ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

観音寺 素朴な お地蔵さん 札所二十一番 ・・・秩父巡礼

2013-07-31 12:28:27 | 史跡

観音寺 札所二十一番

秩父札所21番寺は平将門が戦勝祈願のため矢を納めたので矢納堂、もっと古くは日本武尊が東征の折、ここに立ち寄り武運長久・東国平定を祈り、鏑矢を納めたから矢之堂。また八幡大菩薩が邪神悪魔退治の際、その放った矢が魔族を射抜いたまま、ここに落ちたからこの名がついたのだ、とも言われております。

正直、矢を納めたので矢納堂、というのは信じますが、平将門が秩父に来たという話は信じられません。奥さんの桔梗が、この近くまで逃れてきたという話は聞いていますが・・・。日本武尊の逸話は、秩父の至る所で、見たり聞いたりします。八幡大菩薩は、先述の”やはた”から、渡来族の秦氏の氏神ですから、秦氏がここで”戦”をした時のこと、具体名は憚られるので、魔族とか邪神悪魔の名を借りて表現した、むかしの表現ではよくあるなぞらえのような気がします。

岩之上堂を出て、観音寺に向かうところ、民家の庭に・・・

               てっぽうゆり?・・   

                宝篋印塔・・      

服着て帽子かぶって、目鼻立ちの彫りはかなり浅いです・・           

こんな、素朴な地蔵さんが幾つか・・  

 

住所:秩父市寺尾235

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岩之上堂 花の寺 札所二十... | トップ | 童子堂 萱葺きの山門とさる... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

史跡」カテゴリの最新記事