外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

短くなったビザ有効期間

2014年06月18日 | 日記
6月18日(水) 晴れのち雷雨

今月の初めに契約更新のサインをし、その後ビザの更新の為にパスポートを預けました。
濰坊にいた頃は外事主任と共に公安局を訪れ写真撮影とサインをしたのですが、ここでは
本人は随行しなくてもよかったようです。

つい先日パスポートと「外国専家証」という謂わば居留許可証が返ってきました。
今まで何か問題があったこともないのですが、念のため新しいビザを見てみましたら
不思議な日付が目に入りました。
有効期限2015年6月3日
「みっか?」30日をタイプミスしたか?と居留許可の方も確認したらやはり3日。
何故に??

基本的に発行日から1年というのは分からないでもありませんが、2学期は
カレンダー上では7月中旬までありますので、外教が早く終わるにしても6月末迄は
必要です。

まさか私のビザだけ間違えた、なんてことは考えづらいので、同僚の先生に確認して
みましたら、やはり3日になっているようです。
そのことを事務員に尋ねたら、基本1年間の更新しかできないとのことで、来年もしも
契約延長をしなかった場合は【旅行ビザ】に切り替えて延長すると。

それって仕事をしてはいけないビザじゃないの?

濰坊ではいつ申請しようが、夏は7月末まで有効期間があったのです。
更新の手続き方法が違いますので、地方によって更新の方法も違うのかもしれませんが
正当なビザではないまま仕事を続けるのは気持ちのいいものではないですね。

しかし、そんなことをサラリと言ってのけるということは、今までも同様に手続きを
してきたということですね。つまり、公安局も就労ビザから旅行ビザへの切り替えを
何の問題もなく行っているということです。
なんとも気持ちの悪い体勢ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒業写真

2014年06月17日 | 日記
6月17日(火) 曇り

朝から曇りの天気で若干涼しくなりましたが、それでも暑い。
地元出身の先生に「ここは毎年こんなに暑いのですか?」と質問しましたら、
「今年は涼しいですよ」という予期しない答えが(笑)
なんでも39度まで上がるのは当たり前のようです。6月で35度を突破するのですから
当然と言えば当然。
改めて契約更新しないほうが良かったかと思いましたね。せめて1学期限定にするか(笑)

今日は倩に誘われ卒業の記念写真を撮影しました。
記念撮影とはいえ、公式なものではなく二人だけの撮影です。
彼女が学士服という卒業用の服を纏い、私は日本から唯一持ってきている作務衣を着て
しばしの撮影。

その後彼女のクラスメートが集合写真を撮っていたので合流しました。

私の作務衣が珍しかったのか、彼女のクラスメート数人と個別に撮影をしたのですが
やはり物足りなさが残りました。冬休み中に袴の購入を検討したのですが、いろいろ
揃えると結構な金額になりますので断念。
しかし、最低限浴衣くらいは持っておいたほうがいいと改めて思いました。
夏休みの間に物色しましょうかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後のディナー

2014年06月16日 | 日記
6月16日(月) 晴れのち曇り

いよいよ授業としては最終週です。
前の学校では7月中旬まであったため、この早さは異常に思えますが、普通とは思えない
この学校ならではですかね。
我々日本語科の外教は会話以外の試験は来週以降に実施するよう通達がありましたが
やはり英語教師の方にはないようで、(あっても無視しているか・・)この学校を離れる
若手は今週中に旅立つのだそうです。それもそれで早すぎる気がしますけどね。

今宵は外教の最後のディナーがありました。

このうち若手3人が帰国もしくは他の学校へ移ります。
私が日本語名をつけた二人の男性教師はそれぞれ上海と広東省へと旅立っていきます。

外教の仕事で知り合う外国人は長くても1~2年の付き合い。
それがこの仕事の宿命だと分かってはいても寂しいものです。

特に先学期から若手の英語教師がどんどん去っていくので余計に寂しくなりますね。
この環境では仕方のないことだとは思うのですが。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肉そして肉

2014年06月16日 | 日記
6月16日(日) 晴れのち曇り

朝6時に散歩に出ると、既に日が高いことに驚かされますね。

昨夜そして、今宵と二日連続で肉料理の夕食でした。
先週は4年生の二人と学食の韓国式焼肉でしたが、昨夜は同僚の先生も加わって久々に
街中のバイキングへ。ブラジル式焼肉です。濰坊でも日本人会で何度か使ったタイプの
お店です。普通の料理やフルーツ、スイーツなどは好きなようにバイキング方式で取り
焼肉についてはスタッフが各テーブルを回って串に刺してあるものを配る形式。

最近気づいたのですが、この淄博という街は濰坊よりも街の規模は小さいと思えるの
ですが、一般の物価は高いですね。濰坊のお店は45元程度でしたが、このお店では
団購というレストランやホテルの割引サイトで購入したにもかかわらず57元。
しかも平日はビールが無料なのに、週末は10元徴収というせこさです。

