きぼう屋

生きているから生きている

肉だんごじけん

2009年04月14日 | 「生きる」こと
肉だんごじけん
が先週の土曜日に起こりました

我が家の晩ごはんは肉団子
息子たちの大好物です

しかし4男のれんくんが
疲れきってしまって
ごはんをたべられないほどでありまして
ソファ上で放心状態でした

だからお兄ちゃんたちが食べ終わったあとも
食卓のれんくんのお皿には
肉団子が盛られたままでありまして

お兄ちゃんたちの目と意識は
どうしてもそのお皿にいってしまいます

そしてとうとうれんくんにお兄ちゃんたちが聞きます
れんくんの食べていい?

れんくんは食欲も出てこないので
いいよお
とあっさりお返事をしました

お兄ちゃんたちはよろこんで
れんくんの肉団子を分けて食べました

しかし
しばらくして
れんくんがアイスキャンディをひとつ食べたら
ちょっと元気が戻ってきまして
するとおなかもすいてきました

そして
れんくんは食卓につきました

お皿は空っぽです
大好きな肉団子はもうお兄ちゃんたちのおなかの中です

ギーギャーーーーーアアア

とれんくんは泣き叫びました
肉だんごがなーいー!!
肉団子食べたーいー!!

そして食べてしまったお兄ちゃんたちに
あるったけの文句を言います

お兄ちゃんたちは困って
だってれんくんが食べていいって言ったでしょ!
って丁寧に伝えるわけですが
しかし伝えるほどに

ギーギーギーギャーーーーーー

でございまして

そりゃあれんくんからしてみれば
自分が食べていいと許可してしまったからこその
やり場のないギャーなわけです

でも
しばらくしたら

お兄ちゃんたちが謝りはじめました

れんくん食べてごめんな!

するとれんくんのギャーがとまりました

さらに3人のお兄ちゃんが順番に
ごめんな!
と何分にもわたって言っておりましたら

れんくんの表情がほぐれてきまして
とうとうニコニコになりました

そして

いいよ!

って言いました


という
深い事件に出会うことができました。

感謝感謝