まず最初に、本日県民のこえ宛に送った質問文を以下に紹介する。
「地域外交課の財務会計事務に係る出納局の見解について」
平成24年7月31日付け地外第70号で開示された地域外交課の「静岡県・浙江省友好提携30周年記念広報用エコバッグ」の購入(一般調達)に係る会計書類において、随意契約執行伺及び支出票(※兼票ではない)は作成されていたものの支出負担行為伺又は支出負担行為伺に相当する物品取得伺が不足していることを指摘したところ、100万円以上の物品なので随意契約執行伺を作れば物品取得伺は省略できるので物品取得伺は作っていないとの回答(地域外交課海外交流班安藤)が法務文書課(山下)経由であった。
しかしながら、県財務規則第23条第3項に規定のとおり、随意契約執行伺の決裁をもっては支出負担行為伺の決裁に代えることはできないのであって、財務規則第23条に違反した財務会計行為と考えるが、物品取得・会計検査部署である出納局の見解を伺いたい。
この説明の前に、
先月請求した部局調整費の公文書の問題点第二弾であるが、企画広報部県政推進調整費の「静岡県・浙江省友好提携30周年記念事業広報活動費」4,513,282円を紹介する。
内訳はすべて静岡県・浙江省友好提携30周年記念の広報・啓発用グッズ購入費で、
<3月発注3月納期>
・エコバッグ5千枚 1,293,600円(東亜販売株式会社)
・絵葉書5千セット 975,000円(静岡県観光協会)
・手提げ紙袋3百枚 127,260円(有限会社滝企画)
・横断幕 42,977円(有限会社滝企画)
<2月発注3月納期>
・ピンバッジ1万個 409,500円(山口微章店)
・記念品配布用ビニール袋1万枚 172,200円(東亜販売株式会社)
・うちわ5千枚 133,350円(東亜販売株式会社)
・広報用ウェットティッシュ1万個 294,000円(東亜販売株式会社)
・啓発用蛍光ペン5千本 260,000円(株式会社静岡ビジネス)
・啓発用ボールペン5千本 220,000円(株式会社静岡ビジネス)
・のぼり旗百枚 34,650円(株式会社五光)
・統一ロゴマークシール5千枚 314,475円(有限会社滝企画)
・啓発用クリアファイル5千枚 236,250円(株式会社コンツナ)
以上、13件、計4,513,282円である。
いずれも年度末の購入であり、予算を使い切るという意図が見て取れ、税金を節約しようという意識はみじんも感じられない。
すなわち、部局調整費の本来の目的「県政を推進する上で必要な調査等を行う。」との記述からは想像できない使途である。
すなわち、平成24年度に新規事業となった「浙江省友好提携30周年記念事業費29,500,000円」の前年度に予算化されていない事業に部局調整費という闇の予算で着手していたということであり、実質の事業費は合わせて34,013,282円となり、議会の承認額を超える事業費で事業が行われたということになるのである。
これを脱法的と言わずになんというべきであろうか。
そして、最も問題なのは、冒頭に紹介したとおり、問題の会計処理(エコバッグ5千枚 1,293,600円(東亜販売株式会社))が、財務規則及び財産規則に違反する事務処理で購入され、これを言いつくろい隠そうとしたという事実である。しかも「積算根拠」及び「随意契約及び単独の理由」.pdf
のページを見ればわかるとおり、発注の遅れによって割高になったともいえ、極めて不適切な購入といわざるを得ない。
これまでの不適正事務の際に繰り返された言葉だけの反省やメ[ズだけの再発防止策で、一向に変われない静岡県庁の無責任体質と隠蔽の組織風土がここに象徴されている。
「地域外交課の財務会計事務に係る出納局の見解について」
平成24年7月31日付け地外第70号で開示された地域外交課の「静岡県・浙江省友好提携30周年記念広報用エコバッグ」の購入(一般調達)に係る会計書類において、随意契約執行伺及び支出票(※兼票ではない)は作成されていたものの支出負担行為伺又は支出負担行為伺に相当する物品取得伺が不足していることを指摘したところ、100万円以上の物品なので随意契約執行伺を作れば物品取得伺は省略できるので物品取得伺は作っていないとの回答(地域外交課海外交流班安藤)が法務文書課(山下)経由であった。
しかしながら、県財務規則第23条第3項に規定のとおり、随意契約執行伺の決裁をもっては支出負担行為伺の決裁に代えることはできないのであって、財務規則第23条に違反した財務会計行為と考えるが、物品取得・会計検査部署である出納局の見解を伺いたい。
この説明の前に、
先月請求した部局調整費の公文書の問題点第二弾であるが、企画広報部県政推進調整費の「静岡県・浙江省友好提携30周年記念事業広報活動費」4,513,282円を紹介する。
内訳はすべて静岡県・浙江省友好提携30周年記念の広報・啓発用グッズ購入費で、
<3月発注3月納期>
・エコバッグ5千枚 1,293,600円(東亜販売株式会社)
・絵葉書5千セット 975,000円(静岡県観光協会)
・手提げ紙袋3百枚 127,260円(有限会社滝企画)
・横断幕 42,977円(有限会社滝企画)
<2月発注3月納期>
・ピンバッジ1万個 409,500円(山口微章店)
・記念品配布用ビニール袋1万枚 172,200円(東亜販売株式会社)
・うちわ5千枚 133,350円(東亜販売株式会社)
・広報用ウェットティッシュ1万個 294,000円(東亜販売株式会社)
・啓発用蛍光ペン5千本 260,000円(株式会社静岡ビジネス)
・啓発用ボールペン5千本 220,000円(株式会社静岡ビジネス)
・のぼり旗百枚 34,650円(株式会社五光)
・統一ロゴマークシール5千枚 314,475円(有限会社滝企画)
・啓発用クリアファイル5千枚 236,250円(株式会社コンツナ)
以上、13件、計4,513,282円である。
いずれも年度末の購入であり、予算を使い切るという意図が見て取れ、税金を節約しようという意識はみじんも感じられない。
すなわち、部局調整費の本来の目的「県政を推進する上で必要な調査等を行う。」との記述からは想像できない使途である。
すなわち、平成24年度に新規事業となった「浙江省友好提携30周年記念事業費29,500,000円」の前年度に予算化されていない事業に部局調整費という闇の予算で着手していたということであり、実質の事業費は合わせて34,013,282円となり、議会の承認額を超える事業費で事業が行われたということになるのである。
これを脱法的と言わずになんというべきであろうか。
そして、最も問題なのは、冒頭に紹介したとおり、問題の会計処理(エコバッグ5千枚 1,293,600円(東亜販売株式会社))が、財務規則及び財産規則に違反する事務処理で購入され、これを言いつくろい隠そうとしたという事実である。しかも「積算根拠」及び「随意契約及び単独の理由」.pdf
のページを見ればわかるとおり、発注の遅れによって割高になったともいえ、極めて不適切な購入といわざるを得ない。
これまでの不適正事務の際に繰り返された言葉だけの反省やメ[ズだけの再発防止策で、一向に変われない静岡県庁の無責任体質と隠蔽の組織風土がここに象徴されている。