この二人と過ごせる時間は僅かなので、あまり細かいことは気にしないことにしては
いるのですが。。

そして今日食事を共にしたのはは1か月ほど前に一緒に食事をした地元出身の3年生。
牛排という日本語で言うと骨付きのビーフステーキが食べたいということでお店選びは
彼女に任せて行ったのですが、折悪く道路工事に巻き込まれその店が暫く休業しており
昨夜と同じデパートの別の店に入りました。

大きなデパートの中のお店ですから、料金もなかなか高く、ステーキとピザを頼んで
150元ほどだったのですが、彼女がご馳走してくれました。

彼女もまた結構経済力のある家庭の娘のようです。

食事の後、「抹茶アイスを食べませんか」と誘われ近くのマクドナルドへ。
こちらではなかなかお目にかかれない抹茶に感激しました。

二日連続で肉料理に少々カロリーなども心配ではありますが、たまにはいいかな(笑)
先月からあるトレーニングを開始しており、5週間で体重は1.4キロ減程度ですが
ウェストが-4センチとそこそこの結果を出しています。
明日またトレーニングを頑張ります(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある学生の志望先

2014年06月14日 | 日記
6月14日(土) 晴れ

久々に太極拳のレッスンを実施しましたが晴天でした。ジンクスは破れたか(笑)
朝もかなり暑いので開始時間を早めたのですが、どうにも掲示板に貼り出した案内を
見ている教師が少ないようで、終了した後「今日はやったのか?」質問される始末。
何の為の掲示板なんでしょうね(笑)

昨夜のスピーチコンテストの後、1位になったらしい学生に誘われ喫茶に行きました。
なったらしい、というのは、私はスピーチの内容の聴き取りと採点と質問内容を考える
ことに忙しく自らつけた点数を計算(項目は4つ)する余裕がなかったのです。

この学生は先週の日本留学説明会に同行した学生なのですが、喫茶店で話していると
どうやら広島大学に興味を持ち始めたようです。
彼女は元々東京の大学を志望していたのですが、会場でとある大学の入試問題を見せて
もらったそうで、その難しさに委縮してしまったようです。
更には広島大学の特別な制度の話に関心を持ち、次第に気持ちがこちらへと流れて来て
いたようです。

その特別な制度に申し込むには9月中旬に一度北京に行く必要があるのですが、
「行きたいです」とはっきり答えました。

彼女の意思が本物なら私も出来る限りの行動を起こすつもりです。
まずは水面下の営業(笑)。

帰国してからちょいと忙しくなるかもしれないですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一人だけの審査員

2014年06月14日 | 日記
6月13日(金) 晴れ

昨日の午後にある1年生の学生から電話がありました。
「明日スピーチコンテストがあるので審査員として参加してください」と。
別の用事があったものの、ちょうどキャンセルされたばかりで時間が空いたのでOKの
返事を出しました。

そして今夜会場の教室に行きましたら昨日電話で連絡をしてきた学生が何度も申し訳なさ
そうに「先生辛苦了(先生お疲れさまです)」と労ってくれました。
審査員のネームプレートが一つしかないのですね。

まさか、審査員が私一人なんてことは・・・ありました。

出場する3年生よりも始まる前は私の方がプレッシャーがありましたね。
なにせ、私の評価で彼女らの順位が決まってしまうのです。

出場する学生は10人、予選で中文日訳を突破してきた学生が用意された12のテーマを
その場で選びスピーチするもの。そしてこのコンテストが決勝ということです。
その予選をした先生がこの会場にいないのは腑に落ちませんが、金曜日の夜ということで
他のどなたも「時間が無い」と断られたのだそうです。何とも薄情な(笑)

スピーチを聞いた後、私がその場で質問を投げかけるというルールなので、私も真剣に
メモを取りながら採点をしていくわけですが、一人が終了するとすぐに次の出場者が
発表を始めるので、私には休む暇がありません。
全ての発表が終わった時、どっと疲れました。

ただ、我々が赴任するまでの数年間はずっとこういうコンテストが無く、彼女らも人前で
スピーチをした経験がなく、初めての経験で頭が真っ白になっている姿がとても新鮮
でした。

今学期私の授業を履修していないために久しぶりに顔を見た学生もいましたので、いい
機会だったと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逃げられない暑さ

2014年06月13日 | 日記
6月12日(木) 晴れ

先週よりは若干低くなりましたが、それでも30度前後の暑さが続いています。
元々暑がりというのもあるのでしょうが、軽装な中国人の先生方に比べ、私も軽装ながら
肌着とシャツという服装のせいか、授業中に汗をかくこと頻繁です。
現在日本語科の男性教師はポロシャツです。

今日は外国語学部の校舎では数少ないエアコンのある教室でして、「暑いよね」と言って
天井扇に加えてエアコンも22度設定にして動かしておりましたら、学生の一人が途中で
天井扇の電源を切ってしまいました。やはり女性は体感温度が違うのですね。
とはいえ、残念ながら天井扇の風もエアコンの風も教壇には及びませんので、蚊帳の外
にいる私が一人苦しい目にあっているのかもしれません(笑)

