雇用延長で残るにしても、新しい会社で働くにしても、定年後の仕事は現役時代とは異なる。
勤め人は何事も想い通りになれない。
定年後、楽しく働くには起業が一番と、シニア層による起業が増えている。
どんな仕事でも10年ほど経験すれば立派な専門家。その知見を必要とする場所は必ずある。
経験を生かしてコンサルタントを目指すというシニアも増えている。
自分の好きなことで能力を活かし、それで世の役に立つことができる。
起業を真剣に考えてみる価値はありそうだ。
しかし起業というと大袈裟に聞こえるが、要は自営業が大半だ。
自営業で稼ぐのはなかなか難しいのも事実。
半年程度は無収入を覚悟するのは当たり前で、
起業前には想いもよらなかった出来事に出くわすリスクもある。
だから起業を考えるなら50代、在職中から準備を始めるとよい。
自分にできることと、定年後、自分がやりたいことを熟考し、
そこにギャップがあれば資格取得やその道の先輩の体験談などを聞いて研鑽する。
シニアといえども、起業すれば、そこは競争社会。
“畳の上の水練”的な経験では、いずれ行き詰ってしまう。
自分の強さを理解してくれる社外の人を増やすことも必要だ。
これで十分だという準備はないが、必要な準備は早いに越したことはない。
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