ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

薔薇

2014-02-07 03:04:54 | 写真と詩歌


薔薇

わたしはおまえを見る、薔薇よ、なかばひらかれた本、
幸福を細叙する
そのページのかずはあまり多すぎて
よみきれそうにもない。魔術の本、

それは風にめくられて、たぶん
目をつぶったままよめる本……
そこから蝶々が、みんな同じおもいをして、
はずかしそうにして出てくる本。

・・・・・ リルケ  *ライナー・マリア・リルケは、オーストリアの詩人、作家。時代を代表するドイツ語詩人として知られる

・・イオンの花屋さんで撮影。薔薇の、花を本に、花弁を頁に、見立てたリルケの詩。

薔薇に、好きなリルケの詩を添えて・・・     2月6日 午後 寒き日

 


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