前の学校と濰坊学院にもエアコンは無かったので、これがこちらの大学の普通の設備だと
思っていたのですが、先日案内された北京の首都師範大学は全ての教室にエアコンが
あるそうです。さすがに学生寮にまではないそうですが、これも都会と地方の違いなので
しょうかね。

先日4年生の二人に、ここは冬も確かに厳しいけれど、微力ながらヒーターもあるし、
着込めばなんとかなる。実際私は授業中は上着を脱いでシャツ姿で授業をしています。
しかし、この暑さは逃げようがない。
内陸にある大学は1学期を長めにするか、冬休みを短くして5月には2学期を終わらせ
たらいいのにね、と言ったら賛同していました。

倩に「上海とこちらではどちらが暑い?」と尋ねたら、ここです、と即答していました。
上海の方がはるかに南にあるのです。

あと1週間と少しで暑い教室とはおさらばできます。
もう少しの辛抱・・・です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来学期の授業数は減少か

2014年06月11日 | 日記
6月11日(水) 晴れ

本日日本語科主任から来期の授業についてのお話がありました。
新入生の口語×2クラス、2年生の口語×2クラス、3年生の日本概況の3科目で
日本概況が2組合同なら週5コマとなります。
先学期が7コマ、今学期が前半8→後半7コマでしたから2コマ少なくなります。

少なくなるのは3年生の授業です。
正直なところ、3年生の1学期までは外教の授業を多めに入れて、新入生の授業は
2学期からの方がいいのではないかと思うのですがね。

ちなみにこの1年間担当した2年生の泛読(多読)という授業から解放されます(笑)。
とても不人気の授業でした。
午後の眠い時間帯に只管難しい文章を読むのですから、先学期は眠そうな学生が
多かったですね。
何とか起こそうと途中で歌を取り入れたり、今学期は後半を会話の授業に切り替えたり
して発声の機会を増やしました。
教科書も脱字のオンパレードで練習問題の答案が違っていたりと無茶苦茶。
出版社はその地方では有名らしい大学のものなのですが、編纂者に日本人の名前が
ないことがそもそもの問題です。

この授業は同僚の先生が担当されることになったので、教科書を変更するよう打診して
おきました。「新編」という名前のついた多くの大学で使われている教科書です。

同僚の先生が担当されていた2年生の口語を現1年生を引き続きということで私が担当
することになりました。使用教科書も今年は『みんなの日本語2』を使用していたの
ですが、「この1と2は本来1年間で使うものです」と中級を使うことを打診しました。

先学期も期末試験の時期に今学期の授業を通知され、いざ今学期が始まって外事科長から
ソフトウェア科の代行を追加で依頼されました。
その理由が担当教諭が結婚に伴い授業数を減らすからというものでした。
来学期にも同様の事態が起きないとも限らないのですが、現状では2コマ減ることは
有難いことです。

来期こそは今学期実現できなかった中国語の授業か文学部の聴講を実現させたいのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HSK結果発表

2014年06月11日 | 日記
6月10日(火) 晴れ

HSKの試験から1か月が経ち、ネット上で成績が発表されていました。
合格ラインまであと11点の不合格でした。

聴解52、読解62、要約文55=169点

聴解が予想より高く、読解が思っていたより低かったですね。

とりあえず合格圏内にはいますので、もっと聴解力を高めて次回に臨みましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お土産品と付帯のメッセージ

2014年06月09日 | 日記
6月9日(月) 雨のち曇り

朝4時頃雷雨の音で目が覚めました。
北京でも二日連続夜と夕方に強風と雷雨がありまして、同じ状況を見ているようでした。

週末に2年生の男子学生から地元の土産品を持ってきたと連絡がありました。
日本語についてはあまり成績の良くない学生で、先学期も点数が足りずレポート提出を
させた学生です。

この時期に贈り物をしてくる学生には何かメッセージがあるものでして、昨日彼から
メッセージがありました。
「私の状況を理解してほしい」と。

彼が言うには、日本語には全く興味がなく、他の分野を勉強したかった。
今は入学試験後の振り分けのせいで日本語科にいるが、元々勉強したかった分野を
勉強する為に大学院試験を目指している、のだそうです。

一日何時間くらいその勉強に充てているのか尋ねたところ、
専門知識については2時間、英語が3時間。
週末にはそれぞれ4時間、3時間。
週末の時間がさほど長いとは思えなかったのですが、努力はしているようです。

理解はするが、この大学は卒業しなければいけないのだから、日本語は最低限勉強して
おかなければいけないんじゃない?と返しましたら、努力はしますと。

確かに中国の大学入試制度については、不自由極まりないものと感じておりますし
大学院進学がこれまた超難関であることを考えれば、彼のような専門外から院に進むのは
どれだけ難しいのか、想像ができないほどです。
それを承知の上で2年生の段階から目標に向かって努力しているのは評価できます。

しかし、だからと言って彼を特別扱いという訳にもいきませんので、授業は前半だけでも
出席するように(出席点のため)、試験の結果が悪ければレポート提出等の配慮はする
ことを伝えました。
彼も納得しました。

今学期は出席率はいいので、大丈夫だろうとは思っているのですけどね。
後は彼の努力次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする