5月10日(火) 雨
3日連続の雨そして曇天、まるで梅雨を思い起こすような天気です。
先週半ばに6月のHSKの受験申し込みを行い、今日青島に受験票を取りに
行こうとしていました。前回昨年秋に受験した際にネットで申し込んだのが
ネット申し込みの期限ぎりぎりでその翌週が受験票受け取り期間だったのです。
この雨の中、あまり乗り気ではありませんでしたが、今日か明日しか時間が無い
ので安全を取って今日にしたのです。
しかし、なにやらすっきりしないものがあり、もう一度ネットで確認しましたら
受け取りは来週でした。私がネットでの申込開始早々に申し込みを済ませたのは
いいのですが、前回の経験でネット申込翌週の今週だと勘違いしていたのです。
この雨天の中外出しなくてもいい、安堵しました。
さて、今朝の1年生の授業、久々に静かな雷を落としました。
今学期から授業後半の開始に15分の朝ドラのビデオを見せているのですね。
冬休み明けに外語系の教室にあるテレビがほぼ全て新しいものに刷新され、
私が昨年購入したMP4プレーヤーを接続するば映像を見る事ができるためです。
今の2年生のように人数が多いと、テレビ1台では視聴不可能ですが、わずか
17人のクラスでは十分なのです。
1年生の段階で聴力が十分な学生は僅かですから、ドラマ中の会話の速さは
まだ彼らのレベルではないとは思うのですが、個人的に映像を見られる機器を
持っている学生が少なく、テキストの音声では長続きしない。
そういった機器を持っていない学生でも、授業中にドラマを見せてもっと日本語に
触れる機会をと思い始めたことなのですが、今日はビデオを放送している最中に
寝ている、携帯を触っている、他の授業の準備をしているなどの学生が半分近く。
まともに視聴している学生の方が少なかったかもしれません。
普段もそういう学生がいないことはないのですが、今日は特別多い。
【五月病】?
それにしては酷い。
普段はビデオが終わると、余韻もすぐに消して通常の授業に戻るのですが、
今日ばかりは腑に落ちない感情が収まりませんでした。
『皆さんの中でちゃんとビデオを見ていない人が半分以上いました』
『これは娯楽ではありません、授業です。ビデオが不要であればもう見せませんが
皆さんはどうしたいですか?』
ちゃんと見ている子は「見たい」の返答なのですが、ビデオを見ていなかった学生
からは反応なし。私の言った事が理解できていないのか、ビデオに興味が無いか。
実際、金曜日の午後の授業後、1年生は授業が無いので私がそのまま教室に
残って持参しているPCからビデオファイルをコピーしてあげているのですが、
その効果あって機器を購入した学生が増えたのですね。
自分から進んで日本のドラマを見ている学生が増えている。
中には日本語にはほとんど耳を傾けず、字幕ばかり見ている子もいるのだろうとは
思うのですが、それはそれ、日本語を耳から入れるという目的は果たしています。
ですから、授業中にビデオを見せなくてもやる気がある子は自分から見るという
状態は出来上がっているのですが、15分ならさほど長くはないので継続しようと
考えていたのです。
しかし、見ている学生が半分以下では15分は時間の無駄。一つでも多くの
会話練習をしたほうがよっぽどまし。
再度『返事の声が少ないですね。要らないということでいいですね』と
念押ししましたら、「見たいです」という返事が少しだけ増えました。
『では、明後日もう一度チャンスをあげましょう。そこで一人でも見ていない人が
いたら、止めますからね』
連帯責任という行為をあまり使いたくないのですが、こういう場面では教師が
上から圧力をかけて止めるよりも、学生同士で注意・牽制しあうほうがよほど
効果があると見込めるためです。
3日連続の雨そして曇天、まるで梅雨を思い起こすような天気です。
先週半ばに6月のHSKの受験申し込みを行い、今日青島に受験票を取りに
行こうとしていました。前回昨年秋に受験した際にネットで申し込んだのが
ネット申し込みの期限ぎりぎりでその翌週が受験票受け取り期間だったのです。
この雨の中、あまり乗り気ではありませんでしたが、今日か明日しか時間が無い
ので安全を取って今日にしたのです。
しかし、なにやらすっきりしないものがあり、もう一度ネットで確認しましたら
受け取りは来週でした。私がネットでの申込開始早々に申し込みを済ませたのは
いいのですが、前回の経験でネット申込翌週の今週だと勘違いしていたのです。
この雨天の中外出しなくてもいい、安堵しました。
さて、今朝の1年生の授業、久々に静かな雷を落としました。
今学期から授業後半の開始に15分の朝ドラのビデオを見せているのですね。
冬休み明けに外語系の教室にあるテレビがほぼ全て新しいものに刷新され、
私が昨年購入したMP4プレーヤーを接続するば映像を見る事ができるためです。
今の2年生のように人数が多いと、テレビ1台では視聴不可能ですが、わずか
17人のクラスでは十分なのです。
1年生の段階で聴力が十分な学生は僅かですから、ドラマ中の会話の速さは
まだ彼らのレベルではないとは思うのですが、個人的に映像を見られる機器を
持っている学生が少なく、テキストの音声では長続きしない。
そういった機器を持っていない学生でも、授業中にドラマを見せてもっと日本語に
触れる機会をと思い始めたことなのですが、今日はビデオを放送している最中に
寝ている、携帯を触っている、他の授業の準備をしているなどの学生が半分近く。
まともに視聴している学生の方が少なかったかもしれません。
普段もそういう学生がいないことはないのですが、今日は特別多い。
【五月病】?
それにしては酷い。
普段はビデオが終わると、余韻もすぐに消して通常の授業に戻るのですが、
今日ばかりは腑に落ちない感情が収まりませんでした。
『皆さんの中でちゃんとビデオを見ていない人が半分以上いました』
『これは娯楽ではありません、授業です。ビデオが不要であればもう見せませんが
皆さんはどうしたいですか?』
ちゃんと見ている子は「見たい」の返答なのですが、ビデオを見ていなかった学生
からは反応なし。私の言った事が理解できていないのか、ビデオに興味が無いか。
実際、金曜日の午後の授業後、1年生は授業が無いので私がそのまま教室に
残って持参しているPCからビデオファイルをコピーしてあげているのですが、
その効果あって機器を購入した学生が増えたのですね。
自分から進んで日本のドラマを見ている学生が増えている。
中には日本語にはほとんど耳を傾けず、字幕ばかり見ている子もいるのだろうとは
思うのですが、それはそれ、日本語を耳から入れるという目的は果たしています。
ですから、授業中にビデオを見せなくてもやる気がある子は自分から見るという
状態は出来上がっているのですが、15分ならさほど長くはないので継続しようと
考えていたのです。
しかし、見ている学生が半分以下では15分は時間の無駄。一つでも多くの
会話練習をしたほうがよっぽどまし。
再度『返事の声が少ないですね。要らないということでいいですね』と
念押ししましたら、「見たいです」という返事が少しだけ増えました。
『では、明後日もう一度チャンスをあげましょう。そこで一人でも見ていない人が
いたら、止めますからね』
連帯責任という行為をあまり使いたくないのですが、こういう場面では教師が
上から圧力をかけて止めるよりも、学生同士で注意・牽制しあうほうがよほど
効果があると見込めるためです。