外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

予想を超えたスケジュール

2011年02月28日 | 日記
2月28日(月) 晴れ

朝の気温が再び零下5度。昨日の雨から凍結がグラウンドにも残っており、トラックは
所々滑りやすくなっていました。私は2度ほどこけそうになりました。
でも尤は悠々とランニングをしていたのですよね。靴底が違うのでしょうか。。。

昨日の予想通り、午前中にたけしから連絡があり、2年生の授業が決まりました。
本日の午後と木曜日の午後です。
ただ、予想を超える知らせが一つありまして、先学期よりも授業数が1つ増えていました。
1年生の授業が3つになりました。
良くて現状維持どころか、一つ追加。他の先生方への影響を危惧しておりましたが
追加された時間帯が午後で、外語系だけでなく一般の中国人の先生方が好まない
時間なので、問題無さそうですね。
心配の種としては1年生の3つ目の授業が夜の自習が無い金曜日の午後。
気分的に週末モードぷんぷんの時間なのですよね。
2学期に1ヶ月ごとにやってくる3連休ともなると、こぞって学生達が帰省してしまう。
モチベーションが一気に下がるので避けたい時間帯だったのですが、放り込まれた以上は
やらねばなりません。

2年生の授業、開始前は久々に顔を見る学生がほとんどだったので、元気な顔を見て
安心したのですが、やはり授業が始まると私の話を聞き取れない子の表情がだんだんと
沈んでいく。1年生と違って強制的に自習させられる時間もないので、勉強しない学生は
ますます後退していく。長い休みの後となればなおさらの話です。
覚悟はしているものの、現実を目の当たりにするのは辛いものです。
授業内容を変えるか・・・
47人全員個々に何かしら読ませる、口を動かさせるいうのは90分という時間の中では
非常に難しいのですが、何も変えないまま少なくとも4ヶ月、長ければ7ヶ月続けるのは
浪費以上の問題です。
これ、というものが見つかるのがいつになるか分かりませんが少しずつ挑戦していかないと
いけないですね。
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ビデオ探し

2011年02月27日 | 日記
2月27日(日) 雨のち曇り

ここ維坊では稀に見る強い雨の朝でした。
小雨なら運動場に来る学生もいるのですが、さすがに今日は誰もいなかったですね。
先週最高10度を越えた気温も今日はかなり冷え込み、夕方外に出ましたら、朝の雨が
そのまま凍結していました。

今日は朝からビデオ三昧、こちらの動画サイトを見て新しいドラマを探していました。
昨夜2年生の学生が遊びに来て私がPCに保存してある映画やドラマを探していた為です。
こちらのタイトル表示は、当然のことながら全て中国語の為、私自身もどんな名前なのか
分かりません。各ドラマに10点満点の評価が掲載してある為、9点以上のものを見て
います。
最近見てはまったのが、人の怨みを代行して晴らすと言うもの。内容からして授業で
見せられるものではありませんが、登場人物や執行の手口はとても面白い。
私の紹介するドラマにあまり興味を示さないたけしもすっかりとはまったようです。

学生に見せるドラマとなると、綺麗な日本語が使われているかとかストーリーを大切に
したいのですが、やはり若い子達ですから俳優がイケメンかどうかで良し悪しの判断が
分かれてしまうのですね。
昨年放送された、ある名外科医が江戸時代にタイムスリップするというドラマは
たけしから紹介され私も楽しんだのですが、女子学生はあまり興味を示さなかったものです。
主演の男性には申し訳ないのですけどね。。。

今日新たに発見したのは、大学の法医学のゼミを舞台にしたドラマ。
スタッフの容姿は申し分なし。ストーリーも死んだ人が残す感動の秘話がありますので
心温まる。難点といえば、以前音大を舞台にしたドラマを見せた時に感じたのと同様
会話の速さ。学生同士の話なので、あまりにも速過ぎておそらくたけし以外は誰も
聞き取れない。しかも日本語字幕が無い。
日本語の勉強にはいささか不適切ですが、それでも学生達が少しでも日本語に
触れるならそれもありだと思っています。
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二人の成長株

