外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

風邪とパーティー

2011年12月31日 | 日記
12月31日(土) 曇り

どうやら今学期に入って3度目の風邪を引いたらしく、早朝から咳と喉の渇きで
目が覚めていました。おおかた授業が終わって安心してしまったのかも。
とはいえ、明日は臨時講師ですから気合を入れなおさなければいけないのですが
一度体の中に入ってきたものは簡単には去ってくれないですね。
午前中は薬を飲んで休んでいたので静かだったものの、明日の授業の準備を始め
夜のパーティーになる頃には咳が止まらなくなりました。

今学期風邪を引く度に日本から持ってきた白いマスクを着用しているので、今日も
一目で風邪を引いてしまったことを理解してもらい、酒もビール一杯で勘弁して
もらいました。
今日のパーティーもそれぞれが料理した物を持ち寄る形式のものだったのですが
主任が学生を呼んできて鍋料理を作らせたのですね。こちらでは【火鍋】という
料理、日本語に翻訳すると「しゃぶしゃぶ」なのだそうです。
すこし味付けしただしの中にごっそりと肉を入れ、煮えてきた頃に野菜を入れる。
それをごまだれのようなものにつけて食べる。
単純に【鍋】料理です。特にしゃぶしゃぶなんて翻訳する必要がないほど単純な
鍋料理ですね。

私は年越しですから京風だしでうどんを考えたのですが、あの薄味がこの山東の
人間には合わないと考え、カレーを作りごはんとうどんの両方を準備しました。
結局うどんはまるで使うことなく、無駄にしてしまいましたが、カレーは変わらず
人気で、ある先生が旦那がまだ食べたことがないから、と持ち帰りました。
そこまでしてもらうと嬉しいですね。

3年連続で中国で迎える大晦日と元旦、年越しそばから紅白歌合戦、除夜の鐘、
新年の挨拶という日本の慌しさから比べると静かな夜です。
しかし昨年も今年も団欒を楽しめましたので、有難く思っています。

今年1年、このブログをご覧頂きまして誠にありがとうございました。

皆様が良き新年を迎えられますこと心よりお祈り申し上げます。
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静かに終わった3年生の授業

2011年12月30日 | 日記
12月30日(金) 曇り

今日で3年生の授業は終了なのですが、これといった感慨はなくなっていました。
午前中にたけしが部屋に来まして、軍隊に入る為に先に学校を離れた学生二人の
「成績認定」をして欲しいと書類を持ってきたのですね。
2人分の成績を書かなければいけないのですが、3年生には成績をつけないこと
になっていますから、何も用意していない。しかもそこには学分(単位)の記入欄
もあって、私は私の授業がいくつなのか知らない。
昼までには提出しなければいけないというので、適当に数字を書き込みました。
一人は日本で言う学級委員長で勉強もそこそこ頑張っていた学生、もう一人は
クラスでも寮でもトラブルメーカー。正直後者の学生はマイナスにしたいところ
ですが、最低でも60点は必要ということでその通りにしておきました。
こういうのを見ているとますます中国人学生の成績なんてどこまで信用して
いいのか分からなくなりますね。

その際に午前の杜先生の授業で出席者がわずか4人しかいなかったことを聞かされ
午後の私の授業ならもっと減るかな、と。

実際の出席者は7人。杜先生の授業より少し割り増しに(笑
先日最終回を迎えたあるドラマを見せることは昨日話しておきました。
試験も実施しませんから、今更新しい会話を勉強させるよりは何か次に繋がるもの
がないかと思い、この冬日本で人気になったドラマの第一話を紹介しておけば
気に入った場合、それぞれが自分で見るだろうと。

この7人の中で少なくとも今後1年は日本語と関わる可能性があるのは2人。
その他の学生は運良ければ対日貿易か日本関連の仕事に就けるかもしれない。

いつか縁があって再会した場合、日本語で会話できるのかな?
そう思うと少し寂しさがありましたね。
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まさか・・・元旦の臨時講師

