令和五年、今年初めて我が家の月下美人が昨夜一輪開花しました。
昨年のブログでも少し触れましたが折からの団地の大型修繕があり、ベランダで育てていた月下美人の鉢も、植栽の集合場所に避難せざるを得ませんでした。その際、繁茂した枝と葉をかなり剪定しましたので、今年の開花はあまり期待していませんでした。
先週のはじめ、一つの花芽を見つけた時は、正直嬉しく感じました。
「満開の 月下美人」
例年通り、つぼみは18時過ぎに綻びはじめ、21時過ぎには7~8割りの開花となりました。
このころには、月下美人特有の甘やかな香りが漂い始めます。 22時頃にはほぼ満開となり
香りも、 風姿も雅な花がオーラを放ち、毎回のこと見惚れていました。そして、日の変わる
24時過ぎには早くも萎み始めました。
「月下美人の蕾」
「開花し始めた 月下美人」
細君の丹精に感謝しつつ、私は眺め、写真に撮るのみですが、年々歳々咲いてくれる花に感謝の想いが湧きます。また、見るたびに新たな魅力を見出し、惹きつけられる花ですが、それは、わずか数時間にも満たない花の命を、懸命に咲き切る花の見事さ故かもしれません。
「ほぼ満開の 月下美人」
この月下美人の儚げでいながらも、凛とした花のたたずまいを「詞」に紡ぎ、かつてブログ友のYokiさんに素敵なオリジナル曲を作曲して頂きました。昨年Yokiさんのユーチューブで公開して頂き、このブログでも一度紹介いたしましたが、今年初めての開花に合わせて、再度掲載させて頂きます。
「月下美人の香り」
作詞 :ショー・ジロー
作曲&歌:yokiさん
画像をクリックしますと「Youtube」を視聴できます。
1.
宵闇に ひらきはじめた 月下美人
甘い香りを漂わせ 一夜限りの命としらず
闇にのびゆく花びらは 炎のように揺れている
憂いもつ君に君に似て その刹那に命を燃やす
2.
花びらの 白さ際立つ 月下美人
雅な香り漂わせ 一夜限りの夢に酔う
闇を切り裂く花びらは 炎のように燃えている
儚さは君に君に似て その刹那に命を燃やす
3.
花びらが 耀き放つ 月下美人
深い香りを漂わせ 一夜限りのものがたり
闇を照らせる花びらは 炎のように 凛として
気高さは君に君に似て その刹那に命を燃やす
***********************************
月下美人の花言葉は「艶やかな美人」「はかない恋」だそうです。
なお、拙い詩ですが、著作権は放棄していません。
無断転載等はご遠慮願います。転載いただけるのであれば、あらかじめ
当方へ連絡を頂き「ポエット・M」の作者名を明記して頂ければ
嬉しいです。
***********************************