外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

期末試験に向けて

2018年11月18日 | 日記

11月17日(土) 曇り

先週で土曜日午後の補講が終わり、今週からスケジュール通り
土曜日は午前のみの授業となります。

午後はゆっくり休み、、たいところなのですが、そうも行かない
のが現状でして。。

大学の先輩教師(以下大教)がこの双学位の4年生を担当されて
いると聞いたのが約2週間前で、双学位が4年生まであることにも
驚いたのですが、使用教科書が第4冊目であることを知って更に
驚きました。

1学年で1冊ではない。

この教科書は1冊で15課あり、1課が3ユニットで約20ページ。
私が担当している3年生の授業は21課から始まっています。
つまり昨年の担当は週2コマの授業で1年で20課(第二冊)まで
進んでいます。

1学期が16週ですので、うち試験で2コマ潰れると考えると
1学期30コマで20課、1コマで2ユニット進む計算です。
45分で1ユニット約6ページ進むと会話文を二人で練習するのは
難しいのではないかと。
もちろん、会話目的ではなく文法がメインですからそういう練習を
する必要はないのですけどね。

今回の中間試験作成で感じたのが、教科書の中にテストで使えそうな
項目が少ないというものです。大半が文法説明なので仕方がないの
ですが。
それで日本語科事務室の書棚で発見したのが練習ノートでして、
これを少しアレンジして出題しようと。

その練習帳を学生たちに見せて、これ持っているかと尋ねましたら
色違いの本を取り出しました。

何故に色が違う?

よく観たら教科書に「修訂版」の文字がありました。
で、私が持ち出したのが原版の練習帳で色違いなのです。
さらに書棚を見て学生が持つ修訂版の練習帳とその参考答案がある
「教師用」の本を見つけたのですが、教師用には修訂版がありません。
ネットでも探したのですが無し。
この原版と修訂版の内容の相違がかなりありまして、中間試験直前に
修訂版の参考答案を自ら作成しQQにアップしたものです。
その参考答案を見た学生は高得点でした。

画竜点睛を欠くと言いますか、北京大学出版社の仕事もこの程度かと。

期末試験に向け参考答案を作っておかなければ、直前になると何が
起こるか分かりません。

なかなか気持ちが休まらないものです。

 

コメント
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