2011年02月27日 | 日記
2月26日(土) 晴れ

朝の気温は零下、久々に少々強い風が吹いていた為、かなり寒く感じる朝でした。

午後に1年生の学生が二人で部屋に遊びに来ました。
一人は先学期に一人で遊びに来たことのある学生で、本当は韓国語クラスに入る予定が
韓国語クラスの1年生が閉鎖されたため、日本語を選んだといういきさつをもつ学生。
もう一人はやはり先学期に彼氏を連れて私の部屋に来た事がある学生。
二人は教室で前後に座っており、仲が良くなったようです。

韓国語クラスに入る予定だった子は、語学の才を持つというのか、外国語を勉強する方法を
知っていると表現していいのか、日本語を勉強し始めてまだ半年と思えないほど私の話す
日本語を理解します。チャットの時などは携帯で日本語入力が出来ない為、全てローマ字
で書いてくるのですね。驚くばかりです。
もう一人の子もこの子には及びませんが、かなり進歩しています。
1年生二人で部屋に来れば、会話の半分いやそれ以上が中国語になるのですが、7~8


日本語でも問題ないくらい会話が出来るのですね。

昨年の2学期に担当した現卒業生に『毎日1時間はCDを聴きなさい』と口を酸っぱくして
話していたのですが、それを実行していた学生は40人以上の中で片手もいたかどうか。
今日来た二人はちゃんと聴いているのだそうです。しかも片方は昼と夜に1時間ずつ
聴いているのだとか。もちろん、話す方はまだまだですが、私の話を理解してくれるので
ストレスは格段に減りますね。

1年生の中には高校時代に日本語を勉強していた女子学生が2人おり、週2回の授業の
中でそれぞれに翻訳をさせているのですが、今日の二人は1学期の終盤あたりから徐々に
彼女達二人の顔を見なくともウンウンと頷いていたものです。

今日は韓国語クラスに入る予定だった子に夏の日本語能力試験2級に挑戦してはどうか
と話してみました。合格はしないと思いますが、聴解の力がどれくらいになるか見てみたく
なったのですね。答えはもちろんNOでした。ネックは受験料ですけどね。

この女子学生は維坊の東隣にある煙台市の出身なのですが、2年生のトップ3も煙台市の
出身なのですね。何かの偶然かと思ったのですが、以前たけしから聞いた話でなんとなく
理由が掴めました。
中国の高考(大学入試)の差別は以前にも書きましたが、同じ山東省内でもまた差別が
あり、これは山東省というよりは各市の取り決めが引き起こした差別なのです。
市によって4年制大学(本科)に進学可能な高考の点数というものが決められており
煙台は他に比べて特に高いのだとか。煙台と青島で20点ほどの違いがあるそうです。
煙台の本科進学基準点が480点だったか。
仮に煙台と青島にいる友達同士がおなじ470点を取得したとしたら、青島にいる高校生は
本科へ、煙台にいる高校生は専科(3年制大学)への進学となるわけです。
韓国語クラスを希望していたこの学生はそのスコアまで10点以内だったそうです。

運命のいたずら、とでも言うのでしょうか。
もう少し点数があれば、本科に進んでそのまま韓国語を勉強していたのでしょうね。

彼女にとっては不運が2度も重なって私の学生になったわけですが、優秀な学生を得られた
私は幸運ではありますね。
今この二人が自由な時間を持てるのは週末だけ。
出来る限り、伸び盛りの二人に会話の時間をあげなければいけないと考えている次第です。

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スケジュールは決まりかけているようですが

2011年02月26日 | 日記
2月25日(金) 晴れ

僅か1週間なのですが、思いのほか長く感じた5日間でした。
今週中にはスケジュールが決まることはないと踏んではおりましたが、予想通り包先生からの
連絡はなく、来週まで待機だと思いきや、たけしから月と水の午後に私の授業が入る予定
との話を聞きました。現状の空き時間を見て、どの時間帯がいいか学生達に尋ねたそうです。
それにしても、私はたっぷりと時間があるとはいえ、週末なので一応連絡を貰ってもいいものと
思うのですけどね。月曜日の午前にいきなり知らされるのでしょうね。たけしから聞いているので
知らない振りもできませんしね・・・。

