シニア層の起業希望者及び起業家の年齢別構成比率が年々高まっているという。
中小企業白書(2014)によると、60歳以上の割合は、
1979年時点では31.4%であったものが、2012年では46.7%になったという。
背景には、退職後もなんらかの形で働きたいとする者が多く、
その一つの選択肢として起業があると考えられる。
事実、退職後の20年間でみると、
夢の自由時間、8万時間(一説には10万時間ともいわれる)が転がり込んでくる。
この時間を、悠々自適、趣味三昧、夢の隠居生活だけではもったいない。
またシニア層が起業を志した理由や動機を見てみると、
自分の裁量で仕事をしたい、経験や知識を活かしたいなどが多くある。
なかには後づけの理由もあるとは想われるが、シニアの意気を大いに歓迎したい。
しかし一方で、やはり起業にはリスクが伴う。
起業での収入は家計を維持できるだけで十分だとする者が多いものの、
シニアになってからの失敗は取り返しがつかない。
シニア起業が地域活性化の起爆剤になって欲しいとは想うものの、心配でもある。
シニア起業にはシニア起業なりのカンドコロが多くあります。
そのカンドコロを、来月9月に仙台で講演します。
骨子は、講演終了後にここでご案内いたします。
シニアの“本気・ヤル気・元気”を今後も応援し続けます。
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