外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

トラブル

2018年11月09日 | 日記

11月9日(金) 晴れ

今朝3年生の中間試験を終えた後、公安局に向かいました。
案内役の研究生からもう一人申請中のドイツ人教師と一緒に
手続きを進めるということです。

連絡があったのが水曜日、昨夜3年生の連絡係に試験時間を
前半の1時限だけにし、試験終了後はそのまま退出可能で
あることを伝えました。

案内役の学生が他の用事を済ませてから合流するとのことで
私とドイツ人の二人でタクシーで現地に向かいました。
話好きな教師で、お互いの北京に至った理由を話し、かなり
意気投合です。

彼女が中国に来た理由というのが面白く、小さい頃に中国に
来た夢を見たのだと。その夢の中で彼女は中国語を話して
いたのだそうです。それも同じ時期に3度も見たそうです。
親にはそのことを話したそうですが、あまり相手にはされな
かったと。

私は私で北京で仕事をしてみたいというほんの小さな夢が
あったと伝えました。お互いに小さな夢だね、と彼女。

公安局に到着してまず3ヶ月の居留許可が新たに貼られた
パスポートを受け取りました。そして学生が合流するのを
待って1年間の居留許可申請をして終了という手はずだった
のですが、ここでトラブル発生です。
我々の住居に関するデータが反映されていないと。
これは学校側がオンラインで行うものという話でした。

学生が電話で確認し「20分か30分」という話でしたが
1時間経っても確認できず。そのまま待っていたのですが
データが更新されたという話はありませんでした。

我々が公安局に到着したのが9時40分頃、学生が合流した
のが10時50分頃、12時半になって昼食に出かけました。


再び公安に戻ったのが14時前、情報がまだ反映されておらず
学生が再び電話して確認したところ
「担当者が不在でまだ処理できない」と。

しばらくして「データ書き換え中」というメッセージが入り
再びカウンターへと向かった彼女の一言が
「局内のサーバがダウンして、今外部の情報が入らないそうです」

時間は既に15時。
前回3ヶ月の居留許可申請に来た時に、学生から
「中秋節の直前に来た時は大混雑で受付までに3時間待った」と
聞いていたのですが、今回は理由は異なりますが、待ち時間を
更新しました。

私もドイツ人教師も
「このまま待っても時間を浪費するだけ」と意見は一致して
いたので、局を離れることにしました。

大変なのは学生なのですよね、我々は再申請に来る必要は
ありません。彼女が代理で二人の書類を持って再申請に来ます。

先日、元駐在員という先輩教師が
「ここの国際処は何も分かってない」と話していました。
この学生も
「国際処に処理が分かる人がおらず、学生を使っている」と。

これで組織を成り立たせているのですから恐ろしいです。

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今日の気になる話題
<杉尾議員「日中関係ここまでくんに何年かかってんすか?」>
https://snjpn.net/archives/76335?fbclid=IwAR3ht-Gexlr0_pWhx
2l0LquBcPzF0UQP76EufoXFr1-PiRJQvmDSA6cFfa8

尖閣の国有化の時は杉尾氏はまだ議員ではなかったとはいえ、
元TBSキャスターであの大事件を忘れるとは、かなり民主病が
進んでいるのでしょうかね。

このサイトのコメント欄にある
・尖閣の国有化は大失策。あれ、東京都が購入していたら、東京都が
 尖閣を整備しても、中国からの批判は簡単に交わすことができたはず。

私も同意見でした。あくまでも批判は東京都と石原都知事が受けるだけ
国と国とのいさかいには発展しないでしょう。

私は当時はまだ民主党支持者でしたが、この「国有化」の話を見た時は
「あれ、やばくないですか?」と同僚の先生に話したものです。

 

コメント
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