しかし、月曜日の午前の知らせならまだいいのですが、ひょっとして連絡が来ないという可能性も
否定できないものがあります。
9月に新学期が始まり、1年生の授業日程をまだ知らされていない状態の時、外事主任
から電話が入り、「何故授業に出てないんだ?」といきなりの質問。
『聞いてないぞ』と答えたら「包先生が伝え忘れたんだな。とにかく出てくれ」ということで
すぐに準備をしたものです。当時は授業開始日を予想しており、いつでも出られるように
準備をしておいたので問題は無かったのですが、当日の朝ならまだしも、授業時間開始後に
連絡を貰って呆れたものです。

日本の常識、世界の非常識などという体験はしておりますが、こと中国に関しては非常識を
超えて正反対と言ってもおかしくない状況ですね。
月曜日は順調にいかないのが当たり前くらいに思って待機するつもりです。
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日本語能力試験不合格の報告

2011年02月24日 | 日記
2月24日(木) 晴れ

午後に2年生の周が部屋に来ました。
まず、日本語能力試験不合格の報告でした。
たけしから聞いて知ってはいたのですが、昨年12月に受験した2年生は全員不合格。
とても残念です。
とはいえ、この学校に入って初めて日本語の勉強を始めた学生がほとんどで周ともう一人
クラスでもトップを争っている女子学生が合格点まであと10点だったので、7月の試験には
望みがあります。
なにせ、大学生、冬と夏の休みが合計して3ヶ月超ありますからね、実質学校での
勉強は漸く1年くらい。それで2級に合格すれば快挙だと思っておりました。
それに、会話だけならほぼ問題ないたけしでも初回の試験では不合格でした。

ただ、受験者全員の成績を見た包先生はかなりの落胆の様子だそうで、これから
授業がますます厳しくなりそうです。。。
12月の授業では受験者があまりにも少なかったため「7月の試験には受験しなさい」と
全員に通達があったのだとか。
周の話によると既に卒業(という名の強制退去)した3年生が2年生時に2級に合格
した学生が複数人いたのだとか。それと比較してきつく言われたようです。
しかしながら、私から見れば今の2年生はこの学校の方針の犠牲者とも言えます。
3年生とその上の学年は50人超の学生数で2班の編成だったのが現状の2年生は
47人もいて1班。本気で外国語を勉強するならこの人数は多すぎます。

受験料もネック。私から見ても、合格圏内にいそうな学生が数人いるのですが、とても
高いので無理には勧められないのですよね。彼らの1ヶ月の仕送りの3分の1程度に
なりますからね。
受験会場では替え玉やカンニングが横行するくらい管理が酷いのに受験料は日本と
さほど変わらない状況。試験監督なんて日本人の人件費に比べれば10分の1レベルで
雇えるのですから、この料金はなんとかして欲しいものです。

たけしによると、受験者の一人でトップクラスに入る女子学生が、夏の受験を見送って
冬に受験することを相談していたそうなのですが、昨日の朝食堂でバッタリと出会いまして
『10点なら合格圏内だから頑張れ。夏も受験するでしょ?』と尋ねたら「頑張ります」と
元気な声で返してくれました。
初回の受験で合格すれば快挙、なんてことは学生には言えませんが、あっさりと合格して
しまって緊張の糸が切れるのも困りもの。真面目な学生もいつどんな機会で豹変するか
分かりませんからね、今はただ目標に向かって仕切りなおししてもらいたいものです。
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スケジュール決定はまだ先のようで・・

2011年02月23日 | 日記
2月23日(水) 晴れ

朝5時半の外気温が0度を越えました。昼には10度超え。
少しずつ春の気配ですね。

月曜日に尤と孫と再開した太極拳、今日は日本語科の周と大学で第2外国語として
日本語を学んでいた国際貿易専門の新任教師、と少々大所帯での練習でした。

昨年11月末までは同僚のKさんと一緒に取っていた朝食も、Kさんが帰国された後は
太極拳仲間と一緒に朝食を取っており、たまに人数が増えるとサークルのような気分で
す。