2011年12月30日 | 日記
12月29日(木) 晴れ

昨日夕方、お調子者の劉揚と学食とバッタリと出会い、食事を共にしました。
「明日は絶対に(must)太極拳に行きます」と言うので、
『君のmustはmightよりも可能性が低いね』と冗談で切り返しましたら本当に
今朝やってきました。
その上今日は周と劉先生と劉先生のお嫁さんまでもが参加し5人での太極拳。
こんな人数何週間ぶりでしょうね。。

今週も残り1日といよいよ年の瀬ですが、この3連休はいずれもパーティーの
予定が入っており、忙しくも楽しみにしています。
そんな中、研修派遣の会社から電話が入りました。
元旦の日の午前中に授業をして欲しい、と。
なんでも日本の企業の方が面接をしにいらっしゃるのだとか。
日本人が授業をしているところを見学する、という私が初めてそこで臨時講師を
やった同じ状況の依頼なのですが、まさか日曜日それも元旦の日にね。
ましてや日本人です、インフラなどのサービス業で出勤ならまだしも、他の日に
実施しても特に問題がなさそうな案件でわざわざここまで来るとは・・・。

元旦の日は雪と芳と外部から私の授業に参加している人が鍋料理を作ってくれる
ことになっており、断りたかったのですが、その会社が他に頼む当てが無い事も
重々分かっていることなので、雪に相談して開始時間を少し遅らせ、授業の方は
依頼の時間よりも少し早めに終わることで決着させました。

おそらく見学される時間は長くても3分程度。その為にこちらは時間に追われる
ことになります。
KYという言葉は嫌いな言葉の一つですが、この日本の会社には投げかけたい
気分ですね。
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ビザ更新

2011年12月28日 | 日記
12月28日(水) 晴れ

週末に学校に帰ってきた孫は週明けにまた家に帰ったのですが、結婚式を終え少し
落ち着いた感のある劉先生がここのところ毎朝グラウンドに姿を見せています。
たった二人の太極拳ですが、それでも誰かが一緒にいるというのは嬉しいものですね。

今日は午前中にビザ更新の為公安へ。
韓国人教師も前回半年の更新だったようで一緒に。今回もまた半年ですが。
これで3回目の更新ですから慣れたものです。とはいえ、我々外教は書類にサイン
をして写真を撮られること以外は何もしませんが。

昨日急遽作ってアメリカ人教師の二人と韓国人教師からも同意のサインをもらった
学長への上申書は外事主任に渡しておきました。
外事主任は全員のサインがあることに笑っていましたが、快く引き受けてくれました。
3年生に残された時間は僅か、気持ちが通じると嬉しいですね。
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編入試験受験者のために

2011年12月27日 | 日記
12月27日(火) 晴れ

今学期が終わるまであと2週間となりました。
遅い始まりと例年にない早い春節のせいか短い今学期ですが、それを考えても
時の流れの速さを感じます。

この時期になると3年生の中には専升本、日本で言う4年制大学への編入試験に
備える学生がいます。
一昨年、昨年も日本語科から数人の学生が試験に合格し編入しました。
たけし曰く、外国語系は比較的編入しやすいのだそうです。
毎年平均合格率が20~25%なのだとか。
しかし、これが会計やコンピュータ系になるとぐっと低くなり、良くて3%
中には1%にも満たない専門があるそうです。
昨年末に尤が挑戦するも不合格だったのは、非常に狭き門だったためなのですね。

1年生当時は日本の4年制大学へ留学希望だったたけしも、私や同僚から話を聞く
うちに学費の高さを考え、まずは山東省内の4年制大学に編入卒業し日本の大学院
を目指す方向に目標を切り替えました。私もそれがいいと思っています。

その編入試験、一昨年度は1月中、昨年度は12月に実施されたのですが、今年度
は春節が早いという理由で先延ばしになり情報によると4月頃までずれ込むという
話になっているのです。

昨年は新学期当初から3年生が正式な卒業になる6月頃まで校内に留まってもいい
という通知があったのですが、今年は1学期終了後に退去することが決定されて
いるようです。
つまり編入試験希望の学生も強制的に学校を離れなければいけないのですね。

