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先々週から、6年生を皮切りにエデュコ保護者会を開催しています。
目下、6年生と5年生の保護者会を終えた状況ですが、ほとんどの方のご参加を頂戴しているものの、ご参加を頂けない方も少数ながらいらっしゃいいます。ご参加いただけないご事情としては、御両親とも土曜日が仕事日になっている場合がほとんどですが、中には、ご事情が判明しない場合もあります。
保護者会は、具体的な学習方法を確認する場です。ご事情が判明しないものの、ご参加を頂戴できていないご家庭では、ひょっとしてそのような認識をお持ちになられていないのではと不安にもさせられます。
一口で「学習」といってもその内容は様々です。授業を提供する側の手法で言えば、「教科書を教える」「教科書で教える」「オリジナルドキュメントで教える」「子ども間の相互触発で発見させる」などがあげられ、さらに、受け取る側の子どもの学習方法も、「反復型学習」「深堀型学習」「テスト確認型学習」などをあげることができます。
さらには、そのいずれであるとしても、具体的方法に踏み込めば「微に入り細をうがつ」心がけが必要となるのは当然のこととなります。 仮に、「一生懸命勉強して、いい点数を取ればいいだけではないか」という認識ですむなら、こんな楽なことはありません。
例えば、先週の5年生保護者会で確認したことをいくつかあげてみましょう。
一つ目は、学習支援業(塾)の機能を形態別に再確認し、エデュコの集団指導体制で得られる効果を改めて確認しました。
二つ目は、エデュコがおすすめする具体的な学習方法(作業方法)を白板で演示し、その狙いを確認しました。
例題の手がけ方、ノートの使い方、問題図の描き方、解法図の書き方などを確認しましたが、この「…の仕方」こそ、学習の「上手・下手」に直結するものであり、見落としている方が多いと感じます。「…の仕方」を塾講師と保護者で共有し、子どもたちを触発していかなければなりません。
単に、テキストに示されている問題図や解法図を真似て描くという意識だけなら、進歩は見られないでしょうし、そもそも塾を選ぶ必要すらないということになりなります。
三つ目は、夏休みを利用して手掛ける「夏休みの家庭学習」を確認しました。「夏休み納得プラン案」として、一人ひとりに課題を提案していますが、「どれくらいの復習が可能か」「予習にはどの程度まで取り組むか」「それぞれに充てる期間はどれくらいか」「教材のどこを手掛けるか」などを、塾講師と保護者間の共通理解として、確認したものです。
このような、「微に入り細をうがつ」意識をもって当たる塾講師と保護者の子どもへの支援は、尽きるところがありません。
ご参加いただけなかった場合、翌週の授業出席時にお子様に資料をお渡しいたしますので、資料を確認し疑問点などをご連絡いただければと思います。わが子への具体的な適用方法の確認として、個人面談を申し込まれてもいいでしょう。
念のために申し上げますが、保護者会へは文字通りの「万障お繰り合わせの上…」を求めるものでありません。個人的には、土曜日に生業のイベントが続く私などは、わが子の土曜日に行われる学校行事に顔を出すこともできません。
もし、保護者会の狙いにお気づきでない場合、ご参加をお願いするとともに、土曜日に仕事を抱える保護者様の場合、後日、保護者会資料を基に担任講師と「うちの子の場合…」という摺合せを行うことをお勧めする次第です。