さて、今日の昼食、宿舎の目の前で日本語科の先生とバッタリ出会い、一緒に食堂に
向かいました。お名前は張。2年前の夏、私が初めて学校に来た夜出迎えてくださった
先生で、その次の日に3年生を呼び出して私の案内役に指名してくださった方です。
大学で日本語を専攻しており、日本へ渡航経験はないそうですが、中国人の先生の
中では一番日本語が上手い。容姿も良く、才色兼備と言ったところです。

日本語科の主な決定事項は包先生が我々に伝えてくださっているのですが、張先生も
4人いらっしゃる先生の中でもう2番目ですから重要事項に関わっているようです。
今日は私の今後の授業数などを話してくれました。
今週中もしくは来週中、遅くとも再来週中にスケジュールを決定するのだそうです。
私の授業は3~4コマになる、との話でした。予想通りではありますね。
なにせ、先学期15~16コマを担当していた張先生でさえ今学期は8コマに減少だそうです。
『できれば1年生は2コマ欲しいと思っています。ただ、外教の私があまりコマ数を貰うと
先生方の給料に影響が出ますからね・・・』と冗談交じりに話したら笑ってましたね。

1年生、2年生どちらのスケジュールを見ても、先学期に比べ授業が減っている上に
選択科目が増えており、ますます日本語の授業が少なくなっているのですね。
教師としては死活問題になります。

張先生と仲のいい韓国語の教師から妙な質問をされました。
韓国人の教師が帰ってきたかどうか知っているか、という内容だったのですが
たしかに外教の食事会では私と彼が二人でよく煙草を吸いに外に出るのですが
彼の動向は私よりも同じ科の教師のほうが詳しいはず。
どうやらまだ学校に戻っていないようですね。
思うに、韓国語科は2年生の1クラスしかない上に教師が中国人3人、外教2人ですから
配分が難しいのでしょう。今月中に戻ってきても授業が無い可能性もあるわけです。
大変だな、と同情しつつ、これが対岸の火事とも思えない現実が私の前にあります。
今年9月の新入生の数次第では、今の韓国語科の状況は来年の我々になるのですよね。
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今学期初授業

2011年02月22日 | 日記
2月22日(火) 晴れ

今学期初めての授業です。
まだスケジュールが完全には決まっておらず、現状私の授業は火曜日の午前のみ。
ただ、ほぼ枠が埋まっている1年生のスケジュールを見せてもらったところ、週後半に
ほんの僅か空きがあるだけでしたので、ひょっとしたらこのまま1年生の授業は週1に
なる可能性もでてきました。
1年生の中には私の授業を気に入ってくれている子も多く、あと1回は欲しいと言って
くれています。教師冥利につきますね。

朝の気温が少しずつ上がってきておりまして、今朝も0度近い温度でした。
とはいえ、寒いことには違いない。教室に入ってみるとなにげに寒い。
暖房が動いていないのですね。なんだか外気温よりも寒い。
たけしによると寮の部屋の中も暖房が入ってないそうで夜は零下の寒さだそうです。
1年生も同様のようです。既に風邪を引いた学生もいるのだそうで。
その割には教室にあるテレビが新調されており、綺麗とは言えない壁に液晶TVが
据えつけられている。このテレビは私が先学期、先に帰国したアメリカ人教師の部屋に
あったものを主任の許可を得て交換したものと同じブランドで、有名なのだそうです。
方や真新しいテレビ、方や省エネなのかその気さえもないのか動かない暖房。
この考え方がよく理解できません。
私の宿舎の部屋はというと、先学期よりも更に気温が上がり常時25度。
窓を開けていないと暑くて眠れない状態です。
この待遇の違い、私が取り決めたことではないのですが、申し訳なく感じてしまいますね。

