わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

アメリカで献血!

2014-08-15 | 田舎暮らし
 会社に献血車が来るというので、ランチタイムを利用して献血してきました。献血して、その後お昼ごはんを食べれば…という予定でしたが、これは失敗だった!まず、献血している最中、お腹がグーグーなって恥ずかしい。やっと終わって、なにやら、コミュニティー献血サービスが今年50周年だというので、下図のような記念Tシャツを頂き、貰ったオレンジジュースを飲み終わり、さぁランチだっ!と、勢い良く立ち上がったら(バカだねぇ)、思わずクラッ!私は身体が小いので、実は不安だったというテクニシャンの方が目敏く見つけて、「まだ立っちゃ駄目よ!横になって!」と、ガシッと私の両腕掴んで、寝かされちゃうハメに。お腹すいた…(TT)

 血圧が元に戻るまで横になっていなさいと言われたので、もう開き直って昼寝でも、と、不届きなことを考えていたら、寝たら駄目、血行を良くするために足を上げて、パタパタ・フミフミしていなさい、と。結局、お腹すいた~、ご飯食べたい~と、思いつつ、半時間近く横になってフミフミ運動していました。割と疲れた。実は、血液検査も兼ねて献血、という下心でしたが、もう当分というか、多分、一生、献血はしなくていいや、って気分です。ちなみに、アメリカの献血は一度に450ml、日本は通常では200mlだそうで、場合によっては400mlもあるだそうです。

 この夏は、コミケとの提携で、期間中に400ml献血をすると特製ポスターが貰えるのだとか。これはいいアイデアだと思う!でも、そのポスターというのが、いかにも「萌え」系で、ターゲットが見え見え。ところで、400ml献血ができるのは、男女とも体重50kg以上の人だって。私はちびなので50kgもないのに、450ml採っちゃったんだから、テクニシャンの人が不安になったのかも?

 ともあれ、予想外に時間のかかった献血でしたが、普通でも1時間ほどを見込まねばなりません。まず、かなり項目の多い質問票に答えます。過去3ヶ月以内に男性との性交渉のあった男性と性交渉をしましたか?とか、金銭目的で性交渉しましたか?なんて質問もあった(@_@) 女性向け質問には、普通に、女性と、とか男性と性交渉があったかという質問はなかったのに、男性には「過去3ヶ月間に男性との性交渉がありましたか?」とあったのは、HIV/AIDSがホモセクシャルの男性だけの病気じゃないって認識されて、もう長いのに、まだこんな質問があるんだなぁ、と、ちょっと意外でした。

 その後、個室で看護婦さんと質問状を元に相談して、血圧と体温を測り、血液検査の後で、やっと献血本番。なかなか寝心地の良いベッドに横たわります。血管が細くて、ここで先ずテクニシャンの方に一苦労掛ける私。血液採取は意外と時間がかかります。無駄に寝転がってフミフミしていた間も観察してたけど、ガタイの大きなおっさんでも、説明書のように10分ほどで完了とは行かなかったと思います(暇なんで、何度も腕時計を見た)。

 で、その後、針を指したところにテープを巻いてもらい(4色から選べる)、オレンジジュースとクッキー一枚とTシャツ貰って、15分ほど椅子に座って安静、というのが、定常のプロセスです。いつもより多くの水分を補給すること、過激な運動は避けること、カフェインやお酒は摂取こしないと、という注意を受けて、やっと開放。オフィスではお茶やコーヒーを飲みまくりの私に、カフェインだめよは、ちょっと悲しかった。今夜は血の補給のため(?)ステーキ食ったぞ!