフリーになったイグアインが、落ち着いて右足インフロントでゴールに蹴りこむ。逆転・・・

＊

(後半2分)　ナポリ[3]　インシーニェ：デ・シルヴェストリのミスパスをかっさらったインシーニェがカウンターでドリブル開始。自らペナ付近まで持ち込み、そのままシュート。カーブをかけたシュートは、きれいに外から巻いてファーサイドに突き刺さる。インシーニェ、涙の6か月ぶりの復活ゴール。

＊

(後半35分)　ナポリ[4]　イグアイン(PK)：ハムシクのドリブルをデ・シルヴェストリがペナ内で倒してPK献上。この日は間違いなくデ・シルヴェストリの日では無かった。イグアインが落ち着いてこのPKを左上に決める。ダメ押され・・・

＊

 

(後半43分)　サンプドリア　ムリエル：エトオが自らドリブルで切り込もうとして1人抜くが、2人目に捕まる。そのこぼれ球を、ムリエルがダイレクトでロングシュート。右足インステップで大砲のように放たれたボールは、この展開ではもったないぐらいの30mスーパーロングシュート。(逆にこの点差だから出来たのかもしれないが・・・)”焼石に水スーパーゴール”

 ＊

[試合前情報]　★日曜20：45キックオフで行われたPOSTICIPO。

 　さて、勝点3差で4，5位の直接対決。ナポリは木曜日のヨーロッパリーグで、ヴォルフスブルグと引き分け(2試合合計6-3で勝ち）、いよいよ準決勝にコマを進めている。疲れの影響も考えられるが、シニサ曰く「週中の試合でも、勝てば喜びこそ残るが、疲れは感じない」と

またシニサは、ナポリと来季の監督としてサインまでしたと言う報道に憤慨しており、これにはクラブの公式発表を通じて完璧に否定した。確かにナポリ、ミラン、ローマなど様々な可能性が取りざたされているミハイロビッチだが、残留含めてまだ全くわからないと思う。ちなみにナポリ戦は、ミハイロビッチ監督にとって、ちなみにセリエA150試合目らしい。

＊

　サンプは、ナポリでのナポリ戦で非常に相性が悪い。58試合戦ってナポリ25勝、サンプ9勝、23引き分け。サンプがナポリで最後にあげたゴールは、2002年10月5日のヴォルピのゴールまで遡らなければならない。しかもセリエB時代。ただ、今年のサンプはそういうジンクスをいくつも破ってきたチームだ。恐れる事は無い。

　試合前の会見で、ナポリ戦に際して怖さはありますか？と聞かれたパロンボ主将は

「怖いのは移動の飛行機だけ(笑)」

と答えた。

　　そして、ナポリには何といっても今年前半戦の立役者「マノーロ・ガッビアディーニ」がいる。個人的には、久しぶりにサンプから嫌いなチームに移っても、気になってしまう選手だ。スタメンで出てくるかはわからないが、シニサは試合前の公式会見で

「ガッビアディーニはもちろん良い選手で、なにより人間としても素晴らしい。今の彼の活躍には私も満足している。でも明日の試合は、間違えて靴を左右逆に履いてくれる事を願うよ。そうすれば何本かあるかもしれないFKを外してくれるだろう」と

　フォーメーションを見ていくと、サンプはほぼフルメンバーが揃う。さすがに前節の4トップは強豪相手には使わず、それでも攻撃的に行くと言っていた。イタリアの他のスタジアムより広いサンパオロ(110×68m)では、オカカの献身的な働きが欠かせないと、シニサは思っているようだ。オカカの下におそらくエトオ、ソリアーノ、エデルであろう。その他は前節と同じと思われる。左SBも、メスバー2試合連続で比較的良かったから(シュートは外してたけど・・・）、おそらくそのままでは無いか。久しぶりにアクアーが観たいが。上手くいかなかったら、ベンチに残しているムリエル投入で打開を図る。GKヴィヴィアーノは、この試合でプロ通算300試合出場を達成する。

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　一方ナポリも4－2－3－1の予想。元サンプの右SBマッジョは出場停止。代わりはメストか。その他では、ズニガとデ・グズマンが召集されていない。イグアインの1トッをサポートするのは、怪我から戻ってきたインシーニェ、カジェホン、そしてハムシクとガッビアの争い。CBでもブリトスとクリバリの争いがある。確かに強力な面子だが、ホームで対戦した時はサンプも93分まで勝っていたのだから！

↓↓以下がナポリの予想面子

FW　　　　　　イグアイン 

MFインシーニェ、ハムシク、カジェホン

　　　　　　ガルガノ、インレル

DFストリニッチ、ブリトス、アルビオル、メスト

GK　　　　　　アンドゥハル

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 ・・・・という試合前の予想通りの布陣で来たサンプ。しかしナポリは全然違った。木曜のELの試合後と言う事、さらに次もまたミッドウィークに試合があるという事でターンオーバーを敢行。ベニテスは元々ターンオーバー好きだが。元サンプのガッビアを先発で起用し、ボランチ2人と左右両SBを入れ替えてきた。ただそれでも十分な布陣。長い怪我から復活したインシーニェがキャプテンマークを巻く。ナポリクルヴァにはインシーニェの超巨大ユニ(24番)が掲げられた。元々インシーニェが怪我したせいで、ガッビアはナポリに獲られたのだが、2人揃ってサンプ戦に出てくるとは皮肉だ。

　

SAMPDORIA　＜4－2－3－1＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

    　　　　オカカ　　　

エトオ　　ソリアーノ　　エデル

 　　　　(76分ベルヘッシオ)(44分ムリエル)

 

　　オビアング　パロンボ(Cap)　

　　　　　　　　　　(62分ダンカン)　　　　　　　　　

 

メスバー　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

 　　　　　　　　　　　　　　

　　　ロマニョーリ　シルヴェストレ

 　　　　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

ベンチ：GKロメロ

DFレジーニ、コーダ、ムニョス、ゾレック

MFコレア、リッツォ、アクアー、マルキオンニ

FW　-

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Napoli (4-2-3-1): Andújar; Henrique, Albiol, Britos, Ghoulam; D. López (31′ s.t. Gargano), Jorginho; Callejón, Gabbiadini (21′ s.t. Hamsik), Insigne; Higuaín (37′ s.t. D. Zapata).
A disposizione: Rafael, Colombo, Strinic, Mertens, Mesto, Koulibaly, Inler.
Allenatore: Rafael Benítez.
＊

Note: ammoniti al 3′ p.t. Britos, al 24′ p.t. Mesbah per gioco scorretto, al 45′ s.t. Muriel per proteste; recupero 1′ p.t. e 3′ s.t.;  spettatori 22.299 (incasso 441.617 euro); terreno di gioco in perfette condizioni.

