60歳の誕生日にはまだあるが、還暦の厄除けに川崎大師にいってきた。
厄除けの護摩祈祷を受けるためである。
と、同時に先日奈良での放送大学面接授業で学んだ密教法具がどのように使われるのか知りたかったからだ。
なんたって川崎大師は真言密教を日本に広めた弘法大師空海上人が御尊像ですからね。
平日朝の護摩はさすがに参加者は少なかった。
護摩壇の中央で護摩木を焚いてのぼる炎とお経の合唱、太鼓の音が別空間に誘う。
ご本尊を拝んだ後、護摩壇にある法具&配置を眼に焼き付けた。
黄金の金剛杵がさん然と輝いていた。
川崎大師は小学生のころは、参拝後羽田空港にいって飛行機を視るという"餌"につられて参拝にいったものだが、今回は羽田空港に行かず(笑)、高輪の泉岳寺にいった。
別に大した理由があった訳ではないが、大佛次郎の「赤穂浪士」を読み返したので縁の寺を視たくなった次第。
義士の墓地にいってみると、なにやら外人の女子中学生(?)達が墓前に線香を上げている。引率の先生(金髪の方)に聞くと、インターナショナル・スクールの生徒とのこと。
この先生御贔屓の義士がいるらしく、そのお墓を捜しておりました。
なんとも不思議な空間でした。
堀田隼人、お仙、蜘蛛の陣十郎の墓は有る訳ないよな(笑)
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