たけしは維坊に残って勉強を続けようとしており、担任の先生に在留の許可を
得ようと相談したのですがあっけなく拒否され、私も先日招待された語学学校の
校長にアルバイト採用の相談はしたのですが、可否は来学期になってみないと
分かりません。

そこで、ある試みが頭の中に浮かびました。
【学長に直接相談するかな・・・】

担任レベルの教師では学校の決定に従わざるを得ないですし、他の教師はなおさら
学校側に口出しできる権限はありません。
ならば、私が知りうるそして認識してもらっている最高決裁者の学長に話を持ち
かけてみるか。

直接の連絡方法は知らないまでも、外事主任なら他の教師よりも学長により近い
位置にいるはずなので、直に話せなくても手紙を渡してもらうことくらいは
できるのではないか。

簡潔に上申書を書き、それを同僚の先生に中国語に翻訳してもらいました。
更にはそれを英訳してマークに内容を読んでもらい同意なら、と彼ら二人と
韓国人教師の署名も添えました。

明日急遽ビザ更新の為外事主任と共に公安に行くことになったので、学長に渡して
もらうか直接私から渡せる機会をいただける様にお願いするつもりです。
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はっきりしない年末年始の日程

2011年12月26日 | 日記
12月26日(月) 晴れ

2年生の実習週が始まり、今週の私の授業はいつもの3分の1に。
3年生の授業が木金なのですが、たけしが言うには金曜日の午後から休みです、と。
しかし杜先生に確認すると、まだ決定ではないようで。
どうやら新年休みに向けて金曜日の午後から帰省する学生が多いようです。
だから暗黙の了解で「休みにしましょう」という意図。

昨年末もそうでした。大晦日の日には指折り数える程度の学生数でしたね。
その際に1学期の皆勤者を表彰しようとしたら、悉く帰省中だったため、出席した
学生にプレゼントしたものです。
今年はどうしましょうかね。。あくまでも仕事として貫きますかね。

それにしても大晦日と元旦は日本では1年中で最大と言ってもいい行事ですが、
中国では新年はあくまでも春節ですので、さほど大掛かりな物ではないのに
現地にいる日本人が仕事をして中国人が休むとは、腑に落ちませんね。。
冗談はさておき。。

先月のカレーパーティーで、比較的真面目な学生が多いグループの子が、再び
餃子を作ってくれるという話になり、残りの期間で日程調整をしたのですが
来週の月曜日がいいと。
月曜日は5時半まで授業、彼女たちは授業がないのか、と思いきや
「新年休みは2日までですよ」と。
これも杜先生に確認しましたら決定事項ではないようで。

どちらが正しいのか、通常なら教師を信用したいところですが、学生の場合は
担任という肩書きの学生を管理する教師からの伝達である場合が多いので
(たけしや男子学生のような自己都合を除いては)正確である可能性が高い。

いつものことですが、学生が教えてくれなければ、前日になって翌日休みなどと
通知が来る。
そういえば、今年に入ってからは何か大きな行事が近づくと授業の際に学生に
確認しているような気がしていますね。
中国にいて染まりたくない習慣の一つです。
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内モンゴル式焼肉

2011年12月25日 | 日記
12月25日(日) 晴れ

昨夜太極拳仲間の孫から学校に帰ってきたとの連絡があり、今朝は久しぶりに
劉先生を含め3人での太極拳となりました。
野球の世界ではMLBの表現を真似て1日に2安打することをマルチヒットと
言いますが、3安打以上を意味する猛打賞はなかなか難しい。
例えはまるで違いますが、久しぶりの3人というのはこの時期は非常に難しい。
先学期から今学期の11月頃までは10人に到達するかどうかという状況でした
からまるで違いますね。懐かしくなりました。

昨日2年生二人からプレゼントを貰った後、たけしを派出所に迎えに行き、夜には
知り合いの語学学校の校長先生からの招待でその学校の食事会に伺いました。
ネットで予約したという内モンゴル式の焼肉のお店でした。

