外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

1年生に紹介の歌

2014年10月31日 | 日記
10月31日(金) 雨のち曇り

霧雨の朝でした。朝6時の気温は13度。
昨年はこの時期に中庭の水に氷が張ったような覚えがあるのですが、今年はまだですね。

今日の1年生の授業で日本の歌を紹介してみました。「若者たち」です。
例年この時期にはまだ歌は紹介しないのですが、この歌であればひらがなを読めるだけで
歌えるのではないかと考えたためです。

このクラスのご担当である主任の先生に紹介したい「ドラマの主題歌」があることを
お話ししたところ、先生の考えられていた歌と一致しました。

ドラマのオープニングを流し、「歌えそうですか?」と尋ねたところ、首を振る子が
多かったのですが、綺麗に歌えなくてもいいので曲に合わせて口を動かしてみるよう
話しましたら、なんとかついてきました。
初めて聴く曲ですからすぐに歌えるはずもありません。少しずつ慣れればいいのです。

外国の曲を歌えるようになるには相当な練習が必要です。
私が現在練習中の歌があるが非常に難しいと話すと皆知りたがるので、歌の名前を
紹介すると拍手喝さいが起きました(笑)
やはり中国人にも難しいと思われているようです。

残念だったのが、私がこちらで歌う中国語の十八番を誰も知らない。
「花」の中国語バージョンですが、世代で言うと彼らの親の世代、今や昔なのですね。
少しだけ歌うと、何となく聞き覚えがあるといった程度でした。

来学期になれば定番の「時の流れに身を任せ」を紹介する予定でいます。
まさか、これを知らないことはないだろうと思いますので。
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体育に見る太極拳

2014年10月30日 | 日記
10月30日(木) 雨

昨日の授業の後、宿舎近くの広場で珍しい光景を目にしました。
太極拳です。

中国で太極拳、当たり前の光景ではありますが、この団体は体育の授業です。
大学の体育の授業は球技等様々ありまして、太極拳もその一つなのですが、あまり
見ないのですね。

暫く様子を見ておりましたら、先生が近くにいらっしゃったので軽く挨拶をして
他の様式もできるのか尋ねてみましたら、できると。
というのも、この先生が教えていらっしゃる太極拳は楊式24式なのですが、どうにも
動きが可笑しい。一体誰に教わったのだろう(笑)
もちろん、この広大な中国、太極拳も色々な伝播の方法があると思いますので、様々な
動きになってもおかしくはないのですが、それにしても元の動きとは大きくかけ離れて
いるように見えました。

太極拳の動きは正面を向いているものから反対側を向いているものがあり、先生は
向きが変わるたびに立ち位置を移動するため、人数がそこそこいると結構な労力です。

私が参加して後方に立ち、模範になろうかとも考えたのですが、いきなり参加して
先生より滑らかな動きをするのも失礼かと思い直し自重しました(笑)

しかし、体が疼くというか。。。
どの学部のクラスなのかは分からないのですが、ここに外国人が参加するのも
交流の一つ?と考えれば、それもまた面白い。

来週先生の許可を得られれば参加してみようかなと。
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もう一つの組

2014年10月29日 | 日記
10月29日(水) 晴れ

昨日のコンテストから一夜明け、今日は優勝した2年生がいるクラスの授業でした。
念のため昨日のビデオを用意していきましたら、ある学生から見たいとの要望。
当該の学生の一人が、その場で演じてもいいよ、と話してはいたのですが
「昨日のようにはいかないと思うよ」と私が伝えたら、リーダーの子もビデオでいいと。
彼女らのやる気を削ぐわけではないのですが、昨晩のように舞台があり、会場の雰囲気も
高揚して気合が入る場面とのんびりした教室の中ではモチベーションが違ってきます。

案の定、実際にビデオを流すと出演した学生たちは恥ずかしそうに手で顔を覆って
いました。
恥ずかしがるのは分かりますが、実際とても素晴らしかったので、賞賛しましたら
なんとか手が解けました(笑)

もう一つの組、残念ながら予選落ちした学生から嬉しくも儚い話を聞きました。
予選を突破した後で私に知らせて驚かせようと思ったのだそうです。
彼女らもまた相当な時間を練習に費やしたようでとても悔しがっていました。
演じ終わった後、審査員役の4年生から高評価を貰ったそうなのですが、いかんせん
狭き門です。
できるなら彼女たちの作品も見たい気持ちはありましたが、終わってしまった後に
見せてもらうのも可哀そうですから、気持ちを切り替えてもらって、次の外国語劇に
力を合わせて頑張ってもらいたいものです。
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入賞どころか

