わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

アフリカの太鼓を買った

2013-06-22 | アンティーク・スリフト
 ロサンゼルス周辺には、日本人・日系人が沢山住んでいるので、日本語のフリーペーパーや日本人同士の情報交換サイトがいくつもあります。街に住む日本人は私だけ、なんてテキサスやコロラドに住んでいた頃から比べると、まるで夢のよう。私はここの所、そんな情報交換サイトの一つ、びびなびの個人売買サイトを毎日のようにチェックしています。びびなびの個人売買サイトは、「こんなモノまで売りに出しちゃう?」と驚いたり、呆れちゃうような物もしばしば出品されていますが、本当にいろいろな品が売りに出されていて、特に目当てがなくても見ているだけで面白い。今まで、私もこの掲示板を通じて、日本製の湯沸かしポットや炊飯器、テレビ+DVDプレーヤーをゲットしております。

 でも今、毎日チェックしてるのは、狙いを定めた欲しい物があるから。今使っている32インチより画面の大きなTVが欲しいのです。この時期には、卒業して引越す学生さんや、子供が夏休みに入るのを待って転勤・帰国の駐在員ご家族が、家具や家電を安価で売りに出すことが多いので、目玉商品はないものかと虎視眈々中で、一日に数回チェックしてます。大型テレビは毎日のように出ていますが、ウォルマート行って新品を買うのとあまり変わらないような値段だったりします。日本人はウォルマート行かないもんね~。でも、たまに投げ売り価格が現れる。しかし、当然ながら競争率が高くて、臍を噛むこと既に数回。ぐやじ~っ!

 そして先日も、安価な大型テレビを求めて個人売買ページをチェックしていると、アフリカのドラム、ジャンベが出ているのに気を引かれました。うちの息子達、特に上息子は、高校のバンド/オーケストラで打楽器を担当しているせいか、目の前に平らな面があると何でもリズムを取って叩きだす。ハリウッド映画にたまに登場する、アホな高校生そのものだ。一番困るのが、私がたいそう気に入っておるガラス製のダイニングテーブルをポンポコやること。軽く拍子を取ってるうちはいいんだけど、二人が調子に乗ってジャムを始めると、ガラスが割れるんじゃないかとヒヤヒヤしています。「ゴルァ!テーブル叩くな!」と怒鳴っても、次の日にはまたタンタカ…orz

 そこで、この太鼓を買い与えて、それを叩いてろ!というココロなのだな。アフリカの雑貨を売っている店でよく見かけるジャンベだけど、装飾的なデザインの物が多くてイマイチ心を惹かれなかったのですが、個人売買サイトに出ていた写真は、飾りのないシンプルなタイプ。小型で脇に抱えて演奏するタイプなので、そんなに邪魔にもならなそうです。一目で気に入ったので、譲っていただくことにし、今日、取りに行って来ました。

 若息子は早速、ポンポコやっておりますが、なかなか良い音色です。テーブルや洗濯機を叩かれるよか、ずっと耳に心地よいし、ガラスの心配もしなくていいし。しかしなぁ…