SERIE A 第11節 10/29(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:ドヴェーリ氏(Roma1出身)
サンプドリア - キエーヴォ
↑↑©Sampnews24より
昨シーズンは最後の方に対戦し、5ヶ月ぶり位の対戦。その時はクアリアレッラのゴールで先制するも追いつかれて1-1の引き分け
⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/6291b2f9a3873c4390bed1d5e050028b
渋い相手だが昨季は1分け1敗と勝ててない。勝点も2しか離れていないのでゼヒ勝利を!
【試合前情報】
さてインテル戦の悔しい負けから中4日。相手のキエーヴォは中3日なので少しは優位に立てるか。そしてサンプは今季ホームで4戦4勝。ホームで5連勝と言うのは71年に及ぶサンプの歴史の中でまだ1度も無い。果たして歴史が変えられるのか?一方のキエーヴォは前節ホームでミラン相手に1-4と手痛い敗戦。ただその前はヴェローナDERBYやフィオレンティーナに勝ったり決して調子は悪くない。ベテランが多く選手層も厚く無いので、ミラン相手に中3日がキツかったのか。現在4勝3敗3分けで10位。デルネーリ監督の元、「ミラクル・キエーヴォ」と称され旋風を起こした時ほどの勢いは無いが、9年連続でA残留。特に現マラン監督になってからは危なげなく3年連続で残留を果たして常に中位にいる。実はジャンパオロ監督とマラン監督は共にデルネーリの薫陶を受けており、やってるサッカーは結構似ている。フォーメーションも同じだし。なかなか拮抗した勝負になるだろう。
最近の対キエーヴォ戦は分が悪く、直近5試合は2分け3敗。1度も勝っていないのだ。メッジョリーニとイングレーゼのFW2人にかなり点を取られているが、2人ともリーグ全体では大して点を取ってるわけでは無いので、サンプキラーと言えよう。今季も2人ともいるが、2人揃ってスタメンではなさそうかな?以下が直近5試合↓↓
- 2017/05/14 SAMPDORIA 1-1 CHIEVOVERONA
11'(1°T) F. QUAGLIARELLA 1'(2°T) R. INGLESE - 2016/12/18 CHIEVOVERONA 2-1 SAMPDORIA
9'(1°T) R. MEGGIORINI, 42'(1°T) S. PELLISSIER 48'(2°T) P. SCHICK - 2016/03/20 SAMPDORIA 0-1 CHIEVOVERONA
24'(1°T) R. MEGGIORINI - 2015/11/02 CHIEVOVERONA 1-1 SAMPDORIA
34'(1°T) R. INGLESE 8'(1°T) EDER - 2015/02/15 CHIEVOVERONA 2-1 SAMPDORIA
2'(1°T) M. IZCO, 39'(1°T) R. MEGGIORINI 46'(2°T) L. MURIEL
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。新しいニュースでは、ついにGKヴィヴィアーノが召集メンバーに帰ってきた!ただ、いきなりスタメンは無いかな?招集外はDFアンデルセン、MFジュリチッチ。スタメンは何箇所か予想が難しいところがある。まず右SB。サーラ優勢の声もあるが、私はベレシンスキを押す。そして毎回外してるシルヴェストレの相棒のCBだが、今回はレジーニだと予想する。左SBは怪我してなければストリニッチが帰ってくるはずだ。MF陣ではいよいよバッレートでは無くリネッティがスタメンか?トップ下はインテル戦の出来を考えるとラミレスを差し置いて好調のカプラーリを使わざるを得ないのではないか?2トップはサパタとクアリアレッラで動かないだろう。元キエーヴォはGKプッジョーニ。キエーヴォ在籍時にジェノア移籍を拒否した為に、干されて冷遇されたつらい過去が有る
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
クアリアレッラ サパタ
カプラーリ(ラミレス)
リネッティ プラート(バッレート)
トレイラ
ストリニッチ ベレシンスキ
レジーニ シルヴェストレ
プッジョーニ
ベンチ:GKヴィヴィアーノ、トッツォ DFドド、サーラ、フェラーリ、ムッルー
MFバッレート、アルヴァレス、ヴェッレ、カペッツィ、ラミレス FWコフナツキ
《ジャンパオロ・試合前公式会見》
- (ホーム5連勝する事で)サンプの歴史に名を刻めるのは嬉しい事だが、一番重要な事では無い。この試合の一番の目的は勝って順位を上げる事と我々のやってるサッカーへの確信をより強くする事だ。試合は間違い無く難しい物となる。キエーヴォは歴史的にも常に強い相手だ
