外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

興奮から

2014年11月29日 | 日記
11月29日(土) 曇りのち雨

昨夜の学生の知らせから夜中まで興奮状態になり、寝ることができませんでした。
身体は風邪の病み上がりでだるさが残っているのですが、頭の中は推薦状に書く文言を
考えており、休もうとする身体と起きようとする頭のアンバランスな状態が続き
結局寝入ったのが4時頃でした。
朝はいつも通りの時間に起床し、6時半に学食へ行ったのですが、周りの暗さもあってか
遅い夜食を食べに行った気分でした。

午前中に思いつくまま推薦文を書き、学生に文章を確認して終了。
推薦状に学部長のサインと公印が必要な為、週明けすぐに主任へ依頼する予定です。

学生の方はというと、「研究計画書」と「卒論要旨」を書かなければいけないので
結構大変なのですが、遅くとも10日には発送できるようにハッパをかけています。

書類提出締切が17日なのですが、EMSで送付したとしてもちゃんと1週間以内で
届くかどうか心配なのですよね。

出来るだけ早めに発送しておき、書類に不備があれば、再送付が必要になることも。
もちろん、その際は大学側に連絡を入れますが、初めてのことですから、何が起こるか
分かりませんので慎重にかつ迅速に事を運ばなければなりません。

来週末はHSKの試験があるのですが、今私の頭の中を占めているのは、少しでも早く
書類を準備すること。
試験日までに発送が終われば御の字ですが、思い通りに事が運ぶとは思えないのですよね。

バタバタの挙句に、という状況も考えておきます。
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奇跡目前

2014年11月28日 | 日記
11月28日(金) 晴れ

広島大学から「予備審査通過の知らせ」が届きましたと学生から連絡がありました。
転送されたきたメールを見て驚き。
試験後本人は、全然ダメでした、と言っていたので私も諦めていたのです。

詳細を見ると、願書を提出したあとで書類審査が行われ、正式な合格認定は1月下旬に
なるとのことです。

願書提出時に揃えなければいけない書類がいくつかあり、これからしばらくの間は
気持ちが落ち着かない日々になりそうですが、目標の一つが目前に近づいています。
はやる気持ちを抑えながら学生と二人三脚で合格を勝ち取りたいです。
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ありがたくない貰い物

2014年11月27日 | 日記
11月27日(木) 雨のち曇り

久しぶりに傘を差して出勤しました。
先日の大気汚染度を見ると、雨を歓迎したくなりますね。直接浴びると危険ですが(笑)

火曜日の朝の出勤時にいつもは自転車でやってくる先生が珍しくご主人の車で出勤されて
いまして理由を尋ねたら風邪が重くなったと。
風邪を引かれたことは知っていたのですが、熱が39度にまで上がったそうで。

そんな状況の先生と一緒に事務室まで歩いた無防備な私。
その午後に体に異変を感じ、昨日の中国語の授業中には軽く頭痛、梅干しチェックを
しましたら風邪決定でした(笑)

とりあえず、パブロンを飲んで昨夜の外国語劇と今日の授業は乗り切りました。
あまり頼ってはいけませんが、こういう状況下でのパブロンは有効ですね。

こんな状況ですから、今日の授業中はずっとマスクを着用しました。
3年生の授業、来週末には日本語能力試験です。
咳はないので大丈夫だとは思いますが、少しでも危険性があれば排除です。

明日の授業を再度パブロン頼みで乗り切って、週末にゆっくり静養の予定です。
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外国語劇

2014年11月26日 | 日記
11月26日(水) 晴れ

怒りを抑えるのに必死でした。

外国語劇当日、午後の授業が該当の2年生だったので、少し早めに終え、最終調整を
させました。先週見た時よりも更に良くなっていました。

夜7時からの本番、出場組数は6組、うち一組がなんと留学生グループ。
今のクラスメートも2人いました。昨年はなかったので特別参加でしょうか。

審査員は私を含めて5名なのですが、うちアメリカ人教師が二人。
なんだか嫌な予感がしました。アメリカ人の一人が、あまり周りと打ち解けない
ヒッピー系の女の子で外教のミーティングでも一人的外れな発言をする教師。
そしてこの劇中も一人奇声を上げている。