 

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（あらすじ）

• 前半　3分　エデルの右サイドラインの高速ドリブル。強烈なタックルで止めたブリトスに開始早々いきなりのイエロー■
• 　　　　4分　そのFKをメスバーが左足で狙う。角度の無いところから直接ゴールに向かうが、GKアンドゥハル、パンチングでセーブ
• 　　　　8分　ペナすぐ外から、イグアインがカットインから前を向いて強烈なシュート。GKヴィヴィアーノ、ナイスセーブ！

前半12分　アルビオルOWN・ＧoooooooooooooooＬ!!　1－0

まず、サン・パオロで13年ぶりの得点でジンクス打破

• 　　　16分　イグアインのスルーパスからカジェホンが抜け出して、至近距離からの強烈なシュート。これもヴィヴィアーノのスーパーセーブ。さらに必死に戻ってスライでコースを限定したロマニョーリの頑張りも光った
• 　　　19分　CKからのこぼれ球を、デビド・ロペスが下がりながら反転ボレー。わずかにバーの上
• 　　　23分　ガッビアディーニを倒した後、余計に蹴ってメスバーにイエロー。不用意ないらないファールだ■

後半31分　ガッビアディーニGoal　1-1

↑↑ガッビアは一応サンプへの敬意で喜ばず

前半35分　イグアインGoal　1-2

何度も言っているが、今年のサンプはホントに3分以内の立て続けの失点が多い。もういい加減何とかならないものかね？こう言うメンタル的な失点を改善できないのなら、圧倒的に身体能力で優れるアクアーより優先して起用としているベテラン・パロンボの意味は無い。　　　　　　

• 　　　44分　エトオのスルーパスに抜け出したエデル。トップスピードで突っ込んだエデルは、カバーに来たブリトスと衝突。負傷で交代・・・ムリエル投入
• ロスタイム1分。そのまま1-2で終了

前半は1-2。圧倒的に守勢の中で、ひょっこり先制したサンプ。そこからやや流れは良くなるが、ヴィヴィアーノのトンネルでまた一気に流れが変わる。さらに、数少なく輝いていたエデルも負傷で失うと、踏んだり蹴ったり・・・

後半2分　インシーニェGoal　1-3

結果から言うと、この失点は相当痛かった。さぁ後半巻き返すぞという気勢をいきなりそがれ、またインシーニェ復活というドラマを演出してナポリに勢いを与えてしまった・・・

• 　　　17分　パロンボに代えてダンカンを投入
• 　　　20分　ガッビアディーニに代わってハムシク登場。ガッビアにはスタンディングオベーション
• 　　　29分　久しぶりのシュートは、ダビド・ロペスの強烈なミドル。ヴィヴィアーノ、パンチングでセーブ
• 　　　30分　ソリアーノに代えてFWベルヘッシオ投入。4トップにして、何とか点を奪いにいく
• 　　　30分　一方のナポリはダビド・ロペスに代わってガルガノ投入。守備強化

後半36分　イグアインGoal(PK)　1-4

• 　　　37分　点を決めたイグアイン。お役御免でサパタと交代

• 　　　40分　前を向いたベルヘッシオのシュート。良いシュートだったが、CKに逃れられる
• 　　　41分　サンプのCKから、逆襲にあい1対3の大ピンチ。メスバーが1人で何とか遅らせ、ハムシクの強烈なシュートはヴィヴィアーノのナイスセーブ

後半43分　ムリエルＧoooooooooooooooＬ!!　2－4

• 　　　44分　ファールに苛立ったムリエルが、敵を突き飛ばしてイエロー■ロスタイムは3分
• 　　　47分　ハムシク、カジェホンと続けざまにナポリの決定機。ここは汚名番会でヴィヴィアーノが頑張る

　そのまま試合終了。

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(ポイント)

• ラツィオ、トリノ、ヴィオラ戦に続く完敗
• ヴィヴィアーノは今季の実績、そしてこの試合のこのミス以外の出来から見ても全ては責められない
• ただ、あのミスで流れが変わったのは事実。それだけGKのミスは致命的
• 負けた事以上に、エデルを失ったのが大きい
• 中2日おいて、すぐ試合があるのが吉と出るか、凶と出るか
• 連戦と言う事もあるが、次は絶対アクアーを使うべき
• ヴィオラも負けたので、なぜか5位はKEEP
• 今5位と言う事は、自力でEL勝ち取れる
• インテルの追い上げが不気味。ミランは大丈夫だろう

 

↑↑翌日の検査で、エデルの今季絶望が決まってしまった・・・・痛い、痛すぎる。でも、来季復活して、またこの元気な姿を見せてくれ！EURO2016にも間に合うのだから!!

”TI　ASPETTIAMO　EDEEEEEEEER!!”

　とにかく切り替える事が大事。CLは事実上もう不可能だろう。しかしホームのヴェローナと、CL準決勝に向けて主力を温存してくるであろうユーヴェとのホーム2連戦。過密日程ではあるが、十分連勝出来る可能性はある。最低でも勝点４。

　残り6試合。ホームでヴェローナ、ユーヴェ、ラツィオ、パルマ。

アウェイでウディネーゼ、エンポリ

　　Foooooooooｒｚa　Saaaaaaaaaaaamp!!

