白井万沙之のビジネス進化塾 確かな未来づくりを応援します!!

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「来る」もの&「創る」もの・・

2010-11-03 07:36:56 | 組織マネジメント改革の実践
未来は「来る」ものか、「創る」ものか・・未来戦略を構想する場合の命題です。

未来を構想する場合・・

今後の環境変化やトレンドを予測し、これにどう対応して行くかを考える、
「いままで」と「現在」の延長線上で、「これから」を構想する方法があります。

一方で、将来“どうありたいのか”という先の「これから」の理想の姿をまず描き、
その理想の姿から「いま」は何をすべきかを考える方法もあります。

どちらも一長一短があり、どちらがよいかは一概に云えませんが、

先の見えない“まさか”が常態化している現在では、
後者の方法に軸足を置くのが良いのではないかと、私は考えています。

毎日々の仕事が忙しくてとてもそんな余裕はないよ・・
いままさに問題が山積しているのに、何も先のことなどほじくり出さなくても・・

先も見えないのに、何も好き好んで危険はことをやることはないね・・
今までこれでやって来たのに、なんで面倒なことをやらなくてはならないの・・

将来どうありたいかを考え、未来から現在を構想する・・?

冗談じゃない!現実をよく見てくれよ・・とてもそんな気にはなれないよ・・!

確かにある面では、その通りだと思います。
私も決して、それを間違いといってるのではありません。

しかし、企業に現場では、今日も明日への挑戦が続いています。
未来志向の経営者や研究者も、マネジャーや若者もいます。

未来は「やって来る」ものでなく、自ら「創る」ものとの発想のもと、
前向きで元気な人々に毎日多く出会います。

やはり原動力の源はここにあるのではないでしょうか。

先の視えない現在こそ、将来を起点に今を考える発想と行動が大切ではないでしょうか。

ある事業戦略策定コンサルティングのヒトコマです。