いくら日本語科の学生が頑張ってもこのラインアップでは上位は見込めない。

英語科の2年生が素晴らしい演劇をし、これは文句なしに1位と見ておりましたら
2位だったのですね。
まさか、、、の留学生グループが1位でした。

彼らの演技は会場の大爆笑を誘っていました。
というのも、どうやらこの土地の方言をかなり盛り込んだようです。
そしてリーダー格の男が滑らかな中国語で演技をしていたのですが、この男の存在を
知っているのは、審査員の中ではたぶん私だけ。
彼は留学生ではなく、留学生の管理をしている職員、つまり出場してはいけない人物が
舞台にいるわけです。

「反則じゃないの?」
声に出したくても出せない一言。

成績発表の前の講評を依頼されていたので、中国語で当たり障りのないことを話しました。
すると、そのあと、もう一人の英語教師の講評もあり、司会者の紹介が
「もっとユーモアのある言葉を期待します」だって。
おいおい。
確かにもう一人の英語教師は話が面白く発音も分かりやすいので私もよく話すのですが
彼女もやはり当たり障りのない言葉に終始しました。

全てが終わったあと、日本語科のリーダー役の学生を労いました。
まさかの下位に目が赤くなっていました。
あまりにも不公平な大会と審査に私はただ慰めることしかできませんでした。
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何のための留学か

2014年11月24日 | 日記
11月24日(月) 曇り

昨日の大気汚染の画像を見て今朝ベランダで外の様子を見ましたら濃霧でしかも空気が
変な匂いがしました。意識がそっちの方に傾いているのかもしれませんが、危ないと
思えばやめた方がいい、ということで今日の朝の運動は中止。
これからこういう日が増えるかもしれませんね。

月曜日は10時の中国語の授業から始まります。
毎週月曜日は各学生が地元紹介のプレゼンテーションをする日になっているようで
これまで3人の女子学生のプレゼンを見てきました。
カザフスタン、ロシア、韓国。
そして先週から男子学生だったようなのですが、サボり。
今日もまたそのサボり学生がサボったようです。仲の良い学生が「パソコンの修理」
などと苦しい援護射撃をしていて思わず吹き出しました。

なんだかこのクラスを見ていると日本語科のクラスと状況が同じと言うか・・。
男子が数人いるのですが、まともに努力していると思えるのは一人か・・。

相変わらず宿題をやってこない学生も複数人います。
「3分間時間をあげるから今のうちにやって!」と先生が時間を作るのですが、その
時間で終わることは滅多になく、いつも倍以上の時間を費やしています。
勿体ないですね。

この中国語クラスに参加し始めてからたまに濰坊学院の留学生課の授業を思い出します。
人数がここの半分くらいでほぼ大半が韓国人でしたが、意識の高い学生が多く雰囲気が
とても良かったですね。

このクラスも意識の高い学生が半数はいるのですが、そうでない学生がその雰囲気を
食い潰している感があります。
学部生と違って中国語学習という明確な目的があって来ているのですから、やる気が
ないなら来るな!とたまに言いたくなりますね。
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連ドラ

2014年11月22日 | 日記
11月22日(土) 曇り

最近の朝の運動は今まで利用していた校内の湖(というより池)の周りをやめて
グラウンドにしています。丘登りも暗くて危険なのでやめました。

今日は濃霧の朝でした。
グラウンドを周回しながら後で気づいたのですが、マスクを忘れておりました。
ここの霧は単なる霧ではなく、空気汚染の霧である可能性が高いのですね。
たっぷり吸ってしまった気がします。。。

さて、特に予定もない週末。
久しぶりにどこかへ出かけたい気分でもあるのですが、HSKの試験が3週間後だと思うと
街の外に遊びに出るのもどうかと。
午前中は中国語クラスの予習などをしていたのですが、午後にふと思いつき、ある
ドラマを探しました。
現在放送中の連ドラ、ほぼ地元と言ってもいい街が舞台になっています。

