2017-18 SERIE A 第2節 Fiorentina 1-2 SAMPDORIA 開幕連勝!!

2017-08-28 21:05:42 | ほぼ週刊サンプ通信 '17-'18

SERIE A 第2節 8/27(日) 20:45@アルテミオ・フランキ(フィレンツェ)  主審:ドヴェーリ氏(Volterra出身) 

サンプドリア 2 - 1 フィオレンティーナ(前半2-0)

前半(32分)サンプ[1] カプラーリ

・前半(35分)サンプ[2] クアリアレッラ(PK)

・後半(5分)フィオレンティーナ[1] バデリ

↑↑©sampnews24よ

この日もゴールのクアリアレッラに駆け寄る歓喜のイレブン!

 タブーを打ち破った。2004年9月26日以来、フィレンツェで4718日ぶりの勝利!開幕ダッシュだ~!!

[試合前情報]

  さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。私の予想スタメンと違ったのはMFだけ。試合前のアップ中に背中に違和感を感じたバッレートに代わってリネッティが先発で起用されて左MFで起用される。それによってプラートが右で先発。後は予想通り。

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ  カプラーリ

       ラミレス(76分アルヴァレス)

リネッティ    プラート

      トレイラ

ムッルー      サーラ

(68分フェラーリ)   (68分ベレシンスキ)

  レジーニ(cap)シルヴェストレ

      プッジョーニ

ベンチ:GKトッツォ、クラピカス DFレヴェルベ

MFバッレート、ジュリチッチ、ヴェッレ、カペッツィ FWコフナツキ

 一方のフィオレンティーナはピオリ監督の4-2-3-1。予想とはCBとトップ下が違った。キャプテンでもあるCBのアストーリの相棒を務めたのはペッツェッラ。また、トップ下はジル・ディアスでは無くてベナッシが先発。元サンプ勢はいないが、サンプのアイドルのキエーザの息子、フェデリコ・キエーザがいる。

Fiorentina(4-2-3-1) 監督:ステファノ・ピオリ

          シメオネ

 エイセリック  ベナッシ  キエーザ

(21分ジル・ディアス)(75分ババカル)

     ヴェルトゥ   バデリ

ビラーギ          トモヴィッチ(46分ガスパール)

   アストーリ(cap) ペッツェッラ

        スポルティエッロ

ベンチ:ドラゴウスキ、チェロフォリーニ、ミレンコヴィッチ、オリヴェーラ、

ヴィトール・ウーゴ、クリストフォロ、ハジ息子、サンチェス、ゼクニーニ 

ーーーーーーーーーーーーーー

備考:警告:前半1分プラート、29分トモヴィッチ、30分バデリ、

後半35分シルヴェストレ、後半43分キエーザ、47分トレイラ、47分クアリアレッラ;

年間チケット保有者数16.568人(1試合平均236.850 euro),有料入場者数9.043(140.041 euro);芝状態完璧では無い

 

↑↑©⇐il giornale di Puglia  と ⇒goal.com より

★日曜日20時45分、ナイターで行われたフィオレンティーナのホーム開幕戦。サンプはアウェイユニ:白-白-白で臨んだ。

上の写真はキエーザ親子。サンプ時代の「エンリコ」キエーザと、成長著しくこの日も脅威になっていた「フェデリコ」キエーザ。やっぱりどことなく似ている。そしてプレーぶりもますます似てきた。両足で思いっきりの良いシュートを放つあたりはそっくり。

<あらすじ>

前半1分 いきなりイエロー!ビラーギを倒したプラートにイエロー

   9分 キエーザがペナ内で左サイドからのクロスをトラップして切り返す。そして左足ボレー⇒Gkプッジョーニがキャッチ

  13分 チャンス!右サイドからサーラのクロス⇒カプラーリのヘッド⇒左に外れる

  20分 ケガでエイゼリックが退きジル・ディアスが投入される

  21分 ムッルーのトラップミスからフィオのチャンス。入ったばかりのディアスの左足ミドル⇒GKキャッチ

  24分 ガストン・ラミレスの絶妙な浮き球パス⇒飛び出してきたGKの上をクアリアレッラがダイレクトでループで狙うが、弱すぎてGKにキャッチされる

  29分 カプラーリを倒したトモヴィッチにイエロー

  30分 ラミレスを倒したバデリにイエロー

前半32分 カプラーリGoooooL:1-0 

→右サイドからカットインしたガストンが左足で強烈なミドル⇒GKが弾いたところを詰めていたカプラーリがダイレクトで押しこみ先制!カプラーリは嬉しいサンプ初ゴール!!

↑↑©La Repubblica.itよ

 33分 ペナ内の右サイド深くからプラートの折り返し⇒クアリアレッラがトラップで抜こうとしたところ、トモヴィッチが手で止めてハンド⇒PK

前半35分 クアリアレッラGoooooL:2-0

→このPKをクアリアレッラが豪快に左上に蹴りこむ。続けざまの追加点!!

↑↑©Napoli Sport.netよ

  36分 ジル・ディアスが左足でミドル⇒プッジョーニ、ナイスセーブ

スタイム2分。

 46分 カプラーリを後ろから引っ張って倒したトモヴィッチ。さっきのPKも有るし、これは2枚目のイエローで退場じゃないの!?

