外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

関係作りの第一歩だけど、やはり難しい

2010年11月13日 | 日記
11月13日(土) 晴れ

先週訪れた日本への研修派遣をしている会社。
そこの日本語教師兼社長通訳の方に相談があってメールしたのが水曜日。
23日に我々の学校で説明会を開けないかという相談でした。
しかし翌日も昨日も返信がない。
Kさんにお伝えしたところ、社内に検査が入って当分忙しそうだとか。
以前も我々が訪れる旨伝えたところ、返答が遅かったとのことで
昨日夕方に電話してみたら、「検査が終わってから上司に報告する」との返事。
その検査が来週の木曜日に終わるのだそうです。
なんとも計画が難しくなりました。

この女性はKさんの仰るとおり、確かに日本語が上手い。
この会社から3年研修に行かれたそうで、日本でお金を貯めてこちらで
マンションを買ったのだとか。堅実ぶりも見事。
ただ、中国人はやはり中国人なのだ、ということを教えてくれました。

日本なら公的機関はまだお役所仕事的なところが残っていますが
一般の民間企業であれば、まず情報として受け取ったことを、そして
いつ頃までに返答できるかを教えてくれますね。
なにせ、時間管理というものは日本にとってとても重要なことです。

しかしこれが中国となると、たけし曰く
「あいまいにしておくことが好き」なのだそうです。
例えば、結婚式にしても直前に式の日取りを知らせて、前日に休みを
申請しても何ら問題はないのだそうです。
日本であれば、会社によっては大目玉ですね。

この会社の社長が先月日本へ出張されたそうで、その際にKさんが
移動の段取りなどをアドバイスされたそうなのですが、アポに対して
「1週間前に取る」つもりだったようです。これも中国の習慣のようですが
日本的な日数の逆算というものを知らない。
「日本の会社ではその時期では遅すぎる可能性があるから、決めた時点で
約束を取り付けたほうが良い」と忠告されたようです。
なにせ、日本の滞在が1週間もなかったそうで、その間に北海道・東京
大阪・福岡と動き回ったのだそうです。
わずか1週間前のアポ取りだとどこまで取り付けたか分かりませんね。

私が予定している説明会は、Kさんがこちらにいる間に行いたいので
あえて今月中にしたのですが、日程可否の連絡を金曜日にもらったとして
週末を挟んですぐに場所を決め告知できるかどうか。
出来なければ、日程変更です。

悩んでも仕方が無い、なるようにしかならないですね。
これも「郷に入れば郷に従え」です
コメント
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