外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

1位ならず

2016年12月31日 | 日記

12月31日(土) 曇りのち晴れ

本年も当ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。
来る2017年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


昨日試験が終わってから午前中に試験問題用紙と成績を事務所に提出しました。
特に連絡がないので、大丈夫なのでしょうね。

さて、昨日の午後からなのですが、あることを試しています。
こちらでは日本のLINEと同じくらい有名な微信(Wechat)というチャットアプリに
万歩計の機能がありまして夜10時くらいに歩数が何位に入っているかという
ランキングが表示されます。
この機能に登録したのが1年ほど前だったと思うのですが、当初は僅かな人数
だったのが今では30名を超える人数になっています。
ランキングに表示される名前は、この機能に登録しているチャット仲間でして
どんどん増えているのですね。
使い始めた当初は1万歩くらいで1位だったのですが、1万5千歩は超えないと
上位5位にも入らなくなってきました。

東キャンパスまで2往復するとそのくらいの数にはなりますが、その他の日は
下から数えた方が早い。風邪を引いていた期間は50歩未満で最下位だった
こともあります。部屋にいると机の上に置きっぱなしですからね。

今回試したのは、実際歩かなくても歩数として計算されるのかというもの。
例えば運動会などで入場行進する前の膝だけ上げるあの動きでどうなのか。
さらには、バレトンでウォームアップに使う、つま先をつけたままでかかとだけ
上げるという動きではどうか。

昨日ドラマを午後と夜にそれぞれ1回見ながらやってみて1万8千近くになり
今日は朝昼晩と観ながらやりましたら2万4千歩と過去最高になりました。
これは間違いなく1位、と思っておりましたら2位。
なんと3万歩を超えた者が。
濰坊の学校の卒業生でたまに按摩をしてくれる彼です。
この仲間のランキングの中でも3万歩は初めてみました。
何をしたのか気になりますね。

この単純な動きで計算されるなら、腕に巻き付けえるタイプのスマホケースを
ふくらはぎに巻いて座りながらひたすら踵を上下しても行けそうですね。
運動になるかどうかは分かりませんが。

 

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今年を振り返って

2016年12月30日 | 日記

12月30日(金) 曇り

4年生の試験、無事に終わりました。
終わらせました、ですね。
受験者は9人、先々週に尋ねた学生の予想数字がピタリと当たりました。
顔を忘れている学生もいたりして、「追試候補」かとこちらが心配に
なりましたが、なんとか合格点に収めました。

さて、今年もあと一日、この一年を振り返ってみたいと思います。

1月、2009年以来の日本で過ごした正月、広島大学大学院在学の教え子と再会
2月、広島大学文化研修に参加
3月、N2申込増加
4月、日本語科スピーチコンテスト
5月、創立記念&契約打ち切り
6月、お別れ会
7月、新規ビザ手続き&広島大学文化研修参加
8月、今の学校へ赴任
9月~毎日が新鮮

現在まで7年間の中国生活の中でこの2016年は良くも悪くも強烈な思い出になる
1年になりそうです。
その原因はもちろん、理不尽な契約打ち切りですが、今振り返ってみれば
あの強烈な「大気汚染」と「反日主義」から解放され
「新たに挑戦する機会」を与えられたのだと思えます。

来学期もまた未知の世界です。新たな挑戦ですね。

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降ってきたお年玉

2016年12月29日 | 日記

12月29日(木) 晴れ

FBを眺めていると『仕事納め』という言葉が目立ってきました。
「もういくつ寝ると・・」ですね。
私は既に仕事終わった気分になっていますが、一応明日が仕事納めになります。
明日で無事に終わることを祈っています。

さて、今年の冬休みと夏休みに学生が参加した広島大学の文化研修プログラム
来年の冬休みにはこの学校から3人の希望者が出ました。
更にはうち二人の研修費が免除になるという嬉しい知らせが届きました。
これはある機関が不定期に奨学金を支給しているもので、どの回にその機会が
あるのかは分かりません。予め実施が決まっているときはその旨が
募集要項に掲載されるのですが、今回は無かったので無いものと判断していました。

参加する学生の中に2年生のN1受験の学生がいまして、もし支給があれば
確実に対象になると思っていました。いつ訪れるやも分からない支給のある回を
待つこともできる、と提案しようと思ったこともありますが、それで参加する
タイミングが遅れては却って申し訳ないので思いとどめておりました。
それがまさか申込後に降って来るとは。
さらにはTUTORの回数が最も多かった学生も支給の対象になり、W受賞です。

前の学校では「期間が短い」と難癖をつけられた単位付与に関する覚書も
外国語学部の学部長から「とても名誉なこと」とすぐに承諾を頂きました。
さらには「学部HPに掲載します」と。
非常に感謝され、却って恐縮するほどでした。

正月を前に大きなお年玉をいただいた気分です。

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🍜

2016年12月28日 | 日記

12月28日(水) 曇り

今晩はTUTORをしてくれた2年生と一緒に『重慶小麺』のお店に。
1年生の授業の後の食事で学食の中にある米線(ビーフン)を食べていまして
それを見た学生が「先生、米線が好きですか?」と。
美味しいお店があれば紹介してください、と案内してもらったのがこのお店。