  次節：セリエA第33節　2015年　4/29（水）　エラス・ヴェローナ　＠ジェノヴァ　現地20：45Ｋｉｃｋ　Ｏｆｆ（日本時間深夜3：45）

   ’14-’15　SERIE　A　　　

勝点50 32試合　12勝14分6敗　得点　40　失点　35　得失点差　+5　5位

ほぼ週刊サンプ通信 第31節 SAMPDORIA 0-0 Cesena 圧倒的に攻めたてるも、ゴールは奪えず痛恨の引き分け

SERIE　A　第31節　4/18(土)　　18：00＠ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア　0－0　チェゼーナ

　　　　　　　　　　　　(前半0-0)　　

　　　　　　　　　主審:ジャコメッリ氏(Trieste出身)

　シュート17本、CK14本、決定機は6回ぐらい。しかしスコアレスドロー。ホーム無敗は続くも、勝たなければいけなかった・・・不運だけでは無い、ずる賢さ、決定力の欠如の総結果

Marcatori 

＊Nessuno

★土曜18：00キックオフで行われたANTICIPO。サンプ現監督、元監督対決↑↑

＊

[試合前情報]　

 　さて、強豪4連戦との戦いを2勝1分1敗で終えたサンプ。そして迎えるのは、18位と降格圏内に沈むチェゼーナ。しかし大切なのは、前回も触れたとおり、このチェゼーナ戦を絶対勝ちきる事。さすがミハイロビッチ監督も

「チェゼーナ戦で許される結果、それは勝つ事のみだ」と言っていた。

　勝点50で4位のナポリと、49で5位・6位のフィオレンティーナとサンプ。ここはホントに団子で、1試合ごとに順位が変わる。コパイタリアが、ユーヴェとラツィオの決勝(現在1位と3位)になったので、おそらく6位でもヨーロッパリーグには行けるだろう。しかし4，5，6位で、微妙にどのラウンドから出場できるかも変わるので、一つでも順位は上の方が良い。そして、かすかな望みのCLに夢をつなぐためにも勝点3マスト!!

　チェゼーナの監督は前回の対戦の時と変わっており、元サンプの”ミンモ”ディ・カルロに。

サンプが4年前にCL予備予選を戦った時の監督だ。あの夏のブレーメン戦は、私自身が生で観た事も有り、一生忘れないだろう。試合前のホテルのロビーで、ディ・カルロ監督とキャプテンのガスタルデッロが話し込んでいた姿が印象的だった。チェゼーナも降格がかかっているので、必死に勝ちに来るだろう。セリエAで気が抜けるチームは一つも無い。

　

　 

↑↑前回の対戦で、ゴールを決めたチェゼーナのキャプテン”ステファノ・ルッキーニ”は、元サンプ。彼のキャプテンマークにはサンプのマークが！↑↑

　離れてもサンプ愛を忘れない、素晴らしい選手だ。

「STEFANO、UNO　DI　NOI!!」

　さて、サンプは、レジーニが出場停止から戻ってきて、GK/DF陣はレギュラーが揃った。唯一の心配は右SBのデ・シルヴェストリ。前節の試合終盤で怪我した彼が間に合うかどうか？ダメならゾレックがスタメンだろう。そして、シニサは遂に”エトオ、エデル、ムリエル、オカカ”の4トップを同時に起用する、超攻撃的布陣を敷くらしい。ホームでチェゼーナ相手だからできる事ではあるが、楽しみだ。一つは勝にこだわって、ここまではっきり攻撃的に行くと言う意思表示を見せている事。こんな布陣がセリエAで通用するのか、見ものだ。エトオが以前のイメージとは異なり、サンプではゲームメーカーの様になっている。だからこそ試そうとした布陣であろう。エデルやエトオが守備に力を割かれ、攻撃力が半減するような結果にならなければ良いが。

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　一方チェゼーナは、4－3－1－2の予想。トップ下のブリエンツァが怪我から復帰するものの、FWデフレルはコンディション不良で控えスタートの予想。MFではムディンガイがアンカーの位置で、チームをしめる。DFではルッキーニだけでなく、もしかしたら同じく元サンプのヴォルタにも出番はあるかもしれない。GK21歳のレアーリは、前回のサンプ戦の時は当たりまくっていた。出てきたら厄介だ。

↓↓以下がチェゼーナの予想面子

FW　　　ロドリゲス、スッチ(デフレル) 

MF　　　　　　　ブリエンツァ

　　カショーネ、ムディンガイ、ジョルジ

DFルッキーニ、クラインチ、カペッリ、ペリコ

GK　　　　　　　　レアーリ

   ---------------------------------------------------

 ・・・・という試合前の予想とは少し異なり、サンプは通りの布陣となった両チーム。前節良かった左SBメスバーが、レジーニが戻ってきてもそのままスタメン。あとはシニサが発表していた通りの、4トップ揃い踏みの布陣。

　　

　　　　一方のチェゼーナはGKだけ、レアーリでは無くアリアルディだった。

　

SAMPDORIA　＜4－2－3－1＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

    　　　　オカカ　　　

エデル　　　エトオ　　　ムリエル

 　　　　　　　　　　　　　　　　　(68分コレア)

 

　　オビアング　パロンボ(Cap)　

　　　　　　　　　　(86分ソリアーノ)　　　　　　　　　

 

メスバー　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

 　　　　　　　　　　　　　　

　　　ロマニョーリ　シルヴェストレ

 　　　　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

ベンチ：GKロメロ

DFレジーニ、コーダ、ムニョス、ゾレック

MFダンカン、リッツォ、アクアー

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ

-----------------------------------------

Cesena (4-3-1-2): Agliardi; Perico, Capelli, Krajnc, Lucchini; Giorgi (39′ s.t. Cazzola), Mudingayi (32′ s.t. Zé Eduardo), Cascione; Brienza; A. Rodríguez (15′ s.t. Defrel), Succi.
A disposizione: Leali, Bressan, Nica, Djuric, Mordini, Moncini.
Allenatore: Domenico Di Carlo.

＊

Note: ammoniti al 30′ p.t. Perico, al 14′ s.t. Silvestre, al 29′ s.t. Correa per gioco scorretto, al 26′ s.t. Okaka per comportamento non regolamentare, al 31′ s.t. Krajnc per proteste; recupero 0′ p.t. e 4′ s.t.; abbonati 18.077 (rateo gara 155.730 euro), paganti 3.121 (incasso netto 56.821 euro); terreno di gioco in buone condizioni.