こちらで焼肉というとだいたいが羊肉、初めは少し抵抗がありましたが、今では
完全に慣れました。というのが維坊で食べていた焼肉は香辛料をやたらをかけて
いるので辛いか香辛料臭いかのどちらかで肉の味が分からなかったのです。
ある時元同僚から新疆ウイグル系の焼肉を紹介されて、その美味しさを知りました。

こちらの校長先生は内モンゴルのご出身だそうで、その料理を披露したいとの
ことで楽しみにしておりました。
まず卓にあるナイフとフォークを見て驚き、今までに見たことの無い形状です。

そして目の前に足一本分の肉が。

この肉を焙りながらこの長いナイフとフォークで好き好きに肉を削りながら食べる
のだそうです。なかなか豪快な食べ方と思いきや、この校長先生曰く
「本場は羊丸ごと一匹ですよ」と。
その場にいたメンバーでは食べきれる量だとは思えませんが、見てみたいものです。

しかしこの肉も4人で一本では足りず、もう一つ追加していました。
ひょっとしたら草野球をしていた頃のメンバーだったら一匹食べられるかも
しれないですね。
年齢が年齢ですから、途中から野菜を食べておりましたが、20代のあの頃に
出会ったみたかった料理ではあります。
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イブに派出所行き

2011年12月25日 | 日記
12月24日(土) 晴れ

クリスマスイブも何のその、と朝から聴力の試験問題を作っておりました。
最近パワーポイントで音声を入れる方法が分かったので、少々勇気が要りますが
試験で使ってみようと思っているのですね。実践がいきなり試験だから、何か
ハプニングがあるやもしれません。

昼に雪と芳がクリスマスのリンゴを持ってきてくれたので、私も日本から持って
お土産をプレゼントに渡し、しばし楽しんでおりましたら、たけしから電話が。

たけしも彼女と一緒に私の部屋に来るのかと思いきや、雰囲気が違う。
「リンチされて警察にいます。保釈金に3千元いるのですがお願いできませんか」
イブに何だ?リンチされて警察?何故にされた本人が保釈金がいるのだ?
一瞬昨年あたりから中国でも問題になっている振り込め詐欺かと思ったのですが
本人からの電話ではそれもあり得ない。
ただ、その金がないと警察から解放されないというので持って行く事に。
場所が詳しく分からないので雪と芳に一緒に来てもらうことにしました。

3千元、今のレートからすれば3万6千円くらいですから、日本での金額なら
示談金にもならないような金額ですが、こちらだとそこそこの大金です。

駅近くの派出所で本人に現金を渡し、解放されたのですが、聞いてみるとリンチ
とは程遠い話でした。
年末の乗車券を買う為に駅に行ったのですが、混雑している駅の中でぶつかった
男が肩にかけていたノートパソコンを入れた鞄を落としてしまい壊れてしまった
ので賠償しろと要求してきたのだそうです。
たけしは他の案を要求したのだそうですが相手方が賠償以外に応じなかったのだ
とか。3千元は保釈金ではなく賠償金だったのですね。
そして不思議なことにその相手方の身元をたけしは知らず、警察も教えてくれない
のだとか。ひょっとしてグル?詐欺?

だいたい混雑する駅構内でぶつかったくらいで鞄が落ちる持ち方をするか?
そんな大事なものならもっと注意して持て。

嵌められたのではないか、とさえ思えますね。
ある知り合いによると年末になると中国では盗難や詐欺が増えるのだとか。
なんでも都市部に出てきている人が帰省する際に金が無いと(面子という意味でも)
困ってしまうので、犯罪を起こすのだとか。
3千元となれば、この学校の先生の2か月分の給料になりますから、臨時収入と
考えれば申し分ない金額ですね。しかも、無理すれば捻出可能です。

元来おとなしめの性格なのであまり反論しなかったのでしょう。
このお金はいつか返します、としょんぼりしていましたので、その金額を負担した
私が慰めることに。
『何事も経験。でも対人の傷害ではなかったのが不幸中の幸いだね。仮に本当に
事故だとしても人に怪我をさせたら長引く。物損だけなら賠償して終わりだよ』と。

