四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

横浜「万葉の湯」へ

2024年03月02日 19時09分43秒 | お出かけ

 異常気象続きの2月も終わり、弥生3月となりました。
ロシアのウクライナの侵略戦争も2年を経て膠着状態が続き、ハマスイスラエル紛争の悲惨な状況も未だ続き、さらに、能登半島地震の復興も未だ厳しい途上にあります。
 このような中で行われた、国会の政倫審では政権党の裏金問題で、誰も責任ある真実の回答すらしていない哀しい現実が私達の前に晒されています。折から確定申告の時期であり、中小事業者泣かせのインボイス制度も適応される中で、国民の皆さんの怒りが沸点に達する状況にあると考えています。

     「咲き盛る河津桜」

 こんな日々の中、ボランティア関連の年度末行事も諸々計画されていますが、その合間を縫って細君共々、久しぶりに横浜へ行ってきました。実は、以前に息子たちから横浜の「万葉倶楽部」の入場券を貰っていたのです。有効期限も迫っており、日程の空いている日とのことで二人で出かけてきました。

     「横浜 みなと
みらいの一角」

 現役時代は、ゆったりとくつろげることもあり、宿泊も含めて結構訪れていた場所でしたが、コロナ感染症の蔓延もあり、しばらく遠のいていました。久しぶりの来訪でしたので、料金も含めて内容も大分替わったとの印象でした。

     「横浜の「万葉倶楽部」全景」

 ここは、「みなとみらい」の一角に「和の情緒あふれる温泉空間」とのコンセプトで、湯河原温泉から毎日タンクローリーで温泉の湯を運搬しているとのこと。館内も黒とダークブラウンの色彩で統一され落ち着いた癒される空間となっています。

    「「万葉倶楽部」エントランス」

 館内着は浴衣あるいは、作務衣を選べますので、私たちは作務衣に着替えて早速温泉に向かいました。露天風呂3か所、内風呂3か所、サウナもハーブサウナも含めて3か所と施設的にも結構充実しています。露天風呂のひとつはヒノキ風呂で、湯河原温泉の湯につかりながら横浜港や大黒ふ頭の眺望が楽しめます。サウナは低温サウナとハーブサウナを繰り返しながら、お昼の待ち合わせ時間に合わせて一旦お風呂を後にしました。

     「万葉庵入口」

 昼食は「万葉庵」で、天ぷらセイロとかつ丼をとり、お互いにシェアして頂きました。席は、ウイークデーでもあり比較的空いており、自由に選べましたので、オーシャンビューで海辺の景色を楽しめる席に落ち着きました。お料理が並んだら即食べ始めてしまって、途中で写真を撮り忘れたことに気が付き、食べかけの撮影となりましたので掲載は控えます。

 その後、万葉倶楽部最上階の横浜の街並みを見ながら入れる足湯に行きました。そこからは、横浜ベイブリッジや、みなとみらい、さらに山下公園が見渡せますが生憎の曇り空で奇麗な絵は撮れませんでした。足湯は若干ぬるく、折からの寒さですぐに退散しました。ほぐしどころ、読書コーナー、ゲーム室等々がありし、お客さんたちもそれぞれ楽しんでいました。アニメも含めて蔵書の数はかなり豊富との印象がありました。私たちは、リラックスルームで30分ほどくつろいだ後、再度温泉に向かいました。今度は露天風呂で帰りの予定時間までゆったりとした時間を過ごすことができました。

     「足湯からの横浜ベイブリッジの眺望」

 横浜駅まで送ってくれるシャトルバスに間に合ったので、そのバスに乗って帰路につきました。今回は、日帰りの予定で訪れましたが、夜景をゆっくり楽しめる宿泊もいいものと改めて細君と話をしたところです。近距離ながら、久しぶりに天然温泉にも入れ、ゆったりとした楽しいひと時を過ごすことができました。
 厳しい世情の中で、申し訳ない思いもしますが、精神の健康維持として甘えさせて頂きました。

     「みなとみらい寸景」

コメント (6)
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