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（あらすじ）

• 前半　2分　開始早々から、オカカがバックパスを受けたGKに猛烈なプレス。あわやゴールかと言うぐらい、ボールに触るまで行く
• 　　　10分　左サイドからのパスをエトオがスルー。中央で貰ったパロンボが、ゲージを貯めて思いっきりミドルシュート。GKアリアルディがパンチングでCKに逃れる
• 　　　19分　ロドリゲスのミドルシュート。ヴィヴィアーノのナイスセーブ
• 　　　21分　最初の決定機!右サイド、コーナー付近からエトオが1人抜いてペナ内に侵入。角度の無いところから思いっきり放ったシュートはGKパンチング。こぼれ球をムリエルがトラップ切り返しで抜いたが、シュートは宇宙開発....
• 　　　24分　エデル!!ムリエルが浮き球で裏へのパス。オカカが腰を回転させながらダイレクトボレー。これが絶好のシュートクロスとなって、ファーに流れる。詰めてきたエデルがインサイドで狙うが、シュートはわずかに右に外れる
• 　　　27分　オカカが完璧に抜け出してGKと1対1・・・・・・もオフサイド。確かにCBのラインからは出ていたが、右SBが上がり遅れていたのを、線審は見逃した
• 　　　29分　ジョルジのスルーパスから、ロドリゲスが抜け出してシュート。ヴィヴィアーノ、セーブ
• 　　　30分　エデルをハイキックで倒したペリコにイエロー■
• 　　　37分　エトオの左サイドへのパスから、エデルがカットインしてエリア内に侵入。エンポリ戦のゴールみたいな角度だったが、シュートはバーの上
• 　　　44分　前半最後のプレーでも決定機!!　オカカがペナ内左サイド深い所でボールを受けて、完璧な落とし。走りこんで来たどフリーのメスバーが、シュートを放つがバーの上。利き足でない右足だった....
• ロスタイム0分。そのまま0-0で終了

前半は0-0。強豪4連戦の試合と打って変わって、サンプが攻めまくる。しかしゴールは遠く。終盤には左のエデルと右のムリエルのポジションを入れ替えたりもするが、ダメ。拍手は起きるも、ゴールは揺らせず

• 後半　3分　エトオがターンから、ペナ内入ってすぐに面白いタイミングでシュート。惜しくも左に外れる。エトオはやはり、人とは違う独特のリズムを持っているな・・・
• 　　　　7分　右サイドのペナ内で縦へのドリブルを仕掛けたエデル。ルッキーニに倒されるが、PKは貰えず...
• 　　　13分　シルヴェストレ、ロドリゲスへの後ろからのファールでイエロー。この試合シルヴェストレは終始ロドリゲスをマーク■
• 　　　15分　ロドリゲスに代わって100%でないレギュラーFWデフレル投入
• 　　　23分　ムリエルに代わってコレア投入。コレアはホーム初登場
• 　　　25分　ボールが関係ないところで、ヴォルタに肘打ちをしたとされ、オカカにイエロー■

↑↑ずっとやりあっていたヴォルタ対オカカ

• 　　　28分　コレアのドリブルをハイキックで止めたムディンガイにイエロー。次節出場停止。ちなみにチェゼーナは来週もここマラッシでジェノアとの試合■
• 　　　30分　入ったかと思った！左からのCK。コレアが蹴ったボールを、ニアでロマニョーリが絶妙なバックヘッド。しかし懸命に戻ったDFルッキーニがライン上でクリア
• 　　　32分　イエロー貰ったムディンガイに代えて、ゼ・エドアルド投入

シニサは、この時間帯、CKをパロンボでは無くコレアが積極的に蹴っていた事に対して怒りまくる！

• 　　　36分　デ・シルヴェストリ！エデルの浮き球のパスから、胸トラでスピードに乗りペナ内右側を抜け出し、フリーでシュート・・・・わずかに左
• 　　　38分　ジョルジに代わってカッツォーラ
• 　　　40分　パロンボに代わってソリアーノ。まだ攻撃をあきらめてないぞと
• 　　　43分　まだまだ決定機！オカカが左からペナ内に侵入。クロスは一旦跳ね返されるが、自分のところに戻ってきたボールを走りこんで来たメスバーに落とす。前半最後のチャンスと似た形だったが、今度は利き足の左足でシュート。枠には行くが、GKアリアルディのファインセーブ。ロスタイムは4分
• 　　　45分　FKからのサインプレー。中央フリーのソリアーノがミドル。ボールは、人の壁の中に吸い込まれ、ハンドを主張するが認められず
• 　　　47分　右からの絶好のクロス。しかしオカカの直前でGKアリアルディがカット
• 　　　49分　攻めに攻めたサンプに対して、チェゼーナの大カウンター。デフレルが一人無人のサンプ陣内をドリブル。オビアングが必死に戻り、何とかストップ。その瞬間に試合終了。これで失点していたら、目も当てられない結果だった

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(ポイント)

• 試合は支配したが、例えあと30分試合があったとしても、得点は入らなかっただろう
• 年に何回かあるそういう試合
• ただ、ビッグクラブは勝たなければいけない試合は勝つ
• コレアはまだ早いか？
• 来た時よりは良くなったが、まだセリエAのリズムには100%ついて行っていない
• CKは前節の失敗を活かしていた
• ここ2試合使われていないアクアーが気になる
• ミハイロビッチ退団、パウロ・ソウザ就任の噂も・・・・・ただまだ噂に過ぎず、最近メディアのこの件に関する雑音が多すぎ

 

↑↑たまにはメスバーの写真(笑)

　勝たなければいけなかった試合。ただ悲観ばっかりしていてもしょうがない。ミラノDERBYは凡戦0－0の引き分けだったそうで・・・トリノも勝てず、ジェノアは我らが同志「イアキーニ監督」のパレルモが降してくれたので、6位の座はとりあえず安泰。ラツィオ負け、ローマも引き分け、唯一ナポリは勝った。やはりセリエAは簡単では無い。一応、今日の夜行われるフィオレンティーナvsヴェローナの試合で、同盟国エラス・ヴェローナが奇跡的に勝てば、5位になれるが・・・

　残り7試合。ホームでヴェローナ、ユーヴェ、ラツィオ、パルマ。

アウェイでナポリ、ウディネーゼ、エンポリ

とりあえず勝点50には乗ったので、この残り試合で勝点12。62まで行けば、ヨーロッパリーグは現実のものとなるだろう。次のナポリ戦も、最低引き分けで良いサッカーを見せて欲しい。この日の4トップは、強豪相手にも試されるのだろうか？悪くは無かったと思う

 　　　　Foooooooooｒｚa　Saaaaaaaaaaaamp!!