何も連絡がなければ、今週は既に授業は無い状況になります。
先学期から他の学科の学生から要望のあった日本語レッスンの段取りをそろそろ開始
しようかと考えています。中にはレッスンと言うよりは一緒に遊びたいという学生もいるので
その塩梅を考えなければいけません。
いずれにしても、あくまでも希望者ですから、楽しみではありますね。

過去の日記はこちらから↓
Weifang中国・維坊日記

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開始初日に慶事のお知らせ

2011年02月21日 | 日記
2月21日(月) 晴れ

学校が始まった今日、今朝は尤と孫が朝のグラウンドに来て久しぶりに3人で太極拳を
行いました。私も休み中はほとんど練習していなかったので、少しバランスを崩しました。

昨年度は春秋にそれぞれ行われた運動会が今年度は春に一度だけになりました。
孫によると4月の末に行われるのだとか。
おそらく3月の中旬あたりから開幕式の演舞や短長距離走の練習が始まるものと
思われます。少しずつ日の出が早くなってきたグラウンドが更に賑わいそうですね。

授業開始とともに教職員用の食堂も再開しました。
他の学校だと各課の事務室に外教も出入りするようなのですが、我々の学校では
それがないため、他の先生方と交流するのは教職員食堂が唯一の場所となります。
そこでの一幕
今年度から赴任してきた日本語科の先生、まだ挨拶も交わしていなかった頃に
ある3年生の学生が「美人ですよ」とわざわざ私に情報を入れていたのですが
それがからかいであることが後に判明したのですね。
他の学生からはその先生に恋人がいることを知らされ、半信半疑だったのですが本日
当の先生から結婚すると報告を受けました。

恋人がいることを知っておいて良かった。もし知らずに聞いていたら周りに響く声を
出していたでしょうね(笑)

お相手は隣の市にいらっしゃるようで、とはいえ長距離バスで1時間はかかるであろう距離ですが、
結婚後は我々の学校の近くで購入したマンションに住まれるのだそうです。
お相手の通勤はどうするのか・・・・はて。
ただ、そのマンションも内装がまだで、内装した後も臭いが取れるのを待つので約3ヶ月は
近くにアパートを借りて住むのだそうです。
そういうことに合わせて式を挙げれば良さそうなものですが、そこは計画性の無い国民性
ということなのでしょうね。

いずれにしてもこの2年間で3回目の結婚式、この狭い社会の割には頻繁ですね。
酒で潰されないように気をつけなくては。
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新しいスケジュール、暫定ですが

2011年02月20日 | 日記
2月20日(日) 晴れ

昨日から学生が学校に戻っています。
少しずつ賑わっていますが、さすがに3年生がいないとあってはやはり静かですね。

校内のあちこちで布団を干す光景が見られます。

これは私たちの宿舎の北隣、いつもなら洗濯物が並んでいますが、天気のいい週末は
布団が並びます。休み明けは専ら布団ですね。

昨日包先生から新たなスケジュールがメールで届きました。
あくまで暫定のもので、正式に決まるのは恐らく今週中か来週中。
現在のところ、私の授業は火曜日の朝1年生の授業のみ。
学校に帰ったという学生に尋ねたところ、彼女らも正式には決まっておらず
明日から授業は始まるのですが、誰の授業かさえも分からないそうです。
いつもと変わりないですね。

3年生の2班が卒業という名の強制退去になり、残るは2年生と1年生の2クラス。
私は元々3年生を担当していなかったのでその減少分はないのですが、中国人の
先生方がほぼ半減するという話なので、私にも影響は出るものと思っています。
先学期は2年生2回と1年生2回。あわよくば維持、ひょっとしたら1回ずつの可能性も


授業を進めるという観点では同じクラスで週に2回はあったほうがありがたい。
同じ週で復習ができるためなのですが、週に1度だとそんな余裕は生まれません。
減ってもいいから、せめて1年生の授業は週に2度欲しいと願っています。
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4年制大学への挑戦

