思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ビックリする嘘による悪口を言う人がいます、勉学に優れ社会的地位も高い人です。

2018-12-22 | 学芸


(白樺教育館・ソクラテス教室)

 わたしは、思想について書いていますが、
批判、ではなく、ウソに基づく悪口を言われることが幾度もあり、なんでだろう?と思います。

 例えば、キリスト教などの強い一神教は、これからの人類社会を支えるものにはならない、
という考えを表明していますが、
それは、イエスを否定的に捉えているのではなく、また、習慣としてのキリスト教を批判しているのでもありません。

 文字通りに人格をもった神が実在し、その神が宇宙をつくり、地球をつくり、全生物もつくったというようなお話を真実だと主張するような宗教を批判しているのです。
 そんな話(世界を創造した神がいるとか、人類はアダムとイブがSEXして生まれたのだから原罪!?を背負っている)をそのまま信じる人は、欧米人でもあまりいないはずです。

 また、日本の神道にしても、自然宗教の延長としての神道や素朴な民間信仰としての神道を批判しているのではなく、明治政府がつくった国家神道=天皇教を批判しているわけです。天皇現人神というカルト宗教への批判です。

 さらにわたしは、古代の根源的な実存思想への称賛
エーゲ海文明を代表するソクラテス、ネパールに生まれインドで活躍したブッダ、優れた中国文明を代表する老子(ないし老荘)への称賛をしていますが、
 それは、いまの日本の仏教寺院への評価ではありません。ブッダの徹底した平等思想(人間の対等性のみならず全生命への愛=慈悲の心)を逆転させて差別戒名でお金を稼ぐ宗派の寺などは唾棄すべき存在として厳しく批判しています。

 わたしは、曖昧ではなく、できる限り明白に思想を述べています。内容=中身としての反論・批判が可能なように=開かれた思想とするためです。民主的であることを心がけているのです。

 ところが旧左翼の人(あるいはそのシンパ)には、事のついでに揶揄したり、悪口を言ったり、人格攻撃をしたり、あるいは無視したりする人が結構いて嫌な感じです。どこかに絶対的真理がある、とか、権威者に従おうとする精神が、オリジナルなわたしの思想を前にして困惑したり、心理的に追い詰められてヒステリーを起こすのでしょう。でも、それでは何も前進はなく、もありません。

 自分が偉いというような小さな心は捨てて、まっすぐに考えて発言してください。
とくに、大学関係者の方は、学問の発展=みなの生活世界を豊かで楽しいものにするために、率直なご意見・ご感想をぜひお願いします。


武田康弘

 

 

 

 

 

 

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