  

次節：セリエA第32節　2015年　4/26（日）　対ナポリ　＠ナポリ　現地20：45Ｋｉｃｋ　Ｏｆｆ（日本時間深夜3：45）

   ’14-’15　SERIE　A　　　

勝点50 31試合　12勝14分5敗　得点　38　失点　31　得失点差　+7　5位(暫定)

ほぼ週刊サンプ通信 第30節 Milan 1-1 SAMPDORIA 勝てたなぁ～ でも引き分けでも最低限いいか・・

SERIE　A　第30節　4/12(日)　　20：45＠ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)

サンプドリア　1－1　ミラン

　　　　　　　　　　　　(前半0-0)　　

　　　　　　　　　主審:ロッキ氏(Firenze出身)

　ヨーロッパリーグを賭けた戦い。エトオの魔法から先制するも、不運なオウンゴールで追いつかれて引き分け。ヨーロッパに半歩だけ近づいた。

Marcatori 

(後半13分)　サンプドリア　ソリアーノ：ペナ外わずかに外から、エトオがダブルタッチ股抜きスルーパス。ボールはGK前でどフリーのソリアーノの元へ。ソリアーノは落ち着いてGKを確かめ、豪快にゴールへ蹴りこむ。先制!!

＊

(後半29分)　ミラン[1]　O・G(ダンカン)：CKからのこぼれ球で、高く上がったボール。DFを背負いながら、デ・ヨンクが強引にオーバーヘッド。放たれたシュートは、とっさに反応したダンカンの足に当たってコースが変わってしまう。ヴィヴィアーノもさすがに反応できず、不運な形なオウンゴールとなってしまった・・・同点

 

 

★日曜20：45キックオフで行われたPOSTICIPO。ミラニスタよ、あきらめなさい。この引き分けで、残り8試合でサンプとミランの勝点差は7

 

 [試合前情報]　

 

　さぁ、勝点48で5位のサンプと41で8位のミランの対決。残り試合を考えると、ミランにとってはヨーロッパリーグに向けて、最後のチャンスとなるだろう。カリアリ、パレルモと2連勝して一応上り調子。サンプは最低引き分けでもOK。もちろん、そんな気はさらさら無いが。アンダータのサンプホームでの試合は、かなりスペクタクルだったが、2-2の引き分け。メスバーの痛恨のハンドがあったが、運命のいたずらか今節もレジーニが出場停止。またメスバーに先発のチャンスがやってきた。鍵を握りそうな男だ。

　サンシーロでのミランーサンプは去年0-1で負け。逆に一昨年はコスタのヘッドで1-0で勝っている。この試合は2012-13の開幕戦。サンプがセリエBから昇格してきて初の試合だった。ミラノでの通算成績はミラン37勝、9分け、サンプ10勝。ミラン103得点、サンプ41得点。まぁこんなもんだろう。確かにあまり引き分けが無い気がする。私自身が、サンシーロで生観戦したミランーサンプは通算1勝2敗。デルベッキオとマッジョのゴールで2-1で勝った試合は未だに覚えている。

　

　

　↑↑数々の名勝負を繰り広げてきたサンプ対ミラン。昔の写真からはこんなのも出てきた↑↑

　まずここ一週間、シニサの去就がかなり騒がれている。と言うのも、相手のミランに行く可能性があるからだ。ただ、今の段階では噂に過ぎない。確かに今シーズン終了後にミハイロビッチはいなくなる可能性もあるが・・・・後任にはディ・フランチェスコ、イアキーニ、ヴェントゥーラ、サッリ、パウロ・ソウザなどなど・・・・・・・おっと、この話をするのは止めよう。今は今シーズンに集中するのみ・・・・とシニサも言っていた。

　サンプは、レジーニが出場停止だが、あとはほぼ全員集合。シニサはフィオレンティーナ戦でチームが下がり過ぎていた事を危惧して、4-2-3-1を採用する模様。ソリアーノをトップ下に押し上げて、より攻撃的な布陣にする模様。1トップはムリエルでは無く、オカカの可能性が高い。フィレンツェではオカカは本調子では無く、先発したムリエルは孤立していた。ムリエルはスーパー切り札に取っておく模様だ。

　一方ミランはインザーギの４-３-３。最も不透明なのは、怪我明けのファン・ヒンケルとボナヴェントゥーラが出場してくるか。ミランの事はよくわからんが、ホンダは何やってるんだろう？(←4/2の練習で本田は捻挫したらしい。次のMilano　DERBYに復活させるべく、大事をとっているとか)　ミランの元サンプ勢には、共に前回CL出場権を取った時の主力、ポーリとパッツィーニがいる。アバーテもサンプでプレーした事はある。

↓↓以下がミランの予想面子

GKディエゴ・ロペス

DFアバーテ、パレッタ、メクセス、アントネッリ

MFボナヴェントゥーラ(ポーリ)、デ・ヨンク、ファン・ヒンケル

FWチェルチ、デストロ、メネス 

  ---------------------------------------------------

 　↑↑という試合前の予想通りの布陣となった両チーム。

　

SAMPDORIA　＜4－2－3－1＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

    　　　オカカ　　　　　 　　　　　　　

　　　　　　　(73分ムリエル)　　　　　　　

　

エトオ　　　ソリアーノ　　　エデル

 　　　　　　　　(65分ダンカン)

 

　　オビアング　パロンボ(Cap)　

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

メスバー　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

 　　　　　　　　　　　　　　(88分ゾレック)

　　　ロマニョーリ　シルヴェストレ

 　　　　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

ベンチ：GKロメロ

DFコーダ、ムニョス

MFコレア、リッツォ、アクアー、マルキオンニ

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ

-----------------------------------------

Milan (4-3-3): D. López; Abate (26′ s.t. De Sciglio), Paletta, Mexes, Antonelli; Van Ginkel, De Jong, Bonaventura; Cerci (17′ s.t. Suso), Destro (32′ s.t. Pazzini), Ménez.
A disposizione: Abbiati, Donnarumma, Rami, Poli, Zapata, Bocchetti, Bonera, Alex, Mastalli.
Allenatore: Filippo Inzaghi.
＊

Note: ammoniti al 41′ p.t. Obiang, al 7′ s.t. Paletta, al 38′ s.t. De Jong per gioco scorretto, al 50′ s.t. Mexes e Wszolek per comportamento non regolamentare; recupero 1′ p.t. e 5′ s.t.; abbonati 19.504 (rateo gara 453.906 euro), paganti 11.231 (incasso 292.435 euro); terreno di gioco in buone condizioni. 

