外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

博多ラーメン店で広島つけ麺

2016年07月26日 | 日記

7月26日(火) 晴れのち曇り

私の教え子が甘粛省出身、中国では「蘭州ラーメン」で有名な地方なもので、
夕食にラーメン屋に連れていきました。


辛いものが食べたいというのでメニューにあった広島つけ麺の一番辛いのを
紹介したのですが、それでも「あまり・・・」だそうで。
試しに私が口にしたら、むせました。

彼と行動を共にしている3人の学生は四川省成都から。
3人の会話の発音がなんとなく広東語っぽいので、四川と聞いていながら
広東省か香港かと勘違いしてしまいました。
教え子も彼らの会話を全く理解できないのだそうです。

前にいた街の年配の方の言葉も他の街から来た学生にはほぼ理解できないと
聞きますので、その方言と訛たるや日本の標準語vs方言というレベル
ではなさそうですね。

白い服の女の子が「食べきれなかったらどうしよう」と心配しながら
博多ラーメンと唐揚げ、焼き餃子を「美味しい!」とペロリ。
気持ちのいい食べっぷりです。

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引き出し不可?

2016年07月23日 | 日記

7月23日(土) 晴れ

広島大学の研修に参加中の南京の学生が現金を引き出したいというので昨日ランチの後郵便局へ行きました。

中国人の爆買いですっかり有名になった銀聯(英語名:Union Pay)、中国の普通のキャッシュカードに
必ず付帯してくるデビット決済機能ですね。ATMで現金を引き出すこともできます。

ところが、、郵便局のATMで引き出そうとしたところ「残高不足」の表示。
彼によると少なくとも30万円分はあると。
もう一度試すもやはり同様。
午後の講義が終わった後でセブンイレブンに行くよう促しました。

私も今日あちらのキャッシュカードでいくらか日本円を用立てしたいと思いセブンイレブンで引き出そうと
試みたのですが、残高照会で「0円」の表示でした。
中国に行って最初に開いた口座でここ5年くらい何もしていないのですが、少なくとも1万元はあるはず。
使っているカードは彼と同じ中国ではおそらく一番有名な銀行のカードです。

中国でも爆買いという言葉が有名になり、当局が上海などの国際空港で課税を強化したり海外で引き出せる
金額を制限したりという話は知っていますが、まさか引き出しそのものをさせないなんてことが・・・
あの政府なら何をしても不思議ではないですが。

昨年までは20万円くらいなら平気で引き出せたのですが、今はどのATMでも一度の限度額が5万円だ
そうで、当局のなりふり構わぬ政策があからさまになっていますね。

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広島大学研修初日

2016年07月22日 | 日記

7月22日(金) 晴れ

広島大学の日本語文化研修が始まりました。
今回も教え子が一人参加です。

早速今日初日のランチを共にしました。
「誰か友達できた?」と尋ねましたら、南京の大学から来た学生と一緒に行動していると。
その彼も友人と一緒に来る予定が、その友人のビザが取得不可になってしまい一人で
来ることになったそうです。何はともあれ友人ができて何よりです。

一緒に学食に行きましたら「先生お久しぶりです」と後ろから声をかけられました。
声の主は微かに見覚えはあるものの、誰だったか覚えていない女子学生。
濰坊時代に仲良くしていた濰坊学院の日本語科の学生のルームメイトだったそうです。
今は北京にある有名な外語系の大学の大学院生なのだと。

先週さいたま市で濰坊学院の卒業生とランチを共にしたばかり、まさか広島大学で
ルームメイトと出会うとは、不思議な縁ですね。

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担当科目

2016年07月16日 | 日記

7月16日(土) 晴れ

水曜日に卒業証明書を仲介会社に送信した際に新学期の担当科目を尋ねたのですが返答なし。
これが3度目の問い合わせなんですよね。
業を煮やして木曜日に空港での搭乗待ち時間に日本語科の先生に直接尋ねました。
学校を見学した際に案内してくれた学生に日本語科主任の連絡先を尋ね、主任から外教を担当
されている先生の連絡先を教わり漸く聞き出せました。
すると、その動きが仲介会社に伝わったのか金曜日に「担当科目については・・」と
外教担当の先生のメールアドレスを送ってきました。行動が遅い。

