まもなく番号停止

９月２９日（木）　晴れ

今日は見事な晴天で泰山もくっきりとその姿を見ることができました。

さて、携帯会社の警告通りなら明後日から使えなくなる以前の番号。
ネットでオンライン決済ができないと不便なので銀行に新たな口座開設と現在オンライン決済に
使っている口座の携帯番号の変更を依頼しに行きました。
結果は両方とも不可。

まず（外国人の）口座開設については本部（市内にある支店総本部）でないと受け付けないのと
パスポートのコピーではおそらく不可。
現在持っている口座の携帯番号変更は現地（濰坊）でないと受け付けられない。

その後先月開設したばかりの学校指定の銀行に行きネットバンク開設依頼したものの
やはりコピーでは受け付けないと。

２週間は長いですね。
明後日から始まる国慶節休みはカレンダー上では７日までの１週間で、８日９日の週末は
この学校でも選択科目の授業はあるそうですが、我々は実質９連休になります。
学生はもちろん喜ぶ９連休ですが、素直に喜べない私がいます。
コピーで列車のチケットは買えます。ホテルもたぶん大丈夫。
ホテルは仮に不可でも学生に保証人として彼らの身分証を提示してもらえば今までの経験なら
大丈夫です。
問題はそれ以外にパスポートを要求される機関や施設があることが十分に考えられること。

この泰安で路線バス巡りでもしてみるか。
この機会に旅行できなかった分を上乗せして、まだ踏み切れなかった自転車購入もありかな。

授業検査

９月２８日（水）　曇り

今日の２年生の授業で外国語学部の先生による授業参観（検査）がありました。

この学校に着いたばかりのオリエンテーションの時に外教担当の先生から
「２週目か３週目くらいに外国語学部の先生が授業を見に来ます」と話があり
そろそろかと予想はしていました。

授業開始前に日本語科主任の先生から廊下に呼び出され
「今から授業を検査しますが宜しいですか」と尋ねられたので
「どうぞどうぞご覧ください」と返事しました。

初めの１０分間ほど主任の先生がいらっしゃったのですが、外国語学部の担当
らしき男性の先生が入室されてから主任の先生は退席されました。

前の学校の時は外教担当の英語の先生が来ていましたが、仕事とはいえ
言葉が分からない授業をずっと聴き続けているのは苦痛だと思いますね。
今日の先生も休憩時間になって退席されました。

はてさて、どんな評価と注意が来るのか。
２年生の授業ではオーバーラッピングとシャドウイングを踏襲していますので
この学校の意向に沿うものだと思っています。

新たな動き

９月２７日（火）　曇り

昨夜の雨雲がまだ残っているかのようなどんよりした一日でした。
そういえば、初めて傘を差したのも火曜日、不思議な巡りあわせですね。

さて、昨日に続き今日も１年生の授業のオリエンテーションです。
昨日１組の授業のあと、２組の授業にお邪魔し集合場所を彼らがこれから使うことに
なるらしい図書館の一室を指定したのですが、今日行ってみましたら、他の授業が
あるとのことで入り口が大混雑でした。
今日アシスタントを名乗り出てくれた２年生によるとその教室は大教室だそうです。

急遽２年生が空き教室を探してくれてそこに移動しました。
昨日同様まず私の自己紹介から。私は日本語で自己紹介しながら２年生に通訳させる
という方法です。２年生に通訳させるのは初めてですが、先日４年生に尋ねたところ
「できるはずですよ」と。
少し長い話になると固まったしまうのですが、短く切った話なら大丈夫でした。

今日は時間に余裕があり、２年生にも自己紹介させました。
うち一人が「一年生のうちにとにかく音声を聴くこと。一年生のうちに頑張らないと
二年生になって大変になる。とにかく聴いて聴いて聴くこと」と素晴らしい演説。
学生にこの意識が浸透していれば、私からは何も言うことはありません。

授業が終わったあと、授業や学生会などの用事がない３人の学生と一緒に食事。
初めて東キャンパスの学食を訪れました。

学生からある依頼がありました。
休み明けから彼らの授業時間の前に交流する時間を作りたいとのことです。
授業が始まる前に私と迎えに来ると。
朝早くに私を迎えに来るのは大変でしょうからこの学食で会いましょうと逆提案。
「朝７時半に学食で会って話をする」ということに。

若干出発時間が早まりますが、前向きな行動には私のモチベーションも上がりますね。

 

１年生始まる

９月２６日（月）　曇りのち雨

午後が本格的な雨降りになりました。久しぶりですね。

さて、今日から１年生の授業が始まります。
授業とはいえ、発音指導という科目で成績はなし。
しかも昨夜外教担当の先生から「まだ名簿がない」という知らせも受けました。