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（あらすじ）

• 前半　10分　かなり遠い位置から、エトオのロングシュート・・・・・がこの試合初シュート
• 　　　　14分　ファン・ヒンケルのグラウンダーミドル。良いシュートだったが、ヴィヴィアーノのナイスセーブ
• 　　　　22分　CKからの展開で、左サイドにいたエトオにボールが。エトオはカットインして、強烈なミドル。惜しくもわずかに左
• 　　　　41分　メネスを倒したオビアングに、この試合初のイエロー
• 　　　　44分　スローインのボールから、スイッチでマークを外したチェルチ。ゴール真正面からフリーでシュート。危なかったが、力んでふかしてくれる。
• ロスタイム1分。そのまま0-0で終了

前半は0-0。ポゼッションはミラン16：17対サンプ11：13。ボール保持率はミランの方が上。だがサンプも前節の反省から、引いてはいるもののある程度はラインを高く保ち、攻撃を受け止める。そして、前線のオカカのキープと、エトオの指揮から何本か良い攻めを見せた。ミランは個々の能力は高いだろうが、組織力は感じない。チェルチが一人で空回りしている印象だ。アンダータでの対戦に比べると、ミランに対しての劣等感はほぼ無くなった。これはサンプが成長したのか、はたまたミランが退化したのか・・・

サンプは後半頭から、メンバーは変わらないもののポジションを入れ替える。オカカの1トップの下を、左からエデル-エトオ-ソリアーノの並びに変え、エトオをトップ下の位置に置くことにより、より攻撃に絡ませる狙いか？

• 後半　1分　いきなりチャンス！オビアングのスルーパスから、メスバーが左サイドを抜けてクロス。中でオカカが合わせに行くが、インサイドキックは完璧にはヒットせず。惜しい
• 　　　　7分　カウンターからエデルがドリブルを仕掛ける。たまらずパレッタがファールでこれを止め、イエロー
• 　　　　8分　そのファールで得たFK。ゴールやや左寄りからエデルが狙う。エデルは意表をついて、ニアを低いボールで狙うがGKコーナーに逃れる。

後半13分　ソリアーノＧoooooooooooooooＬ!!　1－0

• 　　　17分　チェルチに代わって、今冬加入したばかりの若いスペイン人MFヘスス・ホアキン・フェルナンデス・サエス・デ・ラ・トーレスこと”スソ”を投入
• 　　　20分　ソリアーノに代わってダンカン投入。4-3-3にフォーメーションチェンジ
• 　　　25分　メネスに右サイドを破られて、クロスを上げられる。しかしパロンボが決死のヒザブロックでシュートは許さず
• 　　　25分　アバーテに代わってディ・シーリオ投入
• 　　　28分　オカカに代わってムリエル投入
• 　　　28分　ミランの右からのCK。メクセスがどんぴしゃでヘッドで合わせるが、ニアのゴール中を守っていたダンカンがライン上で何とかクリア。しかし続けざまのCKは、今度はダンカン防げなかった・・・

後半29分　ダンカンオウンGoal　1-1

↑↑デ・ヨンクのオーバーヘッドは素晴らしかった。このゴールにつながるシュートも含め、ミランで一番効いていたのはデ・ヨンク

• 　　　32分　負傷したデストロに代わって、元サンプの10番”パッツォ”が登場
• 　　　37分　ペナ内右側から、スソの左足でカーブをかけたシュート。ファーポストに直撃・・・・
• 　　　38分　狂犬デ・ヨンクにイエロー。ヘッドの競り合いでムリエルにひじ打ち。レッドでもおかしくなかったが

• 　　　43分　デ・シルヴェストリが最近お約束になってる、試合終了間際の負傷で交代。代わりはゾレック

• 　　　ロスタイム5分。このまま1-1で終了。

 　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

(ポイント)

• 勝てた試合だったが、最低限の引き分け
• 勝てばナポリ・ヴィオラを抜いて4位だったが、ミランとの7差を保つ事には成功した
• 後半先制した後は、余裕のパス回し。追いつかれてもそこまで攻めに転じなかったので、やや引き分けでも良し感があったか？
• CKは考えた方が良いと思う。サンプはかなりショートコーナーを多用したが、サインプレーも読まれていた
• それに対して、ミランは普通にあげてきて2度チャンスを作り、一つは得点に
• メスバーも今日のプレーなら、レギュラーも
• オカカも頑張っていたが、まだ守備し過ぎかな？認めなくは無いが、もう少し手を抜いて、点を取ってくれ！
• ミラニスタの数、少なっ！

　この日のマンオブザマッチは彼かな？↑↑

　ロマニョーリも良かったが、2人のCBコンビはほぼ完ぺきだった。1対1、ヘッドでの競り合い、目立たないが完璧なディフェンスを見せた。古巣ミランに対する意地もあったのだろう。来年はモイサンデルも加入するが、この2人のコンビはまだまだサンプで見たい！

↓↓以下順位表↓↓ 

 

2位ラツィオ	58
3位ローマ	57
4位ナポリ	50
5位フィオレンティーナ	49
6位サンプドリア	49
7位トリノ	43
8位ミラン	42
9位インテル	41
10位ジェノア	41

 

----------------------------------------------　

 　やっと強豪4連戦が終わった。結果2勝1敗1分。まぁ最低限か。ただ次のホームでのチェゼーナに確実に勝たないと、強豪相手に頑張って引き分けた意味が全くなくなってしまう。セリエAの一番の特徴としてあげられる、上位チームと下位チームの実力差の無さ。しかもチェゼーナは降格が危ないと言う事で、必死にやってくるだろう。監督は元サンプのディ・カルロ。残り8試合。ラツィオ、ローマは厳しいが、4位は狙いたい！

 　　　　Noi Vogliamo andare in EUROPA!!

 

次節：セリエA第31節　2015年　4/18（土）　対チェゼーナ　＠ジェノヴァ　現地18：00Ｋｉｃｋ　Ｏｆｆ（日本時間深夜1：00）

   ’14-’15　SERIE　A　　　

勝点49 30試合　12勝13分5敗　得点　38　失点　31　得失点差　+7　6位

ほぼ週刊サンプ通信 第29節 Fiorentina 2-0 SAMPDORIA イースター祝えず、完敗...

