外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

日本語能力試験会場へ

2013年11月29日 | 日記
11月29日(金) 晴れ

今日は昨日より少しばかり暖かい一日でした。
明後日は日本語能力試験です。この天気が続いてくれることを祈っています。

編入試験に合格して今は曲阜にいる教え子とこの学校の学生の受験地が共に省都済南の為
私も明日から現地に行くことにしました。
濰坊にいた頃は学校と受験地の学校がバスで20分ほどと、非常に近かったので午前中に
学生と一緒に現地に行き、一緒に食事をして会場入りまで見送り、私は一度学校に戻って
また試験が終わる頃に会場に戻っていたのですが、今回はそうもいかないため、少し
済南市の観光でもしようかと考えています。

受験会場のすぐ近くに一度訪れてみたいと思っていた学校があります。
今の学校に決める前に、前の学校の主任から紹介された学校でして、済南であることから
興味は持ったのですが、外国語学部がある新キャンパス内の外教用宿舎に空きが無く、
バスで15分程にある本キャンパスの近くで部屋を借りて欲しいとの要求だったので、
返事を保留したのです。
暫く悩んでいた時に前の主任から新たに今の学校を紹介され即決しました。

悩んだ理由というのは、私の外教という仕事に対する考え方です。
私の描く外教というのは、授業以外の時間でも学生と交流していること。
学生から食事とかどこかへ一緒に出かけたいという希望があればできる限り一緒に行動
してあげる、というものです。
ですから、住まいが学校から遠ざかるというのは、喜ばしくない状況なのですね。

GWにこの学校を見学に来て、外事科長に私の考えを話しましたら大いに賛同して
くださいました。

この考えをお断りした学校の担当者に伝えしましたら、
「済南に来たら是非会いたい」とお返事を頂きました。
さほど遠くない場所である割には実現していませんが(笑)

明日は前の学校の教え子と会って食事をします。
試験前日ですから、あまり長い時間は会えませんが、とても楽しみです。
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新たなる通訳候補かな?

2013年11月28日 | 日記
11月28日(木) 晴れ

朝宿舎とホテルの間にある中庭の噴水の水が凍っておりました。
今日も朝は零下だったでしょうか、これから少しずつと零下の時間が長くなるのですね。

さて、今日は3年生の授業、前半は合同の日本文化概況、後半は2組の会話。
何かと一言言いたくなるクラスでして、それでも最近は授業の進みが遅いこともあり
できるだけ説教はしないようにしているのですが、今日はいい意味で驚く出来事が。

教科書にある練習問題に
「~ことにしている」という文型を使って「自分で決めていることを言ってください」
という設問があり、問題文が「日本語が上手になるように」
通常の答えだと「ドラマを見ています」とか「何時間勉強する」といった回答なのですが
たまたまこの問題を答えさせた女子学生が
「一日2時間録音を聴くことにしています」と回答したのです。

私は聞き間違えたのかと思い、再度確認しましたら「2時間です」と。
好棒(ハオバン:素晴らしい!)と彼女を讃えました。
僅か10分でも聴くという行為すらしない学生が圧倒的多数の中で2時間は飛びぬけた
数字です。

この学生、普段は凄く大人しくて、実は一番前の席、つまり私の目の前に座っているにも
拘わらず、私は名前すら覚えていなかったのですね。
ただ一度だけ顔を真っ赤にして怒っている顔を見たことがあります。

一ヶ月かもっと前だったでしょうか、録音を聴くことの重要性を説きながら、
「今のこの時間を無駄にすることは、自分自身の将来を放棄しているようなものだ」と
ぶち上げたのです。
目の前に広がる引きつった顔の面々。
この時の説教は中国語、外国人教師に母国語でこんなこと言われたら嫌でしょうね。
それでも私は「でも君たちは既に3年生、自分の将来をどうするかは君たちの自由」と
突き放すことを笑顔で言い放ちました。
その時目に入ったのが怒りで顔を真っ赤にしていたこの学生でした。

