きぼう屋

生きているから生きている

復活

2009年04月12日 | 教会のこと
今週の週報巻頭言です。

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「復活」


イースターおめでとうございます。
今年もキリストの復活と共に世界の復活が起こされます。
ひとりひとりみんなの復活が起こされます。
だから遠慮なく復活の生をご一緒に歩みましょう。

当教会からはじまったホームレス支援機構・京都寄り添いネットは、
秋の機構改革に向けて準備中です。
改革の中心は、「共に生きる」支援を設けることにあります。

ホームレスとは「ホーム(家族、関係)」の「レス(喪失)」と当ネットは捉えています。
だから当ネットの支援はそもそも関係づくりであり、
それは「共に生きる」支援でもあるわけですが、
それを本格的に組織化したいと願っています。

これまでは高齢のホームレス当事者が多かったため、
確かに共に生きる支援をするものの、その内容は限られていました。
しかし昨年の金融危機以降、
若年層のホームレスが増え、
共に生きる中身がその若者の「ホーム」=家族となり、
若者がこれから抱える再就職、結婚、出産、子育てなどの課題を
支援者が共に担う必要があるというところまで拡大してきました。

もちろん、この課題は国などの福祉にがんばってもらうべきで、
行政とNPOとで組織的に「共に生きる支援」をできる日が来るのを期待しますが、
しかし、それができるようになっても、
支援の本質は、
具体的なホームレスのAさんに、そのAさんの「ホーム」となる具体的なBさんが、
それこそ自分の子どもや親に献身的にかかわるのと同じ質でかかわることにあることは、
まったく揺らぎません。

つまり、キリスト教会から始まった福祉は、今再びキリスト教会の本質に戻ってきた!
という時代を迎えているのだろうと思います。

わたしは今、
京都のキリスト教関係者に、
京都のキリスト教全体で「共に生きる」支援をする提案をしています。
それは、
キリスト信仰とは、わたしたちがキリストの体という、あらゆる条件を超えた「ホーム=家族」とされるところに、
キリストの体の復活という出来事を見出すことだからです。

そして教会も同時に今一度キリストの体へと復活します。
本当の意味で共に生きる仲間としての教会と、
本当の意味で共に生きるからこそ必要となる
赦しと和解と愛の具体的人格であるキリストを贈られて、
今後とも互いに天に召されるまで、
しつこいけれども本当の意味での家族となることができたら幸いですし、
聖書から知るならば本来はそうあるべきなのだと思います。

ぜひ共にずっとキリストの体として歩みましょう。


イースター(復活祭)にぜひ

2009年04月12日 | 日本バプテスト京都教会のお知らせ
12日まではこの記事がトップです。
新しい記事はひとつ下です。

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こんどの日曜日はイースター(復活祭)でございます

日本バプテスト京都教会は次のようなプログラムを持ちます

イースター感謝礼拝 朝10:30
イースター愛さん会 昼12:00

礼拝は聖歌隊による前奏から始まりますから
ぜひ時間前にどうぞ

愛さん会は立食パーティーです
みんなでわいわい食べてお話しましょう

こどもたちは
キャンディハンティングをします

つまり宝探しでして
宝はお菓子なわけですが

今回はとってもおもしろい方法でおこなわれます
教会のお兄さんお姉さんたちが
みんなのためにあみだしてくれました
来てのお楽しみ


そしてなにしろ
復活を共にあじわいたいと思います
復活は
わたしたちひとりひとりの人格と生活に
世界全体に
決定的な変化をもたらします

復活は
回復以上であり
快復以上です

復活は
端的に本質と本質が結びつきます
そこは赦しと和解が繰り返され
平和が訪れます


当教会は
マーケットの方法で
信者の人数を集めることを考えたり
組織運営論で
教会運営を考えたり
ということをしません

ただただ
復活の生
を分かち合うというところでのみ
共に祈り礼拝し生き
教会という
血縁も言語もなにもかも超えた
本質と本質で結びつく家族となりたい

と願っているのみです

教会というキリストの身体
つまり
「ひとつの部分が苦しめばすべての部分が共に苦しみ
 ひとつの部分が喜べばすべての部分が共に喜ぶ(聖書Ⅰコリント)」
を日々歩みたいし
それはキリストの仲介により起こされるし
それこそがひとりひとりを
また世界を
本当の意味で救うと
信じているのであります

というわけで
4月12日の朝10:30にお待ちしております


そういえば
京都市では
5日にイースターが終わっている教会がいくつかありますが
これは全国的なことなんでしょうか???

なんで???
うちが間違っている??


まあしかしなにしろ
4月12日の朝10:30にお待ちしております