SERIE　A　第29節　4/4(土)　　18：30＠アルテミオ・フランキ(フィレンツェ)

サンプドリア　0－2　フィオレンティーナ

　　　　　　　　　　　　(前半0-0)　　

　　　　　　　　　主審:バンティ氏(Livorno出身)

　ヨーロッパを賭けた直接対決は完敗。引いて守って頑張っていたが、田んぼとなったピッチでカウンターは機能せず。耐えきれなくて2失点・・・

 

Marcatori 

(後半16分)　フィオレンティーナ[1]　ディアマンティ：ショートコーナーからの戻し。左45度のデルピエロゾーンから、ペナ内に侵入。人が密集している中を、早いタイミングで利き足でない右足でシュート。低いインフロントキックでファーを狙ったボールは、3人ぐらいがブラインドになって、GKヴィヴィアーノ全く反応できず・・・先制を許す

＊

(後半19分)　フィオレンティーナ[2]　サラー：中盤でこぼれ球を前を向いてもらったサラー。スピードに乗ったドリブルを開始し、レジーニ・シルヴェストレを抜き去る。最後は右足でGKニアを抜くシュート。すぐさま追加点・・・

＊

↑↑この試合の前、代表から戻ってきたエデルとソリアーノにチームメートがプレゼントしたケーキ。ここら辺からも、今シーズンのサンプの結束力が伺える！ 

 

★土曜18：30キックオフで行われたPOSTICIPO。大雨のフィレンツェで、ピッチは最悪のコンディション。これで試合やるんなら、延期になったDERBYもたいして変わらなかったんじゃないのかな?とにかく酷い田んぼだった

 

 [試合前情報]　

　さぁ、いよいよ勝点48で4位のサンプ、46で6位のフィオレンティーナ、ヨーロッパを賭けて直接対決。サンプはフィレンツェの地で2004年以来勝っていない。その時はバッツァーニとサケッティのゴールで2-0で勝利。それ以降はフィオレンティーナの5勝3分け。ヴィオラは最近好調で、ここ18試合で1回しか負けてない(対ラツィオ0-4)。その間11勝6分け1敗。しかし、サンプも4連勝中。さらにアンダータのフィオレンティーナ戦では、エデルのスーパーゴールも含めて3-1で快勝している。非常に面白い対戦となりそうだ。

　また両監督ミハイロビッチと、モンテッラは、1996-98までサンプで共にプレーした間柄。しかも非常に仲が良い。前節のマンチョに続いて、シニサにとっては旧知の仲との対戦となる。さらにサンプにはヴィオラでプレー経験がある選手も多い。プロデビューをフィオレンティーナで飾ったパロンボや、デ・シルヴェストリ、マルキオンニ、ヴィヴィアーノなどがヴィオラ経験有り。一方のフィオレンティーナには、現在はモンテッラ以外は元サンプ勢はいない。

 

　　↑↑写真は1997-98のサンプ。シニサとモンテッラ両方いる!!

前列左から：モンテッラ、レイグル、ヴェロン、マンニーニ、ペサレージ

後列左から：クリンスマン、ボゴシアン、ミハイロビッチ、バッレーリ、フェロン、モラレス

なつかしい～

　サンプは、リッツォとムニョスの２人が怪我から戻ってくる。そして火曜日のイタリア代表戦で、共に先発出場したエデル＆ソリアーノも合流。シニサによると、「彼らは疲れているが、モチベーションに溢れている」と。フォーメーションは4-3-3で間違い無いだろう。不確定な点は2つ。FWでムリエルとオカカのどちらを先発させるか。何故かベルヘッシオ先発の噂も、まことしとやかに流れているが・・・そしてMF陣。オビアング、ソリアーノ、アクアー、パロンボ、ダンカンの中から３人。個人的にはアクアー、パロンボ、ソリアーノかな～？ソリアーノは疲れているけど、代表でも良かったし。世間ではそろそろパロンボを休ませると言う噂が強いが、なんだかんだ言ってパロンボは外さない気がする。

一方フィオレンティーナも、４-３-３。最近怪我から復調して点を取り始めたマリオ・ゴメス。彼と売り出し中のサラー、さらにホアキンとの競争を制しそうなディアマンティの３トップ。中盤はキャプテンのヴァレーロを中心としたテクニカルな面子。GKはヴィヴィアーノが旅立った場合の後釜と噂されるブラジル人のネト。

↓↓以下がヴィオラの予想面子

GKネト

DFマイカー・リチャーズ、ロドリゲス、バサンタ、アロンソ

MFアクイラーニ(マティ・フェルナンデス)、バデリ、ボルハ・ヴァレーロ

FWディアマンティ(ホアキン)、M・ゴメス、サラー 

  相変わらず、技術に優れて美しいポゼッションサッカーを見せるフィオレンティーナ。ただ、サンプもムリエルとエデルの快速コンビが揃えば、ボールを支配されてもカウンターからゴールが狙えるだろう

---------------------------------------------------

 　↑↑という私の試合前の予想は1点だけ外れ、ガーナ代表で出場していたアクアーを休ませて、オビアングがスタメンから名を連ねた。後は直前情報通り。

 

 　一方のフィオレンティーナは、試合直前情報通り。

　

SAMPDORIA　＜4－3－3＞　監督シニサ・ミハイロビッチ

 

  　　　　　ムリエル

 　　　　　　　

エトオ　　　　　　　　　　　　エデル

 

 

オビアング　　　　　　　　　ソリアーノ 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(67分ベルヘッシオ)

 

　　　　　　パロンボ(Cap)

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

レジーニ　　　　　　　　デ・シルヴェストリ 

 　　　　　　　　　　　　　　　(73分ゾレック)

　　　ロマニョーリ　シルヴェストレ

 　　　(83分ムニョス)　　　　

　　　　　　ヴィヴィアーノ 

　　　　　　

ベンチ：GKロメロ、フリゾン

DFメスバー、コーダ

MFダンカン、コレア、アクアー、マルキオンニ

FW　-

-----------------------------------------

Fiorentina (4-3-3): Neto; Richards, G. Rodríguez, Basanta, M. Alonso; B. Valero, Badelj, Aquilani (38' s.t. Vargas); Diamanti (31' s.t. M. Fernández), Gómez, Salah (45' s.t. Lazzari).
A disposizione: Lezzerini, Rosati, Gilardino, Kurtic, Joaquín, Babacar, Rosi, Tomovic.
Allenatore: Vincenzo Montella.
＊

Note: ammoniti all'11 p.t. G. Rodríguez e al 23' s.t. Regini per gioco scorretto, al 44' p.t. Diamanti per proteste; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; abbonati 23.160 (rateo gara 385.150 euro), paganti 11.647 (incasso 174.613 euro); terreno di gioco in pessime condizioni.