よほど腹に据えかねたのでしょうか、静かながら負けず嫌いの性格なのかもしれません。
あの説教に発奮してくれたのなら嬉しい限りです。
私もその一人ですが、挫折とか悔しさをバネにして飛躍する人間もいますのでね。

彼女がこのまま一日2時間というペースを維持出来るかどうかは分かりませんが、例え
一日ごとの時間が短くなろうとも聴くという行為を冬休みから二学期も続ければ半年後の
状態がとても楽しみです。

実は今から既に来年の1年生の授業の通訳係を誰にしようかと考えておりまして
候補は別のクラスにいるのですが、今日このクラスから初めて候補者が生まれました。
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1年生へのプロモーション

2013年11月27日 | 日記
11月27日(水) 晴れ

寒いですね~。
今日は朝から挨拶はこの言葉でした。
急激に冷え込んできまして、ある先生が仰るには天気予報では朝の最低気温が零下8度
だったそうです。
そんなに下がったかどうかは別としても、零下であろうことは容易に推測できました。

昼食時も温度計は13度を示していたのですが、外に出ると強風が吹き荒れており
体感温度はやはり零下でしたね。濰坊同様の冷たい風です。

さて、昨日と今日の1年生の授業であるプロモーションをかけてきました。
来年の1学期に日本語能力試験を受験させるプロモーションです。
つまり2年生になって最初の試験を受験させるというもの。

今週末の日曜日に同試験を受験するのは3・4年生、その内3年生の1クラスは誰も
受験しません。
今の2年生には2学期の夏に2級を受験する予定の学生が数人います。

前の学校でも1年次から私の通訳をしてくれた毅以外は大概2年生の2学期からの受験
でしたから平均的ではあるのですが、この学校の大学受験のレベルは前の学校とは
比べ物にならず、チャットをする2年生も読み書きだけならいいレベルに達している為
後は耳さえ鍛えれば、早めの合格は可能だと思っています。

濰坊の受験会場で知り合った濰坊学院の学生、あの衝撃は今でも忘れません。
彼女のレベルに達する学生がいるかどうかは分かりませんが、私の教え子にも2級1級と
ストレートで合格した学生がいますので、1年次から耳を鍛えることを意識づけできれば
可能性は十分あると思っています。

私は日本語能力試験の合格が日本語能力の全てだと思っている訳ではありませんが、
少なくとも留学や就職への証明書となっている限り4年間で必ず取得して欲しい。
ただ、4年間を日本語一つにかけるのではなく、早めに1級を取得して他の分野にも
挑戦して欲しいと思っています。
英語でもいいし、会計やIT系でもいい。

今1年生に話したところで、1年後の試験なんてまだ実感がわかないところですが
これから2学期にかけて、じっくりと語りかけて受験希望者を募る予定です。
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一つの種が動き始めました

2013年11月26日 | 日記
11月26日(火) 晴れ

夕食を共にする学生が最近2人増えました。
元々は倩と一緒に食事をしておりましたが、同じ4年生で会話レベルが倩と同じくらいの
女の子が加わり、そしてその女の子にゲゲゲが面白いと紹介した2年生の女の子が最近
ちょくちょく加わるようになりました。
この2年生は先日の劇に参加した一人で、私が叱責した一人ですが、結構負けん気が強い
みたいで食らいついて来ますね、いい傾向です。

今日はその2年生、名前は茜、がイヤホンを肩に掛けたまま現れました。
「おや、どうしたの?」と尋ねましたら
(4年生の)先輩が歩きながらイヤホンをしているのを見て私も録音を聴き始めた、と。

4年生が2人の時はよもやま話をしておりますが、茜がいる時は録音を聴くことの重要性を
これでもかと言わんばかりに説いています。
それを4年生の二人が通訳して茜に伝えているのですが、
「君の先輩はこれだけ話せるようになってもまだ録音を聴いているんだよ」と話しましたら
驚いていました。
倩は敬語のテキストを自分で購入して、その音声を毎日聴いています。

