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初心とは・・

2010-11-29 08:00:00 | 古今東西!珠玉の言葉 “賢者の教え”
初心、忘るべからず・・・世阿弥(室町時代の能楽者)の教えです。

ところで世阿弥のこの「初心、忘るべからず」には、三カ条の口伝が付随しています。

一つは、「是非によらず、修業を始めた頃の初心の芸を忘るべからず」
二つは、「修業の各段階ごとに、それぞれの時期の初心の芸を忘るべからず」
三つは、「老後に及んだ後も、老境に入った時の初心の芸を忘るべからず」

ここで云う「初心」とは、試練を乗り越えていく考え方を意味している。

人生においては、さまざまな試練の連続である。
その時々に、どうやって乗り越えていったのか、その試練を忘れるな。

現代においてもさまざまな段階で、
経験のないことへ踏み出す勇気が求められる。

どんな場合でも、初心をもってチャレンジしなければならない・・と教えてくれます。

やはり、厳しい世界を生きていくには、日々精進すること・・
と云うことですね。

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世阿弥 名言

「上達の過程を忘れないことが、上達への道」
「上手は下手の手本。下手は上手の手本」