そのまま終了

前半はサンプの2-0。ポゼッションはフィオレンティーナ10分52秒:サンプ16分15秒。前半早々から両チームがチャンスを作りあうスペクタクルな展開。先に均衡を打ち破ったのはサンプ。この日も良い動きを見せていたガストンの強烈なシュートから先制!気落ちしたヴィオラに畳み掛けるように追加点を取れたのが良かった。これは昨季のサンプが良くやられていた展開だ。さて、ヴィオラもこのまま黙ってはいないだろう。

後半1分 トモヴィッチに代わってガスパール投入。ホントに退場していてもおかしくなく、フィオもやばいと思ったのだろう

   2分 決定機!ガストンから完璧な対角線のスルーパス。カプラーリ、GKと1対1になりループを狙うが外す・・・これを決めていれば展開はかなり楽になっていたが

後半5分 バデリGoal:2-1

 →昔の人は言った。ピンチの後にチャンス有りと。ディアスからガスパールへのスルーパス⇒これをゴールラインぎりぎりからマイナスで折り返し、突っ込んで来たバデリがダイレクト右足ボレーで叩き込む。1点差・・・

  11分 ムッルーに代わってフェラーリ投入。CBに入ってレジーニが左SBに。後半入ってきたガスパールに手を焼いていた左サイドの対策か

  23分 少し傷んだサーラに代わってベレシンスキ投入。ある意味おなじみの交代だ

  27分 プッジョーニ!バデリのスルーパスで抜け出したキエーザ。左足で強烈なボレー⇒プッジョのスーパーセーブ!

  29分 ベナッシに代わってババカル投入。いよいよ超攻撃的シフト

  30分 大ピンチ!右CKをニアでラミレスがヘッドで後ろにすらしてしまい、Gk目の前で入ったばかりのババカルに当たってこぼれをペッツェッラが押し込もうとするがプッジョーニ懸命のセーブ

  31分 ガストン・ラミレスに代わってリッキー・アルヴァレス投入ドリアーノからはスタンディングオベーション(元からずっと立っているが)。ガストンは前半は最高の出来。レギュラーで良いだろう。後半はやや消えていたので、あとは90分もつスタミナさえ戻ってくれば!

↑↑©La Repubblica.itよ

  34分 シメオネ息子を倒したシルヴェストレにイエロー。後で同じアルゼンチン代表だった父ちゃんに怒られるのかな?

  35分 またもプッジョ!ペナすぐ外からババカルの強烈なミドル⇒左手一本でパンチング

  40分 ペナ内でフィオの波状攻撃⇒トレイラが身体を懸命に張ってブロック

  42分 カプラーリを蹴飛ばしたキエーザにイエロー

ロスタイム4分

  46分 大ピンチ!右サイドからババカルのクロス⇒レジーニがヘッドで後ろにすらしてしまい、詰めてきたキエーザのダイレクト左足ボレー⇒ふかす

  47分 トレイラがG・ディアスを覚悟の上で止めてイエロー

  47分 クアリアレッラがファールの判定に不服で、ボールを蹴飛ばしてイエロー

のまま終了。2-1!!

(ポイント)

・ポゼッションはフィオレンティーナ25分01秒:サンプ28分38秒

・シュート数はフィオレンティーナ19本(枠内14本):サンプ8本(枠内4本)

・後半2分のカプラーリの超決定機を逃した事で、フィオが息を吹き返して試合がもつれた

・後半5から20分あたりまでは防戦一方

ガスパールを最初から使われていたらヤバかった

・GKプッジョーニも勝利の立役者!この日は素晴らしかった

トレイラを中心に、カッティヴェリア(=マリーシア)も発揮しつつ、しつこく懸命に守り切った

⇒今のところ主力がかなり残っておりチーム全体の成熟、去年からの成長が伺える。

プラートがこの日もかなり良かった。ガストンと共に前半の優勢は彼ら2人の力が大きい

・結果論では、バッレートが怪我でリネッティが出場したこのMF陣が良かったのではないか?

・その上で2試合通じて、FWがしっかり得点が取れているのも良い

・不安材料はムッルー。彼の調子が上がってこないと、今年も結局レジーニの出場が多くなる・・・

・途中出場だったが、フェラーリは既に十分やれるだろう

 さて、最高のスタートを切って代表ウィークで2日間のお休みの後、試合は2週間後になる。ただ去年も開幕連勝のあと4連敗しているので気を付けないと・・・次もアウェイで強豪ローマ。もしかしたらシックがローマに移籍していて、いきなり対戦と言うパターンも有る。シックは自身も混乱している様子で、ジャンパオロもフィレンツェに行く前にシックとは話をしたと言っている。

「20歳の若者に5つも6つもビッグクラブからオファーが来れば悩むのは当然だ。私は彼に、サンプに残ってくれればもちろん嬉しいし最大限協力はする。しかしどこかに行くのであれば、自分のプレースタイルに有ったチームを選ぶのが一番良いだろう。お前は何でもできてしまうが、適性はセコンダプンタ(2枚目のFW)だ。ウィングにされそうなチームはやめた方が良いだろう。そういう意味ではインテルは合っているだろうし、ローマも良いだろうと」

いずれにせよ次の試合までには夏の移籍市場は終了しているので、FWが誰になっているか・・・不安だが楽しみだ。ジャンパオロも言っていたが、開幕した後の移籍期限ぎりぎりの移籍は好きじゃない、と。私もそう思う。この開幕2連勝は、去年からのメンバーが多くてやる事がある程度わかってるからと言うのは相当大きいと思う。ヴィオラとの差はまさにそこだったであろう。それにプラスでガストンと言うスパイスが加わった。だから後はFW一人と、余剰の放出で十分。個人的にはサパタは好きだけど、ああ言う巨漢タイプのFWでサンプで成功した選手はほぼいないからなー。

とりあえずアウェイでローマは厳しいが、去年も良い試合してるしまだ陣容が固まらないどさくさに紛れて勝ってしまえ!目指せ開幕3連勝!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第3節 2017年 9/10(日) 対ローマ@ローマ  現地15:00Kick Off(日本時間22:00) 

’17-’18 SERIE A

2試合 2勝0分0敗 勝点6 得点4 失点2 得失点差+2 現在 首位タイ

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero180:

Mio cugino un giorno ha conosciuto una ragazza e le ha detto:

"Vediamoci a Nervi di nascosto da tuo marito".