そこで彼女たちにある冗談を話しました
「教師がいくら教室で録音を聴きなさいと話しても学生にはなかなか伝わらない」
「しかし既に私と会話できる先輩に指導されれば、あっさりと従う」

そんなことないですよ~、と倩も茜も私を見ましたが
茜の授業でも録音を聴くことの重要性を何度も話しましたが、彼女は一度として聞く耳を
持たなかった。しかし、倩が聴いている姿を見て彼女自身が実行し始めたことを伝えましたら、
笑っておりました。

そして茜には
「君がこれから半年間録音を聴き続ければ、聴解は飛躍的に進歩する」
「君にその成果が現れたら、クラスメートに伝えてあげて欲しい」
「そして君が上級生になったとき、君が後輩に伝えて欲しい」
と話しました。彼女は成果が出たらそうしますと応えました。

教師から伝える言葉というのは、時としてプレッシャーになります。
それがやらねばならない「義務」と化してしまうと萎縮してしまう学生もいます。
しかし、同じ言葉が学生間の共有の価値観となれば私は言う必要がなく、私がすべき事は
学生達と交流する機会を増やし、より会話の実践を増やすことに変わります。

私はこの学校が必要としてくれれば3年間はこの学校にいようと思っています。
まず最初のこの一年は種蒔きですね。4年生の二人には「意識改革」と話しています。

今、種の一つが芽を出そうと上を向き始めました。
3年後には様々な色を持つ花や木が目の前に広がることを目標に。
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アメリカ人教師のスーツケース購入

2013年11月25日 | 日記
11月25日(月) 晴れ

アメリカ人教師の中で最も中国語の上手い女の子が今学期限りでこの学校を離れるそうで
ギターとスーツケースを売りに出していました。
彼女の専門が中国語なのだそうで、一度アメリカの大学に帰って残りの1学期を終えた後、
再び北京に来て大学で学ぶのだそうです。
道理でレストランでバンバン注文をするはずです。
他の教師にとっては貴重な存在でしょうね。

私がスーツケースに興味を示すと、「一番最初に興味を示した人に売りたい」と言って
今日物を見せてくれました。

とても綺麗で驚きました。何でもまだ新品に近いのだとか。
何故に売りに出すのか分からないのですが、軽くて丈夫そうで品は良さそうです。
400元までなら即金で支払おうと思い、幾らか尋ねましたら、元の値段が80米ドル
ほどだそうで、人民元にすれば600元前後、使用済みなので400元にしたいけど
最初に興味を示してくれたので300元でいいと。
その場で支払いました。

彼女は日本語にも興味を示しており、何か基礎的な会話を学べるものがないかと尋ねて
来たので、この学校で第二外国語用に使われているテキストをプレゼントしようと
考えています。
私が会話の授業で使っている「みんなの日本語」もいいのですが、英語版のサブテキストが
こちらには無いのと、初級のCDの音声が酷くとても教材としては使い物にならないので
紹介はしませんでした。
日本の出版社に問い合わせたところ、版権を中国の出版社に与えており、品質については
関知していないと。ちゃんとしたCDが必要であれば日本で販売しているCDを買いなおす
必要があるのです。今はそんな面倒なことはできませんね。

スーツケースの大きさは私が今回新たに持ってきたスーツケースよりも少し大きなサイズ。
この学校では外教の送り迎えは基本的に初赴任の時だけなので、新幹線等を利用することに
なると大型のスーツケースは置き場に苦しむと思って中型を持ってきたのですね。
この大きさの物がもう一つ欲しいと思っていたところなので、いい買い物になりました。
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初めての地震

2013年11月24日 | 日記
11月24日(日) 雨

昨夜はビールの疲れと言いますか、夜になって半ば二日酔いのように頭痛が始まり早めに
寝ました。今朝は4時半に目が覚め、ジョギングに行くつもりが音でそれと分かる雨が。
これまでに見たような小雨より若干強めの雨と違って本降りに近いものでした。

