きぼう屋

生きているから生きている

これも歴史

2006年09月23日 | 「生きる」こと
おとといだったでしょうか。
夜のテレビでおいしいカレー屋さんのランキングみたいのをやっていまして・・・
そもそも順番つける意味は何かなあ・・・
なんて考えながら眺めていたのですが・・・

あらら
その第一位になったお店

東京は神田のエチオピアではないですか!!!

いやいやびっくりです。

東京を離れて11年。
エチオピアさんが人気店になっていたなんて・・・

通いましたよ。
グラムマサラが妙に効いているさらさらスープに
大きな具材がのっかているというもの
パンによくあうだろうなあ、と思う味
だけど、ごはんにのっかってくる
というものでした。

神田なので
古本屋街があり
秋葉原まで歩いてすぐで
(今の秋葉原ではなくて、オーディオが好きな者が集まる秋葉原でした・・・)

妻の家(実家)も近くて・・・

よく行っておりました。

当時は常時3名くらいの客がいる程度だったんですが・・・
10年という月日は変化するに十分な期間なんだなあ
と、思った次第です・・・

あとコーヒーがうまかったなあ。
カレーの後についつい注文してしまうものでした。

また行きたいなあ。
でもなんか不思議な気分なんだよなあ
有名になってしまっているってのが・・・

店内の風景は
テレビを通して見る限り
まったく変わっておりませんでした。

おかげで
10年以上前のいろんな記憶が
どっかんどっかん
脳みそのなかで打ち上げられる経験をしました。

なんとなく結婚を考え始めていたころで
ピカートの結婚についての論考のやつが
ボロボロのやつだけど神田で見つかって
それにとても感銘の受けて
夫婦の関係性のみならず人間の関係性そのものを学ぶできる本でして・・・
今も時々読んだりして・・・

ウェーバーについての論文もいろいろ探し買っていたころで
学生時代に読んだウェーバーの背景を学ぶにつれ
ウェーバーの論考そのものが全く違うように見えてきたと言う経験・・・
つまり背景の占める大きさみたいのに感激していたころで・・・

フッサールとベルクソンを懸命に買っては読んでいるころでもありまして・・・
通勤電車でそんな本広げておりました・・・
今では考えられないくらい元気でしたなあ・・・

うーん
でも
カレーが食べたいぞ
食べたい・・・