Il giorno dopo all'appuntamento

c'erano mio cugino e il marito della ragazza.

格言180:

ある日、俺の従兄弟は1人の女と出会って彼女にこう言った

「NERVI(ジェノヴァ・ネルヴィ)で、君の旦那に隠れてまた会おう」

数日後の約束の日、その場所には俺の従兄弟とその女の旦那がいた


SERIE A 第2節 Fiorentina - SAMPDORIA プレビュー

2017-08-27 02:44:59 | ほぼ週刊サンプ通信 '17-'18

SERIE A 第2節 8/27(日) 20:45@アルテミオ・フランキ(フィレンツエl)  主審:ドヴェーリ氏(Volterra出身)

サンプドリア  -  フィオレンティーナ

 

↑↑©calciomercato.comより

昨季はアウェイで1-1。このムリエルとベルナルデスキのゴール

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/dd6bb3b622967fe07be5a0e6eb8ea74c

【試合前情報】

 開幕戦を勝利で飾ったサンプだが、試合後の記者会見にジャンパオロ監督の姿はなかった。クラブ側は「疲労のため」と説明しているが、コンティ助監督が代役を務めることになった理由は他にある。試合後のロッカールームで起きたジャンパオロ監督とフェレーロ会長の口論だ。逆転勝ちを収めたものの、観客席で試合を見ていたフェレーロは、格下相手に苦戦する不甲斐ないゲームだと感じた。試合終了後、ロッカールームを訪れたフェレーロ会長は「こんなに苦しんでいるようでは駄目だ」と選手たちのパフォーマンスを咎めた。これに反発したのがジャンパオロ。試合直後で興奮していた指揮官は、「選手の売却で大金を手にしておいて、今度は苦しまずに勝てというのか」と言い返し、記者会見の欠席を決めた。

 カサ坊の時のように修復不可能な亀裂が生まれたわけではない。だがジャンパオロが戦力補強に関してクラブ側に不満を抱いているのも事実。代役を決めないままシュクリニアールをインテルに放出した判断は今でも納得していないし、事実上の構想外であるシックの売却が決まらないことで、必要としている新しいストライカーもやって来ない。2戦目の相手は強豪フィオレンティーナだ。第1節とはわけが違う。チーム内に悪い影響が及ばなければ良いが・・・

 さてその相手のフィオレンティーナは、8月23日(水)のベルナベウ杯に参加して1-2でレアル・マドリッドに敗れた。1957年のチャンピオンズカップのファイナルを忘れない為のカップだと言うが、このシーズン始まってからのミッドウィークの親善試合に何の意味があるのかよくわからないが・・・・・・ヴィオラは開幕戦でインテルに0-3と完敗しているので、何が何でも勝ちに来るだろう。確かに今シーズンは選手の入れ替わりが激しく、まだ陣容が固まらないうちにサンプは叩いておきたいところだ。去年からはボルハ・バレロ、カリニッチ、ベルナルデスキ、サンプを蹴って土壇場でアタランタに行ったイリチッチ等が抜けている。

  • サンプがセリエAで1番得点を上げている相手がフィオレンティーナ。通算130得点
  • ここ3試合は両者得点を奪いつつの引き分け
  • フィオレンティーナはホームでサンプに2004年9月以来負けていない:6勝5分け
  • フィオレンティーナはここ9試合、常に最低2ゴール以上入れられている。合計23失点
  • フィオレンティーナはホームでここ20試合1敗のみ。(10勝9分け)。唯一の負けはエンポリ戦(1-2)
  • 前節第1節のポゼッション。サンプは65%でミラン(80%) に次いで2位
  • カプラーリは昨年のフィオレンティーナ戦2試合で共にゴールをあげている。直近では2017年5月、フィオレンティーナ2-2ペスカ
  • クアリアレッラ、最近4試合で6ゴール(昨季含む)

【予想スタメン】

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。招集外はGKのヴィヴィアーノとDFドド(橈骨骨折)、そしてシック。予想スタメンとしてはGKは引き続きプッジョーニ。DFは右からサーラシルヴェストレ、いよいよフェラーリ、ムッルー、がスタメン来るか?まださすがにムッルーだけかな。フェラーリをCBに入れて、レジーニが左SBと言うオプションも有る。パヴロヴィッチは軽い怪我と前節あまり良く無かったと言う戦術的理由から召集外。もしかしたらこのままクロトーネに移籍するのでは?と言う噂がある。中盤はおそらく変わらないのでは?右からバッレートトレイラ、そしてリネッティとの争いでプラートが左。トップ下ガストン・ラミレス。他に有るとしたら、プラートをトップ下にしてリネッティ先発ぐらいか。2トップはクアリアレッラカプラーリ。出場停止は無しで、前節からはボナッツォーリが移籍でいなくなっている。ちなみに元ヴィオラ勢はヴィオラサポを自負するGKヴィヴィアーノ、2002-03(当時フロレンティア・ヴィオラ)に一瞬在籍したクアリアレッラ、そしてヴィオラユースで6年間学んだカペッツィがいる。

