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昨年暮以来、IRAFインストールで悩まされている原因の、ぐんま天文台天文学校第1日目を受講してきた。
講座レベルとして"冷却CCDを使用したことがあること。自分のノートパソコンにIRAFをインストールして持参出来ること"とある。
受講者は15名。女性は3名。
毎回の天文学校受講者や占有観望の常連が多いが初めての方もいる。小生のようなUNIX & IRAF初心者もいるようで少しホッ!
(講義風景:ぐんま天文台HPより)
講師はぐんま天文台の衣笠先生、本田先生。
授業内容
・天文学校についての概要
・分光の基本について
・観測装置について(スペック、ドーム見学)
上写真は150cm望遠鏡に設置された低分散分光器(右側)と高分散分光器(左の黄色い箱)の説明を受けているところ。
・ぐんま天文台で低分散分光器、高分散分光器を使用した実際に行っている研究について
本田先生より高分散分光器使用例
金属欠乏星の観測
衣笠先生より低分散分光器使用例
ぐんま天文台、特異な超新星SN2002apを確認:極超新星か?
・データ処理の説明
IRAFを使用しての処理手順の概略説明を受ける。
(詳細は下記サイトのマニュアルを参照とのこと)
低分散分光器(GLOWS)
美星天文台101cm望遠鏡 IRAFによる分光データ整約のすすめ(PDF)
作業にかかる時間:衣笠先生のレベルで20分~3時間
高分散分光器(GAOES)
すばる望遠鏡高分散分光器 によるデータ整約の手引(PDF)
作業にかかる時間:本田先生のレベルで約1日半(!)
・観測テーマの相談とグループわけ
テーマとしてルーリン彗星の組成、銀河の後退速度・回転速度、惑星・衛星の回転速度、恒星の自転速度、恒星のスペクトル比較、自転速度等が提案され、受講者が各自関心のあるテーマに別れて観測、解析することとなった。
現実問題として観測時間は1月31日(21時~26時)、2月21日(21時~26時)の2回である。
限られた時間の中で観測可能な光度を持った天体を選ばねばならない。
「仮説なくして観測なし!」が研究の鉄則であるが、
小生の場合、まずはIRAFによる分光解析の手順を体験するのが目標となる。
P.S.
本田先生の金属欠乏星の観測からの宇宙黎明期の星形成研究は興味深かった。
講座レベルとして"冷却CCDを使用したことがあること。自分のノートパソコンにIRAFをインストールして持参出来ること"とある。
受講者は15名。女性は3名。
毎回の天文学校受講者や占有観望の常連が多いが初めての方もいる。小生のようなUNIX & IRAF初心者もいるようで少しホッ!
(講義風景:ぐんま天文台HPより)
講師はぐんま天文台の衣笠先生、本田先生。
授業内容
・天文学校についての概要
・分光の基本について
・観測装置について(スペック、ドーム見学)
上写真は150cm望遠鏡に設置された低分散分光器(右側)と高分散分光器(左の黄色い箱)の説明を受けているところ。
・ぐんま天文台で低分散分光器、高分散分光器を使用した実際に行っている研究について
本田先生より高分散分光器使用例
金属欠乏星の観測
衣笠先生より低分散分光器使用例
ぐんま天文台、特異な超新星SN2002apを確認:極超新星か?
・データ処理の説明
IRAFを使用しての処理手順の概略説明を受ける。
(詳細は下記サイトのマニュアルを参照とのこと)
低分散分光器(GLOWS)
美星天文台101cm望遠鏡 IRAFによる分光データ整約のすすめ(PDF)
作業にかかる時間:衣笠先生のレベルで20分~3時間
高分散分光器(GAOES)
すばる望遠鏡高分散分光器 によるデータ整約の手引(PDF)
作業にかかる時間:本田先生のレベルで約1日半(!)
・観測テーマの相談とグループわけ
テーマとしてルーリン彗星の組成、銀河の後退速度・回転速度、惑星・衛星の回転速度、恒星の自転速度、恒星のスペクトル比較、自転速度等が提案され、受講者が各自関心のあるテーマに別れて観測、解析することとなった。
現実問題として観測時間は1月31日(21時~26時)、2月21日(21時~26時)の2回である。
限られた時間の中で観測可能な光度を持った天体を選ばねばならない。
「仮説なくして観測なし!」が研究の鉄則であるが、
小生の場合、まずはIRAFによる分光解析の手順を体験するのが目標となる。
P.S.
本田先生の金属欠乏星の観測からの宇宙黎明期の星形成研究は興味深かった。