日本のスーパーやコンビニに置いてあるビーフンは焼きビーフンが多く
しかも麺の太さが春雨くらいですが、こちらのはうどんを少し細くしたようなもの。
ラーメンと同じく汁物です。

 

東キャンパスの近くにあるお店で、すぐそばに高校があるせいか、我々が
訪れたときは周りは高校生だらけ。普通盛で15元、大盛で20元ほど。
高校生が食べるにしては結構な金額です。
我々が学食で食べるのが5元~7元、もちろん味は・・・ですが。

米線目当てだったのですが、あいにく売り切れとのことで普通のラーメンに。
重慶小麺は、もちろん店によりますが、スープの味が日本のものに似ており
とても食べやすいのが特徴です。

濰坊にいた頃、ラーメンと言えば蘭州拉麺でしたが、ここ最近なのか
この重慶小麺がチェーン展開しており、この泰安でも数店舗見ます。

年越そばはこれにしましょうかね。

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合コン?

2016年12月27日 | 日記

12月27日(火) 晴れ

二日間の雨と雪のおかげで今朝の汚染指数が珍しく90台になりました。
冬の雨風は外出には辛いですが、やはり必要ですね。

さて今学期最後の1年生の授業、TUTORにやってきた2年生を見て驚きました。
男子3人。いずれも会話がおぼつかない学生です。
容姿はなかなか、しかしかなりシャイ。私の授業でもほぼ後ろにいます。

今までの学生と違って何も話そうとしないので
「まず自己紹介してごらん」と促し、打ち解けるところから始めました。

  

昨日の2年生男子から見れば羨ましい状況です。

今までの男子の教え子の中で、同郷の女子と知り合いそのまま付き合うという
ケースがあり、先月のこの組でもこの泰安の同じ街出身の学生をそれぞれ
紹介したのですが、その後は・・・たぶん何もなし。
今日も浙江省出身と山東省の威海という市の出身者をそれぞれ紹介したのですが
さて、その後の進展があるかどうか・・。

恋のキューピットをするつもりはありませんが、男子については卒業後に
故郷に帰って就職する率が高いので学生時代に同郷の女子と知り合えれば
いい機会になるのではないかと。

あとは本人たちのちょっとした勇気ですね。

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2016年12月26日 | 日記

12月26日(月) 曇り一時雪

午後の授業に向かう時間に雪が降り始めました。
昨日は雪混じりの雨でしたが、今日は雪でした。
雪の予報が15時だけでその後は曇りの予報。
授業が終わる17時半には既に止んでました。予報ズバリです。

私にとって今学期最終週となった今週、今日は1年生の授業ですが、1年生も
TUTORの2年生も男子だったので、試しにけん玉を持たせてみました。

先週ある2年生とチャットしていた時に、私が使っている写真を見て
「これは何ですか?」と質問がありました。
私が使っていたのは前の学校の文化祭でけん玉を披露している姿の写真。

女子学生はあまり興味を示さないのですが、男子ならと今日持参したものです。
先に来た2年生に持たせて、持ち方(握り方)と膝を使うことを説明しました。


大皿にはなかなか載らなかったものの、中皿にはほいほい載せました。

1年生には授業の終盤で持たせてみたのですが、2年生が私の話を忠実に
伝えてくれて、運動好きという学生が上手く載せていました。

寮に持ち帰ってもいいと話したのですが遠慮されました。
この学校で文化祭のようなものがあるのかどうか知りませんが、開催されるので
あれば改めて練習させてみましょうかね。

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クリスマスランチ

2016年12月25日 | 日記

12月25日(日) 雨雪

今日は前の学校の教え子とランチをしてきました。
ここ泰安の出身で学校卒業後は濰坊で仕事をしていたそうですが、今年この泰安へ
帰ってきたのだそうです。

広島大学の修士過程にいる教え子と同級生でクラスは別。
彼女らの卒業は昨年の夏、クラスメートがその後どうなっているのか色々と
教えてくれました。
既に結婚したのが3人くらいいるそうです。
中には本人の出身が雲南省なのに旦那の出身が黒竜江省で、旦那が婿入りのような
形で雲南省に来たという強者までいるようです。

彼女のクラスから留学したのは2人だけだそうですが、その後の動向が気になります。
一人は男子で東京にある中国系のIT企業に就職し月給1万人民元(約17万円)で
働いているのだと。
もう1人は女子で、大学名は不明ですが、中国文学を勉強していると。

何のために日本に来たのか分からないですね。
私が4年生の留学についてアドバイスを始めたのが彼女らの代ですが、帰化された
先生が勧める日本語学校に決める学生が多く戸惑ったものです。
もちろん、日本語学校から次の進路を目指すのは手段の一つですが、自ら在学中に
大学や教授を探す努力もしないで安直に楽な方向に向かってしまうのはどうなのかと。
この二人は数人いる中のほんの僅かなサンプルに過ぎないかもしれませんが、
大方同じようなことになっているのではないかと予想できます。