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ  カプラーリ

       ラミレス

プラート      バッレート

      トレイラ

ムッルー      サーラ

  レジーニ(cap)シルヴェストレ

      プッジョーニ

ベンチ:GKトッツォ、クラピカス DFフェラーリ、レヴェルベ、ベレシンスキ

MFジュリチッチ、アルヴァレス、リネッティ、ヴェッレ、カペッツィ FWコフナツキ

ーーーーーーーーーーーーーー

 一方のフィオレンティーナはピオリ監督の4-2-3-1。GKは若手有望株スポルティエッロ。DF-4バックは右がガスパールとトモヴィッチの争い。CBはアストーリの相棒をペッツェッラかヴィクトル・ウーゴが争う。左は前節のオリヴェーラを差し置いて、ビラーギ先発の可能性が高い。ダブルボランチはヴェルトゥとバデリ。1トップは元憎敵ジェノアのシメオネ息子。その下を右からキエーザ息子、ジル・ディアス、エイセリックが支える。ディアスはベナッシに代わられる可能性もあるが。元サンプ勢はいないが、サンプのアイドルのキエーザの息子、フェデリコ・キエーザがいる。

Fiorentina(4-2-3-1) 監督:ステファノ・ピオリ

         シメオネ

エイセリック ジル・ディアス キエーザ(ジル・ディアス)

     ヴェルトゥ バデリ

ビラーギ            トモヴィッチ

  アストーリ ヴィトール・ウーゴ

       スポルティエッロ

ベンチ:ドラゴウスキ、チェロフォリーニ、ミレンコヴィッチ、ガスパール、ペッツェッラ、オリヴェーラ、クリストフォロ、ハジ息子、ベナッシ、サンチェス、ゼクニーニ、ババカル

*その他 サンプトピックス

  1. センターバックのロレンツォ・シミッチはレンタルでエンポリに移籍した。去年のカスタンを思い出させるが、センターバックにも足元の特にパス技術を求めるジャンパオロには認められなかったようだ。代わりにジャンパオロの教え子でもある、右SBのローリンが来ると思われていたが、こちらはベレシンスキかサーラのどちらかが売れなくてはならずとん挫している。
  2. 前号でもチラっとお伝えしたが、FWフェデリコ・ボナッツォーリは2021年まで契約延長した上で、スパル2013にレンタル移籍。
  3. シック問題はいよいよ決着がつくのか?ローマはあのトッティが直々に「シックは我々の第一目的」と語り、3800万ユーロまでオファーを吊り上げたと言われているが、シック本人の第一希望はインテルで変わらないらしい。また、ナポリもザパタ+ストリニッチ+700万ユーロでどうかと言うオファーを出している。今節はザパタとストリニッチ共に召集外。さらに一番の曲者、ユーヴェのマロッタの動きもまだ油断ならない。どうやらジェノヴァの家を引き払ったようで、おそらくいよいよ本人から発表が有るのではないか。
  4. そのシック売却が決まった場合、代役の一番候補が現在はナポリのサパタになってる模様だ。2000万ユーロ。少し高い気がするが、他に名前が挙がっているヴィエット、ファルチネッリ、エデルよりは良いと思う。今のメンツにはいないプリマ・プンタ(いわゆるセンターフォワード)タイプだし、去年のサンプ戦では身体能力を生かして活躍された。シルヴェストレが弾き飛ばされていたから、やはり身体は強い。私好みのプレイヤーだ。オカカをちょっと上手くした感じだ
  5. 全く予想外のところからセンターバックの補強が決定。オランダリーグのトゥエンテからデンマーク人のホアキム・アンデルセンを獲得。200万ユーロ+ボーナスで完全移籍の模様。195cm21歳。シュクリニアールの再現を狙う。背番号は空いている3番か5番かな~。動画を見た感じは身体は強そうだが、足は遅そう。シュクリニアールよりは下手そう。どうなるか?ただ、彼は将来への投資の意味合いも強いので、CBはもう一人ナポリのトネッリを獲得する可能性も残されている。

        Joachim Andersen

    • 誕生日:1996年5月31日
    • 出生地:Frederiksberg(デンマーク)
    • 国籍:デンマーク
    • 身長:195 cm
    • 体重:85 Kg
    • 2016-17:トゥエンテ(オランダ1部)22試合2得点

 ヴィオラとの対戦を控えて土曜夜、私個人的に世界で1番嫌いなジェノアと世界で2番目に嫌いなユーヴェの対戦が有った。開始7分で今季から導入されたVAR(ビデオ アシスタント レフリー)でのPKの判定も有り、いきなり2点を先制。どうなるかと思ったが、逆賊ユーヴェがそこから新10番ディバラのハットトリックの活躍も有り、憎敵ジェノアを4-2で下した。これはこれで良いか。ユーヴェに勝ったらジェノアーノが調子に乗るからな

 さて我々の対戦相手のフィオレンティーナには私が現役で良く見てたハジ、キエーザ、シメオネの3人の息子がいる。2世選手の宝庫だ。ちょっと自分の歳を感じてイヤだな^^;それはさておき、サンプは昨季も開幕は2連勝スタートだった。その再現を狙おう。日曜深夜、3時45分キックオフ!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第2節 2017年 8/27(日) 対フィオレンティーナ@フィレンツェ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45) 

’17-’18 SERIE A

1試合 1勝0分0敗 勝点3 得点2 失点1 得失点差+1 現在 首位タイ

 

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero179:

Devo assolutamente dimagrire un chilo.

Devo assolutamente perdere un chilo.

Devo mangiare di meno e perdere un chilo.

Minchia,che fame che mi e' venuta...

格言179:

俺は絶対に1キロ痩せないといけない

俺は絶対に1キロ体重を減らさないといけない

俺は食べる量を減らして、1キロ減らさないといけない

ちくしょう!すごい空腹がやってきた


2017-18 SERIE A 第1節 SAMPDORIA 2-1 Benevento クアリア2発で開幕戦勝利!!