現状で決まっているのは2年生の会話と4年生の「日本語貿易実務」だそうです。
貿易実務は過去に担当したことがありませんが、以前僅か半年ながら、ある航空貨物の会社で
輸出事務のアシスタントをしたことがあります。随分前のことですので用語等忘れていますが
これを機会に勉強しなおそうとアマゾンで本を発注しました。

以前は貿易に関する資格と言えば通関士でしたが、今では貿易実務検定もあるのですね。
これから始めてどのくらいのレベルに達するか分かりませんが、私自身も受験するつもりで
勉強します。

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留学先

2016年07月15日 | 日記

7月16日(土) 晴れ

昨日夕方の飛行機で広島に帰ってきました。
上空があまりいい天気とは言えず、搭乗機が遅れた上に滑走路混雑もあって出発が約1時間遅れ。
離陸してからも乱気流に飲み込まれかなり揺れました。
しかし雲を抜けてからの景色は晴天とはまた違う綺麗な雲海を見ることができました。

さて、一昨日の昼、大使館での受け取りを終えてからさいたま市の浦和へと向かいました。
濰坊時代に仲良くしていた濰坊学院の日本語科の学生がさいたま市の大学院に在籍しており
2年ぶりでしょうか、再会しました。

彼女達のグループと知り合ったのは11年の冬だったと記憶しています。
12月のJLPTの会場で知り合った彼女のクラスメートの会話力が素晴らしく、そのクラスメートは
2年次の12月でN2に7月にN1に余裕合格したのですが、彼女も受験はしなかったものの
同じくらいの会話力を持っていました。
今回の再会ではかなり自然に会話している感がありました。

ランチの場所は私のお勧めで。
浦和では有名だという話のイタリアンのお店。


さいたま市在住の頃通っていたスポーツクラブの仲良しの方々との食事会に利用していたお店です。
私はパスタを食べようと思っていたのですが、彼女が肉料理を注文したので魚を注文しました。
中国式シェアです。

前菜に出てきたサラダを見て懐かしくなりました。
このお店のドレッシングは自家製で、その味に惚れたメンバーの一人が食事会ごとにドレッシングを
単品購入されていたほどです。

彼女の話だと濰坊学院の教師と彼女が入学した日本語学校の職員が知り合いだそうで、彼女の先輩も
後輩も同じ日本語学校に在籍したのだとか。
最寄駅が埼京線の各駅停車しか停まらないという、どちらかというと交通の便はあまり良くない場所
ではありますが、その分京浜東北線沿線よりは家賃がぐっと下がるので留学生にはいい場所です。

淄博の学校では大阪の大学を卒業された先生の紹介で多くの学生が兵庫県の日本語学校に進みました。
私としては自身が関東で過ごしてきたということもあるのですが、国立も私立も名の通った学校が
多いので選択肢の多さを考えても関東の方がいいと思っています。
3年生には広島大学と関東の大学を紹介したので今後増えるとうれしいのですけどね。

 

 

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愛情

2016年07月13日 | 日記

7月13日(水) 曇り時々雨

面倒な手続きファーストステージが今日終わりました。
卒業証明書の裏に認証が貼ってあるのですが、これで5000円も取るとは、まさにお役所
仕事ですね。

コンビニでスキャンし画像をメモリに保存してホテルに戻りPCで仲介会社に送信しました。
この後は泰安の外専局から発行される工作許可証が大学から送られてくるのを待ちます。
1ケ月ほどかかるという話です。
次回上京するのはおそらく8月ですね。

この卒業証明書がなければ工作許可証が発行されないということだったので、此度は
急ぎましたが、「取得してしまえばあとは出国を待つばかり」になる就労ビザ申請は
早いことに越したことはないにせよ、焦らずに行きたいものです。

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高い手数料

2016年07月12日 | 日記

7月12日(火) 晴れ

手続き二日目
今日は外務省で公印を押してもらった卒業証明書を受け取り中国大使館領事館へ。

領事館の中は狭いということもありますが、とても混んでいました。
ビザ申請が3階、認証が2階、この2階はほぼ中国人と見ました。
窓口が6つありそのうち5つが開いていまして、番号札の番号を呼ぶ機械の声以外の
声は全て中国語だったように思えます。