さて、昼食へ向かう時、ホテルのロビーでアイリッシュの英語教師と出くわし、昨日の
揺れはどうだった?と尋ねられました。
なんのことかと思いましたら、部屋が揺れた、と。
そういえば、確かに夜に一度部屋が揺れたような音がした気がしました。
ただ、山東省はプレートから見ても地震がほぼ無いと考えていたので、地震だとは思えな
かったのですね。どこかの部屋で何か落ちたか倒れたか(笑)

彼女が言うには他にも3人ほどの英語教師が同じように口にしたということなので、地震
による揺れだったのではないかと話していました。

学食で倩に尋ねたら、煙台という濰坊の隣街で4.5程度の地震があったそうで。
この数字がMを示すのか、揺れの大きさを示すのか分からないのですが、距離からして
日本なら一つから二つの県を跨ぐくらいの距離があるので、そこそこ大きい地震では
なかったのかと思えます。

濰坊にいた3年間は地震には縁がなく、寧ろほぼ起きないだろうと考えておりましたので
発生したその事実に驚きました。
なにせ、新築ビルの工事現場を見ても、耐震とか免震なんて言葉がないのだろうと思える
ほど素人目にも杜撰な建築をしています。もしM7以上の地震が来たら、私も瓦礫の下に
埋もれるだろうと思っています。

大きな地震が来ないことを前提に大きなビルも建設しているとしか思えないので、大惨事
が起きないことを祈っています。
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引越し完了

2013年11月23日 | 日記
11月23日(土) 晴れ

前の学校に置いてある荷物をこの学校の車で取りに行く。
9月初旬から延期で延び延びになっていた案件が今日やっと終わりました。

もし山東省に帰って来られなかったら、全て廃棄処分か誰かに使ってもらえばいいと
思っていたものばかりなのですが、日本から持ってきた品もたくさんあるので、あれば
価値が高いものばかり。
中には野球のグローブとボールなんてのもあります(笑)
一般の中国人は野球はしませんが、アメリカ人教師の中には野球好きもいますのでね。

外事科長も一緒だったので、当然のことながら向こうについてからは酒の席です。
昼間からビールを2本くらい飲まされました。
こちらに帰ってきて、運転手を含め荷物を部屋まで運んでくださったのですが、科長も
さすがに飲み疲れていたようです。
私の部屋は4階、エレベーターは無いので、酒を入れた体にはきつかったですね。

食事中に楽しみな話をしてくださいました。
来学期から私も中国語を勉強したい旨を話すと、現在外教に提供している中国語教室は
初級のものなので、私にはレベルが低すぎる、と。
留学生が受講している中級レベルで構わないと答えると、
「既に高級(上級)のレベルだから中国人の学生と一緒に勉強したらどうか」と。
何のことを言っているのか理解できずにいたのですが、次の言葉に驚きました。
「文学院(文学部)の授業に参加したらどうか」
つまり、聴講生として学部の授業に参加するということです。

語学留学から本科生として学部留学するのと同じことですね。
願ってもないチャンスかもしれません。
酒の席なので、少々オーバーな思考になったのかもしれませんが、科長が掛け合って
くださるのであれば、来学期挑戦してみたいものです。
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BBCの効果

2013年11月22日 | 日記
11月22日(金) 晴れ

この学校の英語教師の中にアイルランド出身のカップルがいます。
年齢はたぶん男性が60以上、女性がもう少し若く見えます。
敢えて夫婦と表現しないのは、正式に結婚はしていないという話を聞いたのですね。

私はイギリス英語が苦手、特にアイリッシュの発音にはトラウマとも言える思い出が。
アメリカにいた頃、付き合っていた中国人女性のホストファミリーがアイリッシュで
全く話を理解できず、彼女が通訳してくれていました。もちろん英語ですが。