2017-08-23 20:58:17 | ほぼ週刊サンプ通信 '17-'18

SERIE A 第1節 8/20(日) 20:45@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:パスクア氏(Tivoli出身)

サンプドリア 2 - 1 ベネヴェント(前半1-1)

・前半(15分)ベネヴェント[1] チチレッティ

前半(39分)サンプ[1] クアリアレッラ

・後半(9分)サンプ[2] クアリアレッラ

↑↑©sampnews24よ

この日ドッピエッタのクアリアレッラ

 さあいよいよ開幕戦。今年セリエAに初昇格してきたベネヴェントに苦戦するも、なんとか勝点3スタート!

[試合前情報]

 ついに待ちに待った新シーズンが始まる。相手は88年のクラブの歴史の中、セリエAに初めて昇格したベネヴェント。昨季セリエBで5位。その後プレーオフを勝ち抜いてAへの切符を手にした。カンパーニャ州の街と言う事でナポリとのDERBYも面白そうだ。ユニフォームはレッチェもどき。

 さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。GKはヴィヴィアーノは怪我で間に合わずプッジョーニ。DFは右からサーラシルヴェストレ、今年もキャプテンマークを巻いたレジーニ、そしてパヴロヴィッチ。左はムッルーかと思っていたが、現時点でのコンディションの差と言う事か?期待の新戦力のフェラーリもベンチスタート。ちなみにドドは指の骨折でベンチ外。中盤は右からバッレートトレイラ、そしてリネッティとの争いを制してプラートが左で先発。トップ下はまだリッキーかと思っていたが、加入間もないガストン・ラミレスが先発で起用された。2トップはクアリアレッラカプラーリ。全体を見てみると、スタメンにかなり昨季のメンバーが残っており、今日のスタメンの新戦力はカプラーリとガストンだけか。それが昨季の始まりと違うところだとジャンパオロも言っていたが。

 一方のベネヴェントはバローニ監督の4-4-2。GKはスロヴェニアのベレッツ。DF-4バックはキャプテンのルチョーニと元サンプのアンドレア・コスタがCB。MFはチブサーが怪我をしており、ラツィオから来たカタルディが中央。右WGにローマ下部組織出身で、ドリブルで局面を打開できる攻撃のキーマン「チチレッティ」。FWはチェラーボロが怪我の為にコーダとプスカシュ。プスカシュはインテル下部組織出身のルーマニア代表。プレーオフで4試合3ゴールと昇格に貢献した。元サンプ勢はGKの控えブリニョーリ、DFコスタ、MFエラモ

 

↑↑©sampnews24よ

★日曜日20時45分、ナイターで行われた開幕戦。フェレーロ会長はヴィヴィアーノと共にトリブーナから見守る。

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ  カプラーリ(63分ボナッツォーリ)

      ラミレス(68分リネッティ)

プラート(84分ジュリチッチ)バッレート

     トレイラ

パヴロヴィッチ    サーラ

 レジーニ(Cap) シルヴェストレ

       プッジョーニ

ベンチ:GKトッツォ DFフェラーリ、ベレシンスキ、ムッルー

MFアルヴァレス、ヴェッレ、カペッツィ FWコフナツキ

ーーーーーーーーーーーーーー

Benevento(4-4-2) 監督:マルコ・バローニ

  プシュカシュ コーダ

  (81分シッセ)

ダレッサンドロ   チチレッティ

デルピント(83分ヴィオラ)カタルディ

レティツィア(72分ディ・キアラ) ヴェヌーティ

  コスタ ルチョーニ(cap)

     ベレッツ

ベンチ:Piscitelli, Brignoli, Djimsiti, Camporese, Gyamfi, Gravillon, Donnarumma, Brignola.

備考:警告;前半44分バッレート、後半50分カタルディ;年間チケット保有者数15.982 (1試合平均162.104 euro),有料入場者数3.241(57.156 euro);芝状態そこそこ

<あらすじ>

前半11分 チャンス!カプラーリのボール奪取から、バッレート左足ミドル⇒GKダイビングキャッチ

前半15分 チチレッティGoal:0-1

→左サイドのカタルディから右のチチレッティにクロス。ペナ内でDFと1対1、かわし切らずに左足で巻いたシュート⇒左隅に吸い込まれる。先制を許す・・・ベネヴェントの記念すべきセリエA初ゴールはチチレッティ

  18分 右サイドからチチレッティのクロス⇒コーダのボレー⇒プッジョーニがファインセーブ

 21分 右からのサーラのクロスのこぼれ⇒高く上がったボール⇒トレイラのダイレクトボレー⇒

良いシュートだったがGKセーブ

前半38分 クアリアレッラGoooooL:1-1 

→左からのカプラーリのCK⇒シルヴェストレがヘッドですらす⇒プラートが左足ボレー⇒GK弾いたところを、クアリアレッラが叩き込む。サンプ同点!

↑↑©sampnews24よ

 42分 カプラーリのスルーパスからペナ内でガストン・ラミレスの左足シュート⇒GK弾いたボールを再度撃つが再びGKセーブ

スタイム0分。そのまま終了

前半は1-1。ポゼッションはサンプ17分09秒:ベネヴェント9分19秒。ボールは圧倒的にサンプの方が持っていたが、そこまでチャンスは作れず。ベネヴェントは必死に走って良いサッカーをしていた。それが実り早々に先制。うれしい歴史的なセリエA初ゴール。その後もチャンスを作った。しかしサンプもやられっぱなしでいるわけにはいかず、CKからクアリアレッラが意地の同点弾。さて後半はどうなるか?

後半3分 トレイラに後ろからスライしたデルピントにイエロー

   6分 カウンターからコーダのミドルシュート⇒良いシュートだったが、GK正面

後半9分 クアリアレッラGoooooL:2-1

→敵陣でラミレスが敵のパスを読んでカット⇒すぐさま絶妙なスルーパス⇒抜け出したクアリアレッラがGKとの1対1を、落ち着いて左足で決める。クアリアドッピエッタでサンプで逆転!!