2014年10月28日 | 日記
10月28日(火) 晴れ

今夜は少々興奮気味です。
コンテストの決勝に進出した学生たちが見事に優勝しました。

なんとか入賞してくれれば、なんてのは私の甘い考えで、この一週間の彼女らの努力は
想像を遥かに超えていましたね。完全に脱帽です。

予選に出場したのが40組いたそうです。決勝に残ったのは10組。
彼女らの出番は2番目。
後になるほど有利だとは思うのですが、しっかりと残りました。

始まりから先週見た練習とは明らかな違いを感じました。
細かいセリフまでしっかりと発声していまして、途中からは驚きの連続でしたね。
終わりを待たずに拍手し、Beautiful perfect と声に出しましたら、横にいた英語教師が
「yeah」と反応してくれました。
審査員は5人、日本語が分かるのは私だけ。
彼女らの素晴らしさを認識させるために、敢えて発した声です。
私はもちろん満点をつけました。
配音大会
コンテストが終わった後、彼女らの話を聞きましたら、リーダー役の学生、クラスで
トップクラスの子の要求が高いのだと言っていました。妥協をしない子ですね。
普段の授業からそれは知っていたのですが、周りの子が彼女についていったのです。

今学期はあと外国語劇があります。
再び彼女がリーダーになって、惜しくもこのコンテストで予選通過できなかった組の
学生と一緒に挑戦するそうです。
今から楽しみです。
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2014年10月27日 | 日記
10月27日(月) 晴れ

一昨日は暑く、昨日は寒くなり、今日は少し落ち着きました。

先週の水曜日の授業の後に声優の練習をした2年生から週末に連絡がありました。
「予選通過」とのこと。
出来はかなりいい方だと思っていましたので、まずは一安心です。
ただ、残念ながら同じクラスからもう一組出場したのですが、敗退したそうです。
どちらの組もカレーに招待した学生たち。
残念ですが、果敢にチャレンジしていたことはとても嬉しい事です。

明日の夜に本番が行われ、同時に決勝となります。
私は審査員として参加します。

昨年は「コナン」を披露した現3年生が2位に入賞しました。
こちらでも大人気ですので、かなり好印象だったようです。

今年は「千と千尋」、ジブリもまた大人気ですので、期待値は高いですね。
もちろん、出場する学生のレベルの高さもありますが、彼女らが再び上位入賞する
ことになれば現1年生には中国でも人気のアニメを題材にするよう提案しようと
考えています。
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三度目にして

2014年10月26日 | 日記
10月26日(日) 晴れ

誘い3度目にして漸く4年生を招待できました。
しかし、ここまでかかったのが却って幸いだったと言いますか、先日カラオケで一緒
だった学生も招いて楽しく過ごせました。

国慶節に観光地を案内してくれた女の子は朝から何も食べずカレーを期待してくれて
いたそうで、最初にお替りしてくれました。
皆一度ずつお替りして、「もう食べられない」と満足していました。

4年生は来学期から就職活動⇒実習期間に入る学生と大学院受験の準備に入る学生に
分かれるのですが、いずれにしても今学期中に招待しておかないと集まれる機会が
大幅に減ります。
今学期も半分が過ぎようとしているので、後はどの組を招待するか考えどころです。
基本的には日本語で会話ができる学生及びN1N2の合格者。

そうやって絞るとあまり多くないのが現状なんですけどね。
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ある有名歌手に似た先生と

2014年10月25日 | 日記
10月25日(土) 晴れ

昼に買い物に行こうと外気温を確認したら、温度計の表示が40度に迫ろうとして
おりました。温度計に直接日が当たるのでそんな表示になってしまうのですが、携帯の
天気予報を見ても気温が29度。多分、30度には達していたと思います。
夏再びですね。

さて、昨日は授業が終わった後、1年生の授業でアシスタントをお願いしている4年生の
女子学生の彼氏の招待で昼食とカラオケに行ってまいりました。
きっかけは広島大学の留学試験説明会に付き添って北京に行ったとき、
「新しい彼氏ができました」と写真を見せてもらい、その相手がなかなかハンサムで
私が好きな歌手に似ていることから、私が是非カラオケで歌ってみたいと思っていた
その歌手の歌を是非歌ってもらいたいと冗談で話したことによるものです。

実は「彼氏」と言いつつ、相手は女性。
日本で言えばボーイッシュとでも言いましょうか、身なりや振る舞いは完全に男性です。
濰坊にいた頃も仲良くしていた濰坊学院の学生グループに同様の学生がいて、慣れて
しまっているのでこの4年生から話を聞いた時も特に驚きはありませんでした。
女性的な細やかな心配りや優しさを持つ格好いい男性ですね。

