友人からコメント欄にてポイントの点火時期について説明があった
「ドエルアングル」聞いたことが無い人がほとんどだと思うが
四輪系の昔からのメカニックなら知っているだろう
点火時期調整で欠かせないもの
自分もホンダSFに居る時にジョブローテーションと言って
いろんな職場を体験させるものがあり
部品課や四輪メカニックを短期間ではあるが経験している。
四輪メカニックのころにドエルタコテスターは普通に使っていた
ドエルアングルとはポイントの通電している角度、通電時間の調整
二輪で言えばポイントギャップと同等と考えて良いかな
ポイントギャップを調整してベースプレートを動かしながらタイミングライトでFマークにあわせるが
ドエルテスターでポイントを調整(気筒数により数値は違う)
ベースプレートを動かしタイミングライトで見ながらてFマークに合わせる
といった感じ
整備工場以外でドエルタコテスターを個人で持っているのは稀だと考えます
(そのための簡易的なギャップ調整での記載かと思われます)
今回ドエルタコテスターを使った調整も合わせてUPしてみます。
※これはあくまでも私個人のやり方(考え方)、師匠によって方法(考え方)が違う場合があります。
「こんな方法もあるよ「」「これおかしいんじゃね!?」
みたいなことがありましたらコメント欄からやさしくお知らせください
点火時期の調整の場合
まずポイントの接点の状態の確認
摩耗が激しい場合、クレーターがでかい場合は交換したほうが良いが
軽いものは修正する
#600程度の耐水ペーパーをポイントに挟んですっと引いてみて
線で傷が入れば凸がある

スパークにより凸凹が出来てしまう
凸だけを修正する(凹まで平らにするとかなり削ることになる)

ポイントやすりやホームセンターや100均で売ってる薄い平型のダイヤモンドやすりを使い凸を削り平らにする

挟んで擦ると両面削れるので面倒でも片手でポイントを開きながら凸側のみ磨く

時折耐水ペーパーを挟んで引き、

痕が細い線から広くなってればOK

本来、凸が大きく育つ前にちょいちょいメンテナンスすることを推奨する
(面倒でダイナやウオタニSPⅡフルパワーキットなどにする人も多い)
作業後は必ずエアブローすること

コンプレッサーが無い場合、ホームセンター、100均などで売ってるエアダスター(空気だけのスプレー)を使うとよい
金属粉が残っていると悪さをします。
ポイントの調整ビスがこんなことになっていることも多いので

あまりひどいと調整しづらいので交換をお勧めする
NetShopにもあるよ~
マニュアル通りだとシクネスゲージでギャップの調整

指定値は0.3~0.4mm自分的には広いほうがFマークを合わせやすく感じる
次にベースプレートを動かしながらタイミングライトを使いFマークに合わせる


ところがベースプレートとクランクケースの遊びが大きいのと合わせてビスを締めると動いてしまったりと慣れが必要なところ
また、接点の摩耗具合でどうにも合わなくて最終的にポイント側を動かしてFマークに合わせる必要があったりもする
通電時間の長短よりも点火時期を合わせるほうを優先する
ふらふら動いてFマークに合ったりずれたりする場合、スパークアドバンサーのスプリングが経たっている場合が考えられる
どうしてもという場合に先日の記事のスパークアドバンサーのリプレイス品を同様に加工したものを販売しようと考えている
NetShopには載せずにメールで問い合わせが来た人のみ対応しよう
サービスマニュアルには豆電球を使った調整方法が載っているが、タイミングライトのほうがより正確で楽なので格安工具チェーンのものでも良いので所有することを推奨する。
ドエルタコテスターを使う場合
自分は代々興和精機製を使っている
アナログなテスターを愛用していたが壊れてから
現行のデジタルに換わった

興和精機のマルチテスター「メカメイト」
ドエルアングルの数値は気筒数で変わる
マニュアルには出ていないがこんなところには記載されている

海外のほうがポピュラーなのかもしれませんね

4気筒は47.5度
友人は50度近辺が調子が良いと云っていたが
自分は根本基本に忠実に作業
エンジンを掛けながらアースとポイントとで計測
ポイントを動かしながら調整