  18分 カプラーリが負傷してボナッツォーリ投入

 19分 バッレートが自陣でダレッサンドロにボールを奪われ大ピンチ⇒すぐコーダにパスを出されてシュート⇒レジーニが間一髪ブロック

 23分 ガストン・ラミレスに代わってリネッティ投入。左MFに入り、プラートがトップ下に

 27分 レティツィアに代わってディ・キアラ投入

 35分 チャンス!左CKからレジーニがヘッドで競り勝ってGK前にパス⇒シルヴェストレが詰めるが惜しくもGKに阻まれる

 36分 この試合消えていたプシュカシュに代わってシッセ

 38分 最後のカード。デルピントに代わってヴィオラ

 39分 サンプも最後のカードを切る。プラートに代わってジュリチッチ

ロスタイム5分

 47分 右サイドペナ外からコーダのミドル⇒プッジョーニがパンチングでCKに逃れる

 49分 トレイラを倒したカタルディにイエロー

のまま終了。2-1

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ38分02秒:ベネヴェント18分31秒

・ただそんなに圧勝のゲームでは全く無かった

・シュート数はサンプ11本(枠内8本):ベネヴェント14本(枠内7本)。

・このポゼッションの差でシュート数負けてるって・・・・どういう事?

・トレイラのみが光っていて、ボールは持てるが効果的な攻めは少ない

・プラートも良かった。リネッティと併用できないのが贅沢な悩み。MFは層が厚い

・特に両SBが良くなかった。なぜムッルーを使わなかったのだろう?

・光明はガストン。やはりリッキーよりは圧倒的に期待が持てる。慣れてきたら楽しみ

・開幕戦は独特だから勝利と言う結果を重視しよう。

・まだ補強は必要。あとヴェッレ、フェラーリ、ムッルーの新戦力が早く見たい

・この試合後、FWボナッツォーリスパルへのレンタル移籍が発表された

 とりあえず勝ちは勝ち。最近開幕戦は調子良い気がする。次はアウェイで難敵フィオレンティーナ。ただボルハ・バレロやベルナルデスキ、イリチッチ、カリニッチが抜けて去年ほどは怖くない気がする。うちも抜けているが・・・この試合までは今のスカッドからの補強は無いだろう。目指せ開幕2連勝

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第2節 2017年 8/27(日) 対フィオレンティーナ@フィレンツェ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45) 

’17-’18 SERIE A

1試合 1勝0分0敗 勝点3 得点2 失点1 得失点差+1 現在 首位タイ

 

今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero178:

Non e' vero che per giocare a pallone

si deve essere magri.

E Ronaldo allora?

格言178:

サッカーをプレーするためには痩せてないといけないと言うのは、本当じゃない

じゃあ聞くけど、ロナウドは?(元ブラジル代表のふとっちょ怪物フォワード)


2017-18 TIM CUP3回戦 SAMPDORIA 3-0 Foggia 公式戦開幕、コパ初戦は快勝!!

2017-08-20 02:45:46 | ほぼ週刊サンプ通信 '17-'18

TIM CUP 3回戦 8/12(土)  20:45@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:バンティ氏(Livorno出身)

サンプドリア 3 - 0 フォッジャ(前半1-0)

・(前半19分)サンプ[1] バッレート

・(後半29分)サンプ[2] カプラーリ

・(後半35分)サンプ[3] コフナツキ

 

↑↑©sampnews24よ

2017-18シーズン初公式戦、スタメン

 サンプ71歳の誕生日。3-0の快勝で、自らにコパイタリア4回戦進出と言うお祝いを送る!

[試合前情報]

 新シーズンの開幕はホームでコパイタリア3回戦。ヴィチェンツァを降して勝ち上がってきたフォッジャ。今年セリエBに昇格してきたチームだ。監督は憎敵ジェノアにも在籍していたジョヴァンニ・ストロッパ。サンプゆかりの選手はFWのフェダート。サンプからレンタルで武者修行を繰り返していたが、結局サンプに帰って来られず、今年フォッジャに加入して今のところレギュラーを獲ってる模様。

 さてサンプは昨年と変わらず、ジャンパオロの4-3-1-2。GKはプッジョーニ。ヴィヴィアーノはおそらく開幕にも間に合わないであろう。DFは右サーラ、左は期待の新加入ムッルー。CBはシルヴェストレと、期待しない残留組、コンバートされたレジーニがコンビを組む。MF陣はアンカーのトレイラを中心に右にバッレート、左はリネッティとの争いを制してプラートが先発。格下相手に攻撃力が買われたか。トップ下はリッキー。ここも早くラミレスが見たい。2トップはクアリアレッラ-カプラーリの新コンビ。未だ移籍騒動の渦中のシックはスタンドには観に来てた。

 

↑↑©U.C.Sampdoria Ufficiale Pageよ

 一方のフォッジャはストロッパ監督の4-3-3。この4-3-3はゼーマン監督の元、超攻撃的サッカーを繰り広げていた1990年台初頭と同じフォーメーション。シニョーリ、バイアーノ、ランバウディの3トップは強力だった。歴史は引き継がれているか?元サンプのフェダートは右ウィング。

★日曜日ナイターで行われたこの試合。1946年8月12日がサンプドリア誕生の日。ホームユニで挑んだが、今年はまだスポンサーが決まっていない。現在のセリエAでスポンサーが決まっていないのはサンプとローマだけだそうな。 

 SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

カプラーリ クアリアレッラ(69分コフナツキ)

   アルヴァレス(55分ラミレス)

プラート    バッレート

     トレイラ

ムッルー(86分フェラーリ) サーラ

 レジーニ(Cap)シルヴェストレ 

       プッジョーニ

ベンチ:GKトッツォ DFドド、レヴェルベ、ベレシンスキ

MFリネッティ、ヴェッレ、カペッツィ FW -

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

Foggia(4-3-3) 監督:ジョヴァンニ・ストロッパ

GK:Guarna

DF; Gerbo, Martinelli, Empereur, Rubin

MF; Agazzi, Vacca, Deli (37′ s.t. Agnelli)

FW; Fedato (13′ s.t. Chiricò), Mazzeo, Milinkovic (13′ s.t. Calderini).
ベンチ: Pelizzoli, Beretta, Sicurella, Coletti, Floriano, Celli, Killan.