2010年秋の連ドラの舞台になった広島県尾道市は私の生まれ故郷でして、ゆかりのある
街が舞台になるのは嬉しいものですね。

ドラマを見ながら、このドラマを学生に紹介できるかどうかと考えていたのですが
広島弁は標準語を習っている学生には面白く聴こえるかもしれませんね。
私が今の地の方言が全く分からないのと同じくらい(笑)

役者の広島弁が主役の玉山さんを除いてかなり自然なのに驚きました。
母親役の泉ピン子さんについては、さすが大女優と唸りましたが、父親役の前田吟さんは
山口防府市出身、姉役の西田尚美さんは地元福山市出身なのだそうで。
配役もちゃんと考えられているのですね。

主役の玉山さんはBOSSの頃から気になっていた俳優さんなのでとても期待しています。

ここ最近の連ドラは全て学生に紹介していますので、このドラマも紹介予定なのですが
誰か一人でも広島弁の片言でも覚えて使ってくれたら、何か特別待遇でもしたい気分です。
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日本語の歌

2014年11月21日 | 日記
11月21日(金) 晴れ

先学期と今学期、金曜日の最後の授業は比較的ヤル気ありのクラスなので、気分のいい
週末を迎えることができます。

今月から1年生の授業で歌の練習をしています。
ドラマ「若者たち」の主題歌。
Youtubeからダウンロードした森山さんのビデオをタブレットを使って流しているのですが
今日はタブレットを忘れてしまいました。
私がビデオの代わりになろうかとも考えたのですが、こちらの動画サイトにも既にビデオを
アップしており、自由に練習できる状態にはしておいたので試しに彼らだけで歌わせて
みました。

すると、問題なく歌えました。
紹介したころから「ゆっくりな曲だから練習すれば歌えるようになるよ」と言っておいて
そのとおりになりましたね。

1度歌い終わったところで拍手して称賛し、更に大きな声で歌わせましたら、綺麗に
歌いました。

来学期に開催予定の外国語歌のコンテストに参加できるんじゃないの、と冗談交じりに
話しているのですが、不可能ではないですね。

これまでの経験からして日本語科が外国語学部のイベントで上位に食い込むには中国でも
良く知られている題材を選んだ方がいいと思っていますので、「若者たち」は実は
選択肢には入らないのですね。あくまでも日本語の歌に慣れるためのもの。

2年生のグループがkiroroさんの「未来へ」での出場を検討しているので
嘉納さんの「花」もしくは中島さんの「雪の花」を推薦してみようかと考えています。
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N1合格への過程

2014年11月20日 | 日記
11月20日(木) 晴れ

今日は少しばかり暖かさが戻った一日でした。
今週初め、学生寮にも暖房が入ったのかどうか確認したら、まだ入ってない建物もあった
ようで驚いたのですが、火曜日の午後には入ったようです。
遅くなった影響か風邪をこじらせている学生が散見されました。
暖房を入れる日が決まっているのにそれに対して準備ができていない、いつものこと
ながら呆れますね。

さて、今週は2年生の授業で日本語能力試験N1合格までの過程について話しました。
四年制大学の多くがそうなのかどうか分かりませんが、この大学の学生は受験開始が
遅いのではないかと思っていたのですね。

前の学校は3年制で3年生の1学期終了後に実質卒業でしたので、遅くとも2年生の
2学期でN2を受験していたのですが、この大学では3年生になってやっと受験という
学生が圧倒的に多いのです。
もちろん、受験料が高いので上級生になってN1から受験という理屈は理解できますし
経済状況を考えれて無理を言わなかったのですが、昨年と今年の4年生の状況を見て
早めの受験を促すことにしました。

まず、いつまでにN1を取得したいのかという質問から入りました。
卒業するまでに取得できればいいのか、それとも就職活動に入る前に必要なのか。
圧倒的に後者が多いです。

