思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

オランダと日本の学校教育の落差は、背後にある思想の違いから。(尾木ママ、オランダへ。日本テレビ)

2014-04-12 | 教育

https://www.youtube.com/watch?v=BnVfJMK3kak

ここにみるオランダと日本の学校教育の落差は、背後にある思想の違いにあると思います。

「国・社会は、わたしたち一人ひとりの意思によってつくるもの」という社会原理(社会契約論)が踏まえられているか否かです。

安倍政権のいう教育改革とは逆の意味の大改革が必要ですね。 

   
あらかじめ決められている型に誘導する(あるいは強要する)という日本の学校教育との落差。個人の自立(自由と責任)を可能とするには、一人ひとりの考える力の育成が必要ですが、そのためには、私が感じ・想い・考えたことを、みなで語り合う「対話力」と、みなで「決める」というルールの会得が必要。対等な個人が互いの自由を尊重し合うことで築くという民主制社会の大原則(社会契約論)への自覚が足りないわが国では、明治天皇へ捧げられた「君が代」を強制する!?のとは全く異なる次元での改革が必要です。灰色の型ハマリ人ではなく、一人ひとりが輝いてこそ国は優れたもの・豊かなものになるはずです。紋切型で従順な優等生ではいけませんね。心も身体も頭も「幹」がしっかりした思いやりや優しさのある人間を育てたいもの。

 

 

 

 

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