「彼氏」は彼女がアルバイトで英語教師をしている学校のボスで、数学教師です。

実物はあまり似ていなかったのですが(笑)対象の歌手は京劇役者、日本で言う歌舞伎役者で
男性の声と女性の声を使い分けて歌う歌手です。その女性の声が半端ない。
女性でも出すのが難しいくらいの高音です。
この先生はハスキーボイスで高音は全くダメでしたが歌は上手でした。
学生の方が歌があまり上手ではなく、かなり突っ込まれていましたね。

この先生は平日は夕方から仕事の為、先にお帰りになり、そのあと学生のルームメイトが
参加してきました。4年生は私の担当の授業がないので、あまり会うことがなく、久々に
ゆっくりと話をしました。

私は結局カラオケに5時間ほどいたことになります。
結構疲れましたが、とても貴重な時間をいただいたものと思っています。
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英語コーナー参加にて

2014年10月23日 | 日記
10月23日(木) 晴れ

英語教師が毎週駆り出されるEnglish Cornerに今学期初めて参加してきました。
日本語科の2年生と3年生にも興味があったら参加するよう促していたのですが
会場を訪れて唖然、とてつもない人数でした。
用意されていた椅子では足りず、立っている学生が大勢。
先学期は英語教師がそこそこいたので、4人体制だったのが、今学期からは二人。
日本語科の学生には英語教師と交流するチャンスと話したのですが、個別に話をする
のはかなり大変ですね。

会場にいるのは英語科の学生が多いのですが、中には第二外国語に日本語を選択して
いる学生もいて、フリートークの時間には私も数人の学生の相手をしました。
習ったばかりの日本語で自己紹介をしてくる姿はとても可愛いです。

11月から日本語コーナー開設を考えているのですが、こういう学生も参加できる
ような空間づくりができたら、と考えています。

実現できるかどうかはまだまだ分かりませんが。。
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コンテストへ向けて

2014年10月23日 | 日記
10月22日(水) 晴れ

昨日一昨日は長袖シャツを着て出たのですが、今日はまたポロシャツに戻りました。
部屋の窓に立てかけてある温度計が30度でした。
実際はそれほど暑くはありませんでしたが。

さて、今日は2年生の授業が午後に。授業が終わった後、学生の練習に付き合いました。
中国語では「配音」。無声の動画にセリフをつけるものです。
昔のトーキーの声優のようなものですね。
そのコンテストが週末から来週にかけて予選と決勝が実施されるそうです。

彼女らが選んだ題材は「千と千尋の神隠し」、こちらでも人気の作品です。
私も一度映画館で観ているのですが、すっかり忘れておりましたね。
しかし改めて観ていると絵の細やかさに驚かされます。

彼女らは5人のメンバーで約8分間セリフを入れておりました。
初めから中盤までは若干心もとないものの、中盤から終わりまではクラスでトップと
言ってもいい女の子が担当しており、いい余韻を残したまま終わります。

日本語を理解する審査員は少ないものと思われますが、この様子なら上位が期待できる
ものと楽しみですね。
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不思議な規則

2014年10月21日 | 日記
10月21日(火) 曇り

1年生の授業が漸く五十音が終わったようで、今日から本文に入っていったのですが、
昨年同様、総合で使っている教科書の復習をしようとしましたら、なんだか難しそうな
内容。
文章の中に「ガールフレンド」なんて言葉が出てきます。
通常外国語を学ぶ場合、私、あなた、家族、友人と来るものですが、何なんでしょう
この跳び具合。
この学校の日本語科は総合の教科書選びに迷走しており、現在の3年生が新入生の頃から
色々なテキストを試しているのですが、どうもしっくり来ないというか。
出版社が北京大学のものなので、名前だけは素晴らしいと思うものの、先学期私の
新聞記事の授業で使用したテキストも北京大学のもので、内容はそこそこ面白いものの
誤字脱字が当たり前という状態でした。

既に使い始めていますから、今さら変更は不可能ですが、中国のテキスト、まともな
物がないですね。

さて、今日は偶然にも学生から驚きの事実を聞きました。
「パソコン所有禁止」
もちろん、学生が持つ携帯電話は全てスマートフォンですから、WIFIを使ってネット
閲覧は可能ですが、この時代にパソコンを禁止するとは、どういう感覚なのか。
たしかに上級生の中にはパソコンを使ったオンラインゲームにはまる学生もいますが
ゲームといえばスマホでも日本で以前流行ったぷよぷよのようなゲームを学生が楽しんで
いますので、あまり効果はないものと思うのですよね。

却って、見てほしいドラマをあんな小さな画面で見ることが心配になりますね。
目の疲れが半端ではないはずです。

どこまでも理解不可能な大学です。
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