 

 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

（あらすじ）

• 前半　2分　いきなり決定機!ムリエルが右サイドから、囲まれながらもクロスを上げる。オビアングが猛然と突っ込んでくるが間に合わず、ファーでフリーのエトオの元にボールが。エトオは狙い澄まして、右インフロントでゴールを狙う。入る・・・・・かと思いきや、DFゴンサロ・ロドリゲスがヘッドで懸命のクリア。今考えると、このシュートが入らなかった時点で、試合は決まっていたのかもしれない
• 　　　11分　オビアングに思いきり足裏を見せてタックルにいったゴンサロにイエロー
• 　　　18分　ソリアーノが思いっきりクリアしたボールが、敵に当たって跳ね返る。雨のいたずらでこのボールが止まり、ちょうどフィオの大チャンスボールとなってしまう。いち早く反応したディアマンティが突っ込むが、GKヴィヴィアーノも懸命に突っ込み、何とかコースを限定。ディアマンティのシュートはわずかにゴール左に外れる
• 　　　22分　CKからのこぼれ球。サラーが後ろに戻したボールを、ゴンサロがダイレクトでシュート。狙い澄ましたインフロントの高いボールはバー直撃。救われた・・・
• 　　　25分　ディアマンティのスルーパスから、アクイラーニのダイレクトシュート。強烈ながらGKヴィヴィアーノがキャッチ
• 　　　34分　ペナ内右サイドから、ゴンサロがシュートクロス。マリオ・ゴメスが突っ込むが、GK・DFが体を張って懸命のディフェンス。そしてパロンボが間一髪クリア
• 　　　42分　エトオのドリブル、↓↓このディフンスがファール取られないだなんて!!今日の審判バンティはとにかく笛を吹かなかった。

　

• 　　　43分　ファールを取ってもらえなかったディアマンティ、審判に執拗に抗議してイエローロスタイム1分。そのまま終了。

前半は0-0。ポゼッションはフィオ15：07対サンプ10：40。最悪のピッチコンディションだが、フィオはボールを良く回していた。初めのうちは、攻撃に転じられていたサンプだが、徐々に防戦一方に。完璧に引いて守って、エリア内に7人いる事も多々ある前半となった。ハイライトを見てもわかる通り、前半は最初の大決定機以外は、ほぼヴィオラ。

• 後半　7分　久々サンプのカウンター。懸命にボールを追いかけたエデルが、ボールをカットしてムリエルに。ムリエルはドリブルで突破。ペナ内で切り返してシュートを放つがDFブロック

後半16分　ディアマンティGoal　0-1

• 　　　18分　エトオのDFの裏を狙ったロビングのパス。GKも出来れない絶妙なボール。エデルが突っ込んで、なんとか飛び出してきたGKネトより先にボールに触るが、ボールは無情にも枠の外に転がる・・・

後半19分　サラーGoal　0-2

• 　　　22分　ソリアーノに代わって久々ベルヘッシオ登場。4トップにして点を取りに行くこの日のソリアーノは代表の疲れからか、消える場面も多かった
• 　　　23分　サラーのドリブルをファールで止めたレジーニにイエロー。次節出場

• 　　　25分　デ・シルヴェストリが自分でかけたフェイントで負傷。足首の捻挫か？
• 　　　27分　ヴィヴィアーノ、スーパーセーブ!!マリオ・ゴメスとのワンツーでペナ内に侵入したアクイラーニ。GKと1対1から放ったシュートは、ヴィヴィアーノパンチング一発でセーブ！
• 　　　28分　負傷したデ・シルヴェストリに代わってゾレック投入

• 　　　29分　エトオの惜しいシュート。打たないと思われたタイミングからいきなりシュート。ファーを狙うが、わずかに右にそれる。やはり足の振りが早い
• 　　　29分　エデルがペナ内で倒されるが、PKは取ってもらえず
• 　　　30分　ディアマンティに代わってマティアス・フェルナンデス投入
• 　　　37分　アクイラーニに代わってバルガス投入。一方サンプは、負傷したロマニョーリに代わって、怪我明け久しぶりのムニョス投入
• 　　　40分　マリオ・ゴメスがパロンボからボールを奪い、自ら持ち込んでシュート。ここはヴィヴィアーノのファインセーブ。ロスタイム3分
• 　　　46分　レジーニとのワンツーで左サイドを崩したエデル。ベルヘッシオにラストパス。ベルヘッシオがワントラップから左足でシュート、はバーの上。このまま0-2で終了。

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(ポイント)

• 4連勝、3試合無失点を止められる
• それだけ現在のヴィオラは良いサッカーをしていると言う事だろう
• バレーロ、サラー、ディアマンティ、エトオらはさすが
• このピッチコンディションでも、いつもと同じ感じでボールを操る
• 良いピッチコンディションで、対戦してみたかった
• 相変わらず、失点後すぐの続けざまの失点が多い
• 長い休みの後の試合、毎回あまりよくない気がする
• アルテミオ・フランキでの相性の悪さ、継続
• 試合後オビアングも言っていたが、とにかく引き過ぎ
• エデル、エトオのカウンターの仕掛ける位置も低いし、雨でムリエル・エデルの高速ドリブルもなかなか繰り出せず・・・

　強豪相手の4連戦は、これで2勝1敗。ラツィオ、ローマが共に勝ったのでCLは厳しくなっている。ただ、コパイタリアに残っているのがラツィオ・ナポリ・ユーヴェ・ヴィオラなので、6位までELに行ける可能性は高い。そうなってくるとELは現実的な目標。背後から忍び寄る、ミラノ勢2チームとトリノに気を付ければ良いのだ。ジェノアはもう目じゃないだろう！

↓↓以下順位表↓↓ 

 

2位ローマ	56
3位ラツィオ	55
4位フィオレンティーナ	49
5位サンプドリア	48
6位ナポリ	47
7位トリノ	42
8位ミラン	41
9位インテル	38
10位ジェノア	38

 

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 　元々正直引き分けでも良いと思っていたアウェイのヴィオラ戦。厳しかった。しかしこのヴィオラに勝てないようではやはりCLは夢のまた夢。さて切り替えて、次のミラン戦。もちろん強豪だが、今のヴィオラよりは組しやすいと思う。ここで連敗するようだと、またミラノ勢にELのチャンスをかなり与える事になってしまう。残り9試合、シニサが言うとおり「毎試合が決勝戦」だ！

 　　　　Noi Vogliamo andare in EUROPA!!

 

次節：セリエA第30節　2015年　4/12（日）　対ミラン　＠ミラノ　現地20：45Ｋｉｃｋ　Ｏｆｆ（日本時間深夜3：45）

   ’14-’15　SERIE　A　　　

勝点48 29試合　12勝12分5敗　得点　37　失点　30　得失点差　+7　5位