視人庵BLOG

古希(70歳)を迎えました。"星望雨読"を目指しています。
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久しぶりのぐんま天文台

2009-08-24 13:42:56 | 天文関係
今年3月までのぐんま天文台の占有観望(金曜、土曜、日曜の22:00~26:00)体制が、4月からの観測体験時間(金曜、土曜、日曜の18:00~22:00)に変更になって初めて使用しました。
目的は最近購入したNIKON-D5000が天体画像撮影に使い易いかのテストです。
テスト撮影の対象は木星です。
使用望遠鏡は使い慣れた4号機("MT300"口径30cm反射式望遠鏡:焦点距離 1750mm 、接眼レンズ:焦点距離7.5mm)。これにカメラマウントを介してNIKON-D5000のボデイを接続しています。そしてリモートコードを組み合わせています。
18時から観測体験時間ですが、昨日はこのように太陽が沈んでいない状態でした。もっとも明るいので機材セッテイングは楽でした。
NIKON-D5000のバリアングル液晶モニターは非常に使い勝手がいですね。ピント合わせも液晶モニターを見ながら望遠鏡のノブを動かしてライブで調整できます。
変な姿勢を取らなくていいのは非常に助かります。撮影終了した画像もすぐその場で液晶モニターから確認できます。
天候は画像のように雲が割りと低く、雲間からの撮影となりました。
実際の撮影は19時半から始めました。雲間を狙っての撮影ですが、結構雲の流れが速く、ピント合わせ作業中でもモニターの木星があっという間に消えてしまうことが何回かありました。
デジカメはISO3200に設定、大体1/2~1/30秒で約90枚撮影しました。
下の画像は1/5秒で撮影したものをフォトショップでコントラスト等を調整しています。
 
21時を過ぎたころから雲が多くなってきたので時間前に撤収しました。一般観望時間中なので前の占有観望の時のように車で天文台そばまで上がれないので、徒歩で登り降りしなければいけません。下の駐車場についたころ雨が降ってきました。
NIKON-D5000のバリアングル液晶モニターは便利ですね。他のデジイチのバリアングル液晶モニターの自由度がどの程度ものか知りませんが。
動画撮影も出来るので、今度はその機能を利用して多重露光撮影にもチャレンジしてみようと思います。

ぐんま天文台の観測体験時間(金曜、土曜、日曜の18:00~22:00)の「予約受付は原則として90日前から40日前までですが、この期間内に他の方の予約が1件でも入っている日については、前日午後5時まで予約を追加で受け付けます。」とうのも便利です。明日の天候を勘案しながらスケジュール調整が出来ます。
使用時間が18:00~22:00というのは、実際の使用時間が2時間を切るという季節もありますが、夜が長い冬場に期待しましょう。
あと早寝早起きの小生にとっては18時~22時の観測時間帯は体調に良いようです(笑)。
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2 コメント

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ぐんま天文台 (星のおじ様)
2009-08-26 22:26:54
こんにちは
私はペルセウス流星群のイベント時に
合わせて予約を入れておきました。
久しぶりに明け方までOKだったんです。
しかし、天候が悪く残念な結果でした。
これから夜が長くなるので、また利用したいと思います。
返信する
RE:ぐんま天文台 (星のおじ様) (星望雨読)
2009-08-27 06:19:12
コメントありがとうございます。
夜が長くなる時期に向かっての準備(?)ということで、久しぶりにぐんま天文台の機材を使用しました。既に誰かの予約が入っていればですが、前日まで予約が出来るのは便利ですね!
しかし職員の方も言っておられましたが「今年は天候不順だ!」。
秋、冬の好天星空を期待します。
返信する

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