「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

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隠蔽体質のつけを県民が負う静岡県

2009-03-13 20:25:00 | 日記
2006年度約1億円、2007年度約3億円。
本来なら静岡県に交付され、住民サービスのために使われるはずだった地方交付税の額である。
なぜもらえなかったのかというと、県が国の基準に上乗せして職員に地域手当を交付していたからだ。
この事実は今月2日に判明したそうだが、見落としたのか、今日の静岡新聞の社説で知った。
詳しい記事はネット検索で「地域手当 静岡県 交付税」で検索すれば出てくるのでそちらを見ていただくとして、上乗せ支給をしていたのは都道府県では静岡県、愛知県、兵庫県の3県だけで、総務省は「財政に余裕がある」とみなして減額したということだ。
地域手当については導入当時どこかでふれた記憶があるので探したところ、
HP内の「雑記」2006.3.24の括弧書きのコメント欄に記述してあった。
http://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/zakki1.html
密室の交渉として将来的には6%で合意していることも記述してあるが、その後も財政状況が好転しない中で交渉の遡上にあがっても未履行となっている案件である。
ただ、これによって交付税が減額されることは青天の霹靂。
こういう事実が県から明らかにされてこなかったことは、これまで何度となく指摘してきた不都合なことは隠蔽という体質からは当然のことであるが、これをチェックできないチェック構造が問題だ。
どういう形でどこでチェックしていれば明らかに出来たのか・・・
やはり県が透明性を持った組織体質変わることがなければチェックしきれないのではないかと思う。
残念ながら今の県はごまかしを悪とは思っていない。例えば、表向き人員削減の成果(といっても正規職員数ベースというだけだが)を自慢し、改革が進んでいるとごまかしているが、肝心の人件費は増加しているのだ。
しかも、ただ増加しているだけでなく、当初予算では174億1,234万7千円だったものが、決算見込みとなる3月補正では175億6,980万8千円と1億5,746万1千円増加しているのだ。予算で低く見せて事後の決算で帳尻あわせということだろう。
県民が求めているのは「コスト増を伴う人員削減」ではなく「コスト自体の削減」ではないのか。
やはり、
「欺瞞の静岡県新公共経営(NPM)」http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/54.html
でも書いたが、県にとって成果とは(欺瞞の)数字であり、これは県民を欺いても達成すべきものだということだ。
染み付いた体質は容易にはぬぐえない。

話し変わって、さきの古い記事の2006.5.10のところhttp://www2.ocn.ne.jp/~sizuoka1/zakki1.html#tuiを見ていたら
知事が退職金について、
「私自身の受け止め方は前回申し上げましたように、報酬を得て知事をやり、けしからんことをせずに終了すれば、報酬の後払いという性格だと理解しています」というくだりがあった。
であるならば、開港日延期や追加工事といったけしからん失態を演じた場合、退職金はどうするのか、ぜひ本人から聞いてみたいものである。

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1 コメント

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Unknown (県税詐欺被害者)
2009-03-14 14:19:50
搭乗率保証は70%で、パーセンテージを決めてあるだけですから、大型の飛行機にして便数を増やせば、客が増えなくとも日航は儲かるのですね。ひどいですね。
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