外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

柳花粉

2011年05月02日 | 日記
5月2日(月) 晴れ

連休最終日、昼過ぎから続々と学生達が戻ってきたようです。

昼食を買いに学生食堂へ行った折、珍しい光景を目にしました。
パウダースノーのように風に乗って流れる【花粉】。

この2~3週間ほどでしょうか、フワフワと空気中を流れては落ちてきていまして
昨年こんな光景があったかどうか覚えていないのですが、外事主任の話に
よると柳の花粉だそうです。この学生食堂の周りにいくつかあるので、昨年も
たぶん舞っていたのでしょうね。

ちょうど野菜博を見に行った際にまさに雪が降るが如くたくさん降って?きて
おりまして、少々驚いたのですが、今日もあの日に匹敵する光景でした。

私も埼玉に住んでいた頃に軽い花粉症を発症したことがあります。
お陰で春はマスクが欠かせない状況になっておりましたが、こちらではそういう
病気はないようで、全く問題なく過ごしています。
ただ、【花粉症】という病名を学生に紹介してもピンと来ませんし、こちらでは
風邪を引いたからと言ってマスクを着用しないので、
『この時期、東京などの大都市では風邪か花粉症のどちらかでマスクを着用
する人がとても多いですよ』と説明してもやはり状況が分からないようです。
余談ですが、ある友人の話によるとアメリカの某有名TV番組で
「東京では放射能から身を守るためにマスクを着用している」という報道が
あったようですね。確かに誰も彼もがマスクをしている状況は不思議な光景では
ありますが、それにしても外国の放射能に対する知識はその程度のものかと
がっかりしてしまいます。

さて、花粉は眼に見えないものと思っておりましたので、まともに見える花粉は
いささか奇異に映りますが、身体に害の無いものであれば、桜吹雪とまでは
いきませんが、綺麗に見えます。ただ、あまりにも軽そうなので清掃員は大変
だと思いますね。いたずらで植え込みの中にたまった花粉を燃やしている輩も
おりましたが、乾燥しているだけあってまるで導線にしたがって燃える炎のように
綺麗に燃え移っていました。

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突然のメール

2011年05月02日 | 日記
5月1日(日) 晴れ

連休2日目、友人に呼び出され久々に外出しました。
外気温は22度、外出にはいい気温です。

昨日から食事の時間を除いてはほぼベッドの中なのですが、一向に咳が
収まる気配が無い、ひょっとしてあの病気かと思いネットで調べましたら症状が
かなり該当していました。【百日咳】2008年のこの時期に関東地方で名が
知られた症状です。当時私も原因不明の咳に悩まされていました。
ちょうど前々職から派遣の仕事へと転職?したばかりでコールセンターの仕事
だったのですが、1ヶ月の座学研修期間があり、その間に収まったので事なきを
得たのです。

1ヵ月半前に暖房が切られて、常時24度あった部屋の温度が15度にまで
下降、逆に湿度が20度前後から一気に70度近くまで上昇したので
加湿器は使用しなくなったのですが、それも風邪の大きな原因になったのかも
しれません。再度加湿器を稼動し始めてから少し咳が和らいでいるようです。
ただ、百日咳だとするならば、病院で抗生剤を貰ったほうがいいのかも
しれませんね。風邪薬だと副作用を起こす可能性も否定できません。

友人と食事中にある学生から携帯にメールがありました。
「先生、学校に帰ってきました。先生は外出中ですか?」
先学期、餃子を食べに行った女子学生です。3年生なので実質卒業ですが
ひょっとしたら学校にいるかもしれない、その時は日本語を勉強したいと
言っていた子です。実際はこの市内のどこかで実習(日本で言う研修期間)を
しているようです。おそらく実習期間が終われば正式採用になるのでしょう。
住居は会社の寮のようです。
『学校に何日間いるの?』と問いかけましたら、今日だけ、と。
せめて前日にでも知らせてくれれば時間を空けておいたのですけどね。
日本語科の学生には『いつの何時?午前それとも午後?』とよく尋ねますので
予め尋ねてくれることが多くなったのですが、たまにドタキャンしてくれますが・・、
一般の学生はその都度やってくるので、対応できないことが多々あるのですね。

私が独自に基礎日本語の授業を始めたきっかげは、彼女達他の学科に
日本語学習希望者がいた為で、その機会がなかったことに残念な気持ちが
あるのですね。可能ならばまた食事にでも誘ってあげたかったのですが、こういう
時間のやり繰りが中国と日本では大いに異なる。
実はつい先日も他の科の3年生から電話があり、先生に会いたかったけど
父が早く帰って来いと催促するから会えなくなりました。本当にすみません、と
一方的に話がありました。私は彼女の現在の状況が全く分からないので
『いいよ。元気でね』と応えたのですが、多分故郷が遠いのでしょうね。
もう二度と会う機会がないでしょう。
今日メールしてきた学生と次の機会がいつになるのか、機会があったところで
お互いの都合が合うのか、それは天意に任せるしかなさそうです・・・。


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