備考:警告:後半30分グアルナ、37分ジェルボ、44分アニェッリ;観客役10000人;芝状態そこそこ

<あらすじ>

前半18分 チャンス!左サイドのプラートから対角線に切り裂くようなスルーパス。クアリアレッラが抜け出してGKと1対1になるが、出足よく止められる

前半19分 バッレートGoooooL:1-1 

→1分前と同じような形だが、今度はカプラーリのスルーパスからゴール前に登場したのはバッレート。バッレートはゴール前で押し込むだけ。本人いわく「絶好のパスだったので、目をつぶって押し込んだ」と。サンプ先制!

スタイム0分。そのまま終了

前半は1-0。サンプはプラートが好調で、何度もチャンスを作り出す。一方のフォッジャもやられっぱなしでは無く、特に先制してややトーンダウンしたサンプに必死のプレスをかけて抵抗。ただプッジョーニを脅かすまでは行かなかった

後半5分 プラートがペナ内にカプラーリとワンツーで侵入。GKの目の前で絶好のチャンスになるが、シュートは弱すぎてGKキャッチ

 10分 リッキーに代わっていよいよ新加入ラミレス投入

後半29分 カプラーリGoooooL:2-0

→右からのクロスをカプラーリがペナやや入ったとこ中央でトラップ。そして右足でグラウンダーのシュート⇒ゴール右隅に突き刺さる!カプラーリ、サンプで公式戦初ゴール!!

 

 ↑↑©sampnews24よ

 29分 スルーパスで抜け出したコフナツキが、だいぶ飛び出してきたGKグアルナに1対1を防がれる。そのこぼれ球をカプラーリが狙うのを、GKグアルナが再び腕でセーブ。しかし今度はこれがペナ外でハンドの反則。しかしグアルナはイエローカード止まりだった

⇒これで得たFKをラミレスが左足で狙う。しかしボールは曲がりきらずにバーの上

後半35分 コフナツキGoooooL:3-0

→左CK。カプラーリの蹴ったボールをニアでバッレートがヘディングで後ろにすらす⇒ファーにつめてきたコフナツキがこのボールを身体で押し込む。コフナツキも嬉しいサンプ公式戦初ゴール。サンプ、ダメ押し!!!

 

 ↑↑©calciofanpageよ

ロスタイム4分

のまま終了。3-0

(ポイント)

・練習試合3連敗中だったので、この勝利は大きい(あまり心配していなかったが)

・コパイタリア4回戦進出。ブレッシャに3-1で勝ったペスカラが次の相手(ホーム)

・フェラーリ、ラミレスなど直近新戦力もサンプ公式戦デビュー

 

 さあ、コパは無事勝ち進んでいよいよリーグ戦開幕だ。相手は今年セリエAに昇格してきたベネヴェント。88年の歴史の中でセリエAでプレーするのは初めてらしい。DFコスタ、GKブリニョーリ等が元サンプでいるが。いきなり取りこぼしは許されない。結局シック&FW問題は解決せず。今のこの陣容で臨むしかない。けが人はGKヴィヴィアーノ、DFドドぐらい。セリエAの厳しさを味あわせてやろう!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 開幕節 2017年 8/20(日) 対ベネヴェント@ジェノヴァ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45) 

’17-’18 SERIE A

0試合 0勝0分0敗 勝点0 得点0 失点0 得失点差-0 現在-位


練習試合スウォンジーvsサンプドリア結果。さあいよいよ公式戦開幕、コパイタリア!

2017-08-10 20:09:16 | ほぼ週刊サンプ通信 '17-'18

さて、今夏6試合目、そして最後の練習試合の結果を

8/5(土) 17:15 スウォンジー vs サンプドリア @リバティ・スタジアム(スウォンジー)

Swansea    4
Sampdoria 0
得点者:前半40分フェル;後半1分オウンゴール(アルヴァレス),19分アブラハム,31分フェルナンデス


SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ 

 コフナツキ  クアリアレッラ

(46分カプラーリ)  (66分ボナッツォーリ) 

      アルヴァレス 

 プラート    バッレート

(46分リネッティ)  (66分ヴェッレ) 

      トレイラ(73分カペッツィ) 

ムッルー     ベレシンスキ

(73分ドド)        (66分サーラ) 

 レジーニ(Cap)シルヴェストレ

(46分フェラーリ)   (81分シミッチ)

        トッツォ 

ベンチ:GKプッジョーニ、DFレヴェルベ、MFジュリチッチ


Swansea (4-3-2-1):

GK:ファビアンスキ

DF:ナフトン、フェルナンデス、マウソン、オルソン(後半32分キングスレイ);

MF:ブリットン(後半13分メサ),フェル(後半44分フルトン),キャロル

  ;アユウ(後半40分マクブルニー),ルートリッジ(後半44分ランゲル)

FW:アブラハム(後半29分 ナルシング)

ベンチ: Nordfeldt, Mulder, van der Hoorn, Grimes, Bartley.
監督: Clement.

