外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

化学を教える学生

2014年06月22日 | 日記
6月22日(日) 晴れ

中国に来てからというもの、牛乳ではなく豆乳を飲むことが増えました。
理由は学食で提供されているのが豆乳で、非常に安価なのですね。
前の学校で豆乳に慣れてから帰国しても豆乳を飲んでいます。

この学校でも豆乳を購入しているのですが、朝食で利用する学食が週末に豆乳を提供
しないため、先週から週末の朝食は別の学食を利用しています。
文系の学生寮の近くの学食で、学生と食事をする時はいつもこの食堂を利用しています。
今朝たまたま1年生二人にバッタリと出会いました。
週末朝の6時半、ほとんどの学生はまだ寝ている時間です。

早いね!と声をかけたらアルバイトがあるのだと。
週末だけの先生の仕事をしているのだとか。
教える科目が「化学」。
「英語」を家庭教師で教えている学生は数人いますが、理系科目を教える学生は初めて。
少々驚きましたが、元々理工系で名のある大学ですから、理系を目指していたのに
試験の点数が足りず外国語学部に振り分けられた学生も多いので、こういう学生が
いるのも不思議ではないのです。

そういえば私も、高校まではどちらかと言うと理数系科目の方が好きでした。
国語は得意科目でしたが、英語はあまり、社会については大の苦手。
理科は大好き、数学も好きだったのが、基礎解析・代数幾何の頃にクラス崩壊になり
3年生になって数学は捨てて日本史を選択したものです。
今では完全に文系の人間になっていますね(笑)

私が予備校時代に授業を受けた日本史の先生が当時「代ゼミ」の有名講師でした。
日本史を選択した割にはやはり日本史が苦手だったのですが、先生の授業に夢中になり
半年後には日本史の偏差値が英語と国語を超えました。
高校卒業時には考えもしなかった六大学を目指すきっかけになった先生です。
その先生も大学時代の専攻は理系だったそうで、驚いたのを今でも覚えています。
理系からの文転は、逆よりも比較的易しいようですね。

この学生は私の試験は満点に近い点数でした。
今後の成長に期待したいですね。
コメント
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