思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

再び、『天皇の玉音放送』―わたしと著者の小森陽一さんとの思わぬ共通性

2012-08-15 | 社会思想


2003年の8月15日に発売された『天皇の玉音放送』小森陽一著(五月書房刊・CD付き)を、わたしは一読して「よくぞ出した」と感心して40冊買い込み、白樺同人や鎌ヶ谷市公民館の「とわの会」の方々に購読してもらいました。税込2520円と高い本でしたので、八木書店にお願いして一割安くして頂きました。

この書のように「ほんとうのこと」を明瞭に書くのは、まだまだわが国ではタイヘンなことで、著者の小森陽一さんには感謝と敬意を現し、わが『白樺教育館』の【民知の図書館】の推薦図書としたのでした。

あれから9年、いまだにマスコミも学校も天皇ヒロヒトの戦争犯罪ー責任について誤魔化し、事実に沿った正しい認識をもとうとしませんが、こういう公正さに欠けたウソ偽りを続けていれば、日本人と日本社会の健全な発展は望めませんし、公平・公正な歴史教育もできません。まだ読まれていない方には、ぜひ一読をお薦めします。

とにかくまず一番必要なのは、きちんとした事実を学びつつその意味を問うことです。

ところで、今まで気にしなかった著者についてネットで検索したところ、ちょっとビックリしました。小森さんは、北海道大学を卒業し今は東京大学教授の職にありますが、高校はわたしと同じ文京区の都立校(わたしは向丘高校・小森さんは竹早高校)で、わたしと同じく生徒会長として学校改革を成就させた経験を持ち、なんと誕生日まで5月14日と一緒です(ただし彼の方が一年下)。

というわけで、著者の小森さんに親近感が湧きましたが、さらにオマケがあり、わが『白樺教育館』ー「愉しい哲学の会」の同人である鈴木文子さんは、小森陽一さんのお母様で「青い空」の作詞者である小森香子(こもり きょうこ)さんと親しいとのこと。

嬉しい偶然が続きビックリです。

 

武田康弘

 

 

 

コメント
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謝罪するのは、あまりにも当然のこと。【天皇の直轄地】として朝鮮半島を支配したのは歴然たる事実です。

2012-08-15 | 社会批評

わが国が「朝鮮半島を天皇の直轄地として統治する」と決め、実行したのは、歴史的事実であり、誰も抗弁できません。

日本語を強制し、韓国名を名乗ることを禁止し、【天皇を拝ませる】、というやりかたで現在の韓国と北朝鮮を日本の植民地としたのは、歴史的事実であり、わが国の高校の教科書にも載っていることです。

明治天皇による直轄地であり、伊藤博文が直接乗り込んでの朝鮮支配であったという誰も抗弁できない「事実」を弁えることは、わが日本人の最低限の義務と言えます。

1910年の日韓合併条約の条文には、「韓国一切の統治権を日本国天皇陛下に譲与」と書かれていますが、同時に、朝鮮語や漢文による授業を廃止し、日本語での授業を強制しました。1938年には正式に朝鮮語の使用を禁止。さらに日本政府は、韓国名を名乗ることを禁止した「創氏改名」という信じがたいことまで行いました。すべては、天皇陛下が直接治める直轄地だったゆえです。

以上は、誰ひとり反論できない歴史的事実です。

 

武田康弘

コメント (2)
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