それにしても、私自身も不思議ですね。
前日、1千元も値上がりしてしまった航空チケットを購入せず、2日間帰国の日程
を先延ばししたのが、3千元という大金をすぐに使ったのですから。
私には子供はまだいませんが、学生は我々にとっては子供のようなもの。
彼らが苦境に立たされると救いたくなる、これは本能なのでしょうか。
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教案と試験作り

2011年12月23日 | 日記
12月23日(金) 晴れ

昨日の2年生の授業が終わり、来週は実習週、さらに金曜日から元旦休みに入る
そうで3年生の授業が実質1回?のため、テストまで残りの授業が2・3年生共に
残り1回ずつになりました。
あとはテスト作成と成績を出すのみ。
3年生については杜先生から成績は必要なしと既にお許しを頂いているのですが
たけし達はそれを知らないようで、私がテストを実施しないことを疑問に思って
いるようです。冗談で「出席点だけね、テストしたい?」と問いかけるのですが
彼らは苦笑い。なにせ男子学生は出席率があまり良くありませんのでね。

昨日の午後、3年生が実習週のため授業がないものの、何かに突き動かされる
ように教案作りに取り掛かりました。虫の知らせとでもいいますか、早めに
取り掛かったほうがいいと思ったのですね。
口語(会話)の授業は教案を作っていたのですが(偽造ですが・・)もう一つの
聴力の授業は必要だと思っていなかったので、何もしておらず、念のため杜先生に
確認しましたら必要だと。
時間はあるので慌てる必要は無かったのですが、テスト作りに頭を悩ませなければ
いけませんから、先に済ませておいたほうが心理的に楽になるのですね。

おかげで教案は両方ともほぼ出来上がり、成績を添付するだけになりました。

今日は午後からテストの草案作りです。聴力のクラスは今学期が初めてですので
要領が分からない。口語についてはペーパーテストをやめて会話形式を試みて
みようと思っているのでこれもまた新しい試み。
どんな風になるか、考えるのは面倒ですが、出来上がりは楽しみです。
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冬至餃子

2011年12月22日 | 日記
12月22日(木) 晴れ

冬至の朝は快晴でした。
この日が来るとホッとします。12月に入ってからというものはどんどん寒く暗く
なる朝に日ごとに学生数も減り気が滅入るものです。
これから1学期終了までの約3週間、状況がさほど変わるわけではありませんが
日が長くなると思うだけで気分は違いますね。

中国でも北方の餃子を食べる地域では冬至には餃子を食べるのだそうで、学食の
餃子の窓口には人だかり。仕方なく別のご飯を買って部屋に戻ったのですが、
ほどなくしてたけしから電話があり、例の秘密のお店に餃子を食べに行くことに。

何度か訪れている店というか古びた住宅の一角ですが、1ヶ月以上も前にたけしが
彼女と一緒に訪れた際に食あたりを起こしたそうで彼は暫く来なかったのですね。
私は劉揚と数日前に一度来まして問題はありませんでした。どうやらたけしは
運が悪かったようです。

ここにはこの9月に小学校に上がったばかりの女の子と今年だったか昨年だったか
に生まれたばかりの双子の女の子がいまして、この小学生の女の子が珍しく
ある日本語を私に話しかけてきました。
「メシメシ」
おそらく男が口にする「飯飯」だと思うのですが、何かのアニメでそういう場面が
あるようです。基礎日本語の学生たちもたまにその言葉を口にするのですね。
この女の子は[ご飯を食べる]という意味と理解しているようです。
誰に教わったわけでもないでしょうに、子供の理解力は素晴らしい。
ただ、先学期から会うたびに『こんにちは』と声をかけるのですが、その度に
恥ずかしがって逃げるので一向に覚えてくれないのですね。


気分が乗ってくると邪魔なくらいまとわりついてくるのですが、男二人だとやはり
近づきづらい雰囲気があるのかもしれないですね。
来学期からは必然的に雪や芳を連れて行くことになりそうなので、少し違った
展開があるかもしれません。
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