早いものですね。令和二年が明け既に10日が過ぎ、成人式を含む三連休となりました。
年末年始の連休でなまった身体のリハビリを兼ねて水泳や、散策に日々を送っています。
そんな中で、天候もよく、富士山の眺望も期待できそうとのことで、細君と共に
三浦半島諸磯湾にデジイチ・スケッチに行ってまいりました。
心配した雲も、ガスもなく、久しぶりにくっきりとした富士山の全容が見て取れました。
幾人かの同好の士の姿もありましたが、海の畔の撮影スポットはたまたま空いていたため、
そこに陣取り何枚かの撮影をしました。
このポイントは撮影のベストスポットではありますが、道路わきでもありウイークデーにも
関わらず車の往来が多く、道路わきに車で待つ細君の心配もあり早々に切り上げ、他の
場所に移りました。
そこは富士の眺望はいいのですが、テトラポット等の人工物が多く撮影にはイマイチの
場所でした。それでも何枚かの撮影を試みましたが、しっくりせず他に回りました。
横須賀走水にも東京湾を挟んでのベストスポットがあるのですが、既に撮影者が
多数おり、車も止められない状態でしたので残念ながらパスしました。
先に撮影した写真を掲載させて頂きます。
なお、隣り合って住み長いこと家族同様に親しくお付き合いいただいた、お隣のご主人が
昨年の奥様に続いて、三か月も経ずして身罷りました。
自らも癌を患いながら奥様を慈しみつつ、身を削るように日々看病を続けたご主人の姿は、
身近にいた私たちには、まさに夫婦の理想形に見えました。
その方が松の内も明けぬうちの黄泉へ旅立ったことは、私たち夫婦や息子たちにとっても
衝撃的なことでした。
また、彼は教員としても多くの生徒たちに慕われ、私の次男にとつてもサーフィンの
師匠であり、サーフィン仲間には親子のようだと言われた方でした。
細君にとっても奥様ともども実の姉妹以上の親しいお付き合いをしていただいた、
かけがえのない友人でした。
この友の黄泉への旅立ちに五首の短歌を捧げたいと思います。
☆生徒らに自愛満ちたる眼差しを 注ぎし君の 歩み確かに
☆語らずも一隅照らす君が歩(ほ)は 生徒(こ)ら導きし偉大なる道
☆一隅を照らすに似たる歩(ほ)をかさね 君の拓(ひら)きし偉大なる道
☆慈しむ思いのたけか 先に逝く 妻をたずねて 黄泉へ急ぐや
☆妻思い身を削るがに看取りたる君が歩みは慟哭を超え
改めて友のご冥福をお祈り申し上げます。
年末年始の連休でなまった身体のリハビリを兼ねて水泳や、散策に日々を送っています。
そんな中で、天候もよく、富士山の眺望も期待できそうとのことで、細君と共に
三浦半島諸磯湾にデジイチ・スケッチに行ってまいりました。
心配した雲も、ガスもなく、久しぶりにくっきりとした富士山の全容が見て取れました。
幾人かの同好の士の姿もありましたが、海の畔の撮影スポットはたまたま空いていたため、
そこに陣取り何枚かの撮影をしました。
このポイントは撮影のベストスポットではありますが、道路わきでもありウイークデーにも
関わらず車の往来が多く、道路わきに車で待つ細君の心配もあり早々に切り上げ、他の
場所に移りました。
そこは富士の眺望はいいのですが、テトラポット等の人工物が多く撮影にはイマイチの
場所でした。それでも何枚かの撮影を試みましたが、しっくりせず他に回りました。
横須賀走水にも東京湾を挟んでのベストスポットがあるのですが、既に撮影者が
多数おり、車も止められない状態でしたので残念ながらパスしました。
先に撮影した写真を掲載させて頂きます。
なお、隣り合って住み長いこと家族同様に親しくお付き合いいただいた、お隣のご主人が
昨年の奥様に続いて、三か月も経ずして身罷りました。
自らも癌を患いながら奥様を慈しみつつ、身を削るように日々看病を続けたご主人の姿は、
身近にいた私たちには、まさに夫婦の理想形に見えました。
その方が松の内も明けぬうちの黄泉へ旅立ったことは、私たち夫婦や息子たちにとっても
衝撃的なことでした。
また、彼は教員としても多くの生徒たちに慕われ、私の次男にとつてもサーフィンの
師匠であり、サーフィン仲間には親子のようだと言われた方でした。
細君にとっても奥様ともども実の姉妹以上の親しいお付き合いをしていただいた、
かけがえのない友人でした。
この友の黄泉への旅立ちに五首の短歌を捧げたいと思います。
☆生徒らに自愛満ちたる眼差しを 注ぎし君の 歩み確かに
☆語らずも一隅照らす君が歩(ほ)は 生徒(こ)ら導きし偉大なる道
☆一隅を照らすに似たる歩(ほ)をかさね 君の拓(ひら)きし偉大なる道
☆慈しむ思いのたけか 先に逝く 妻をたずねて 黄泉へ急ぐや
☆妻思い身を削るがに看取りたる君が歩みは慟哭を超え
改めて友のご冥福をお祈り申し上げます。
たまたま、お隣に住まうご夫婦でしたが、細君も含めて家族同様にお付き合いさせて頂きました。
素敵な方たちで、私の息子たちも大好きな方たちでした。
私よりも少し若い方でしたが、色々遠慮なく語り合える数少ない友人でもありました。
その彼らが奥さんの旅立ちのあと、日を置かず相次いで身罷り、未だ立ち直れないほどの寂しさを抱えています。
次の短歌は、そんな思いを絞り出して読んだものです。
☆妻思い身を削るがに看取りたる
君が歩みは慟哭を超え
笑顔で元気いっぱい明るく過ごしますねー〜