外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

諦めるのはまだまだ早い

2010年11月22日 | 日記
11月22日(月) 快晴

毎当:~するときはいつも という意味の文法です。
維坊学院の授業で短文を作らされたときの一つなのですが、
『この授業に参加するときはいつも天気がいい』という文を作りました。
10月の中旬から始めた維坊学院の中国語の授業もそろそろ1ヶ月が
過ぎようとしています。週にたったの2回ですが、毎回晴れなのですね。
時期的に雪が降ってもおかしくはない状況なので有難いことです。

人数が少ないこともあってクラスの雰囲気には慣れてきました。
先生も私のレベルが分かったようで、どんどん指してきます。
おかげで緊張感が生まれますね。毎回の予習も欠かしてはいません。
やはり、自腹というのは『取り戻す』が為に真剣になりますね。

語学というのは習った単語や表現が簡単に使えるものではないと
いうのが私の持論なのですが、かといって手を抜いていてはいつまで
経っても使えない。繰り返し聞いて練習してみることが必須です。
今回の勉強も簡単には自分のものにはならないでしょう。
しかし冬休みに入っても復習は続けることが肝心です。
そしてその姿勢を生徒と共有したい、と思っています。
やっていることは、勉強に使える時間の差はあれど同じことですからね。
取り巻く環境は全く違いますけど、休みに帰国すれば同じ状況になります。

1日1回は必ずCDなどの録音を聴く。できれば30分以上。
1日少なくとも4時間以上の拘束時間がある学校生活を考えればたやすいこと
なのですが、そのたやすいことが出来ないのが人間の性であります。
昨年から2度の休みを経て、休みの期間中の取り組みがどれだけ重要で
あるかを思い知らされました。
なにせ大学生活の4分の1、週末を含めればそれ以上が休みなのですから
ちょっと気を抜けば年間の半分は勉強していないことになってしまうのですね。
実際にそうなっている生徒も多い。

私が中国語を勉強し始めたのが20代後半。そこからブランクが10年超。
さすがに20代の頃のようにスポンジのように吸収はできませんが、雑巾に
一滴ずつ水が染み込んで行くかのようにちょっとした成長は感じています。
私と違って彼らはまだまだこれから。今落ち込んでいても休み中に基礎から
追い込めば復活、それ以上の可能性も十分すぎるほどにある。
諦めるにはまだまだ早すぎる。それを休みに入る前に伝えたい。
心に届くかどうかは別にして。
コメント
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