練習試合6試合目,イギリス遠征2試合目はスウォンジーとの対戦。昨季プレミアリーグで15位。2011年にプレミアに昇格して以降は、ずっと留まっており大体常に10位前後。イングランドのプレミアリーブ所属ながら、ウェールズのリバティスタジアムを本拠地とする。サンプとは特に縁もゆかりも無さそうなチームだ。10番のチェルシー下部組織出身のアブラハムやGKポーランド代表のファビアンスキ、オランダ代表のフェル等が目立つ選手か

サンプで両サイドバックのスタメンが変わってムッルーベレシンスキ、あとはコフナツキがスタメンで試された。

<あらすじ>

前半40分 フェルGoal:0-1

→左サイドからキャロルのFK。フェルがDF達の頭一つ抜きん出てヘッドで叩き込む。先制を許す・・

スタイム1分。そのまま終了

前半は サンプ0-1スウォンジー

後半20秒 オウンゴール(アルヴァレス)Goal:0-2

→後半最初のプレー。右サイドタッチライン際から、リッキーのやや長めのバックパス。ゴールから離れ、右サイドにサポートの為にポジションを移していたGKトッツォ。ゴールに向かうボールを必死に追いかけるが、そのままバックパスはゴールに吸い込まれる・・・信じられない自殺点・・

後半19分 アブラハムGoal:0-3

→アブラハムから左サイドのキャロルへ⇒キャロルが早いクロス⇒GKトッツォがこのボールを何とか弾くが、こぼれ球が詰めてきたアブラハムの正面に。突っ込んで来たアブラハムが身体でそのボールを押し込んでゴール。サンプDF陣はアブラハムのハンドを主張するが認められず。追加点・・

後半20秒 フェルナンデスGoal:0-4

→右からのCK。ゴールエリア中央でフリーになっていたフェルナンデスがヘッドで叩き込む。サンプの選手たちは全員ボールウォッチャーになっていて、全く動けず。ダメ押しのダメ押し

ロスタイム3分。このまま終了。0-4。

(ポイント)

・マンU戦の内容が良かっただけに、信じられない圧敗

・まぁあり得ない事故の様なオウンゴールと、CKから2点だからそんなに崩されていたわけでは無いが

・ただ内容でも圧倒的に負けていた。

・リッキーは唯一1試合フル出場したが、オウンゴールを含めて散々な出来。早くガストン合流が望まれる。

・ほぼ唯一の収穫はフェラーリ。合流2日目でいきなり練習試合デビュー。期待の大きさがうかがえる。

・そのプレーも、コンビネーションとかはさすがにまだまだだが、個人としてはなかなか期待を持てるしっかりしたディフェンスをしていた

・GKもやっぱりヴィヴィアーノがいないと厳しいなぁ

この試合は強豪マンU戦の3日後、そして遠征中と言う事で残っていた疲労。あとプレミアのチームは開幕直前でコンディションの差があった。と言う事で悲観材料にはしないで、ジャンパオロを信じておこう。さて、この試合では3rdユニがお披露目。

↑↑©calcio e finanzaよ

※奇抜では無いが、サンプユニ史上では珍しいと言うか初めてであろう紺一色。JOMAの3rdユニは一昨年の黄色、昨年のすみれ色、今年の紺色と常にシャツ・パンツ・ソックス全部同色だ。

ちなみに今季はアウェイユニがこれ↓↓

↑↑©calcio e finanzaよ

※これも袖のBLUCERCHIATI色のところに工夫が凝らしてある。個人的には去年のがすごく気に入っていたので、もう1シーズンぐらい使って欲しかったが。

さらに今季のホームユニはこれ↓↓

↑↑©calcio e finanzaよ

 

※このGKユニは良いと思う。ホームユニはこの写真からはわからないが、襟の内側に

”La maglia piu belle del mondo" = 世界で一番美しいユニフォーム

と言う刺繍がしてある。そう言えば今季のスポンサーはどうなるのだろう?

 

 

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 サンプトピックス

 さて、いよいよ練習試合はこれで終わり。ボリアスコに戻ってこれから最終調整に入る。直近で獲得したガストン・ラミレスもここで合流するだろう。その他の移籍メルカートの動きとしてはシックの動向。木曜のメディカルチェックの結果次第でインテル行きが決まるか?とか言われているがまだまだすんなりいかないと思う。逆にシックが売れたとして、その代役の獲得は急務。正直今のFW陣の陣容では心もとな過ぎる。噂されている候補は、エデル、ファルチネッリ、サパタ、ヴィエット(A・マドリード)、ルアン(グレミオ)などか。どうなる事やら・・・

後は左SBのドドかパヴロヴィッチを売らなければならない。また右SBでジャンパオロの元教え子であるローリン(エンポリ)が来たがっているが、サーラかベレシンスキのどちらかが売れなければならないだろう。MF陣はある程度盤石なので、あとはセンターバックが1人欲しいが。 

 次はいよいよ公式戦。TIM CUP(コパイタリア)の相手は結局ヴィチェンツァを破ったフォッジャになった。今年セリエBに昇格してきたフォッジャ。簡単な相手では無い。フォッジャと言えば、1990年代にゼーマン監督の下、シニョーリ筆頭に超攻撃的なサッカーを繰り広げ”ミラクル・フォッジャ”と呼ばれていたのを思い出す。今のフォッジャには元サンプのフェダートが今年移籍している。
 
 さあいよいよ公式戦のスタートだー!
 
次節:TIM CUP 3回戦 2017年 8/12(土) 対フォッジャ@ジェノヴァ  現地20:45Kick Off(日本時間深夜3:45) 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

今日のカッサーノのアフォリズム(格言)  

numero174:

Un giorno Bellucci mi ha detto:

" Se rinasco voglio essere Cassano"

A me basterebbe essere suo cugino.

格言174:

ある日ベルッチ(元サンプのFW) が俺に言った

「もし生まれ変われるのなら、カッサーノになりたい」

俺は彼の従兄弟になるだけでいいや