0.5はおまけね
#2.3側

続いてベースプレートを動かして点火時期Fマークに合わせる
#1.4側を合わせ、次に#2.3側
先ほども書いたように遊びが大きいので
再度ドエルアングルを確認しずれていたら調整
また点火時期も確認
何回か繰り返す必要がある
数値が見えてしまうだけにちょいと面倒
なもんで簡素化してマニュアル通りの調整で済ますことも少なくない
もし、正確な調整をしたいと思う人は初期投資が大きいがドエルタコテスターを購入するのも良いだろう
「ドエルアングル」聞いたことが無い人がほとんどだと思うが
四輪系の昔からのメカニックなら知っているだろう
点火時期調整で欠かせないもの
自分もホンダSFに居る時にジョブローテーションと言って
いろんな職場を体験させるものがあり
部品課や四輪メカニックを短期間ではあるが経験している。
四輪メカニックのころにドエルタコテスターは普通に使っていた
ドエルアングルとはポイントの通電している角度、通電時間の調整
二輪で言えばポイントギャップと同等と考えて良いかな
ポイントギャップを調整してベースプレートを動かしながらタイミングライトでFマークにあわせるが
ドエルテスターでポイントを調整(気筒数により数値は違う)
ベースプレートを動かしタイミングライトで見ながらてFマークに合わせる
といった感じ
整備工場以外でドエルタコテスターを個人で持っているのは稀だと考えます
(そのための簡易的なギャップ調整での記載かと思われます)
今回ドエルタコテスターを使った調整も合わせてUPしてみます。
※これはあくまでも私個人のやり方(考え方)、師匠によって方法(考え方)が違う場合があります。
「こんな方法もあるよ「」「これおかしいんじゃね!?」
みたいなことがありましたらコメント欄からやさしくお知らせください
点火時期の調整の場合
まずポイントの接点の状態の確認
摩耗が激しい場合、クレーターがでかい場合は交換したほうが良いが
軽いものは修正する
#600程度の耐水ペーパーをポイントに挟んですっと引いてみて
線で傷が入れば凸がある

スパークにより凸凹が出来てしまう
凸だけを修正する(凹まで平らにするとかなり削ることになる)

ポイントやすりやホームセンターや100均で売ってる薄い平型のダイヤモンドやすりを使い凸を削り平らにする

挟んで擦ると両面削れるので面倒でも片手でポイントを開きながら凸側のみ磨く

時折耐水ペーパーを挟んで引き、

痕が細い線から広くなってればOK

本来、凸が大きく育つ前にちょいちょいメンテナンスすることを推奨する
(面倒でダイナやウオタニSPⅡフルパワーキットなどにする人も多い)
作業後は必ずエアブローすること

コンプレッサーが無い場合、ホームセンター、100均などで売ってるエアダスター(空気だけのスプレー)を使うとよい
金属粉が残っていると悪さをします。
ポイントの調整ビスがこんなことになっていることも多いので

あまりひどいと調整しづらいので交換をお勧めする
NetShopにもあるよ~
マニュアル通りだとシクネスゲージでギャップの調整

指定値は0.3~0.4mm自分的には広いほうがFマークを合わせやすく感じる
次にベースプレートを動かしながらタイミングライトを使いFマークに合わせる


ところがベースプレートとクランクケースの遊びが大きいのと合わせてビスを締めると動いてしまったりと慣れが必要なところ
また、接点の摩耗具合でどうにも合わなくて最終的にポイント側を動かしてFマークに合わせる必要があったりもする
通電時間の長短よりも点火時期を合わせるほうを優先する
ふらふら動いてFマークに合ったりずれたりする場合、スパークアドバンサーのスプリングが経たっている場合が考えられる
どうしてもという場合に先日の記事のスパークアドバンサーのリプレイス品を同様に加工したものを販売しようと考えている
NetShopには載せずにメールで問い合わせが来た人のみ対応しよう
サービスマニュアルには豆電球を使った調整方法が載っているが、タイミングライトのほうがより正確で楽なので格安工具チェーンのものでも良いので所有することを推奨する。
ドエルタコテスターを使う場合
自分は代々興和精機製を使っている
アナログなテスターを愛用していたが壊れてから
現行のデジタルに換わった

興和精機のマルチテスター「メカメイト」
ドエルアングルの数値は気筒数で変わる
マニュアルには出ていないがこんなところには記載されている

海外のほうがポピュラーなのかもしれませんね

4気筒は47.5度
友人は50度近辺が調子が良いと云っていたが
自分は根本基本に忠実に作業
エンジンを掛けながらアースとポイントとで計測
ポイントを動かしながら調整

0.5はおまけね
#2.3側

続いてベースプレートを動かして点火時期Fマークに合わせる
#1.4側を合わせ、次に#2.3側
先ほども書いたように遊びが大きいので
再度ドエルアングルを確認しずれていたら調整
また点火時期も確認
何回か繰り返す必要がある
数値が見えてしまうだけにちょいと面倒
なもんで簡素化してマニュアル通りの調整で済ますことも少なくない
もし、正確な調整をしたいと思う人は初期投資が大きいがドエルタコテスターを購入するのも良いだろう