彼女に結婚の予定について尋ねてみました。
早ければ来年とのことです。相手は濰坊にいるそうで、私も知る優良企業の社員でした。
ただ本人は濰坊には行きたくないと。
理由を尋ねると、「ここ(泰安)から遠い」と。新幹線で2時間弱の距離ですね。
在来線だと3~4時間。
どのくらいの頻度で彼に会っているのか尋ねたら1か月に2回だそうで、彼が泰安に
来てくれるのだと。「近いから大丈夫」と。
「遠いのでは?」と尋ねると「男なら大丈夫」と。
結婚するなら彼に泰安での就職先を探して欲しいそうですが、濰坊のマンション価格
高騰ぶりを考えると泰安の方がまだ住みやすいかもしれませんね。

 

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点数付け

2016年12月24日 | 日記

12月24日(土) 晴れ

世間がクリスマス一色の中、静かに過ごしています。
2年生の成績を一度出してみたのですが、全体的に高得点になってしまい、
採点基準を変更してみました。それでも平均が90点を超えてしまいましたが。

これまで筆記試験を実施していましたので、点数を出すのは簡単でした。
会話を成績にするというのはとても難しいものです。
舞台劇に点数をつけるようなものですからね。

先日の外教食事会で主任の先生に
「100点を何人くらい出してもいいものでしょうか?」と尋ねたところ
「何人でもいいですよ」との返事。
同じ質問を外教担当にしたら
「あまり多いと困りますので95点や90点を増やしてください」と。
それで100点は無しにして平均を90点くらいに収まるよう調整しました。
この学校では90点以上が「優」判定だと聞いたので、そこが落としどころかと。

 

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考研前夜

2016年12月23日 | 日記

12月23日(金) 晴れ

綺麗な晴天の一日でした。
体調もかなり回復し、ガスライターのガス欠時の火のような咳が出る程度になりました。
9割近く回復と見て良いと思います。
昼食はN先生と共にしたのですが、ビールはまだ控えました。

さて、この本キャンパスで我々の授業があるビルが週末の考研の会場になるようです。


いよいよ明日から二日間。受験者にとっては運命の二日間ですね。
前の学校からは私が知るだけで10名以上の受験者がいます。
この学校からは20名以上という話でした。

現3年生に試験科目の『政治』について尋ねてみると苦手意識はあまりないようです。
尋ねた相手が5人もいないので参考にはなりませんが、一つ言えるのは彼らが
高校時代全員文系であること。
前の学校で『政治』を理由に受験を諦めた卒業生が数人いましたが、苦手とする学生は
理系出身が多数。元々理工系を目指して受験した学生が多いので仕方ないのですが。
先日前の学校で食事し「政治は大丈夫です」と自信たっぷりに答えていた教え子も
文系だったそうです。

前の学校のスピーチコンテストで1-2位になった二人。
二人とも受験者で一人は北京のかなり有名な大学を
もう一人は教師の勧めで広州の大学を受験予定です。
かなりハイレベルな受験ですが、この二人なら突破しそうな気がしています。

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試験問題

2016年12月22日 | 日記

12月22日(木) 晴れ

風邪のフルコースと言いましょうか。
だるさ・寒気・頭痛から始まり、喉の痛みになって今週から鼻水と咳に変化しています。
そろそろ終わって欲しいですね。

昨日で2、3年生の試験と授業がそれぞれ終わりました。
あとは4年生と1年生の授業を残すのみです。
学期の最初に2-3年生が17週まで、4年生が18週までとの通知があり、ずっと
不思議だったのですが、クリスマスを間近にしてその理由が見えてきました。
クリスマスとイブが考研なんですね。
試験が終わった次の週に期末試験という運びなのかと。

今月に入って4年生の授業の出席者は2~3人。
期末試験に何人くらい来るかね、と尋ねましたら9人は来るのではないかと。
出席している学生には教科書の練習問題を重点的にやっておくよう話してはいるのですが
はて、他の学生にちゃんと伝わっているかどうか。

試験問題はY先生を通じて外国語学部に提出したのですが、学校の規定に合わなかったと
修正を要求されました。
1.問題文の後ろに配点の記述がない
 (用紙の冒頭部分に記入欄があるのですが、それだけでは不十分)
2.設問は最低3つ

1は理解できるにしても、2については杉下右京さんばりに「はい?」
というのが、設問1は6パートに分けており合計30問。設問2が論述問題。
結構なボリュームなんですよね。
昨年の担当の先生の試験が論述問題2問だったので、それを話しましたら
「今年から少し厳しくなったんです」との返事。苦笑いしかできません。
「簡単な作文問題でも入れてもらえませんか」と言うので、承諾しました。

その後、追試についても「簡単ではないですか」と物言いが入り、作り直し。

思い切り難しくしたので追試になったら合格は不可能ですね。

4年生の試験は来週金曜日。その週明けに出発予定なのですが、順調にことが進むのか
心配になってきました。、

 

 

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