むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

節分の想い出・・・・

2011-02-03 22:24:00 | インポート

2月3日・・・・今日は節分です。

我が家では昔から豆まきをやっておりましたが 今日も会社から帰宅してみると 玄関前には多数の豆粒が落ちている・・・、「ああ、今年もちゃんとやったんだ・・・!」 我が家での出来事ではありますが ちょっと微笑ましい出来事でした・・・。

節分・・・という事は 今夜の夕食は「恵方巻き」・・・・。 ここ所沢ではいつ頃から この風習が身に付いたのかは判りませんが ここ数年、この季節になると当たり前のようになってきました。 スーパーやらコンビニやら・・・恵方にあやかって 誠に商魂たくましい!といったところでしょうか?

そんな我が家ではありますが 「恵方巻き」というのを知ったのは 近所でもかなり早かったように思います。 そもそも 自分が中学生の頃、我が母親がパートで勤めていたのが「小僧寿し」・・・。 当時の「小僧寿し」は関西系の会社だったので関西風テイストの溢れた商品がラインナップされていました。 そして2月・・・、突如として登場したのがこの「恵方巻き」というやつ・・・。最初、母親が買って来たのを見て 家族一同「???」という感じでみていました。 当の母親も その辺がよく判っていなかったので 「何でも関西のほうでは節分の時、この恵方巻きというのを食べるそうな・・・」程度の事を聞きかじりで教えてくれたのでした。 そんな訳で当時は 恵方巻き?・・・要するに ただの太巻きなんでしょ? って思って食べていました。

それが・・・いつからかここ関東でも当たり前のように売られているのですから 本当に不思議なものです。 そういえば当時の小僧寿しって かなりインパクトのあるメニューが多かったような・・・ 世の中で広がりをみせていたファーストフードに対抗したものなのか? それとも便乗したものなのかは知る由もありませんが、昼時になると寿司にコーラが付いた「寿司コーラ」なんてセットがあったり、二重底の容器の中、上段が寿司、下段が蕎麦という「ざるパック」(※恐らくJALパックに掛けていたものと思われる・・・)なんていうのもありました・・・・それに寿司の付け合わせにフルーチェのようなヨーグルトゼリーが入っているセットなんかもありました・・・・。もっとも最近は あまり行っていないのでメニューのほうは良く判りませんけれど・・・・なにより経営母体が変わっちゃったから昔のイメージもだいぶ薄れているし・・・・。

「小僧寿し」の名前が出たのでついでに話してしまうと・・・(今ではもう時効の話だろうから・・・) これは飲食店に勤めている方なら当たり前な事かもしれませんが 母がパートに行っている頃は 閉店時に余った寿司飯をよく持ちかえってきたものです・・・。 食べ盛りの子供2人を抱えた一家の主婦としては当然の事でしょう・・・。しかしながら この持ちかえってきた「寿司飯」・・・結構な頻度で食卓に上がるのです。 和風のおかずの時ならともかく、唐揚げやグラタンの時にも寿司飯だったりする・・・・。それも電気釜で温かく保温されているものだから ご飯を食べる時にむせるのです・・・・。 子供ながら その辺の事情は良く理解しているつもりでも 大好きな唐揚げやグラタンには寿司飯は「合わない」のです・・・・。「 これなら我が家で毎日手巻き寿司が出来るじゃない!」と思ってみても・・・ 母はさすがに家に帰ってきてからも寿司を作るなんて・・・もうイヤ! って感じ。 第一、毎日が手巻き寿司ってのも すぐに飽きそうな気もするし・・・・。 あの頃は本当・・・・寿司飯をよく食っていたっけ・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

節分の日・・・・、毎年のように思い出される事が 何故かこの「小僧寿し」の想い出なのです。 これって変なのかな・・・? けっしてトラウマになっている訳じゃないんだけれど・・・・・。