今朝の２年生の授業で助手を募集したところ複数人が手を挙げてくれました。
授業開始は午後４時、狭いとは聞いていましたが、確かに狭い部屋。

先に２年生が到着したのですが肝心の１年生が誰も来ない。
２年生のうち一人が新入生と連絡を取ったところ、その授業があるという通知が
なかったそうで急遽呼び出してくれました。

ただ、こんな部屋に３０人も入るのは辛いので、人数が揃ったところで彼らの
固定教室へ移動しました。
初回だけ全員集合で自己紹介カードを書いてもらい写真撮影、そして次回からの
グループ分けを行いました。

その後２年生と一緒に食事に出かけました。
ある学生は外教と食事をするのがこれが初めてだそうで喜んでくれました。

昨年までの慣例なら２年生は本キャンパスへ引っ越しになるのだそうですが
今年から２年生まで東キャンパスに残ることになったそうです。
同じ本キャンパスなら「気軽においで」と言えますが、離れているとこちらも
気を遣います。

朝に夕方に、二度も東キャンパスへ行くのは疲れはありますが、時間の頃合いよく
彼らとの食事の機会も増えそうで、それは楽しみですね。

 

白旗

９月２５日（日）　曇り

見えない敵、動きはノミのようで姿が見えず、ダニにしては咬まれた瞬間の感覚が蚊と
同じくらいの痛さ。

問題のデスクを寝室から出しバスルームに入れ７０度の熱湯を全体に３度にわたって
かけた後もう一つの寝室⇒陽台（室内のベランダ）⇒リビングと仮置き移動しましたら
そのすべての場所が彼らの棲み処となってしまいました。

床が中国特有のタイル張りのせいか勢いよくすねあたりにピョンピョン跳んでくるのを感じます。
今現在安全な部屋はキッチンとバスルームのみです。

熱湯をぶっかけてもまるで効果なしでついに私もギブアップ。
ネットで簡易のこぎりを購入しそのデスクを解体しました。

しかし覆水盆に返らずと言いましょうか、拡散してしまった彼らをどうすることも
できません。
あとは気温が下がって消滅するのを祈るしかありません。
１１月になって暖気が入った後に復活することはないと思うのですけどね。
中国に来て日本で経験がないことが起こるので希望的観測もできない状態です。
せっかくエアコン装備に喜んだのですが、思いもかけない事態に遭遇してしまいました。

ロシア人教師

９月２４日（土）　曇り

先日公安局に一緒に行ったロシア人教師からホームパーティーに招待されていたのですが
急遽米国人教師夫婦が参加できなくなった為中止との連絡が入りました。
その代わり韓国料理を食べに行くけど、一緒にどう、とのお誘い。
快諾し外へ。

若い方の教師がアプリで探した店が閉まっており、その近くにある小さなお店に。
ご飯が切れてしまって麺しかないというのでジャージャー麺を注文しました。
味は予想していたよりはマシ。ただ、二度目はないという代物。

二人はベジタリアンだそうで、肉は全く食べないのだとか。
若い方の教師が中国語も堪能で、もう一人の教師の為に野菜入りの麺を注文したのが
韓国の辛ラーメンで、野菜入りとはいえ即席めんのかやく程度のもの。
しかも「辛くて火を噴きそう」だと。
二人とも辛いのが苦手だそうです。私と合いますね。

ただ、寿司が好きとのことで「わさびはどうなの？」と尋ねると二人とも大好きだと。
わさびのない寿司なんて考えられない、のだそうです。
年上の方の教師はモスクワ出身だそうですが「白いわさび」なるものがあるそうです。
ネットで調べたらホースラディッシュ（山わさび）というものだそうですね。

私が先日学生に案内された日本料理店のことは知っているようで、他に日本料理の店を
知っているかと聞かれたのでＮ先生と訪れた串揚げ店の話をしました。
どっちがいい？との再質問に串揚げ店と答えました。
これは昨日４年生から聞いた話ですが、串揚げ店のオーナーが日本に留学しその後
ある居酒屋で３年間店長をしていたそうです。

二人とも興味を示したのが機会があれば招待しましょうかね。

公安局

９月２３日（金）　晴れ

昨日午後に公安局に行ってきました。日本で言う入管部門のようですが
泰安観光の際に見た公安本部らしき大きな建物とは別の場所でした。

今年新しく赴任したのが我々日本人二人とロシア人一人だったようです。
我々がやることは書面にサインし写真を撮られること。
あとはパスポートに居留許可のビザが貼られ、「専家証」という在職証明になる
パスポート大の手帳が発行されるのを待つだけです。

この期間はパスポートを公安局に預けますので、列車のチケットを購入する際は
パスポートのコピーで代用し、ホテル等に宿泊しビザの証明を要求されれば
公安局発行の居留許可申請受理の証明書（引換証）を提示することになります。

