四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
お立ち寄り頂ければ嬉しいです。

「ささやかな夢」 ~作詞のまね事~

2021年06月15日 20時57分55秒 | 日々の歩み
 今はコロナ禍の下で、機会は激減しましたが、かつて会社や業界の飲み会をはじめ、
色々なイベントで、プロジェクトの若いメンバーや、業界の友人達と会話を交わすことが
多々ありました。

たわいも無い話から深刻な話まで様々ですが、時にはかなり煮詰まった相談を受けることも
ありました。このような相談や、会話の中で印象に残ったつぶやきや、嘆きを少なからず
胸に刻んできました。

多くの若い友人達には、彼らを理解し共に歩こうと健気に気遣かってくれる、素敵な友人が
少なからずいました。しかし、自信の無さか、感性ゆえか、その方の存在を十分認識できず、
一歩踏み出せていない、もどかしさも感じてきました。
このような場面を踏まえながら、彼らの一人を主人公に、彼らへのお節介と、ささやかな
共感にエールを込めて、この詞を書いてみました。


「ささやかな夢」

1.何をやっても うまくはいかず
  避けて逃げ出すことばかり
  思案に暮れた日々もある
  哀しさばかりを心に刻み
  折り合い なだめて越えて来た
  そんな歩みを
  そっと見つめて くれた人
  ああ、あの人に
  幸せ運んでやりたい
  ただ、それだけが
  それだけが
  ささやかな夢

      2.抱(かか)えきれない 哀しみ背負い
        先も見えない暗闇を
        這いずり回った日々もある
        痛みばかりを心に刻み
        折り合い なだめて越えて来た
        そんな歩みの
        背中をおして くれた人
        ああ、この人と
        幸せさがして歩みたい
        ただ、それだけが 
        それだけが
        ささやかな夢

 3.開きなおれぬ 弱さをかかえ
   損な役割こなしても
   心の晴れぬ日々ばかり
   辛さばかりを心に刻み
   折り合い なだめて越えて来た
   そんな道でも
   共に歩いて くれた人
   ああ、この人と
   幸せ求めて歩みたい
   ただ、それだけが 
   それだけが
   ささやかな夢

  
なお、この詩の背景や、若者の存在は今もなお生きていると感じます。
不器用と言われながらも、必死で日々を生き、懸命に歩んでいる若者たちに、
たとえ、その一人でも心に届く歌になればと思っています。
 この歌詞が曲にのるかは、はなはだ心もとないものです。その意味で発展途上であり、
皆さまの添削や、ご意見を頂き仕上げていきたいと思っています。

前回のブログでは「あなたは虹」の詞を、Kenさんを通して、一面識もないYokiさんに
失礼も省みず「作曲・歌唱」を、暴走気味にお願いしてしまいました。
Yokiさんの寛容さとアーチスト魂に助けられ、じいじさんの支援も頂き、素敵な曲に
仕上げて頂きブログのみでなく、ユーチューブ等にも公開することが出来ました。
今回は若い男性の立場からの歌ですので、無理にお願いすることにためらいがあります。
まずは、掲載して皆様のご意見を待ちたいと思います。
コメント (21)
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