多くの学生が2学期から就職活動および実習期間に入るため、遅くとも12月の試験で
N1が必要です。その為の逆算を紹介しました。
たぶん、この「逆算」というものが中国人にとってはかなり苦手と言いますか、彼らの
意識にはないのだろうと思える言葉です。

4年生12月 N1合格
3年生 7月 N1不合格
3年生12月 N2合格
2年生 7月 N2不合格

わざわざ2年生の試験で不合格と記したのには理由がありまして、学生の多くが事前に
自身で模擬試験を行わないのですよね。その理由が分かりません。
普段真面目に勉強に取り組んでも試験対策が十分でなければ、準備が整ったとは言えない。
初めて受験して不合格になり、初めて己の改善すべき点を知り対策を考え始める。
第一回目の試験が模擬試験代わりになってしまう、非常に効率の悪い方法です。
とはいえ、やらないものはやらないので不合格を前提に話をします。

またN2が必要なのかどうかという疑問も学生にはあるのですが、N1から受験を
始めるとN2受験はする気になれず、レベルは既にN1にありながら証明書がない
という悪循環に陥ります。
昨年、倩が大きなプレッシャーの中でN1を受験しました。

上記のように4回も受験になると合計金額が1800元となりますので、かなりの負担ですが
仮に3年生の7月からN1の受験を始めて2度失敗し4年生の7月に漸く合格できたと
してもその証明書は就職活動には活かされていない価値のないものになっていまいます。
つまり4年間という時間が無駄になって終わってしまうということですね。

少々耳が痛い話だったとは思いますが、この大学の学生の受験が遅いということは
今までの教師がこういう話をしなかったのでしょうから、後で後悔しないためにも
話しておきました。
どれだけ学生の耳に残ったかは不明ですが、来年7月にN2を受験する予定の学生は
真剣に頷いていました。


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外国語劇予選前日

2014年11月19日 | 日記
11月19日(水) 晴れ

明日の夜に開催される外国語劇の予選に向けて、今日の授業の後で練習に付き合いました。

メンバーはほぼ先の声優大会に挑戦した2組。
劇をリードしているのは大会で優勝したグループしたメンバーのリーダーですが
今日は予選前日ということでかなり真剣な練習となり、彼らが本番で見せた演出の理由が
分かりました。

メンバーの一人がリーダー役の学生の要求が高いと言っておりましたが、なんのなんの
確かにリーダー役は厳しいものの、他にも要求が高い子がいまして、監督が数人いる
ような雰囲気。お互いの意識がかなり高いので妥協がないのですね。

途中でこの大会の予選審査役を担当している4年生が見学に来まして、この3年間の
日本語劇で最も素晴らしいと称賛していました。
私もそうなると予想しています。ここまでストイックになれる環境というのは
なかなかないだろうと。

主人公になる学生が私に演技指導を依頼してきたので、私も途中から熱が入りました。
私も演劇は好きです。

残念ながら明日の予選会には招待されていないので、彼女らが無事予選を通過することを
祈っています。
日本語劇は1組だけのはずですので、予選通過は間違いないとは思いますが、彼女らの
レベルはその域を超えていますのでね。
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聴講

2014年11月18日 | 日記
11月18日(火) 晴れ

昨日中国語の先生から教わった学部の授業にお邪魔してきました。
中国語科の3年生向けの選択科目で「現代言語学」という授業です。

授業は中国語の文法に関するものでした。
日本で言うと国文法でしょうかね。
先生の話はさすがに留学生課の授業とは違ってかなり速く、6割から7割を聴き取るのが
やっとでしたが、パワーポイントを見ながらの授業だったので大体理解はできました。

言語学という科目を見て、少々難しそうなイメージがありまして実際そうでしたが
私も中国語を勉強していてよく分からない文法の部分を解説されていたので、新しい
発見もありました。

先生の依頼で最後の十分ほど学生との交流という名目で学生から質問を受けました。
日本の大学生と中国の大学生との違いとか、どちらの学生の英語のレベルが高いのかと
いった質問でしたが無難な回答をしておきました(笑)

これから先どこまでついていけるか分かりませんが、また参加してみます。
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