きぼう屋

生きているから生きている

罪を背負いつつ

2010年03月01日 | 「生きる」こと
本日の炊き出しもポカポカでした。

ホームレス当事者
年金や生活保護で生活する者
海外からの留学生(本日はカメルーン)

お互いに声をかけあって
助け合います

ステキな光景です

こういう光景がこの町にあること

ウチの教会にあること

主に感謝するしかありません


そしてこの連帯から

信仰者として堂々というなら
キリストの十字架による連帯から

世界が動き変わります

希望を持って
これからも活動を続けます


自立し
来週から職業訓練のための学校に行く
50cm以上の長髪の若者が

坊主にしてください!

ということで

本日断髪式

いやいや坊主のほうがかっこいいではないですか

ビフォアとアフターの写真はもちろんとりました。


ぜひともよい学びを!


そして

治療がもはやできず
病気のすすむままに
残りの生を歩む仲間が
今日もしっかりと来られました


よかったよお
会えたねえ
来月はどうかねえ

かなり恐ろしい挨拶をかわしますが

しかし
毎回会うたびに
しっかりと話し込むしかありません

ほかの仲間たちも
もう明日はいないかもしれねえなあ
といいながらも
彼の行動のひとつひとつに気を配ります

この炊き出しの現場は

ある意味教会以上に教会です

いまウチの教会は大きくかわりはじめておりますが
炊き出しの現場で教会の本質を経験した教会メンバーが
それを教会共同体にも持ち込んでいるから
変わり始めていると言えます

ウチの教会はあったかくていい教会になりました


今週のいつかの京都新聞に

ウチの教会のことが記事としてでっかく載るそうです


京都新聞を購読されている方
載っていたら教えてください
すぐに買いに行きます

我が家はじいさんが勤めていた関係で
朝日新聞を購読しておりますので
京都新聞を読めないのでございます

今日
卒業式でこれなかった
TさんYさん

それぞれの旅立ちを覚えて祈っておりますぞ

あななたちはえらいステキなので
自信をもって新しい道を進んでくださいませ


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昨日は
Eくんの信仰告白とバプテスマ

感動して感動して感動しました

Eくんも涙
私も説教で涙
司会者も最後の最後に涙
結婚報告をしたメンバーまで涙

実は

Nくんの初子どもメッセージから
感動の渦が起こり始めておりまして

それは

罪を背負うという深いテーマでありまして

それがEくんの信仰告白にもつながりまして
罪人である自分が赦されているから罪を背負う
となりまして

さらに
Eくんへの励ましのメッセージでTさんは
主の祈りの
罪を赦しましたように罪をお赦しください
からは何人も自由になれない

さらに重ね合わせてくれまして

ここまできたら
わたしの説教は
なにがあっても響くということでございまして

そしてそれらが全部織り重なって

Eくんのバプテスマ式を迎えまして
それはおのずと
教会全体のバプテスマともなるのでした



夜は
若人たちがみんなでピザとワッフルと焼いては食っての大パーティー

Eくんのバプテスマと
Yくんの誕生日と
そしてそして
Rさんのお別れ

MさんとSくんの親子も
大阪に引っ越してしまうので
これから一緒に礼拝できるのは月に一度くらいとなってしまうわけで

それも含めてすべてをみんなで覚えます

Sくんは
ウチの教会を変えてくれました
まさに神様からのギフト

わたしは丁寧に個々人思い返すといいと思います

Sくんはセンサーが敏感です

自分のことを愛してくれる人のところにのみべったりとくっつきます

だからいつごろSくんがべったりしてくれるようになったか
という時点を思い出すなら
そのときが
こちらが変化できた祝されたときということになります

まだSくんにべったりしてもらえてないとするなら
こういう変化がこれから訪れることを期待すべきということです

しかしこれから月に一回というのはとてもさびしいです
でも絶対にキリストによってつながっております



明日はRさんを空港まで送ります

どういう気持ちになるかは予想できるけれども
今は何も考えないようにします


さみしくなることも
かなしくなることも
いのることも

たくさんあるけど

わたしはしあわせです

みなさんのおかげです

かみさんのおかげです

いえすさんのおかげです

感謝感謝

祈りつつ