2011年02月19日 | 日記
2月18日(金) 晴れ

習慣というものは素晴らしいものですね、今朝5時半にきっちりと目が覚めました。
グラウンドに出ても朝の運動仲間が来ないことは分かっていたのですが、やはり
折角作った習慣は守りたいもの。30分ほど散歩をしました。

学校の食堂と売店はまだ開いていなかったのですが、ちょうど昨日学校に戻ったという
尤が朝食に誘ってくれました。学校から歩いて3分程度の場所にある麺屋でした。
学校の食堂で食べる麺とはまた一味違いましたね。トッピングに卵としいたけ。
美味とは言えませんが、悪くはありませんでした。

その尤なのですが、本科(4年制大学)への編入試験は不合格だったそうで
これから就職活動に入るようです。元々狭き門だということは知っていたのですが
聞いてみると倍率が20倍もあったそうで、例年よりも競争率が高いですね。
残念ですが仕方がありません。

また一方で別の学生から合格の報告がありました。
既にこの学校を卒業した日本語科の学生で、卒業後に一度就職はしたものの
その仕事を辞めてアルバイトをしながら編入試験に備えていたのです。
以前チャットをしていたときに、進学するかどうかの決断を私の後押しで踏み切れた
ということで感謝の報告でした。私は後押しをしただけで特に勉強の面倒は見ていない
のですが、嬉しいものですね。
この彼とは忘れ得ぬ因縁があるのです。

彼のことを知ったのは、この学校に赴任して暫く経ってから。
私の授業にもKさんの授業にも一度も出席しなかったのですね。
ただ高校時代から日本語を勉強しアニメ好きで日本語力は相当なものという噂だけは
他の学生から聞いていました。私の前任者と仲が良かったという話も聞いていました。
他の学生から私とKさんの評判を聴いていたようです。
新学期が始まり暫くして日本語科のスピーチコンテストに出場した彼はほぼ完璧な
スピーチをしました。その流暢さは中国人の先生も聞き取るのが難しかったほどです。
しかし、内容が私も見たことのあるバスケットボールを主題にしたあるアニメ。
大学3年にもなってスピーチでこの程度のアニメを語るのはどうか・・・ということで
私はほぼ0に近い点数をつけたものです。
そしてそのスピーチコンテストの批評で、彼を含め授業に出席してこない学生を名指し
して『おひさしぶりです』というメッセージを送りました。
恐らく、スピーチコンテスト始まって以来でしょうね。教師がそんなメッセージを送るのは。

よほどそのメッセージが効いたのか、彼はKさんの授業には出席をし始めました。
その折、私とKさんの3年生の授業が同じ時間に重なることがあったので、合同授業を
お願いしたことがあったのです。それで彼と漸く同じ教室になったのです。
そして私の最後の授業、既にあるクラスでは私の宿舎の部屋で授業を行っており
彼の所属するクラスも最後は私の部屋でパーティ形式で行いました。
ジャスコで買った日本のお菓子(あられ)を振舞ったところ、私の授業へは初参加の彼が
大いにはまったのですね。
そのときの彼は完全に私の通訳をしており、敬語もかなり使いこなしておりました。
卒業後に日本語能力試験1級を受験するという話だったので激励して送りました。

彼が1級合格の知らせをくれたのが昨年の今頃。
その後も忘れた頃に何かしらのメッセージを送ってくれていたのです。

今私はこちらのQQの日記で、日本語科以外の学生も内容が理解できるように
中国語で書き、そのあと日本語で記しています。
それについても、「どんな参考書よりもためになって面白い」という評価をくれました。
少々お世辞が過ぎますが、有難いものです。

彼が再び学生生活を始めるのは「孔子」の故郷として中国では有名な曲阜という
街にある大学です。中国的レベルで言うと4年制大学の下級クラスなのですが
昨年の編入試験から進学可能な大学がそのレベルだけになってしまったのですね。
あれほど日本語を操っているのに、進学できる大学がそのレベル、勿体無い話ですが
これも山東省の取り決めなので仕方なし。
就職してもなお、一念発起して再度勉強する気持ちを持った彼に心から祝福と
エールを送りたいと思っています。
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