- ヴィヴィアーノについて、外野の噂には興味が無い。彼は日に日に回復している。召集メンバーには入る
- (レジーニとフェラーリについて)私はフェラーリに継続的にチャンスを与えたかったのでインテル戦も起用した。ただ私にとっては2人ともレギュラーだ。レジーニはバッレートやラミレスと同じように信頼している
- バッレートのプレーに関して特に問題になってはいない。試合後少しコンディションに問題が有って、別メニューにしようと思っていたが、彼は通常練習をしたがった。私は常に選手達のコンディションを管理しないといけないが、バッレートは問題ない
- W杯出場を決めたポーランド代表の3選手は、W杯へのモチベーションも有り非常に良い状態だ。そしてコフナツキは若いが注意深く、狡猾さを持っている。まだまだ成長する必要はあるが、彼には成長できる必要条件を持っている
- キエーヴォの最新の4試合を見たが我々のチームにかなり似ている。特にディフェンスの方法が。有効にスペースを使う為に、かなり考えなければいけない試合になるだろう。
- インテル戦はサイドで苦しめられただけでなく、インテルの個々の選手の技術にも苦しめられた。我々はチーム全体でその差を埋めなければならなかったが、それが特に前半は出来なかった。サイドに関してはムッルーの出来が悪かったわけではない。彼はサンプに来てから常に成長している。同じようにラミレスも
- 我々はインテル戦を分析し、後半の反撃には満足している。特に後半の15分間はかなり良いプレーを見せていた。我々のチームは絶対に諦めないと言う特性を持っている。
- キエーヴォには何年も一緒にプレーしている選手がたくさんいる。苦しい時間帯も耐えられる経験を持っている。そして前線にはメッジョリーニやペリシエと言う強力なFWがいる。アウェイでも好成績を残しているし、マラン監督がここ数年でチームの結束を強固なものとした。現在の順位が示しているが、全く互角の戦いとなるだろう
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一方のキエーヴォもマラン監督の4-3-1-2。キエーヴォには何と在籍17年目になるペリシエを始め、長く在籍している選手がたくさんいる。そしてセリエAの中でも断トツに平均年齢が高い。GKソッレンティーノやDFのガンベリーニ、ダイネッリ、ゴッビ、そして先ほどのペリシエはみんな37,8歳だ。DFの3人は共に最盛期をフィオレンティーナで過ごし、イタリア代表にも選ばれていた。ちょうど私と同じ年代の選手たちで、彼らが頑張っているのは少しうれしくなる。まぁ敵にそんな事も言ってられないが。中盤のフィンランド代表のヘテマイが出場停止。FWの新鋭ステンピニスキが怪我で召集外。トップ下の元ミランのレフティー・ビルサが攻撃の鍵を握っており、2トップはイングレーゼとプッチャレッリと言う今夏にサンプも狙っていた2人がゴールを狙う。控えにはレジェンドのペリシエとサンプキラーのメッジョリーニも控える。元サンプ勢はDFカッチャトーレ。ゴール後のカッチャダンスが有名だ
Chievo Verona(4-3-1-2) 監督:ロランド・マラン
イングレーゼ プッチャレッリ
ビルサ
リゴーニ カストロ
ラドヴァノヴィッチ
ゴッビ カッチャトーレ
ガンベリーニ ダイネッリ
ソッレンティーノ
ベンチ:GKセクリン、コンフェンテ DFヤロシンスキ、セザール、バーニ、デパオリ、トモヴィッチ
MFガッリターノ、ガウディーノ、バスティエン FWペリシエ、メッジョリーニ
《マラン試合前公式会見》
- 我々はミラン戦の過ちからすぐに立ち直って良いプレーを見せて、そしてそれに付随して結果も出さなければならない
- サンプはクオリティーを持ち、組織力も優れているチーム。確実に難しい試合となるだろう
- サンプとキエーヴォは同じ方法で試合に臨む
- 試合を決めるのは我々か彼らの試合に挑む気持ちの持ちようだ
さあ、今日からサマータイムが終わって通常の時差になったので23時からキエーヴォ戦。同盟国エラス・ヴェローナのライバルであるキエーヴォ・ヴェローナは味方の敵と言う意味で倒さなければいけないと言う側面も有る。キエーヴォの老練なおじさん達にサンプの若手MF陣達が勝てるのか?メインスタンドにはトレイラを追いかけるアトレティコ・マドリッドのフロントも来るらしい。EL出場権のポジションを維持するためには勝点3が欲しい!
Foooooooorza Saaaaaaaamp!!
次節:セリエA 第11節 2017年 10/29(日) 対キエーヴォ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00=この日から冬時間になります~)
’17-’18 SERIE A
9試合 5勝2分2敗 勝点17 得点18 失点12 得失点差+6 現在 6位(1試合未消化)