この学校では月に一度英語教師がミーティングを開いています。
授業の進め方とか問題点など情報交換をしているようで、もう一人の日本人の方と
一緒に参加したのですが、このミーティングのリーダーがアイリッシュの女性でして
やはり半分以上話が理解できなかったのです。

その後、ある特定の英語教師の話も聞き取れなくなっていることに気づいて、慌てて
iphoneのpodcastを探していましたら、BBCの英語教材を見つけました。
無料でダウンロード出来るばかりでなく、BBCのサイトからも音声とスクリプトを
ダウンロードできるので、週初めから夜寝る間際に30分ほど聴き始めました。

中国に来る前にTOEIC受験の為に毎日通勤電車の中で聴いていた英語のCD。
しかし、その前の年あたりから始まったイギリス・オーストラリア英語が加わった
リスニングテストに馴染めず、いざ流れてくるとまるで別の言語のように、何も
理解できなかったのです。

BBCの教材も初めての時は、かなり違和感を覚えたものですが、6分という短い内容を
何度も聴いていると、慣れてきたのでしょうかね、今夜再び英語教師の誘いで食事会に
参加したのですが、前よりも比較的理解できている自分に気づきました。

学生には、話を理解するにはまず耳を慣らすこと、と何度も話しています。
その例として私がアメリカ人教師となら会話できてもイギリス英語の人とは苦労するという
話をしています。

このトラウマを脱することができるのか、と自分自身に期待しています。
その為には、同じく学生に話す「継続」が大切ですね。
今日それを自ら体験しました。
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クリスマスの演目

2013年11月21日 | 日記
11月21日(木) 晴れ

木曜日の授業が終わると早くも週末モードです。
金曜日の午後の授業は劇についてのコメントをするべきかどうかと考えていますが、
始めてしまうとまた説教になりそうなので、軽く労うだけに留めようと思っています。

さて、クリスマスの頃にこの学校の留学生課主催の催しがあるそうで、外教からは
英語教師が集ってクリスマスソングを歌うそうです。そこに一緒に参加しないかと
誘われ了承したのですが、今日新たに外事科長から太極拳を演舞しないかと打診され
これも了承しました。

英語教師の中に太極拳を習いたい方がいるようで、可能であれば彼に教えて一緒に演舞
できないかと言われたのですが、1ヶ月では時間が足りないので断りました。
一人での演舞です。

舞台に立つのは前の学校の2010年秋の新入生歓迎会で「世界に一つだけの花」を歌って
以来になります。
久々に大勢の目の前に立つことになるのでもちろん緊張はするでしょうが、その緊張を
楽しみたいと思います。
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暖房開始

2013年11月20日 | 日記
11月20日(水) 晴れ

本日午後に漸く暖房が入りました。
ここ淄博も濰坊と同様15日に暖房開始だったはずなのですが、我々の宿舎だけ何故か
始まらなかったのですね。
部屋の中に教室にあるようなパネルヒーターがなく、集中空調はあるのですが、スイッチを
入れても送風状態でした。

月曜日に事務員から「暖気があるか」と尋ねられ、無いみたいだねと軽く答えたら
「気にならないの?」と再度質問されました。
どうやら他の外教はほぼ、いつ開始するのかと都度尋ねていたようです。

暑いのが苦手だからね、と答えましたら大笑いしていました。

室温は前の学校の宿舎とあまり変わらないようなのですが、前の宿舎の床がタイル張りに
対し、こちらの部屋は板張りのフローリングになっていて、あまり底冷えのような寒さは
感じないのです。
朝晩は確かに寒さは感じていましたが、日中は長袖シャツを着ていれば十分の気温でした。

事務員の話によると、最上階のある部分が壊れていたようです。
さほど古い建物ではないはずなのですが、このあたりも外面は綺麗にしても中の施設は
すぐに疲弊する中国ならではですね。

何はともあれ、いくら寒さが気にならないとは言え、12月を迎えても暖房がないとなると
それはそれで心配ですので、ひと安心です。
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