外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

お別れ用の曲

2010年11月05日 | 日記
11月5日(金) 晴れ

あと1ヶ月で帰国される同僚のKさんのために、何か出来ないものかと
考えておりまして、最近漸くその案が固まってきました。
日本語科の生徒を集めてささやかなお別れ会でもしようか。
その際に日本の歌を歌いたい。

たけしが「仰げば尊し」の音楽ファイルを持ってきたのですが、
そういうものをダウンロードしているのも不思議ではありますが・・
この曲はゆっくりですし短いのですが、どうにも卒業生が歌うという
印象が否めないのですね。
そこで海援隊の「贈る言葉」を生徒に打診してみました。

昨日の2年生の授業で聞かせたところ、「難しいです」という評価。
まあ初めて聴く曲ではありますし、中国ではこういうテンポというか
音調の曲がないそうです。
そして今日1年生の授業で紹介したところ、「やってみたい!」という
元気な返事。ノリがいいのですね。
怖いもの知らずという表現も出来ますが、やってみないと分からない
という雰囲気を彼らには感じます。
なにせ、新入生歓迎会の当日に「世界に一つだけの花」の
振り付けを教えて、観客席から一緒に表演してくれた彼らです。
なんとか、やってくれそうな気がします。

あとは現在私と接点のない3年生にどうやって歌わせるか・・・
Kさんには当日までばらしたくはないので、中国人の先生にお願いして
秘密裏に事を進める必要があります。

サプライズパーティーというのは進め方が難しい。
決まればこれほど痛快なものはありません。
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まるで別人 -普通語と方言-

2010年11月05日 | 日記
11月4日(木) 晴れ

日本への研修派遣、この維坊にもいくつか機関があり、今日は同僚の
Kさんに誘われてその1つに挨拶に行ってきました。
Kさんが12月上旬にこの学校での仕事を終えられるため、その後継ぎと
してご紹介いただくためです。
Kさんが個人的に家庭教師を頼んでいた方がこの会社の派遣で日本に
研修に行かれたのだとか。

その派遣会社はバス停にもその名前がついているほどのしっかりした会社の
ようで、政府の機関としての働きも持っているのだとか。
5年間で日本に派遣した人数が6千人。大したものです。

日本語ができるスタッフは新人を入れて2人。2人とも日本語教師をしつつ
事務手続きもやっているそうです。その1人が社長秘書と通訳も兼ねて
いるのだそうで、綺麗な日本語を話していました。

その社長との対話で、通訳の方の中国語はだいたい聞き取れるのですが、
社長の中国語はまるで聞き取れない。通訳の方の話によると社長の言葉は
方言なのだとか。
Kさんが私のことを「普通語なら会話が出来る」と紹介してくださり、社長が
私に普通語で話しかけてくれたのですが、それでも難しい(笑)。

その後、2人のスタッフと一緒に食事をしたのですが、その通訳の方の話が
まるで聞き取れなくなってしまいました。まるで別人・・・。
同僚との話は完全な方言になっていたのだそうです。

おそらくですが、通訳の方が社長に話されているのは中国語的ビジネス会話
なのでしょうね。それは普通語に基づいている。そして日常会話は方言。
ま、これは我々日本人にも言えることで
私はKさんに対しては、人生の大先輩ですので敬語を使った標準語。
しかし私を中国に紹介してくれた元同僚は年下なので東京言葉。

仮に私が広島の会社に勤めていたとしたら
→上司に対して:この料理とても美味しいです。どうぞ召し上がってみてください
→同僚に対して:これぶちうまぁけん まぁ食うてみんさい
と、こんなところでしょうね。
同じ日本人でも理解不可能かも・・・。
ましてや外国人なんて。。。
今私がその外国人の立場です。ここの方言に慣れるにはかなり時間がかかりそう。

過去のブログはこちらから
http://weifangshandong.blog84.fc2.com/
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