来週末から国慶節の大型連休になりますので、それまでにパスポートが返却
されればありがたいのですが、どうやら国慶節休み明けになるとのことでした。
中国のお役所仕事を考えれば仕方のないことですね。

新たな電話番号

９月２２日（木）　晴れ

午前中に３年生に案内をお願いして聯通の営業所に行きました。
携帯も通話よりはSNSなどのネット利用が中心になっていますので
流量（日本語でいうとパケット？）の大きさを気にしています。

通話・SMS・ネット10.44GBのセットメニューで28元。
基本をこれにして、さらに国内どこでも使えるネット1.5GBを10元で追加。
毎月38元です。

基本の10.44GBというのがキャンパス内であれば自由に使える４Ｇ
特定のアプリ利用に限り山東省内で使える６Ｇ
国内どこでも自由に使える４５０Ｍ

この山東省内で使える６Ｇの対象のアプリが私もよく使うSNSなのですが
それ以外の日本のサイトやＶＰＮを使うサイトは当然適用外なので
キャンパス外は実質４５０Ｍということになります。
これでも普段利用なら十分ですが、例えば旅行先のＰＣ利用で
デザリング（携帯をWIFI代わりに利用）した場合、やはり１Ｇはないと
心もとないので１０元プラスしました。

移動利用時は２Ｇ契約していたのもあるのですが、５０元を超えていたので
随分安くなります。
あとは移動に比べて弱いと評価されていた電波がどの程度か。

今日はまだ部屋利用ですが中継局が近くなったせいかメッセージの送信が
随分速くなったと感じています。

サマーキャンパス・プレゼン

９月２１日（水）　晴れ

今日も綺麗な晴天でした。泰山もくっきりと見えました。

さて、朝７時４０分頃東キャンパスに到着し校舎の廊下を歩いていたのですが、授業をする
はずの教室にびっしりと人が入っていたので「部屋間違えた」と通り過ぎました。
しかし「あれ、今のうちの学生だよな」と思い直しドアから中を覗きましたら学生が
「先生、今日スピーチがあります」と。

すると日本語科主任の先生がいらっしゃって
「山口大学のサマーキャンパスに参加した学生がこれからプレゼンをします」
「そんなに時間はかからないと思いますが、先生の授業が少し遅くなるかもしれません」と。

先週の３年生の授業で当の参加者からその話があったばかりで、どんなプログラムなのか
気になっていたので、渡りに船でした。
「どうぞどうぞ、いくらでも時間を使ってください。私も聞いていいですか？」と一緒に
プレゼンを鑑賞しました。

参加者は３・４年の男子学生、どちらも私の選択科目に登録している学生です。

説明は３年生がしました。

初めは山口大学内の研修及び山口県内の観光の話でしたが、次第に京都大阪への旅行や
ホームステイ体験の話が出てきて驚きました。
どんなスケジュールで実施しているのかが分からないのですが、京都大阪旅行も学校の
プランではなく自由行動で２泊３日、ホームステイも３日間との話でした。
研修費と宿舎代を合わせて広大の研修とほぼ同じ料金で研修期間は１か月。
広大の研修は過密日程ながら例えば京都で訪れる場所がかなり有名な場所なので日本人の
視点ならば値段以上に感じるのですが、自由度を考えるとこの研修の方が魅力的。
交換留学で在校生がいるというのも心強い。

この学校でも広大の研修への募集をかけてみる予定ではいるのですが、手を挙げる学生は
いないかもしれませんね。

 

携帯電話事情

９月２０日（火）　晴れ

こちらに来てもう少しで１か月、そろそろ携帯電話も新しいSIM（電話番号）に
しなければいけないと分かっていつつも前の学校で契約した番号へのチャージが
まだ残っているし、そのまま利用していても大きな問題はないので、放置気味に
していました。

すると契約している携帯会社からメールが数通頻繁に送られてきまして
「実名の確認のために身分証を持参のうえ営業所にきてください」という内容。
「それがなければ１０月１日に利用停止します」と。

それで日曜日にこちらのキャンパス内にある営業所にパスポートを持っていきましたら
「市外の番号なのでこちらでは処理できない」と予想していた答えが。
私のパスポートの名前と契約者の名前を照合するだけだと思うのですが、管轄外だと
できません、といういわゆるお役所仕事。

わざわざそのために淄博へ行くのも面倒ですので、新たなSIMを買おうとキャンペーン中の
プランへ加入したい旨を話しましたら
「それは学生用のプランだから契約できない」
前の二つの学校では教師でも学生用のプランに加入できたのですけどね。
所変わればサービスが変わる。
「１ＧＢくらい使えるプランに加入したい」と話しましたら
「なら、ネットで注文してください」と素っ気ない。

移動（China Mobile）という中国では最大のキャリアをずっと使ってきたのですが
青島にいる教え子の勧めもあり聯通（China Unicom）に変更予定です。