「15日でいいですか?」との質問に
「明日にしてください」と返答。
通常は申請後3日後の受け取りですが、追加料金3000円を払えば翌日引き渡しが可能
になります。
今回はこの書面がないと招聘状が発行されないので、急ぎます。
認証手数料と急ぎ手数料で8000円です。
高いですが仕方がありません。中国では金がないと何も動かない、その象徴ですね。

明日何事もなく終わることを祈っています。

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面倒な手続き開始

2016年07月11日 | 日記

7月11日(月) 晴れ

午前中に母校→外務省に行ってきました。
母校は私が卒業した後新しいビルが建ったのですが学部事務室がその中にあるので
隔世の感がありました。まさに浦島太郎状態。
夏になると蒸し風呂になったあの古い教室はどこへやら、です。

卒業証明書を発行してもらい、地下鉄で霞が関へ。
霞が関にある機関に入るのはこれが初めてだと思いますので若干緊張しましたが
領事部は非常に簡素な造りで拍子抜けしました。
街にある携帯電話ショップの方が大きいのではないかと。
窓口もガラスで仕切ってあるだけで、端末はなく、必要最低限の事務用品しかない。

私の手続きは書面に公印をもらうだけですが、翌日渡しなので今日は引換証を
もらっただけ。
明日公印を押印してもらった証明書を受け取り中国大使館に持っていきます。

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再会

2016年07月10日 | 日記

7月10日(日) 晴れ

1年ぶりの東京です。
今回も広島空港からスプリングジャパン(春秋航空日本)を利用し成田まで来ました。
東京を離れてからというもの、成田を利用することがなくなったと思っていましたが
まさかこんな形で戻ってくるとは、と思ったのが昨年。航空会社は全日空が好きなので
羽田に降りたいのが本音ですが、懐具合上そうも行きません。

さて、今日は同僚の先生と再会しました。
昨年の秋から今年の春にかけて日本で通院されており、手術を受けられました。
術後の経過は良好とのことで8月から仕事に復帰してもよい、という医師の許可を得た
そうです。
昨年日本に戻られる際に外事部の担当から「復帰を待っている」という言葉が
あったそうで状況を逐一報告されていたそうですが、私が契約を切られた頃にもまだ
継続可否の話はなかったようです。
使用されていた宿舎の部屋は今は短期雇用の外教に提供されており、先生が残して
おいたという荷物はT先生を案内した時にはどこにも見当たりませんでした。
話を聞けば聞くほど恐ろしくなります。

赴任の1年目の1学期から「このまま続けます?」と相談しあっていたのですが、
昨年の更新時は「どこか他の学校に移りたい」と口にされていました。
私が残ることを決めたため、道連れにした形になってしまいました。
あの時後押しした方が良かったのかと少しばかり悔やまれます。
あとは早期に学校を見つけられることを祈るばかりです。

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社会人大学院

2016年07月09日 | 日記

7月9日(土) 雨のち晴れ

広島大学のオープンキャンパスなるものに参加しました。
大学院の中では珍しく社会人向けに開講されている研究科です。

「社会学研究科マネジメント専攻」の説明会。
話を聞きに来ていたのもほぼ社会人の方々でした。

あまり大学院には興味が無かったのですが、大学の中で仕事をしていると中国人教師は
当然のように修士は終えているので学士だけで来ていることに若干引け目を感じること
があります。
次の学校にお世話になるとして、2~3年後に帰国した後挑戦してみようかと話を
聞きに行ったのですが、経済面や体力面で不安が出てきました。若くはないですからね。

その反面、この専攻には僅かながら留学生がいることを知り、そちらに興味を持ちました。
在学生のほとんどが日中仕事をしていらっしゃる社会人の方、つまりほぼ日本人です。
他大学の状況は詳しく分かりませんが、私が知り合った広島大学大学院の留学生が所属
する研究科の学生構成はほぼ中国人留学生。つまり日本の大学にいながら中国の大学に
いるのとあまり変わらない状態、ただ使用言語が日本語というだけ。
この専攻なら周りが日本人でしかも実際に仕事をされている生きた教材です。

日本で、もしくは中国の日系企業で働きたいと思っている学生には興味をそそる分野では
ないかと思い至りました。
新たに紹介してみましょうかね。

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